この日のポタリングではファーナSL-105を使用しました。
前日にH江様が「加速してから暴れる・・・」っておっしゃっていた感覚を、帰りに突き止めようと思い。
行きは軽く流して走行。
行き先はトレボン!
久しぶりにハチミツとバターたっぷりのハニートーストを食べたくて・・・
この絵に描かれている程垂れ流しって訳ではないですが、そう表現したくなるくらいたっぷりと塗ってある。
アップ過ぎて判りにくいかな(苦笑)
まあしかし・・・
当店のブログを見て食べに行った方も多いかも知れませんが、「ハニートーストくらい家で作ればいいやん!」って人も、まだまだいるかも知れません。
いやいや、是非ここの老夫婦が元気なうちに食べに行ってみて下さい。
パンも美味しいし、使っている蜂蜜も美味しいし、珈琲もブルーマウンテンですからねぇ。
ここのハニートーストが食べられなくなったら、僕は心にポッカリ穴が開いてしまうかも知れない・・・
そのくらいふと食べたくなる美味しさです。
まだまだご夫婦には元気で続けて頂きたいものです!
そして帰り・・・
JR元町駅の西口に面する自転車置き場ですが・・・
暗証番号装置が壊れている箇所が多過ぎます。
まず駐輪する際に、暗証番号を入力すると「ご利用ありがとうございました!」とロックを解除する箇所があるのです。
通常は前輪を突っ込んだら第一段階のロック状態になりますが、それだけだとターミナルスイッチに駐輪位置の番号を入力するだけで、簡単にロックが解除されてしまいます。
そこで第一段階終了直後に、ターミナルスイッチで暗証番号を登録すると、第二段階のロックができるのであるが、そのシステムが壊れている箇所が増えてきているのである。
なのでいつも壊れていないところを探して駐輪するので手間がかかるのである。
そして背後を行き交う通行人が、必ずといってもいいくらい、暗証番号入力中に画面をチラチラ見てくるので、誰も来ないタイミングで素早く入力しないといけない面倒臭さがあるのもネックである。
毎回そんなちょっとした苦労を皆さんしているのですが、今回はそうではなく・・・
『解除したはずのロックが解除されていない件』
その被害者がミワさんで・・・
当店で製作したホイールのリムサイドに、爪で押されたような傷ができてショックを受ける羽目に。
とりあえずトレボンまで来ると、距離もさながら駐輪所の面倒くさい事情もあったりで、滞在時間が極端に少なくなるのが残念で・・・
トレボンに来た時は、いつも目一杯ギリギリまでゆっくりして頂き・・・
その代わり帰りは留美さんや他のメンバーさんと別れて、少なくとも僕だけは全力で走って開店時間に間に合わせるようにしています。
この日も駐輪所を出発する時点で開店11分前だったので、信号も多く、一方通行の多い元町界隈を要領良く走り抜け・・・
メリケン波止場からHAT神戸までの倉庫街で、どこまでスピードを維持してタイミング良く信号に捕まる事無く走り切れるかが勝負なのであります。
ファーナSLの反応速度はハンパ無い!
自転車の方が「いつでもいけるよ!」って感じで・・・
瞬時に反応してぐんぐん加速していく。
そして車体が軽いからダンシングでも振りやすい!
路面からの突き上げや振動は確かに大きいが、全て角が取れて丸い衝撃に変えられている。
レーシングバイクに乗り心地の良さなんて求めたらナンセンス。
しかしファーナSLから伝わる路面インフォメーションは嫌味が無くて優しい。
ここまで優秀なレーシングバイクはなかなか無いと思う。
『軽くて乗り心地が良い』のを売りにして普及し始めたカーボンバイク。
しかしカーボンバイクの進化は、徐々に勝利を狙う為に作られるように変化し、元々多様化できる素材っていうことが災いした事もあって、方向性を見失った用途不明なバイクも多く誕生しているっていうのも目を背けちゃいけない現実である。
世の中のライダーたちは「カーボンバイクとは何だ?」とか、「カーボンの方が良いんじゃないの?」と迷っているのが現状である。
①高級な自転車=カーボンバイク
②レースに勝つ為の自転車=カーボンバイク
③入門者向きの安物自転車=アルミバイク
近年誰もが植えつけられたであろう、誤った認識である。
アルミバイクが無能だなんて誰が言ったの?
ただアルミバイクは行き着くところまで技術が進化し切ったから、だから安く作れるようになったとも言える。
進化の過程にあるカーボンは、まだまだ開発費がかかるので高価でないと採算が取れないと言えば解りやすいでしょう?
つまり低コストで手っ取り早く速さを求めるなら、ノウハウの詰まったアルミバイクの方がメリットが高いという事をご理解頂きたい。
そして最近のアルミバイクの中には、カーボンバイクにも負けないくらい乗り心地の優れたモデルも増えていて、改めてその優れた材質を見直されている訳です。
ファーナSLの乗り味は一昔前のTREK・マドン4シリーズと似ていて、硬さの中にも振動の伝達に丸みを帯びた優しさのようなものがあって、長距離を走ってもストレスに感じない良さがある。
違いは軽さと反応速度!
ファーナSLのアルミパイプはとにかく肉薄で軽く、高反発カーボンのような乾いた走りに軽快さを感じる。
とにかく反応が早い!
今あるどんな自転車よりも素早く・・・そして素直。
それでいてこの優しさは何なんだろう?
本当によくできたアルミフレームです。
僕は帰りの道中で2度本気でスプリントをかけました。
本当に硬いフレームだったら、アルミであろうがカーボンであろうが1度目のスプリントで、完全に脚が売り切れてヘロヘロになっていたでしょう。
確かに多少ズシッと疲れは蓄積したので、2度目のスプリントまで3分くらいは脚休めが必要でしたが、走り終わって自転車を降りた瞬間、『ひざカックン』になるようなスパルタンさは無かったです。
学生レーサーや、予算は無いけどクリテリウムやヒルクライムで表彰台を目指したい!って言う人には、もうこれしかないんじゃないのか?って思えるほど良い自転車ですよ。
近日中に430mmサイズの試乗車を改めて用意致しますので、僕の言っている事が本当かどうか、是非確かめにお越し下さい!
きっとジャパンブランドの意地を垣間見ると思います。
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