2016年3月31日木曜日

4月 2日(土)~ 3日(日)トンプソン試乗会!


トンプソンの試乗車が4台届きました!

              フォース  ×   2台
            シリウス2.0 ×   1台
              カペラ    ×   1台

早速僕とタケやんとで、調整がてら試乗してみました。


やはり面白さでいうとフォースがダントツでいい!

ただフォースの加速感に魅了されて踏んでしまうと・・・踏み負けて身体がボロボロになるのは目に見えています。

しかしそんなジャジャ馬を乗りこなしたい!という方には絶対にオススメです!

それに実際のところフォースは乗り心地が驚くほどいいので、むやみにトルクさえかけなければ、意外にもロングライドが可能なんです。

超初心者か、超マッチョな人に向いている両極端な性質だと言えます。


次にシリウス2.0ですが・・・

乗りやすくてバランスもいい!

今回は僕の身長にピッタリのサイズだったので、とてもフィーリングが判りやすかったです。

ただ・・・感覚で言うとキャノンデールのCAAD12に近い乗り味で、フレーム素材がカーボンの分だけ、より軽さと乾いた乗り味を演出しているといったところ。

優等生過ぎて、僕やタケやんにはちょっと退屈に思えてしまいました。

とはいえ、まったく癖がなくて・・・しかも脚さえあれば時速60km程度まではストレスなく加速できるので、実業団チームがフォースではなく、あえてシリウスを使用するっていう理由も頷けます。


最後に新型のカペラですが・・・


結構グラマラスなフレーム形状です。

特にフロントフォークの形状がセクシーです。

しかし乗ってみるとこれまた不思議な感覚の乗り味ですねぇ~。

トンプソンのロードバイクは本当に面白い!

このカペラの乗り心地は非常に、非常~にいい!

「何だこれ?」って思わず声が出るほど。

踏み出しは少々もたつきを感じるものの、時速20kmを超えたあたりからの加速の気持ち良さは、不気味なくらい快感です。

そんなに激しい加速ではないけれど、滑らか~に氷上を滑るような感覚。


ロングライドでまったり走るならこれも有りなんじゃないかなぁ~って思えます。

レースだと・・・ツール・ド・おきなわのような長丁場のレースで、脚を温存するのには適している感じがします。


唯一欠点に思えたのがダンシング。

僕は一切ダンシングができなかったです。

リズムが合わなくて車体を振る事ができませんでした。

フレームサイズやハンドル周りのセッティングで多少は変わるかも知れませんが、ダンシングを多用する人にはちょっと致命的かも知れません。


しかしここまで性質の違うロードバイクを用意できるトンプソンはさすがです!

大手有名メーカーだとラインナップが多いのはいいですが、どれもぼやけた性質の自転車ばかりでいけません。

このくらいハッキリと個性を作ってあげて欲しいですね!


ちなみに・・・


エヴァディオさんにも無理をお願いして、ヴィーナスRSとバッカスSLを1台ずつ、試乗車を置いていって頂きました。

という訳で・・・


今週末はこの6台の試乗車を楽しんで頂けます!

「自転車の個性とは何ぞや?」と思われる方は迷わず試乗にお越し下さい!

「こうも違うものなのか!」って、必ずそう感じて頂けると自信を持って断言できます!

よろしくお願い致します。

3月12日(土)走行会・・・上って下って・・・

この日は僕とI藤様、H川様とM籏君の4名で出走!

目的地はヒデさんの入院している病院。

退院前の最後のお見舞いに行こうと、ルートに再度山ドライブウェイを選ぶ。

30分切るくらいじゃまだまだ遅いって言っておきながら、最近また体重が増えたせいか、ますます上れなくなってきました。

『オーバー80kgクラブ』の同志であるI藤様も「最近上れないし・・・上りたくても引っ越して山が遠くなってしまって・・・。」と悩みを吐露していました。

I藤様は恐らくベスト体重が65~68kgくらいだと思うんですよ。

僕に至っては62.5kgなので・・・

何だか色々と気が遠くなるなぁ~。

本気で・・・せめて1週間くらいは休まずに、毎日200km程度の走り込みがしたいところですが・・・仕事とお店が気になってそんな気分になれません。

「とりあえず目標タイムはどうします?」

「僕は最近タイムを狙わずにペースコントロールをしているんですが、どうしても後半のタイムが前半のタイムより落ちるんで、後半が垂れないような走りがしたいです。だいたい38分で走ったとして前半20分の後半18分っていうのが理想ですかねぇ。」とI藤様。

再度の前半とは二本松駐車場を上り切った最初のピークまでで、そこから関の茶屋(五辻)までが後半という意味で、距離はそれぞれ3.3kmと4.76kmとなっています。

最初の3.3kmの上りで脚を使い切ってしまうと、残りの5km弱は思うようにタイムを稼げなくなります。

何より最近はI藤様もお仕事が忙しくなってきたので、走行会の後仕事に行くって考えたら、以前のような後先考えない走りができなくなって、むしろ仕事に備えて余力を残したい・・・といったところなんでしょう。

それは僕も同じなので気持ちはよく解ります。

一番若くて元気で伸び盛りなM籏君には「今日はいかにペースをセーブして後半まで脚を残せるか・・・といった練習になるから、行きたい気持ちがあっても冷静にコントロールしてついて来てね!」と伝えて・・・

元々坂道が苦手だったH川様も、今となっては35分台で走れるのですが、最近はギア縛りなど新たなチャレンジを試みておられるので、今回は僕らのペースについて来てもらう事に・・・

いつもなら4分前後で上るビーナスブリッジの歩道橋まで、今回は5分15秒もかけて上り、大嫌いなゼブラゾーンは「ホンマここ嫌いやわ~!」ってI藤様と2人で愚痴を叫びながら走る。

ヘアピンの手前でI藤様が「今度は僕が引きますよ!」って前に出てくれたのですが、そうなると僕がペースコントロールする意味がなくなるので、「I藤さん!ペース抑えて!まだまだ余裕だから!」って声をかけつつ最初のピークまで・・・

通過タイムは19分55秒!

予定通り。そしてまだまだ無駄口を叩きながら走れています。

ここまではH川様も遅れずについて来ています。

ここからは下って上っての繰り返し。

ジェットコースターのようなコースです。

下りの勢いを殺さないように、効率よく惰力で上れるように、コーナーリングなどのライン取りを無駄なく、できるだけブレーキを握らない走りに徹する。

そして惰力が死んだ後は無理して踏まない!

あくまで余力を残してペースコントロール。

関の茶屋のゴール!

タイムはピッタリ38分00秒でした。

H川様は下りが苦手なので若干遅れて39分弱でゴール。

そしてI藤様は「ホンマや!全然余力が残ってるわ!」とはしゃいでました(笑)

まあ正直言うとゆっくり上るのも逆に疲れるんですけどね。

僕は39T×21T(後半は17T)のギアで走っていたので尚更ですが・・・

恐らく出せるところは出して、抑えるところは抑えて走って、それで34分前後くらいで走っても、結果的には同じくらい脚は残せると思うんですよ。

アップダウンの多い再度は、本当にペースコントロールが難しいコースなので、変なところで頑張るとたちまちへばってしまいますし、20年以上ここを走っている僕でさえ、未だに再度を上手く走るって何なんだろう?って迷う事ばかりです。

とりあえず一行はヒデさんのいる病院を目指す。

ヒデさんも既に3分の1加重のリハビリまでこなしていて、そろそろ2分の1加重に切り替えて、退院に備えようという状態にまで回復していました。

3月中には自転車に乗れるようになろうと本気で考えているようでした。



とりあえず病院を後にした我々は北鈴蘭台駅~山の街駅までの区間を神戸電鉄沿いに走り、そこからやきもち地蔵前まで下って・・・

有馬街道を逆に上る。

やきもち地蔵から小部峠までの上りはリズム良くクランクを回せば、時速15km以上をキープしたまま気持ちよく上れる。

そこから平野交差点までは自動車のスピードに合わせて下っていく。

水呑の交差点付近はこちらが自転車だと馬鹿にして「オラオラ!邪魔だどけ~!」ってな具合に、ムキになった車が横をぶち抜いて行くのですが、トンネルを抜けた瞬間からブレーキを踏みまくり・・・

北区民は自動車所有率は高いですが、意外にも山道の運転が苦手な人が多いので、カーブが見えた瞬間ブレーキ踏みまくりで、ブレーキパッドが焼きつかないか、思わずこっちが心配に思えてしまう程・・・

そんな人が多いんです。

なので自転車は自動車の邪魔にならないよう、むしろ下手な運転に巻き込まれないように気をつけつつ下るのがポイントです。

そういえばM籏君も下りが苦手で、下りを速く走るコツを教えて欲しいって言っていましたが・・・

僕と一緒に走っている時に事故をされても困るので、教えたくても教えられないなぁ~(笑)

そもそも速く走りたいなら・・・命捨てるくらいの覚悟がないと・・・って話になりますので、そんな事を勧められる訳もなく。

安全に上手に下るコツなら教えてあげてもいいよ!って話で、ザックリとした説明だけしてあげました。

まあユル原君やK様の様に僕にピッタリついて来て、ライン取りやブレーキタイミング、立ち上がりのタイミングや荷重移動のコツを目で見て盗む人もいましたが、理屈が解っていないで真似だけでマスターできるものでもないので、くれぐれも無理は禁物です。

特に僕はコーナーに侵入する直前に一瞬、必要最低限しかブレーキを握らないので、真似をしたらその後道路の外側に脹らんで事故する可能性が高いです。

山道でのブレーキは減速するだけの道具ではなく、荷重移動やコーナーへ侵入する際のきっかけ作りの道具としての役割が大きいので、慣れないうちに僕について行こうとするのは極力避けていただきたい。

若い子は無理して怪我などしないように、楽しく走ってくれればいいんです。

本気で速くなりたかったら20歳からでも間に合います!

気をつけるべきは怪我と事故と、燃え尽き症候群ってところでしょうか。

籏君の今後の成長が楽しみです!

2016年3月30日水曜日

3月 6日(日)ポタリング・・・興奮冷めやらぬ・・・

前日のサイクルモードでの興奮と疲労が抜け切らないままポタリング。

乗り慣れてきた事もあるけど・・・最近はX-LIGHTが退屈な自転車に思えてきました。

根本的に僕のトレーニング不足と体重増加が一番問題なんですけどね。

一気に9台もの自転車を乗り比べたからなのか・・・感覚が変です。

そしてこの日のモーニングは、『にんじん』の新在家駅前の支店に向かいました。

いつもの六甲道の支店のイメージで行ったら・・・

「うっ!タバコ臭っ!」

ドアを開けた瞬間くらっとしてしまいました。

以前新在家に住んでいた事があるというH川様曰く、「ここは以前からヘビースモーカーの多いお店なんですよ。」との事。

知らなかった。

でも一度ドアを開けておきながら、お店を変えるなんて失礼な事はしたくないので入店。

なるほど・・・同じお店でも支店によってコンセプトが違うようです。


『にんじん』の嬉しいところは、ゆでたまごではなくベーコンエッグで、しかもサラダに加えてフルーツがある事!

まあ贅沢を言えばベーコンエッグの目玉焼きは、半熟だと尚良かった・・・

六甲道のお店よりは客層も和やかな感じでしたが、とにかくタバコの臭いは強烈なので、タバコ嫌いな人は絶対に連れて行けないお店だと思いました。


帰りは国道43号線を走りました。

ちょっとだけ本気で走ってみましたが・・・

最近本当に出力が落ちたような気がします。

X-LIGHTも本来なら平地で時速60~65kmくらいまではストレスなく加速できる自転車なんですけど・・・

今の僕だと52kmくらいで「あ~、しんど!」ってなります。

この後の仕事に響かないように・・・っていうのもありますけど、だんだん後先考えずに全力を出し切るっていう集中力が無くなってきました。

これ・・・真剣に悩んでいます。

ヴィーナスRSを買ったら・・・僕の中の野生は甦ってくれるかなぁ~?

その前にエヴァディオのスカンジウムを完成させないとね!

2016年3月27日日曜日

昨日、今日と・・・

本日の営業はまだ終わっていませんが、とりあえず『コーダーブルーム&エヴァディオ合同試乗会』は無事終了致しました。

詳細については改めてレポートをブログにアップ致しますが、ざっくりとした結論から言うと、とてもいい組み合わせの試乗会だったと思えます。

コーダーブルームはやはり初心者の方を中心に、ロードバイクの爽快感を素直に、ストレートに教えてくれる自転車が多く・・・

逆にエヴァディオはロードバイクの奥の深さを体感できる自転車なので、特に経験者の方にはその良さがゾクゾクっと伝わる・・・そんな自転車だったりします。

なので面白いくらいに好みがハッキリと分かれるのが、今回見ていて一番興味深かったところです。

いずれにしてもジャパンブランドの良さ・・・

「海外の有名ブランドがなんぼのもんじゃ!」と感じさせてくれるには、十分過ぎるパフォーマンスを備えた2社の自転車でした。

いずれの自転車も、とにかくコストパフォーマンスが高いんですよ!

コーダーブルームは完成車メインなので、そういう意味でも初心者に入りやすいメーカーなんですが、決して安っぽさがない自転車ばかりで、本当に採算が取れているのか不思議なくらい。

エヴァディオは全力でスプリントをしても脚を残せる優しさと、野生動物のような俊敏なバネを併せ持った走りに、有名ブランドのフラッグシップモデルに対して、その半分以下のコストで同等以上の性能が手に入れられるというところに魅力を感じられます。

そしてコーダーブルームの藤谷さん、エヴァディオの犬塚さんの熱心で親切な対応が、お客様にも大変受けて、非常に充実した楽しい2日間を過ごせたと感じています。

今回の試乗会にご協力頂いたコーダーブルーム(株式会社ホダカ)さんとエヴァディオさん、そして同じくご協力及びご参加下さったお客様方に感謝です!

どうもありがとうございました!!

2016年3月24日木曜日

コーダーブルーム&エヴァディオ合同試乗会開催について!

3月26日(土)~27日(日)

試乗会実施致しますが、株式会社ホダカさんのご提案で、26日(土)の13:00~13:30の予定でミニサイクリングツアーを開催する事になりました。

http://khodaa-bloom.com/news/event/6251/

上記URLをご参照下さい!

一応30分程度の予定にはなっていますが、初心者の参加も多くなるかも知れませんので、基本的には60分くらいはかかる見込みで僕は段取りをしています。

そして本日コーダーブルームの試乗車が、新たに5台追加で到着致しました!

お昼以降、既に組みあがった車両については、センター出しや変速の調整直し、ボルト類の締め付けトルクのチェック等を一通り行ない、新車については箱から出して1から組み直し。

タケやんも頑張ってくれました!

既に組みあがって運び込まれた車体の場合・・・


まずフロントディレーラーのセッティングがきっちり出ていない車体が多いです。

先日のサイクルモードでも、大半の車体が徹夜で慌てて組みあげたんじゃないのか?っていうくらい大味な仕上がりで、初心者が無神経にガチャガチャと変速したら、簡単にチェーンが脱落するんじゃないのか?って思える物が多かったです。

リアディレーラーのワイヤーテンションがカリカリに引っ張り過ぎていたり・・・

試乗車って、乗って頂く大半のお客様にとって、インスピレーションを刺激する必要性があると思うんです。

「あっ!求めていた自転車はこれだ!」っていう直感的な出会い。

フィーリングという表現でも結構です。

なんとなく良いって感じる事も動機には十分でしょう。

そういうプラスの方向に感じてもらえるかどうかは、限りなくパーフェクトに操作ができる車体でないと成しえない訳で・・・

せっかく良いフレームであっても、変速の入りが悪かったら、それだけで印象が悪くなりますよね?

僕も以前試乗車のセッティングを、業界での経験が長いというスタッフに任せきりにしていたら、お客様の反応が今ひとつだった事があり、「なぜこんなにワクワクする自転車の良さが、このお客様には理解できないのだろう?」って疑問に思って、自分がその試乗車に乗ってみたらワイヤーのテンションも合っていないし、前回別のショップで試乗された際に落車等でリアディレーラーをヒットしていたんでしょう、ディレーラーハンガーが内側に入ったままの状態で放ったらかしだったんです。

そういう細かなところを見つけて直せないで、そもそも安全な整備なんてできるものでもないので、その時の大失敗を教訓にそれ以来、試乗車には時間の許す限りは僕が実際に乗って操作し、フィーリングを確かめてから店頭に並べるように心掛けています。

正直僕の乗りやすいセッティングで組んでしまうと、やや前傾気味のレーシーな乗り味(その方がダンシングがしやすくなる)に仕上がってしまいますが、実際に買って頂いたお客様には、その方の希望するセッティングに組み上げるので、試乗車で「この自転車は良いですね!」って思って下さったお客様には、実際に購入した車体を更に乗って感動できるものに仕上げるようにしています。


これはフロントブレーキのアウターワイヤーケーブルがシフトアウターケーブルと干渉していたので、取り回しを直そうとブレーキキャリパー(本体)を外して直している際、何やら違和感を感じて見たら、シフトのアウターケーブルが写真のようにクロスして組まれていたのです。

ワイヤーの取り回しも組み付けたメカニックのセンスを問われる場所なので、もう少し神経を使って組んで欲しかったですね。

これについては操作には支障が無いレベルだったので、とりあえずこのままにしていますが・・・

それはそうと・・・


ファーナ700のカーボン製フロントフォークって・・・

昨年までのモデルはアルミコラムだったのに、今年のモデルからフルカーボンになったんですね!

道理で車体が軽くなっている訳だ!

コーダーブルーム・・・コストをケチらずに頑張っています。


ちなみにカーボンコラムにステム固定の際に、締め付けによりかかる圧力で割れないように差し込んでいるアンカーナットですが・・・

結構緩んでいました(汗)

これはトルクをかけ過ぎず緩過ぎずの加減が難しい部品ではございますが、トップキャップと一緒に回るようだと緩過ぎます。

走行中にヘッドが緩んでガタついたら、ブレーキもまともにかけられなくなって危ないですよね?

そういうのも全部チェックしています。

それはそうと・・・


これ酷くないですか?

最近のシマノのシフト(変速)インナーワイヤーです。

ついこの間まではワイヤーの上から摩擦係数を小さくする為の細かい繊維を巻きつけたインナーワイヤーを「これがスムーズな変速を実現させるキモなんですよ!」って豪語していたはずなのに、いつからこのコーティングワイヤーにすり替えやがったんだ?

相変わらずやる事がセコイな。

STIレバーの中でインナーワイヤーの頭が飛んで変速できなくなるトラブルが、意外にも多かったことが伺えますね。

なぜリコールがかかったと言わないのだろう?

ST-9001の時のように、まるで何も無かったかのように・・・


こんなコーティングワイヤーにマイナーチェンジしやがった!

まあこれで・・・今後しょうもないトラブルが減ってくれるのならありがたいですね!

とりあえず店内がやばい事になっています。


閉店時に撮影しましたが、コーダーブルームの9台の試乗車でスペースが・・・

これで更にエヴァディオの試乗車が予定では10台くらい加わるので・・・

出し入れの作業が大変な事になりそうです(笑)

ミニサイクリングツアーではエヴァディオの試乗車でも走って頂けますので、どうぞ皆さんご参加下さい!

ただし参加希望の方は上記にあるURLよりコーダーブルームHPにある規約をお読みの上、同意書をご記入頂きますようよろしくお願い致します。

万が一落車等で破損した場合は、お客様のご負担になりますので、くれぐれも無茶なライディングはなさらないで下さい!

実は4月の第一週に予定しているトンプソンの試乗会で、当店が借りる予定の新型の試乗車が1台、別の開場でお客様の落車で真っ二つに折れたそうで・・・

幸いお客様にはお怪我が無かったそうなので良かったのですが・・・

僕も乗りたくて楽しみにしていた『カペラ』のSサイズだったので、個人的には非常にショック!

事故や怪我の無いようにというのが第一ではございますが、メーカーの財産でもある試乗車なので、操作に自信の無い初心者の方は、最初にレッスンを受けてから試乗をするようにして下さいね!




2016年3月22日火曜日

3月 5日(土)走行会代わりに・・・サイクルモード大阪2016に行ってきました!(後半)

前半戦の試乗車は非常に評価が難しかったのですが、個人的にはクオータの『キラル』が、今のところダントツで良かった感じ。

ただ『マドン9.9』はステムの長さやシートピラーの長さ、根本的なフレームサイズがバランスよく決まっていたら、もう少し違う評価になったかも知れない。

そもそも『マドン9.9』にしろ『ドグマF8』にしろ、ハイエンドバイクって言うだけあって、シッティングで乗っている時に感じる、カーボンの振動の収束速度といい、どこか高級車の風格を感じる上質さはあった。

それに対して言えば『キラル』は若干劣る感じはあったかも。

ハイエンドバイクをレクサスとしたら、キラルはS15シルビアみたいなイメージ。

振り回しやすいけど乗り味に上質さはあまり感じられなかった。

まあ100%全ての要素を満たす都合のいい乗り物なんていうものは、自転車に限らず車でさえ存在しない。

僕のようにコントロール性や反応速度の素晴らしいワクワクするような自転車を求める場合は、快適性とか高級な質感といった要素は求めるものじゃない。

全てを100%に近づければ必ず矛盾という歪が発生する。

そういう意味で『ドグマF8』は、全ての要素を80%くらいでバランスを保っている印象でした。

優秀だけど何だか面白くない。

とまあそんな話で、更に違う自転車に乗ってみました。

時間待ちのラピエール『ゼリウスSL500』はもう少しかかりそうだったので・・・


ここでエヴァディオの『ヴィーナスRS』を乗ってみました。

エヴァディオのブースもかなり賑わっていたので、サドルの高さ調整をしてもらうのも申し訳なくて、サドルが低いまま乗ってきました。

やはりサドルの高さが合っていないと本調子では乗れませんが、それでも明らかに他の自転車とは違う乗り味。

まるで自転車が生きているみたいな挙動。

ポジションをバチッと決めさえすれば、確実に人馬一体になれるような感覚を味わえます。

『キラル』がS15シルビアならこの『ヴィーナスRS』はFD3S型のRX-7といったところです。

前後の重量バランスもほぼパーフェクトな感じで、思い切ってコーナー(カーブ)に飛び込んで行けます。

エヴァディオオリジナルのホイールもなかなかの出来栄えです。

サドルも新しくラインナップを予定しているエヴァディオオリジナルですが、このサドルも恐ろしく出来がいい!

快適性もあってペダリングもしやすいレーシングサドルで、今まで乗ったどのサドルよりも癖が無い!これだったら200kmでも300kmでも楽に走れそう!って思えるくらいの気持ちよさ。

エヴァディオブースで出会ったM様も、当店でCEEPOの『マンバ』とコーダーブルームの『ファーナSL』を購入して下さったのですが、エヴァディオの新型に乗ってみてすごく良かったという反応で、特にバッカスSLが気に入ったようでした。

ところでようやく東商会さんの順番が近づいてきました。


『ゼリウスSL500』ですが・・・

ホイールがアクシウムって事で、ちょっと重さを感じてしまいました。

価格帯で考えたらかなり上質な乗り心地でしたが、漕ぎ出しの軽さは・・・

ちょっと引きずる感じ?

そんなに軽快ではなかった。

先代ゼリウスの方が楽しいフレームに思えます。

やはりアルチメイトモデルを試乗してみないと、本来のゼリウスSLの実力は判りません。

それはそうとラピエールを買おうか迷っているギャルに『エアコード・アルチメイト』を勧めたんですが、実際に試乗している姿を見てビックリ!

ギャルとは思えないフォームと力強い走り!

思いの他走り慣れた女性でした。

そしてかなりエアコードを気に入っていた模様。

僕は次にSfida(スフィーダ)のブースへ行きました。


廉価ホイールだという新型のチューブラーホイールと、ヒルクライム向きに作ったというフレームを試してみました。

社長は自信無さげにしていましたが、そんなに悪くない!

個人的には『マドン9.9』や『ドグマF8』より好みです。

ハンドル位置ももう少し下げればダンシングもしやすい感じがしました。

反応速度がもう少し俊敏だったら、尚良かったという印象です。

次にキャノンデールのブースへ・・・

『スーパーシックス・エボ』に乗ろうか迷ったのですが・・・


バッカスSLと比較したくて『CAAD12』を選びました。

順番待ちの時にスーパーシックス待ちのお客様が、「CAAD12とだったらどっちが良いですか?」って質問をしていたのですが、「そりゃCAAD12なんかより、断然スーパーシックス・エボが良いに決まっているじゃないですか!」とスタッフさんが答えたのを聞いて、「おいおい!マジか~!」って気分になったものの・・・

乗ってみてビックリ!

これは『ドグマF8』と同等か、全てにおいて少し勝っているような印象でした。

アルミフレームとは思えないようなバランスの良さ!

漕ぎ出しの軽さも申し分なく、乗り心地も(メーカーがPRしている程ではなかったが)十分良い!

そしてコーナーリングの安定感も、ややラディウス値(回転半径)は大きく感じたものの、すごく安心できる印象でした。

Made in USAにこだわっていたはずが、そうじゃなくなったキャノンデール。

しかし自転車は相変わらずいいものを作っていました。

そしてその感覚も新しいうちにエヴァディオの『バッカスSL』を試乗しました!


ちょっとこのカラーリングデザインは個人的に好みではありませんでしたが・・・

やはりこの自転車は面白い!

『ヴィーナスRS』も人馬一体に感じる自転車だが、これも同じく人馬一体になれる喜びを味わえる。

むしろ『ヴィーナスRS』より加速する感覚がダイレクトなので、こちらを好むという人も多いんじゃないでしょうか。

コーナーリングも振り回せます!

ただし変速は基本的、こまめにやってもらいたい感じです。

今回一緒に行ったメンバーの中でも、H江様とK田様にはかなりの高評価を頂いていました。

O様2号は「現実的に買いやすい価格帯って考えたら、間違いなく『バッカスSL』が最高に良かったけど、予算さえ許せば『ペガサス』が一番楽に感じました。」との意見でした。

既にエヴァディオの『ペガサス』に乗っているH川様は、『ヴィーナスRS』が良かったといいつつも、結論としては『ペガサス』で十分満足しているので、それを超える自転車は無かったとの事でした。


15:00を回ったので帰りましょう!って皆さん集合して頂いたのですが、K田様が『マドン9シリーズ』の試乗がしたくて、既に30分以上待っているって話だったので、もう少し待って差し上げる事にしたのですが、更に30分以上経った頃にようやく試乗ができたそうで・・・

結局今回の試乗で『バッカスSL』以上に熱くなれる自転車は無かったという結論に加え、現在まずはサーベロの『R3』を乗りこなしてみたいというご意見でした。

H江様はコーダーブルームの『ファーナSL』と、エヴァディオの『バッカスSL』を是非乗り比べてみたいとの事でした。

3月26日(土)~27日(日)は当店でエヴァディオとコーダーブルームの合同試乗会を開催致します!

女性向きの小さいサイズも用意しますので、ジャパンブランドの素晴らしさを是非多くの方に知って頂きたいと思っています。

ちなみにコーダーブルームの試乗車は既に当店に到着し、組み立て準備も終えています。

なんとコーダーブルームの試乗車は全て新車です!

メーカーの本気度が伝わってきますね。

『ファーナ700』の500mm(適正身長170cm~180cm)と395mm(適正身長145cm~155cm)の2台に加え、『ファーナSL』の465mmサイズ(適正身長165cm~175cm)と『レイル20』(ミニベロ)を1台ずつ・・・

合計4台の試乗車がございます。

それに加えてエヴァディオからは『ヴィーナスRS』、『バッカスSL』、『ペガサス』の3車種で約10台ほど用意する予定でいます。

是非HAT神戸まで試乗をしに足をお運び下さい!!

2016年3月20日日曜日

3月 5日(土)走行会代わりに・・・サイクルモード大阪2016に行ってきました!(前半)


神戸を8:00に出発して、H川様のお車で六甲山トンネル~阪神高速~中国道経由で万博記念公園まで行きました。

僕とH川様、H江様、K田様、O様2号の5名で向かったのですが・・・

大阪府道2号線が混んでいた事もあって、到着したのは9:15頃。

できれば開場時間の30分前には並んでおきたかった。

インテックスでもそうですが、早い人は大体1時間前には既に並んでいます。

早く入場しないとデローザやサーベロなど、試乗車が整理券制の人気ブランドはすぐにチケットが無くなってしまうのであります。

そしてピナレロ、コルナゴ、トレック、ジャイアント等は、試乗車待ちの長蛇の列ができます。

そういった理由もあって今回は全員が前売り券を購入して望んだのですが・・・

ここで一つ大きな罠が!

万博記念公園の入園チケットを別途購入しないと中へ入れないのである!

そんな説明あったかな~?

普通に考えたら判る話なのか?

だって・・・サイクルモードの入場券さえ買えば、それに公園入園料も含まれるって考えたりしないですか?

しかし何とか今回5名で行ったおかげで、列に並んで待機する役割と、入園チケットを人数分買いに行く役割と分かれて行動する事ができました!

そして2つ目の罠は試乗申込者が用意する規約同意書を、僕とK田様、H江様は用意していなくて、受付テントでその用紙を頂いて書こうと思ったら、今度はボールペンが2本しか用意されてなくて順番待ちで随分待たされて・・・

とても焦りました(笑)

それでも9:30から始まった入場には順調に間に合ったのですが・・・

ここで更に3つ目の罠が!

会場へ入る前に公園内受付本部で手続きをするのだが・・・

現地スタッフの誘導が微妙・・・というより、要領をしっかり把握されていなかった模様。

まず試乗をする人としない人に分かれて進路を誘導・・・

それができていなくて入場者の列は混乱!

さらに試乗車を希望する人たちの列も、規約同意書を用意できている人と持参していない人とで、列を分けて誘導しないといけなかったはずなのに、これもできていなくて・・・

先に受付を終えた来客の中に大変親切な方がいて、わざわざ後列の人に教えに来てくれた事で、実は我々がいたずらに無駄な時間を過ごしている事が発覚!

それさえ判っていたらさっさと入場手続きを終えて、2分で会場入りできていたのだ!

それを30分近くも余分に並ばされてしまい、結局会場入りしたのは10:00ちょうど!

もう少しスタッフへの誘導手段や段取りといった、落とし込みを徹底して頂きたいものであります。


とりあえず僕は真っ先にデローザのブースへ!

デローザの『スカンジウム』に乗ってみたかったのです。

しかし今回『スカンジウム』のラインナップが無いらしく・・・

今更『キング』や『アイドル』に乗ったところで、特別大幅な変更もなく、十分いい自転車なのは判っているので・・・

いきなり予定が躓いて頭が真っ白になり、次はどこのブースを目指せばいいんだ?って状況になる。

トレックにスペシャライズド、ジャイアント、ピナレロ・・・と色々候補があるけど・・・

ってそこで目に留まったのがビアンキ!

しかも滅多にフラッグシップモデルを用意しないサイクルヨーロッパさんが、『オルトレ』を用意しているではないか!


チェレステグリーンが可愛いから好きだ!って理由でビアンキ!ビアンキ!と騒ぐミーハーな人を否定する前に、これだけは乗っておきたかった。

過去にインフィニートに乗って、何が良いのかさっぱり解らなくて・・・

ビアニローネ7のフルアルミフレームはすごく良かったけど、重いし硬いし、そもそも最廉価モデルなので、そうなるとビアンキのコンセプトって一体なに?みたいなところもあって・・・

ホイールはたかがレーシング5とはいえ、フルクラムのホイールは剛性も高く、フレームの性格を知るにはもってこいです。

そして『オルトレ』に乗って2km強ある試乗コースを走ってみた結果・・・

走り終わって地に足を着いた瞬間、膝から崩れそうになってしまった(笑)

『オルトレ』・・・めっちゃ面白かったけど・・・これは疲れるフレームですわ~!

まずシッティングでの安定感は抜群なんですが、ダンシングだとふらついて安定しない。

試乗コースのアップダウンは意外にも急峻だったので、かなり本気で走らせてもらいましたが・・・

ゴルフクラブで言うところの・・・シャフトのフレックスがXといったところでしょうか?

このフレームをふりまわすには、相当の剛脚がないと厳しいですね。

20年前の僕だったら欲しい候補に入れたかも・・・

でもダンシングがふらつく時点で他を選ぶかも知れない。

面白いけど・・・過激な硬さに加えてコントロール性の難しさが、非常に残念な自転車でした。

次に隣のブースであるトレックさんで、『マドン9.9』を乗るために45分くらい試乗待ち。

サイクルスポーツ(八重洲出版)の別冊『ロードバイクコンシェルジュ』で、全国のプロショップ店長がオススメするロードバイクのナンバー1になっていた自転車がどれほどのものかを試す!


しょっぱなの『オルトレ』で2km走っただけで、既にヘロヘロだった僕が、待ちくたびれて更に疲れた状態で乗った『マドン9.9』ですが・・・

ホイールもアイオロスですし、この状態で145万円(税別)の超高級車です。

漕ぎ出し・・・とても軽かった。

『オルトレ』が一体どれほどスパルタンだった事か!

「はぁ~楽やわ~。これでちょっと回復できるかも・・・。」とか思いつつ、楽しく乗ることができました。

もちろん本気で走りましたよ!

シッティングの安定感は『オルトレ』の方が数段上でしたが、それよりは『マドン9.9』の漕ぎ出しの軽さの方がありがたい。

しかしダンシングは『オルトレ』よりマシ・・・あくまでマシ程度かな。

個人的にはハンドル高がもう少し低い方が好みなので、ちょっとゆっくりめで大きく振らないとダンシングがまとまらない印象でした。

アタックに反応するような、小刻みで素早いダンシングにはリズムが合ってくれない感じ。

もう1サイズ小さいフレームだったら或いは・・・とも思ったが、一つ問題があって・・・


今回乗ったのは54サイズ・・・身長168~175cm用らしいのだが、フレームは僕の見立てではどう考えても175~180cm向きのサイズで、そのくせシートピラーはやたら短い!

実は写真の状態がMAXの高さだそうで、僕には低過ぎて乗りにくかった。

一応別売りでロングピラーはあるそうだが・・・

ただでさえ150万円以上の出費をしているのに、プラス数万円出してシートピラーの交換?

捨てるほどお金を持ったブルジョワじゃないと・・・

そしてフレームの大きさの割りに短いステム・・・これもダンシングでしっくりこなかった理由かな。

オススメバイクで『マドン9』を選んでいるショップの人って、本当に試乗してこの自転車の事を誰よりも知っているんでしょうか?

本当にこの自転車を購入者の体型や乗り方に合わせて、ちゃんと組み付けしてあげられるんでしょうか?

いや~っ!些か疑問ですね~。

とりあえずトレックさんは適性サイズとアッセンブルパーツの見直しが必要なんじゃないかと・・・

余計なお世話かも知れませんが。

そしてトレックさんの可哀想な事に・・・試乗待ちで並んでいる方の中で、明らかに「貴方本当にこの自転車に乗るの?乗れると思ってらっしゃるのですか?」と3回くらい聞き返したくなる人の率が多かった事が印象的でした。

コルナゴやピナレロもそうだと思いますが、これは有名ブランドゆえの悩みですね。

自分の乗れるサイズじゃないって判り切っているのに、それでも無理して大きいサイズの自転車に乗ろうとする。

トレック・マドン9シリーズの52サイズは、身長163~169cm向けだなんて書いていたが、間に受けてはいけない。

身長163cmの人が限界までサドルを下げても、ペダリングがまともにできないほど脚が伸びきっていた。

つまり日本人の体型に合ったサイズ表記が必要だという事と・・・

本当にここぞとばかりに初心者マークの人が、むやみやたらと高級車に乗ろうとするのは如何なものかと・・・

気持ちはよく解るけど・・・そして規約同意書にもサインしただろうけども・・・

100万円以上の自転車を、駅前のレンタサイクルにでも乗るような、軽い気持ちで試乗するのは、見ていてハラハラドキドキするものです。

試乗車はメーカーや卸業者さんの財産ですから、是非気を引き締めて大切に乗って頂きたい。

そして次に僕が向かったのはピナレロのブース!

まだ『ドグマF8』に乗った事がなかったので(苦笑)

どうしてもオンダフォークに見慣れてしまっていたので、すっかりデザインが変わって・・・それでもドグマの名前を冠している事に違和感があった・・・

それが今まで試乗しなかった理由。

本当につまらない理由(笑)

乗ってみた感想は・・・


いや~さすがだね!

全てがまとまっていました。

これぞイタリア御三家の一角ですね。

踏み出しの軽さも『マドン9.9』よりナチュラルでいい!

シッティングの安定感も『オルトレ』には劣るけど必要十分!

むしろ振りまわすのなら、このくらいの味付けがベストだといえる。

ダンシングも自然にリズムを刻める感じ!

試乗コースの上りでは人をぶち抜く事に爽快感を求めているような人も多く見受けられましたが、それを更にスパッとぶち抜く心地よさがこの自転車にはありました。

しかしフレームだけで税込約70万円って考えたら・・・

そこまでコストをかける程か?という気持ちになるのは僕だけだろうか?

優等生過ぎて刺激が全く無い。

誰にでも乗りやすいフレームって・・・それってドグマである意味あるの?って思うのは僕だけ?

プロの使う機材なんだから、やはりちょっと尖っているくらいの自転車じゃないと、乗りこなす喜びが湧かないってね。

そういう意味では『オルトレ』の方が尖っていて好きだ。(尖り過ぎではあるが)

とても楽で安心して乗れて、それなりに速く走れるって考えたら、誰もが『ドグマF8』欲しいです!って気持ちになるのも無理は無いが、そんな簡単な自転車が『ドグマ』じゃやっぱり駄目だと思う。

わがままな意見かも知れないけど、ドグマはマグネシウム合金だった初代のドグマくらい尖ったフレームじゃないと、ドグマがピナレロの信条を具現化しているとはとても言い難い。

逆にこの『ドグマF8』くらい乗りやすい自転車だったら、他にもいくらでもある。

コストも『ドグマF8』のフレーム価格の半分以下で、完成車として買える自転車が大半だろう。

やはり今のピナレロはネームバリューにこだわる人にしか価値が無いのかも知れません。

もちろんドグマにこだわらなければもう少しコストも下げれますが・・・

次に東商会のブースに行ったら、やはりサーベロとラピエールの人気で賑わっていました。

しかも女性客の多いこと・・・(汗)

本当は『ゼリウスSLアルチメイト』に乗りたかったのですが、試乗車にはアルチメイトモデルが無くて・・・『ゼリウス500』の整理券をもらって他を回る事にしました。

ちなみにここで先日当店で実施した、エヴァディオ・ペガサスの試乗会に来て下さったお客様と遭遇!

気付いて声をかけて頂き光栄でした!

そして代わりに向かったのがインターマックスさんのブース。

ずっと乗りたくて乗りたくて気になっていたクオータの『キラル』が目的です。

しかし『キラル』は小さいサイズが1台しかなくて・・・

僕の乗れるサイズだと、『KOM』とか『クレヨン』しかなくて・・・

で、『クレヨン』ってどんなだろう?って気持ちもあったので、スタッフの方に「クレヨンとキラルだったらどちらがオススメですか?」って聞いてみたんです。

すると即答で「僕だったら絶対キラルにします!」っておっしゃいました。

やはりKOM推しの今中さんが、実はキラルが良いと言っていたなんて噂が、まんざら嘘ではないって話なんでしょう。


2サイズくらい小さいフレームなので参考になるか判りませんが・・・

いや~!これはいい!面白いし振りまわしやすい!

安定感は・・・攻めれば攻め込むほど安定する感じ。

山の下りとか楽しいだろうな~。

乗り心地もレーシングスペックだと思えばかなり優しい。

でも反応の良さはかなりレーシーな味付けで、このモデルがクオータのフラッグシップじゃないのが未だ信じられないというか・・・

この日ようやくワクワクできる自転車に出会えた感じでした。

そしてとってもお腹が空いてきたので、皆さんに電話して集合。

H川様だけは先にイートコーナーで並んでいたという・・・(笑)


どこのブースもすごい行列です!


僕は牛スジカレーにチーズとから揚げトッピングで頂きました。

ここで皆さんと食事をしながら午前中の意見交換会と、午後の作戦会議を行ないました。

まず5人中3人が乗って良かったという自転車がデローザの『SK』だそうです。

非常に乗りやすくて乗り心地も良かったそうで、デローザのブランドでフレーム価格が37万円だったら、それこそ『ドグマF8』を選ばずに『SK』を選ぶ方がお得でしょう?って結論に。

ひっかかるとすれば『SK』はデローザにとってフラッグシップではないという事。

ブランド志向の人はそういうこだわりを優先するので、自分が乗りこなせるかどうかは問題ではなく、ブランド名とフラッグシップかどうかが大切なのである・・・

そんなくだらないこだわりさえなければ、安くても素晴らしい自転車は選り取り見取りなのに。

そしてO様2号は早速エヴァディオのブースでバッカスSLを借りて試乗したそうですが・・・

「ああ~!これだったら、もう少し(買い換えるのを)待つんだった~!」と悔しがっていました。

つい最近フォーカスのCAYOを買ったばかりのO様2号ですが、正直「ん~・・・。」な感じで・・・

僕も乗ってみて・・・O様2号が以前乗っていたオルベアの『アクア』よりは全然マシでしたが、そう・・・「全然マシ」っていうだけで、心に響く走りではなかったんです。

エヴァディオとフォーカスとBHのどれにしようか?と悩んでセール品だったCAYOを購入したO様2号・・・

「これは是非ブランドイメージだけで自転車を選ぶ事が、いかに危険で愚かな事なのかをたっぷり味わって頂くしかないですね~。」と僕が意地悪を言ったら、「いや~、これはやっちまった感、ハンパ無いっすよ~!」とO様2号。

本当にあれこれ乗り比べたら、面白いほど違いが判るものなんです!

当然人によって同じ良いでも微妙に良さのニュアンスが違ったりもしますし、自分の好みが何なのかもより明確に判ってきます。

例えば乗り心地が優しくて、ロングライドに向いている自転車が好みな人には「私はヨネックスの柔らかい方のフレームがすごく良かったです。」というH川様の意見もありました。

僕はもう少し話題になっているような自転車を試乗してから、エヴァディオの新型を改めて味わってみようかな~って思いつつ、午後の試乗に向かいました。

次回へ続く・・・

2016年3月19日土曜日

2月28日(日)ポタリング・・・意外と好きです。

前日の走行会は携帯電話を持ち忘れていたので写真が取れませんでした。
K田様のサーベロR3の調子を確かめるべく鶴甲を上りましたが、前半久々に9割くらい出して引いていたら、後半完全にばててしまい、そのまま表六甲を上ろうという気力すら湧かないまま、超魔界へ抜けてそそくさと帰ってしまいました。

そういう理由によりちょっと物足りない気分だった事もあって、また葺合高校北側にある喫茶店『ピサーノ』さんへ行きました。

シンズバーガーやトレボンのように、特別サービスがいいとか気さくな接客って訳ではありませんし、特別値段が安いとかボリュームがあるとかでもありませんが、なぜか雰囲気が好きでついまた来てしまったといったところです。

軽く上り坂を走るトレーニングにもなりますし・・・

で、トレーニングがてらに平成病院(旧逓信病院)横の激坂を上って行ったら、偶然友人夫婦とすれ違って「おはよ~!」って手を振ってもらいました。

しかし留美さんは上るのが一杯一杯で、手を振り返すゆとりが無かったそうです(笑)


それにしても『ピサーノ』のモーニングはサラダが付いているのがありがたい!


僕は今回ホットドッグモーニングにしました。

帰りの下り坂で意地悪で乱暴な運転の軽自動車に進路をブロックされて、危ない思いをさせられたのは少々残念でしたが、懲りずにまた・・・たま~に『ピサーノ』を利用したいと思っています。

2016年3月16日水曜日

いきなりの変更を失礼致します!

3月19日(土)は雨が降るかも知れないという事で、小豆島行きは3月20日(日)に変更する事になりました。

度々の変更、失礼致します!

2016年3月15日火曜日

残念なお知らせと代替案・・・

3月19日(土)~予定していた山陰・島根サイクリング改め、『島根出雲サイクリング』ですが・・・

急な諸事情により延期とさせて頂きます。

楽しみにされていた方々には大変申し訳ございませんが、いずれ改めて催行致します。

そして3月19日(土)に関しては日帰りで『小豆島サイクリング』を代替案として考えています。

朝7:30までに店前集合。

8:00発のジャンボフェリーで小豆島へ。

11:10~17:10頃までサイクリングを満喫。

小豆島17:45発のフェリーで帰還。

神戸港20:55着予定。

運賃は自転車積載料金も含めて、1人5280円(3連休の為)となりますので、予算は10000円程度で考えておいて下さい!

以上よろしくお願い致します!

2016年3月11日金曜日

お店にだってお客様を選ぶ権利がある!

まずお店とお客様とは平等な立場である事をご理解頂きたい。

お客様のニーズに合った物をお店が提供し、それに見合った報酬を請求する。

『鋼の錬金術師』でも使われる『等価交換』って言葉の通りであります。

スタッフに作業をさせ、ただでさえボロボロのややこしい自転車なので、2人がかりで作業したのに「今日のはタダでいいよね?」って帰ろうとする人。

店内で「●●自転車店で●●が●●円で売っててんけど、安いと思わへん?」等と平気で口に出して話す人。

そういう人に限って「俺は客だぞ!」とか、「お客様は神様なんとちゃうんかい?」ってスタンスで、上から目線でもの申す事が多いなぁ~って近頃思うようになりました。

今日も困ったちゃんのご来店があり・・・

人の店に入ってくるなり店内の在庫を見渡して、「この辺でもっとロードバイクを豊富に置いているお店って他に無いの?」って聞いてくる人って、一体何なんでしょう?
 
いくらなんでも無礼じゃないのか?
 
そもそも在庫なんていうものは豊富に置いたところで売れなければただの不良在庫にしかならない。
 
店舗経営の経験の無い人に、商売する事の難しさを理解しろと言っても無理かも知れないが。
 
しかし在庫なんて無くても、どんな自転車で迷っているとか、ニーズさえ聞かせてもらえれば限りなくピッタリの自転車は用意できるし、少なくとも大幅に絞り込む事はできる。
 
自転車屋が自転車をただ売っているだけだなんて思ってもらいたくないものです。
 
人よりも多くの自転車にまたがってるんです。
 
その人に合っている自転車を一緒に考えてあげられるだけの経験があるから開業しているんです。
 
本当・・・聞き方ってものをわきまえて頂きたい。
 
そして世の中には『置いているだけで売れるような自転車』という物が確かにあるけれど・・・
 
ブランド志向の人はある意味それで満足かも知れないが、本当にその人に合った自転車をプロデュースしたい自転車屋の気持ちとしては、ブランドとかデザインだけで売っているような自転車は薦めたくないというのが本音。
 
「なんで高い出費をしてまで、そんな自転車が欲しいの?」って思うことばかりです。
 
僕は「お金さえ出して頂けるならどんな自転車でもご用意しますよ!」なんてスタンスでは商売したくないんです。
 
営業マン時代からのポリシーで、お客様にメリットの無い商品を、嘘をついて(自分の心を偽って)まで売りたくない!って理念を持っています。
 
クレームは無いに越したことはないので、対お客様のリスクは最小限に抑えるのが基本です。
 
なので、そのお客様にとって確実に効果や成果が表れるような商品でなければ、僕がプロデュースした意味が無いとさえ思っています。
 
当店はロードバイクの初心者や、全くそういうのに無関心な一般のお客様にも入店しやすい自転車屋として、できるだけ一般車を多く展示し、ガチガチのロードバイクやMTBなどを少なくしているんです。
 
そういう土地柄や立地に関わる事情、有名ブランドを多く取り扱うことのリスクを知らずに、「ここは品揃えがすくないですね。」とか「もっといい自転車はないの?」なんて言う人を、僕はお客様として接客したくないと宣言しておきます。
 
『お客様』とはお店にいくらかでもお金を落として頂いて、そこで初めて『お客様』になる訳です。
 
よって冷やかしで来店し、勝手に展示車を触りまくるような人や、在庫だけで店のレベルを勝手に判断するような人は、お客様で無いばかりか・・・無礼且つ営業妨害にあたる輩だと思っていますので・・・
 
本日に関しては『どんな高級車に乗ったお金持ちだろうと、向かいの学校の敷地内に無断で車を駐車して、信号も渡らずに道路を斜め横断し、挙句の果てに当店で無礼な質問をぶちかました、とてもとてもお客様としておもてなしをするには値しない人』だと判断したので・・・
 
「どうぞ、たくさ~ん在庫の揃っている他のお店へ行ってらっしゃい!」と、手を振って送り返して差し上げました。
 
そりゃ当店だって多くのお客様にご来店、ご利用頂きたいですし、支持も頂きたいですよ。
 
しかし反面、品性や常識、マナーの無い方を、お客様とお呼びする事が辛いと思う事だってございます。
 
こんな事を言ったら「お前の店はなんぼのもんやねん?」って言われるかも知れませんが、僕も僕の店も、お客様と共に成長したい気持ちがあるので、ポリシーや理念を曲げてまで、媚びへつらうような営業だけはしたくありません。

2016年3月8日火曜日

3月19日(土)~3月20日(日)『山陰・島根サイクリング』のスケジュール予定

3月18日(金)    20:00~           店前集合(時間調整で夕食)
             22:00~           夕食後出発

3月19日(土)     1:30~           蒜山SAで仮眠タイム
              6:30~           朝食タイム
              7:30~           蒜山SAを出発
              8:30~           出雲に到着(自転車の準備)
              9:00~           サイクリング開始!
              9:50~           日御碕到着~観光


             11:00~           日御碕出発~出雲大社へ
                              (初心者チームは直接出雲大社へ)
                              (中上級者チームは県道23号線~鷺峠経由)
             12:30~           昼食タイム(出雲そば等)&観光


             15:30~           出雲大社出発
             16:30~           道の駅キララ多岐に到着


             17:00~           トイレ休憩後出発
             18:00~           出発地点に帰還
                              (初心者チームは50km強の走行)
                              (中上級者チームは山岳を含む65km程の走行)
             19:00~           夕食タイム
             20:30~           宿へ移動
             22:00~           就寝

3月20日(日)     5:30~           起床~朝食
              6:30~           サイクリング開始!
              9:00~           松江観光
                              (初心者チームは一畑電車で出雲市駅まで)
                              (中上級者チームは境港を目指す)


             11:00~           境港着~観光&昼食


             14:00~           境港出発~大根島経由で松江を目指す


             16:00~           一畑電車松江しんじ湖温泉駅到着~乗車
             18:00頃           出発地点に帰還~自転車の片付け
                              (初心者チームは50km程の走行)
                              (中上級者チームは120km程の走行)
             19:30~           蒜山SAで夕食タイム
             23:30頃           神戸到着・解散



ざっくりとしたスケジュールは以上です。

かなりノンビリスピードの行程なので、基本的には短縮して神戸への帰着時間を早める方向性で考えています!

3月12日(土)または3月13日(日)に参加者のミーティングを行ないます!             

2月の安らぎタイム・・・


とある日曜日の夕食タイム!

節制しないといけない冬場ですが、たまには贅沢な気分を味わおうとモザイクのバイキングへ。

アイススケートリンクなんて設営していたんですね?

最近俗世間の情報とか、本当に疎くなってしまいました(汗)


ここのレストラン昨年の同じシーズンに来て・・・余りいい思い出が無かったのですが・・・

北欧のグルメとやらに惹かれて思わず入りました。

しかしなんだかスタッフさん同士の雰囲気がとても不健康です。

食べ終わったテーブルの片付けを終えたスタッフが、食器を落とした時に他の空いているスタッフが誰も動かなくて・・・

「えっ?てめえのミスはてめえ一人でケツを拭けってルールなのか?」って思ってしまうほど冷淡。

だからといって全員が忙しいのか?と言えば、まるで余裕に見える。

困っているメンバーを助けてあげるっていうよりも、むしろまだいるお客様に対しての作法として、迅速な対応をチーム一丸でやって欲しかったなぁ。サービス業なんだし・・・。

本当はタケやんとかチャーリーを、こんな風に色々なお店へ連れて歩いて、動きの良いスタッフやそうでないスタッフ、チームワークの良い職場環境などを勉強させてあげたいのですが、僕もまだまだそんなにゆとりがないですから・・・(苦笑)

それにしても痩せなきゃいけないのに、またしてもたらふく食べてしまった(汗)

バイキング・・・レパートリーの多いお店に行くと、つい食べ過ぎてしまう。

I藤様にダイエット勝負で負けそうな予感・・・。


そして、、またある月曜日のお昼。

新居の近くにあるカフェでランチを・・・


パン食べ放題&ドリンク飲み放題付きで、スープ&サラダ&デザートも付いているランチ。


メインはパスタかピザのいずれかをセレクト可能。

それで1300円は安過ぎる!


う~ん・・・デザートも決して安っぽさがない!


何よりもカプチーノのウサギが可愛過ぎて・・・飲むのをためらいそうになる。

モーニングもやっているとかで・・・

また改めて利用してみたい。



 
西鈴蘭台にある『ユーカリ』でティータイム。
 
毎週月曜日に休んでいるとはいえ、僕が一日のんびりと羽根を伸ばせる日は、実質月に1日くらいしかない。
 
それ以外は銀行巡りか営業活動、あと亡くなった大叔母の自宅まで通って掃除・・・そして墓参り。
 
週休2日でも頂かないと、自分の時間なんて作れそうもないが、そんな時間があったら今は商売の為に費やすしかないという・・・。
 
なので月に1日くらいは贅沢な時間を過ごさせて下さい!(笑)

2016年3月6日日曜日

2月21日(日)ポタリング・・・時々行きたくなるよねぇ~

この日は新神戸のOBに行きました。

久々にN村様が参加下さいましたが、いつものマドンではなく同じTREKのシクロクロスでのご参加でした。

それにしても新居が乾燥しているせいか、朝は非常に咽が渇きます。

それだけにOBはありがたい存在ですね。

大盛のドリンクが飲みたくて、しばらく空いてしまうと無性にまた行きたくなるお店なんです。


冬場はウインナー珈琲率が高くなります。

そろそろ新規も探して行きたいのですが、時間的な縛りなどで、範囲が決まっている事から、灘区と中央区内であとどのくらい新規を見つける事が出来るだろうか?

ボチボチとリサーチしておきます!

2016年3月4日金曜日

忍者屋敷のような邸宅を見学しました。

お客様で不動産業をされているT様にお願いして、苦楽園界隈の邸宅を見学に行ってきました。

19歳の頃から暇があったら芦屋~西宮山手の土地や物件をチェックしている僕。

眺望が取れる閑静な住宅街に家を建てる事が、子供の頃からの希望で・・・

サラリーマン時代にも家を建てる計画やチャンスはあったんですけど・・・

ずっと社畜として、上からも下からも挟まれて我慢し続ける毎日は、自分には向いていないって判って、子供の頃からの予定通り、独立する計画を優先して今に至っています。

自分の子供の頃の人生設計では25歳で結婚して、今頃は小~中学生の娘1人と息子2人がいて、仕事と趣味と、子供たちの英才教育を頑張っているはずでした。

まあ実際のところ、家庭を持つ予定はいつになるやらわかりませんが、38歳までに独立って目標は1年早く達成しています。

僕は早くに母親を失って、腹違いの弟と妹はいますが、ずっと孤独で祖父母と大叔母以外の肉親に愛された覚えがないものですから、実は大家族とか・・・自宅に友人や仕事仲間を招いて賑やかな生活をする事に憧れがあるんですね。

そんな事もあって眺望が広く取れて、リビングが30畳以上あり、ビリヤード台を設置できるプレイルーム付きの家を建てたいって目標があります。

僕は子供の頃から、もっと真剣に悩みを聞いてくれたり、相談に乗ってくれたり、正確なヒントを与えてくれる大人が周りにいてくれたら、こんなに遠回りの人生を歩まなかったのになぁ~って、今になってそう感じる事が多いので・・・

仕事の部下や子供たちの悩みや言い分を話半分に聞いてあげる・・・そんな時間を少なくとも週に2~3時間くらいは割いてもいいかと思っています。

そういう理由もあって、今回も色々と参考に出来る物件があれば・・・という思いで現地へ向かいました。

やはりイメージをしっかり持ち続けるって大事でしょ?

そして今回見た中でも面白かった物件がこれ・・・


一見普通の洋館ですが・・・


なんだかエスニックな雰囲気の玄関。


リビング(ホール)から見た玄関と勝手口。


キッチンとダイニングですが、ダイニングだけでもかなりの広さ。リビングとダイニングの間にはガラスのスライドドアが・・・


ダイニングから見たリビング・・・

舞踏会でも開催できそうな広さと高さがあります。


ところがリビングを見上げると・・・

唐突に和テイスト。

キッチンと洗濯機のエリアはかなり古いものなので、装備も含めてリフォームが必要な感じ。

リビングとダイニングの床も、所々板を張り替えないと駄目です。


2階に上がる階段の踊り場。

見た目だけ暖炉風の作りになっていますが、デザイナーのサインが入っていたので、それなりにお金と趣向を凝らしたような印象です。


2階の浴室です!

プライバシーガラスだとは思いますが・・・オープンですね(笑)


脱衣所から2階の廊下を・・・

カーテンレールはあるけど、ドアが無いですねぇ・・・(汗)

左手にあるトイレはガラス張りでほぼ丸見え。

この家にプライバシーは不要のようです!


主寝室がこれまた超広い!


ここからでも十分な眺望が・・・

クローゼットも十分な規模です。

そして主寝室の裏口から出ると・・・


吹き抜けを歩くことが出来ます。


そして気になる和室へ・・・

ちなみに小石を敷き詰めて庭園のようになっています。


2階の和室は2部屋ありましたが、柔道や剣道が出来そうなくらい広かったです。

室内が暗いので、広さの判るような写真がございませんが・・・

そして極めつけがこれ・・・


先ほど通ってきた砂利の通路・・・壁がなまこ壁になっています。

3階へ上る階段の横に梯子もあったり・・・

段々忍者屋敷のように思えてきました。


元々屋上テラスだった部分を増設して3階フロアにしているようなので、階段を上ったら鉄の扉を開きます。


掘りごたつの部屋があって、その向こうはフローリングの大広間・・・


そしてこの眺望・・・


工事している所は痛々しいですが、大阪平野を一望できます。


更に奥座敷に金箔の間が・・・

秀吉ファンの方が作った茶室のようです。


さらにサウナルームとヒノキ風呂が・・・

遮るものもなくて和室から丸見えです。

3階トイレもガラス張りで丸見え・・・

とことんプライバシーが無い作りになっています。



3階バルコニーは比較的最近設置した感じですが・・・

購入するのであれば屋根と元々テラスだった部分の防水工事をしなおす必要があります。


庭も広くて大型犬とか余裕で飼えそうな・・・


それにしても・・・

まるで日本かぶれの外国人が設計したような不思議な物件でした。

ちなみにこの物件を購入するとして・・・

リフォームだけで1500~2000万円は下らない感じでした。

しかもこの周辺エリアは風致地区で、第二種低層住居専用地域のはずなんだけど、これって違法建築にならないの?っていうギリギリな感じで・・・

もし違法であった場合、住宅ローンの審査はアウトです。

100坪を余裕で超える敷地面積と贅沢な眺望はありがたいですけど・・・

やはり自分の納得がいくよう、新築で建てれるように頑張りたいですね。

いつになるかはわかりませんけど・・・(笑)