2014年10月31日金曜日

第43回『TEAM EURO』走行会!・・・例のあの呪いが発動か?悪夢の失速

10月25日(土)の走行会。

この日は待ちに待った組み合わせ!

僕とI藤様、H川様が箱学ジャージで勢ぞろい。

更に京伏ジャージを着たN様2号も参加!

そこにマサやんが加わって5名で出走。

H川様にしてみれば地獄のような組み合わせだったと思いますが、よく一緒に走ってくれました。

この日H川様以外は全員、「再度ドライブウェイでバトル!」ってモードに入ってましたので。



ただ・・・僕が当店オリジナルホイールを装着した・・・とはいえ、色々と物議を醸しているトンプソン・フォースで出走する事に対して・・・

「えっ?店長、正気ですか?」

「勝負を捨ててませんかそれ?」

「そう?いや・・・ピナイさんに乗りこなせて、自分がいまいち乗れていないって事が許せないじゃありませんか?やっぱり自転車をしっかり評価する意味でも、今一度ホイールを変えて試乗する価値はあると思いません?」

「それは解るんですけど、でもその自転車で上りは辛いでしょ?」

「そこが先入観の可能性もあるじゃないですか?実際ピナイさんは気持ちよく上っていましたし。」



そうなんです・・・フォースはまたがって踏み始めて間無しの瞬間は、どうしようもなくポテンシャルをちらつかせてくれる自転車です。

「やればできるかも?」って勘違いワールドへ引きずり込んでくれます。

そして力尽きた瞬間、容赦なく乗り手に牙を剥きます。

そんな悪魔的自転車の性質、そのままの自転車なんです。

過去にもそんな悪魔的な自転車は色々と乗ってみましたが、フォースは特にエグイですね。

元々乗りこなすのが難しい自転車ですから尚更って感じです。

僕のジタン・マッハ3001もそんな性質の自転車でしたが、購入した当時は僕も今とは比べ物にならないほど体力が有り余っていましたので、それほどダメージも無かったのですが、一度プライベートで乗鞍岳を全力で走った際、標高が高いせいもあるかも知れませんが、ゴールして地に足を着いた瞬間、重力に押し潰されるような感覚になって倒れ込み、10分くらい立ち上がれなかった経験があります。

実際に走っている瞬間、自転車に命を吸われている感覚は確かにあったんですね。

それでも僕は個人的にそういう自転車が何よりも大好きです。

自分の命を削ってでも速く走れるのなら、迷いなく僕はそんな自転車を選びます。

なのでジタンの時とは明らかに感覚は違うけど、非常によく似た性質を持っているフォースを手なずけたいって気分になるのは、僕にとっては極々自然の事でした。

車でもそうなんですね。

悪魔的な加速をする車とか・・・ステアリングとシフトノブを握った瞬間ゾクゾクしてくるでしょ?

最近・・・今乗っているランエボが、燃費が悪いくせに反応が遅いというのが、どうにもつまらな過ぎて、もちろん別に公道で飛ばす訳でもなんでもないのですが、トルクが不足してもっさりした反応がイライラするんですよ。

なので自転車にも同じような素直さをつい求めてしまうんですね。

もう10代や20代の頃のような狂気的な感覚ではありませんが、僕は速度という快感に魅入られて一度は中毒にまでなっていた人間なので、スピードを出さなくなった今でも、自転車や車の反応が自分の要求について来ないとストレスに感じてしまう訳です。




話は戻り・・・

とりあえずいつも通り国体道路を西へ走り、神戸電子専門学校前の坂道でウォーミングアップして山本通を進む。

この時点では普通に走れているし、異変はありませんでした。

ただ決して体調は万全ではなく、例の如く寝不足&朝食を食べずに出走って状態だったので、僕のイメージでは「30分を切るくらいで走ろう!」って感覚でいました。

これまで魔界ばかり走っているので、30分で走っても余力が残せるだろう・・・という考えと、I藤様がこれまでギア縛りばかりだったので、今回は一緒に走って使うギアを指示して欲しいとの要望を受けての事でした。

H川様がスタートしてから信号を2回待つ。

それから4人で一斉スタート!

トンネルを抜けるまでは1分25秒。かなりペースを抑えています。

ビーナスブリッジの橋の下を4分15秒で通過。まあ普通のペース・・・(って事はトンネルを抜けてからのペースはやや速いペースである)

ここでN様2号が先頭に出る。

いつもは無理に追わないけど、なんだか普通に行けそうだったのでついて行く。

ゼブラゾーンはトラクションが逃げないように目一杯意識するが、やはりここで余計な筋力を浪費してしまいますね。

その後最初のヘアピン2つ手前の右コーナーに差し掛かった時に8分を経過。

「ああ・・・14年前ならもうヘアピンを曲がっているよなぁ。」とか思いながら走るも・・・

「あれ?でも最近ではもう2つ手前のコーナーで8分だったから、これっていつもより300mくらい速く走れている?」

そうです。

この時点で僕は28分前後で走れるペースで上っているって自覚をする。

しかし次の瞬間・・・

「うわっ!なんやこれ?」

僕の両脚の太ももに子供くらいの重量がそれぞれ圧し掛かってきたのです。

突然重くなって動きが鈍くなりました。

同時に胃酸が喉まで逆流して気分も悪い。

「ハンガーノックか?でもこの脚の重さは何なんや?あかん!僕はもう無理やから行って下さい!」

すぐに僕はマサやんとI藤様に道を譲る。

それまで39T×21Tを踏んでいた僕は、一気に25Tまでシフトダウンしたが、それでも踏めないほどパワーダウンしていた。

結局フォースに28Tまでスプロケのギアがあったので助けられた感じ。

最初のヘアピンが見えた時、N様2号が9分で通過して、その10m後ろをマサやんとI藤様が追って行く、そして先ほどからなかなか追いつけないでいたH川様もそこにいるのが見えた。

でも脚が棒のようになった僕は10分で最初のヘアピンを通過。

それでも30分を切るのは可能なタイムだが、ここからが全く伸びない!

次のヘアピンが見えた時H川様が曲がって行くのが見えた。

「先頭は10分前後で碇山のヘアピンを通過か・・・」

下手をすれば26分台で走るペースで3人が走っているのだと思うと、突然走れなくなった自分が許せなくて情けなくて・・・

もうリタイアして下山したいほど脚が重い。

それでも最悪H川様に追いついて、H川様のアシストができるなら走る意味はある。

その為だけに堪えて走りました。

H川様は僕の見込み通り速くなっていました。

いつもなら信号2つ待ってもビーナスブリッジで追いついていたのに、今回は明らかにペースの速かった僕らでさえヘアピンまで姿を確認できなかったのですから。

「これはひょっとしたらH川さんは35分以内で走れるかも・・・。頑張って追いつかなきゃ!」

しかし気持ちは前へ前へ行こうとするものの、身体がいう事をきかない状態になっていて・・・碇山の最後のカーブを曲がり切った瞬間、H川様が最初のピークを通過してシケインへ消える背中を確認しました。

「あかん・・・H川さんにも追いつけない!」

ちなみにそんな状態でしたが、最初のピークを何とか16分ジャストで通過。

恐らく先頭グループは確実に14分以内で通過しているであろう。

得意な下りも一切ペダルを踏めない。

惰力はできるだけ無駄にしないようにアップダウンの連続を走るが・・・

大竜寺の手前の上り区間では、とうとう僕は後ろから両手を腰に回すようにして何かにしがみつかれる!

凡そ自分と同じくらいの体重の、誰かにしがみつかれたような感覚に陥ったのである。

「マジかよ?なんで急にこんなに身体が重くなるねん!」

気持ち悪いほどハッキリとした感覚で、後ろからしがみつかれているのが判った。

ハンガーノックの症状の延長でこうなっているのか?本当に霊的な何かなのか?

バカみたいな話ですけど、そう疑いたくなるような状況に陥っていました。

追いつきかけていたH川様の姿は遠退き・・・

走ること自体が苦痛に思えてきました。

でも無理さえしなければ少しは回復する!って信じて、行きたい気持ちを抑えながら39T×28Tのギアを回して身体の調子を整える。

再度公園の分岐を23分40秒程で通過。

外人墓地への上りの向こうにH川様を確認!

いつもの僕ならここから8分かからずに関の茶屋にゴールする事を考え、今回は10分くらいかかる予想をする。

次にH川様が2~3分前にスタートした事を踏まえると・・・

「35分台で走れるかどうかの瀬戸際やなぁ~。何とか最後の上り区間で追いついてアシストしなきゃ!」

そう思って外人墓地からの下りを走るが・・・

「H川さん速いな~!下りでも追いつけないや。」

2連続ヘアピン区間を抜けた時には、もうH川様は学習の森のコーナーをとっくに通過していたのである。

更にタイミング悪く後ろから車が2台、僕を追い抜きにかかったので、速度を落とさざるを得なくなって、「行くんならさっさと行かんか~い!」って思わず怒鳴ってしまった。

お陰で学習の森コーナーからの上りで惰力が使えず、自力でジワジワと上るしかなくて・・・

ようやくH川様に追いついたのは、森林植物園西口の2つ手前のコーナーだ。

「H川さん!今で経過時間は何分ですか?」

「え~っと、約33分半です。」

「マジっすか?際どいですね。ついて来れますか?」ってリードする。

西口からゴールまではいつものペースで2分弱かかるので・・・

できるだけH川様のリズムに合わせて、速度を調整しながらラストの上りを引く。

H川様は以前に比べても、まだまだ余力が残っている感じでスムーズについてきます。

ゴールしてみたら僕のタイムが33分25秒。

H川様は残念ながら36分54秒だったそうです。

そんなにかかっていたようには思えませんでしたが・・・

それでもH川様はこれでまたタイムを大きく更新する事ができました。


写真は関の茶屋にてマサやんの撮影!I藤様が泉田君(自称:変態)の決めポーズを真似しています。

それに触発されたN様2号が、御堂筋君のモノマネをして撮り直すとこうなる・・・


なぜかI藤様までキモキモポーズをとっていた。

H川様だけが何のポーズを真似ていいやら困っていたという状態です。



で、問題の先頭グループがどうなったかというと、我慢できずに抜け出したマサやんが27分57秒で逃げ切り、N様2号は追い込めずに28分30秒で2着、思いの他伸びなかったI藤様は30分10秒ほどで3着だったそうです。

まあ前半のスピードを考えたら当然の結果ではありますが、嘘か誠かつい最近までは34分くらいかかっていたというマサやんがまさかの27分台です。

ポジションの見直しをしてから一段と速くなりましたね。

自転車を乗り換えたら・・・更にもっと速くなるかも知れません(笑)

I藤様はそろそろタイヤが限界かも知れないので、早くニューバイクが完成するといいですね!

今塗装に入ってますのでフレームは11月10日頃までには出来上がりそうです。

あとはシマノパーツのみですね。

やはりいつもの如く納品日が遅れています。

納品が遅れてお客様から「プロ意識がないのか?」って怒られるのは僕らショップや卸業者、自転車メーカーの方なんで、きっちりと期限どおりに準備して頂きたいものであります。

でもこれでいよいよI藤様もエヴァディオデビューですね。

「鬼に金棒!I藤にエヴァディオ!」って具合に、また異次元超特急に磨きがかかりそうです。

マサやんもエヴァディオ・バッカス01かペガサスにするか・・・次の自転車を模索中で、先日K林様のバッカス01に乗させて頂いた時には目を輝かせて感動していました。

ちなみにI藤様のエヴァディオは、ベースフレームがバッカス01のようですが・・・

実は世界に1台だけのエヴァディオにしようと思って、ワタナベ塗装さんに無理なオーダーを聞いてもらっています。

僕もその仕上がりが楽しみで楽しみで仕方ありません!



とりあえず胃酸が逆流して気分の悪い僕は、カフェオレを1本飲んで少し落ち着きました。

しかしここまで悪霊に憑依されたような、ずっしりと身体の重いハンガーノックは初めてです。

時間的にはまだまだ六甲山まで上れる時間でしたが、表六甲の旧道がまだ復旧していないのと、僕自身また身体が重くなって走れないと恐いので、この日はここで折り返して帰る事にしました。



ところがその帰り、カフェオレで少しは集中力が戻った僕でしたが、トンプソンが逆ブレーキ(左右のブレーキが欧州仕様になっている)である事も加わってか、思うように下り坂のコーナーリングでラインを作れない。

ブレーキングはフロントブレーキの絶妙なるコントロールに真髄がある。

自分の自転車を含め、通常自転車を組み上げる際は、右手がフロントブレーキなので、コントロールをしやすいのだが、それが左手となると思うように微調整が出来ない。

この2ヶ月間トンプソンに乗って、かなり逆ブレーキには慣れたつもりですが、やはり集中力が切れていたのでは上手く走れないですね。

後ろから珍しくH川様にプッシュされていました。

H川様も少しずつですが、最近は下りも速くなっています。

学習の森からの外人墓地までの登坂では、I藤様の追撃を交わしつつ、何とか気持ちよくは上れました。

帰りのルートはさっきみたいな症状にはならずに走りきれそうです。

次に大竜寺の上りを、自分の調子を測りながら上っていたら、また誰かがものすごい勢いで追い上げてくる音が聞こえました。

「I藤さんか?Nさんか?」って思って振り向いたらマサやんでした。

BMC・TMRは初速こそそれほど速くないものの、一定の速度からの伸びは恐ろしく速い。

まあ、ラインをカットすれば一気に失速するんですけど・・・

そんなピナイさんみたいな高等技術は使えないので(笑)

ある程度のアタックならカウンターをかけるつもりでいたので、もちろん追いましたが・・・

後方メンバーが遅れているので、上り切ったところで速度を緩めて停まる。

「えっ?マサやん・・・行くの?それはあかんやろ!」

一応うちの走行会ルールはバトルのない時は、ピークや分かれ道で必ず後方メンバーを待つという暗黙のルールがあったのですが・・・

よく考えたらマサやんは最近入ったメンバーなので、その辺のルールはまだ知らないのである。

まあ根本的にN様2号といい、マサやん、ピナイさん等は、行きたくなったら行くタイプですね。

誰かのアシストをお願いしていても、途中で我慢できなくなるタイプなので・・・

致し方ないですね・・・

「仕方ない・・・追うか。」

一度は後ろを気にして振り向いた僕でしたが、マサやんを追う事に。

「さて・・・お手並み拝見!」

最後の碇山の上りで、今度は刺し返してやろうと程よい距離を保ちながらマサやんを追う。

しかし思った以上にマサやんの下りのスピードが速い!

いつもの遅いイメージでいたら、途端に離されそうになりました。

しかも下手に速度を上げて追いつくタイミングを誤ると、上りで速度差を作れなくなってしまうので、慎重に距離を保つ・・・

「今や~!」

そう思って一気に追い上げて上りきる30m手前で捉えるが、左側から刺そうとしたらブロックされ・・・

すかさず右側へ切り替えしたらまたブロックされ、思い切って反対車線から抜きに行けば確実に刺せると思ったものの、センターラインを踏んだ瞬間に思い留まって諦める。

オレンジの車線は追い抜き及び、はみ出しは厳禁です!

それにそこまでラフな走りをしてまで抜いたら、なんだか大人げが無いなぁ~って。

ピナイさんに引き続き、僕まで完全にブロックしてくるなんて、マサやんはなかなか巧い走りをします。

ここから先は基本的に追い抜き禁止なので、本気で抜く気はありませんでしたが・・・

見事にブロックをされたお礼はしないといけません!(笑)

「先頭を走る重さを知るがいい!」ってなノリで、後ろからプレッシャーをかける。

これまでのマサやんとは比較できないほど、この日のマサやんは下りでキレてました。

「速いなぁ~。これは本当に抜けないなぁ~!」

碇山のヘアピンへの突っ込みは正気の沙汰ではなくて・・・

「おいおい!それはオーバースピードやって・・・」

僕は逆ブレーキ故に慎重に、それでもキャットアイを踏まないギリギリのラインで曲がって行く。

すると次のヘアピンでマサやんが失速、そこから2つばかり先のコーナーまで速度が上り切らず、またラインもキレていない。

「はは~ん。さっきのでビビリが入ったな・・・さては。」

更に後ろから走りを見ている限りでは、左のブラインドコーナー及び、ヘアピンが苦手って事が判明。

左コーナーの度にインべたでタイヤをねじ込むと、マサやんが慌てて立て直す様子が見れて楽しい。

少し車間を離してはコーナーの度に一気に差を詰めて楽しんでしまう・・・

これって、車で峠を走りまわっていた人間の本能なんです。

前を走る車を追い詰めて追い詰めて、精神を衰弱させてミスを誘発しやすくさせる・・・

下りで僕の前を走っちゃいけませんね(笑)

ついスイッチが入りそうになってしまうので。

それでもマサやんは最後まで頑張って先頭を走り切りました。

「いやぁ~!よく頑張ったね。こんなに下りで走れるなんて思ってもみなかったよ!」

「僕、こんなスピードで下りを走ったのは、生まれて初めてっすよ。マジ恐かったっすわ!」

「まだまだ速くなれるんじゃない?」

「いやぁ~。あのプレッシャーは半端ないっす。」


実に関の茶屋からの僕の走行タイムは、後ろを待って立ち止まった時間を省くと16分ジャスト。

割りと速いスピードで下ってきました。

僕も再度の下りでここまで飛ばしたのは久々で、結構楽しかったです!

他のメンバーは少し遅れて慎重に下ってきました。



それにしても僕は・・・

今度は腕と手のひらが痛い!

ゼブラゾーンの振動が恐ろしく強烈で・・・

フォースと当店オリジナルホイールの組み合わせは、再度のコースでは最高に最悪でした。

「ここまで振動をモロに食らったのは初めてや!」

「そんなにですか?」

「今度マサやんもフォースで再度を走ってみる?」

「えぇ~っ!本気で言ってるんですか?」

「フォースが乗り方次第では上りも速く走れるって、誰かに証明してもらいたいなぁ~。」

「僕の脚質じゃ無理でしょ?」



という訳で、どなたかフォースで登坂に挑むチャレンジャーを求めます!



この後何とか仕事は頑張って乗り切りましたが・・・

次の日に疲れを残した事は言うまでもありませんでした(笑)

2014年10月30日木曜日

10月19日(日)ポタリング・・・ちょっとルートを変更してみました!

この日のポタリングはY崎様3号とH江様、H川様の他、H野様、A部様、E藤様、S藤様の7名が参加で、計9名で出走。

「今回も9名いっちゃいましたね。」

「留美さん・・・お留守番する?」

「はあ?(怒)」

「店長これはまたしても・・・」

「H野さんは久々ですから当然OKですよね?」

という訳でこの日もシンズへGO!

しかしいつもと同じルートばかりだと芸がないのと・・・

そろそろE藤様やS藤様にもレベルアップして頂きたいな~って思っていたところだったので、今回は走行会メンバーのウォーミングアップルートを走ることにしました。


この水道筋6の交差点から赤坂通まで上るのが、通常のウォーミングアップルートです。

写真のかわいいauショップは元々『スイス菓子ハイジ』って名前の有名なケーキ屋さんで・・・

ここのパティシエさんだった小山氏がTVチャンピオンで活躍してから、あっと言う間に全国クラスのショップになったという、そのままの建物が残っています。

ちなみに小山氏は『小山ロール』でも有名なあの『エス コヤマ』のオーナーです。

オーナーが亡くなって2006年に閉店したハイジですが、2009年に苦楽園の関西スーパー前に復活しているんですよね。

ハイジといえば『アルハンブラ』


名前の由来はスペインのアルハンブラ宮殿からきていたものだったと思います。

これもちゃんと復活しています。

もちろん『エス コヤマ』でも名前を変え、小山氏のオリジナルを加えたアルハンブラがあります。

ハイジは世界に誇る神戸の洋菓子文化の中で、一つの金字塔を打ち立てたブランドの1つですからねぇ~。

僕もスイーツの食べ歩きが大好きで、以前はよくあちこち食べ歩いていたもので、ここの交差点を通る度に懐かしい気分にさせられます。




さて、ここから阪急電車の踏切を越えるまではともかく・・・

天城通付近から一気に傾斜が厳しくなります。

後ろのメンバーから順番に声をかけながら励ましましたが・・・

E藤様とS藤様はギブアップ!

特にE藤様は貧血状態に陥ってグロッキー。

王子公園内の上り坂は上れるようになったが、それ以上の傾斜が続くとさすがにまだ上れない感じです。

よく見るとE藤様の自転車は足付きを意識してサドルが低いまま。

あと前傾姿勢を軽くする為にアップハンドル気味。

これは戻ってからポジションの見直しが必要です!



この日のシンズでは西宮メンバー代表のH野様に、先日のピナ祭りにおけるピナイさんの無礼や狼藉を報告する会議が行われました(笑)

その際僕は普通にピナイさんを人として扱って話をしていたのですが、H野様から「店長!ダメです!アレはItとかThis又はThatでいいので、擬人化しないで下さい!あれは料理人ではなく、料理物ですから。」と怒られてしまいました(笑)

そうなんです、ピナイさんに散々煮え湯を飲まされている(?)西宮メンバーにとってのルールなんです。

なので僕も西宮ルールに則って料理物であるアレの話をした訳ですよ。

「そうなんや!アレがジェダイマスターになんてなれるんや?」

「何かよく解らないんですけど、アレはやたら調子に乗ってましたねぇ~。」

「だいたいポケットに手を突っ込んで料理を作るなんて料理人・・・いや、料理物としてそれはどうなん?っていうレベルですよ!」

まあそんな感じで報告会議を適当に済ませて帰りました。


でも当店に帰ってからも、結局アレの話で盛り上がってしまうんですよね。

全くピナイさんはネタに事欠かないお人だ。



そこにまた柴犬のエルがご来店。

最近のエルはどうも最初に野口さんに挨拶してからH川様~H江様~留美さんと回り、最後に僕のところへ寄ってくる。

やはり一番態度が偉そうに見えるのが野口さんだからなのか?

そんなに僕がペーペーに見えるのか?

ちょっとジェラシーを感じてしまう。



とりあえずこの日E藤様は、自転車を置いて徒歩で帰られました。

ちょっと無理させちゃったかなぁ~(汗)

E藤様が帰った後、こっそり自転車のセッティングを変えておきました。

次に乗った時に気付いてくれるかな?

次週はちょっと坂道を自粛します。

2014年10月29日水曜日

第42回『TEAM EURO』走行会!・・・第2の魔界と呼ぶには神々し過ぎる聖地

10月18日(土)

この日はI藤様とH川様が参加するって聞いていたのですが、それって夢の箱学トリオが実現できるのでは?って思っていたので、僕は箱学ジャージを用意していきました。

すると出勤途中で出会ったH川様も箱学ジャージで出動!

あとはI藤様も装着していれば・・・

そう思って準備していたらI藤様が到着!

「おはようござい・・・あ~っ!?」

「ははははは・・・・」(H川様)

「えっ?どうされました?」

「いや・・・今日は3人とも箱学でいけるんじゃないかな~?と期待していたら、今日はレディオシャックですか?」

「あ~っ!すみません!今日はこのジャージで来る予定でいたので、組み合わせは意識してなかったです。」

「はぁ~っ、残念や~。」

とりあえずこの日は3人で出走。



「店長・・・今日はどこを走る予定ですか?」

「僕の希望を聞いてもらえるのでしたら、行ってみたい場所が・・・。」

「また岡本方面ですか?」

「最近店長が西側へ行ってくれるとホッとするんですが、東へ行かれるとゾッとするんですよね。」

「どういうこと?(笑)」

「また住吉山手の壁とか上っちゃったりするじゃないですか?」

「あれはI藤さんが近くまで行ったんだったら、ついでに上りましょう?って雰囲気にするから、そうなると上らなあかんのかなぁ~ってなるじゃないですか?」

「え~っ?店長が僕を上らせようとしてるの間違いでしょ?」

「いやいや・・・」



そんな擦り付け合いをしながら3人で山手幹線をブラブラと走って岡本駅を過ぎた辺りで左折・・・

住宅街の迷路のような細い道を縫って走る。

本山北町の谷商店という酒屋さん(クリーニング屋もしている)の交差点を北上。



もう僕がどこに行きたかったのか判りましたか?

『保久良(ほくら)神社』です!

『神戸あるある』的な話でいうと・・・生田川を境に、西側と東側で生態が異なり、お互い興味がないなんて話をよく耳にしますが・・・

この神社も中央区より西に住んでいる人は、まず知らないだろうという神社なんです。

僕も今回が初めての参拝です。


そしてこんな看板があったりするので、自転車も車両って考えたら・・・

「自転車で参拝できへんやん!」って話なんですよね。

ところが地元の参拝客の方々に尋ねてみたら、「いいよいいよ!自転車で上る人もたまにいるから、坂道きついけど気をつけていってらっしゃい!」と温かく励まされました。

この看板から先は第2の魔界と言っても過言ではないくらいの超激坂でした。


ここは住宅街を抜けた辺りで、既に最大25%前後のコーナーを曲がった後です。

この先更にコーナーの度に20%オーバーの登坂が待っています。

ラストから2つ目のコーナーとかは最後の最後で心が折られそうになりました。

何とか3人とも足を着かずに上り切ったのですが・・・

境内の前は砂利道になっていて・・・

僕の心の中では、あわよくば金鳥山まで上るつもりでいたのですが、これではMTBじゃないと上れない!むしろ参拝がてらのハイカーさんも多いので、迷惑になるなぁ~って感じだったので諦めました。

それにしても参拝されていた皆さん、とても気持ちよく挨拶して頂いたので、心が折れそうになりながらも、楽しく上る事ができました。

これが伝説にまでなっている『灘の一つ火』と呼ばれる石灯籠。

 
なぜ伝説なのかというと、ここが石灯籠になる以前はかがり火だったそうなんですが、要は神話の時代にかの日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が夜間の航海中に、ここのかがり火で航路を助けられたという言い伝えがあるそうで、実際に中世(平安~鎌倉時代)の頃より灯台の役目を担っていたそうなんですよ。
 
ここが灯台の役目をしていた時代は、毎夜灯火を絶やさないよう、地元の方々が交代で守り続けたのだとか・・・
 
そんな話を知ると漫画『ワンピース』の空島編のストーリーと被って見えてしまいます。
 


そんな想いを馳せながら撮影すると、何だか心霊写真みたいになりました。
 
恐らく光の加減と角度の関係でなった現象だと思いますが、仮に心霊写真だとしても悪い感じはしない写真です。
 

『灘の一つ火』の説明が記された石碑。


やっぱり霊障じゃないのか?って思えるような写真・・・


これなんて反対向きに鳥居を撮影したものなので、逆光ではありません!

なんか不思議な白い影が写り込んでいるでしょ?

まあこれも仮に心霊写真だったとして、嫌な感じは一切ありません。

むしろ保久良神社に来てからものすごく清々しい気分で、嫌なことも全部許せてしまいそうな気持ちにさえなりました。

参拝者の皆さんが気持ちの良い方々ばかりだった事もあるかも知れませんが、こんなに気分が良いのはなぜなんでしょう?


せっかく自転車で上らせて頂いたので、きっちりと参拝させて頂きました。

ここは弥生時代の青銅器が発掘されたり、当時の祭祀で使われたであろう遺跡が残っている場所でもあるので、古代より聖地だった事が窺えます。


本殿前より『灘の一つ火』を望む。

こういう神秘的な場所は大好きです!

御祭神には大国主命や須佐之男命が祀られており、出雲大社と関係しているのかと思えば・・・

ここの家紋が『織田木瓜』って事に気付いてビックリしました。

どの要素も僕の好きな要素だったので、それはそれで好感度アップ。


いやぁ、それにしても景色が素晴らしい!


そして相変わらず鳥居には白い影が・・・


この写真はやや逆光なので・・・



とりあえず下山しながら次の案を練っていましたが・・・

「店長!次は久々に住吉霊園ですね?」

「えっ?余力があったら・・・とは言いましたが、もうお腹一杯じゃありませんか?」

「え~っ?行くって言ったじゃないですか~。」

「どんな駄々っ子なんですか?行ってもいいですけど・・・それに付き合わされるH川さんが可哀想とか思わないんですか?」

「まあもう一度魔界みたいな上りを上るのでしたらちょっと・・・。」

「あぁ、そこまでは厳しくないと思いますけど、最大斜度は20%超えてる箇所も一瞬だけありますねぇ~。」

「はぁ~。そうですか。それは厳しいですねぇ。」

「いけるいけるっ!」

まあそんなノリで住吉川沿いに上る。

僕は34T×21Tでゆっくり回して上ります。

とはいえ決して遅いペースでは走ってなかったのですが、H川様が離れずについて来ています。

先ほどの保久良神社の上りといい、今回はH川様が大健闘です!

そして花元石材前で一度ドリンク休憩を取ってから、いよいよ住吉霊園の上りへ・・・

以前僕とI藤様と2人で上った時は結構えげつなく、しんどい上り坂だった覚えがあるのだが、今の我々にとっては「まあ何とかなるよ!」って軽~い感覚になっていました。

序盤の上り始めは記憶にあったものよりも随分としんどかったのですが、20%の上りから先の激坂区間も、「これくらいなら全然余裕ですね!」って普通に上れました。

慣れって恐いですね(笑)


そしてまた自転車を基準に写真を撮ったら水平線が傾いてしまった。

多分撮影している僕も、知らず知らずのうちに傾いてしまっているのでしょうね。


 それにしてもH川様は本当に速くなりましたねぇ!

そろそろ再度ドライブウェイで35分前後のタイムは狙えそうなんじゃないでしょうか?

これは最近サボリ気味のメンバーにも朗報ですね!

魔界レベルの激坂を2~3本走ったら、10%の上りも優しく感じるようになるという荒業です。



そしてここに上った後は・・・

当然例のあの壁も上らなくちゃ、I藤様が納得なされないという・・・

さすがにここまで激坂三昧だとさすがのH川様も、最初の壁を上ったところでギブアップ。

そこから更に続く16%オーバーの坂道を、続けて上る余力は失せていました。


いやね、何がすごいってI藤様の使っているギアがおかしいのです。

この日の上りはずっと34T×19Tで固定して上っており、さすがに最後の住吉山手の壁こそ19Tでは無理と感じたものの、34T×21Tで上り切り・・・

それも弾丸のような異次元のスピードで逃げ去られてしまいました。

最初34T×25Tで上っていた僕も、それを見て21Tまでシフトアップしましたが、時既に遅しで全く追いつく事が出来ずに完敗!

段々とI藤様の怪物ぶりにも磨きがかかってきました。

次週久々に再度ドライブウェイを走る予定でいたので、これで楽しみが増えました。

その時僕はもう一度トンプソン・フォースにチャレンジします!

ホイールを当店オリジナルホイールに交換してフォースの挙動がどう変わるか?

ピナイさんがジェダイマスターになれて、僕になれないはずはない!という気持ちを抱きつつ・・・

では次週の走行会レポート・・・請うご期待!

2014年10月28日火曜日

11月末予定の当店主催サイクリングイベントについて・・・

『現在の予定』

決行日:11月29日(土)~11月30日(日)

予備日程:前後1週間(参加希望者の意見によって変更する場合)



神戸より車で移動・・・



『11月29日(土)の予定ルート』

 7:00頃           越前大野出発

 9:00 ~  9:30頃   九頭竜湖周辺の紅葉を楽しむ


 9:45 ~          油坂峠より岐阜県へダウンヒル

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11:00 ~ 12:00    郡上八幡散策



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(ルート3参照)

13:00 ~ 14:00    味の里奥美濃しろとりで昼食



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17:00 ~ 18:00頃   越前大野着



車にて山代温泉へ移動。

19:30頃           雄山閣または同等クラスの温泉旅館チェックイン

20:00 ~          夕食はカニづくし!越前ガニまたは石川県産ズワイガニ(タグ付き)






 『11月30日(日)の予定ルート』

 6:30頃            起床

 7:00 ~           朝食

 8:00 ~           サイクリング出発

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10:00 ~ 10:15      道の駅一向一揆の里にてトイレ休憩



http://www.navitime.co.jp/?orv=491767826.130886659..%E9%81%93%E3%81%AE%E9%A7%85+%E4%B8%80%E5%90%91%E4%B8%80%E6%8F%86%E3%81%AE%E9%87%8C&dnv=491995254.131612590..%E5%85%BC%E5%85%AD%E5%9C%92&orvAdd=%E7%9F%B3%E5%B7%9D%E7%9C%8C%E7%99%BD%E5%B1%B1%E5%B8%82%E5%87%BA%E5%90%88%E7%94%BA%E7%94%B236.0762542888.0804005001.06020.17012...&dnvAdd=%E7%9F%B3%E5%B7%9D%E7%9C%8C%E9%87%91%E6%B2%A2%E5%B8%82%E5%85%BC%E5%85%AD%E7%94%BA1-4.0762343800.0702004001.00005.310249...&ctl=1050&ldmk1=&ldmkAdd1=

11:30 ~12:50      兼六園で昼食&散策


http://www.navitime.co.jp/?orv=491995254.131612590..%E5%85%BC%E5%85%AD%E5%9C%92&dnv=492064052.132174394..%E7%99%BD%E5%B0%BE%E6%B5%B7%E6%B0%B4%E6%B5%B4%E5%A0%B4&orvAdd=%E7%9F%B3%E5%B7%9D%E7%9C%8C%E9%87%91%E6%B2%A2%E5%B8%82%E5%85%BC%E5%85%AD%E7%94%BA1-4.0762343800.0702004001.00005.310249...&dnvAdd=%E7%9F%B3%E5%B7%9D%E7%9C%8C%E3%81%8B%E3%81%BB%E3%81%8F%E5%B8%82%E7%99%BD%E5%B0%BE..0101012001.00005.1075897...&ctl=1050&ldmk1=&ldmkAdd1=
(ルート3参照)

14:00頃            白尾海水浴場で折り返して内灘の海岸を南下。



http://www.navitime.co.jp/?orv=492064052.132174394..%E7%99%BD%E5%B0%BE%E6%B5%B7%E6%B0%B4%E6%B5%B4%E5%A0%B4&dnv=490772584.130873031..%E5%B0%BC%E5%BE%A1%E5%89%8D%E5%B2%AC&orvAdd=%E7%9F%B3%E5%B7%9D%E7%9C%8C%E3%81%8B%E3%81%BB%E3%81%8F%E5%B8%82%E7%99%BD%E5%B0%BE..0101012001.00005.1075897...&dnvAdd=%E7%9F%B3%E5%B7%9D%E7%9C%8C%E5%8A%A0%E8%B3%80%E5%B8%82%E7%BE%8E%E5%B2%AC%E7%94%BA.0761726678.0706010001.00005.677336...&ctl=1050&ldmk1=&ldmkAdd1=

17:00頃            尼御前岬着予定



http://www.navitime.co.jp/?orv=490772584.130873031..%E5%B0%BC%E5%BE%A1%E5%89%8D%E5%B2%AC&dnv=490922400.130636600..%E5%B1%B1%E4%BB%A3%E6%B8%A9%E6%B3%89+%E9%9B%84%E5%B1%B1%E9%96%A3&orvAdd=%E7%9F%B3%E5%B7%9D%E7%9C%8C%E5%8A%A0%E8%B3%80%E5%B8%82%E7%BE%8E%E5%B2%AC%E7%94%BA.0761726678.0706010001.00005.677336...&dnvAdd=%E7%9F%B3%E5%B7%9D%E7%9C%8C%E5%8A%A0%E8%B3%80%E5%B8%82%E5%B1%B1%E4%BB%A3%E6%B8%A9%E6%B3%89%E6%9D%B1%E5%B1%B1%E7%94%BA16-1.0761771400.0604002001.00011.040917279...&ctl=1050&ldmk1=&ldmkAdd1=

17:45頃            山代温泉でゴール!


18:00頃            出発


19:30~20:30       多賀SAで夕食


22:00頃            神戸帰着予定




おおまかな予定は以上です。



走行距離は2日共、約150kmで合計300km走ります!

ただし初心者の参加が多い場合は初心者用のコースも考えています。

初日で言えば初心者組は九頭竜湖又は白鳥まで車移動でサイクリング。

2日目は国道8号線沿いに先に金沢入りして観光を楽しんでもらう予定です。

初心者コースは初日約50km前後で、2日目に50~100km程度の走行距離を予定しています。




宿泊料と初日の夕食、交通費で3万円。

2日間の昼食と帰りの夕食代などを加えて、35000~40000円の予算で参加可能になっています。

初日の夕食で1杯15000円の越前ガニと同等クラスのタグ付きズワイガニを用意しての価格だと思えばかなりお得だと思います!



参加希望の方は電話又はメールにてご連絡下さいませ!

募集期間は11月16日まででお願い致します。
         

2014年10月25日土曜日

本日より『THOMPSON試乗&下取りキャンペーン』開催!

10月25日(土)から11月30日(日)、関東から福岡までのキャンペーン対象ショップで、
『THOMPSON試乗&下取りキャンペーン』が実施されます。
このキャンペーンで受けられる特典は3つあります。

特典1:トンプソンを試乗をしたら・・・

まずキャンペーン期間中は、対象店にトンプソンの人気モデルの試乗車が常時用意されていますので、
ぜひこの機会に自転車の本場・ベルギーで愛され続けているTHOMPSONのロードバイクをご体験ください。
試乗された方には、抽選で50名様に
ESSサングラス「ICE」フレームキット+スモークレンズ(合計5,800円相当)がプレゼントされます。

特典2:トンプソンを購入すると・・・

同期間中にTHOMPSONをご購入された方には
先着で限定アイウエア「THOMPSON×ESSオリジナルアイシールド」がプレゼントされます。
これはESS社製の高性能なクロスボウのレンズと、
日本で初となる「セラコート」を施しさらに限定カラー”ブルー”にコーティングしたフレームを組み合わせた
今後も発売されることのない貴重なアイウエアです。

特典3:購入と合わせて下取りすると・・・

THOMPSONの購入と合わせて保有のスポーツバイクを下取りに出された場合は、
「バイチャリ(株式会社ちゃりカンパニー)」の買取り料が増額します。
お得に買い替えができるチャンスです!

・・・キャンペーンの目玉は何と言っても、トンプソン×ESSのコラボ商品「オリジナルアイシールド」!!
日本初となるコーティング技術が施され、また”ブルー”のカラーは今回だけの限定色。
今後も発売される事は無い、超レアなアイウェアです。
ぜひお近くのショップへ遊びに行って、乗って、買って、限定アイテムもゲットしてください!

※ショップによって開催期間が異なります。
対象店情報や期間などは下記のキャンペーンページ内でご確認ください。
【トンプソン試乗&下取りキャペーンサイト】
http://thompson.jp/cp/sijyo2015

2014年10月24日金曜日

10月12日(日)ポタリング・・・3連休って事もあったけど・・・

そもそもこの週は色々ございました。

10月 8日の皆既月食の時は店の前が、塾生たちの観察場になってて賑やかでした。


携帯電話のカメラじゃこの程度の撮影が限界ですね(笑)

あと最近は夕焼けの綺麗な日が多く・・・


結構癒されますね。

しかし本当に日が短くなりました。そして夜は冷えますねぇ~。

実際連休明けくらいから急激に寒くなってきたように思えます。



それはそうと本題に戻りますが・・・

この連休に留美さんの学生時代の親友のA賀様が遊びに来まして・・・

「いやぁ~!先週来てくれたなら珍獣・・・いや、とってもユニークな人をお披露目できたんですけどねぇ~。」

「えっ?そうなんですか?珍獣・・・見たかったな。」

「でも今日は自称ガチオタでキモオタの御堂筋君が来ますよ。」

「御堂筋君って名前なんですか?」

「いや・・・そういう設定の人が来るという事にしときましょうか?」

「そんな適当な感じでいいんですか?」

「いつもそんな感じですよ。ちなみに一見クールでニヒルなイケメンなんですけどね。」

「えっ?イケメン?」

ちなみにA賀様は僕の知る限り、結構男前な性格の女性だったのですが、何か久々に会ったら女子力が上ってて・・・

2日前にも留美さんと2人でUSJに行き、ハリーポッターのアトラクションやハロウィンを楽しんで来られたのだとか。



ハリーポッター・・・あれは僕も見に行きたいなぁ~。



で、この日はH川様、H江様、Y崎様3号のポタリング部御三家と、S本様、N様2号、Y田君に加えて僕と留美さんとA賀様の・・・計9名。

「店長これは・・・。」

「ん?まあ・・・要するにそういう事なんでしょう。」

「なるほど・・・。」

そして迷うことなくシンズバーガーへ向かう。

実際のところA賀様がシンズバーガーのカードを見て、行きたそうにしていたので丁度よかったのです。

しかし一見スポーツが得意そうなA賀様でしたが、留美さん号(エスケープ改)を借りて乗ってはいるものの、所々で坂道を押して歩いてました。

随分久しぶりの自転車でしんどかったみたいです(笑)

ちなみに留美さんは今回エヴァ初号機(そういうカラーリングにカスタムしたフラットバーロード)で、A賀様を後ろからプッシュ!

するとA賀様、王子公園の上りは足を着かずに上りきれました。

「おっ!よく頑張ったね!」

「明後日以降、間違いなく筋肉痛になりそうです。」

「明後日って・・・(笑)若いねんから明日の間違いやろ?」

それはそうとここの上りでN様2号に挑もうという若者が・・・

もちろん今回のメンバーで言うところのY田君なんですが、前週にジェダイマスターやその他のメンバーに力の差を見せ付けられた事により、ますます火が付いたようで・・・

しかし上り始める手前からスピードアップしたN様2号に、ついていくのもギリギリな感じで・・・

ところがカーブを曲がって直線になったところでトラブル発生!

N様2号がスマホを落として割ってしまったのです(汗)

それでもすぐに拾って、めげずに勝負してましたけど・・・

今はまだ家の猫とじゃれるくらいの気持ちでY田君の挑戦を受けていますが・・・

いずれY田君も恐ろしく強くなるでしょう!

そうなる日が楽しみです。

そして王子公園を上ったところで周りを見渡したら、TREKのドマーネに乗って川向こうの坂道を上ってきた男性が・・・

「おはようございます!」

K南様でした。

これで10名となり、シンズの貸しきり状態はほぼ決定しました。


H江様が何だかしんどそう・・・

実は退院後のH江様は本当に体力が落ちていて、王子公園の上りでさえ息が上がる程酷かったのでしたが、最近は少しずつ回復しています。

でも先日一人で再度ドライブウェイを上って、ビーナスブリッジの駐車場を過ぎた、ゼブラゾーンの付近で心が折れて断念したそうです。

まあH江様が再度を走るのは、今回が初めての試みだったそうで、そういう意味では誰もが一度は味わう屈辱を経験した・・・だけの事なので、懲りずにまたチャレンジして欲しいですね。

僕も19歳の頃、初めて再度ドライブウェイを自転車で走った時は、同じ場所で嫌になって引き返した覚えがあります。

それ以降もビーナスブリッジを通過する瞬間、調子が良いか悪いかが判断できるので、悪いと思ったら即下山って感じでしたね。

そんな僕もいつの間にか山や坂道の魅力(魔力)に吸い寄せられて、坂バカ(坂道の奴隷)になった一人なので、きっとH江様もそうなる日が来ますよ・・・きっと(笑)

S本様もまったく同じような経験を持ってらっしゃったので・・・

「やっぱり多くの場合、最初はそこで大きな壁にぶち当たるんですよねぇ。」

って話で、「もしかしたら自分には坂道を克服する事ができないんじゃないか?」って、とても不安げにしていたH江様もホッとしていました。

別に速く走れなくたっていいんです。

楽しく上れるようになれば、きっと世界観が変わります。


またかくれんぼしている人がいます!

頭隠して~何とやらですね。

そしてまた楽しい時間はあっと言う間に過ぎるのであります。



その後、開店準備が終わった頃にS藤様がやってきました。

どうやらとうとうビンディングペダルにチャレンジしたらしく、この日の朝はまだ慣れないので迷惑をかけたくないって理由で不参加だったそうなんです。

ところがそれも慣れてきたそうで・・・

「ランチポタはしないんですか?」ってボソッと言ったのを、僕は聞き逃しませんでした。

「えっ?ランチポタ?」

そうなんです。この日は快晴で、きっとお店が忙しくなる事は目に見えていたのです。

そんな日にお店を抜ける訳にはいきません。

むしろ猫の手も借りたい状況になるかも知れません・・・

しかし、A賀様もせっかく来てますし・・・

「留美さん、一緒にランチポタ行ってきなよ!」って許可を出しました。

それでY崎様3号とH川様、S藤様にY田君、留美さんとA賀様の6名で11時頃からランチポタリングへ出発!

その直後から少し暇だったので、野口さんに休憩してもらっていたら、その20分後くらいから修理やら自転車を探しに来たお客様が一気に3組以上入り・・・

一人じゃ回せないので野口さんを呼んだら・・・

爆睡しててヘルプに間に合わない!

もうグダグダである・・・



ところで前から声を大にして言いたい事がある!

「自転車屋はパンク修理で儲かる!」とか「自転車が売れなくても修理で儲けている!」なんて言う奴がいるじゃないですか?

あれは本気でシバキたくなりますね。

何も考えていない奴の浅はかな意見だと解っていてもムカつきます。

ちなみに平均的なパンク修理1箇所の価格は、概ね1000~1200円であります。

そしてパンクなんてそこらでアホみたいに頻発するものでもありません。

大半は空気圧が低いまま自転車に乗っていて鉄屑やガラスを踏んだり、信号の段差でリム打ちする場合のみで、それ以外は悪戯によるもの。

更にパンクしました~!って来るお客様の30%くらいは虫ゴムの劣化によるものなので、その場合だと虫ゴムを新しいものに交換するだけ、或いは水調べまでする事も踏まえて300円~500円程度の修理代ですよ。

次に考えて頂きたいのは当店みたいにテナントを借りているようなお店だと家賃が発生し、光熱費等も一般家庭の3倍以上かかるという事実。

そこに人件費や各種保険代、銀行への返済と仕入れの運転資金・・・

そういったもろもろを考えた場合に、果たして修理代だけで成り立つのかって話ですよ。

特に当店の場合はパンク修理1箇所800円で追加1箇所につき200円ですが、リム打ちパンクのような近い距離で2箇所の穴が空いているようなケースは、パッチ1枚で塞ぐようにしているので、お客様の出費をいたずらに増やすような修理はしていません。

そこで計算して下さい!

仮に販売は一切しないとして、パンク修理だけで売上をまかなうとしましょう!

その場合売上の1割は修理用部品の仕入れ代金と計算します。(つまり9割が粗利)

次にテナント代や人件費などもろもろを支払って、純利益がプラスマイナス0の売上を設定します。

それにより月間100万円の売上がボーダーラインだったとしましょう。

全体の30%が500円の修理代で、残りが800円。そして月間の営業日が26日だと考えて、一日平均何件のパンク修理件数を受けないとならないでしょうか?

計算すると1日あたり最低でも54~55件のパンク修理を受けないと、たちまち赤字になるという事です。

加えて言えばパンク修理にかかる時間ですが、5分で終わるものもあれば、構造上の問題や、タイヤ及びチューブの状態、スライム等入っている場合など、そういった条件次第では20分くらい要する場合もあります。

手を洗ってレジで清算する時間も計算すると、パンク修理1回につき平均15分かかるものとして考えて下さい。

1日にパンク修理55件こなすのに何時間かかりますか?

答えは13時間と45分です。

2人で分担したとして1人あたり約7時間、立て続けに毎日パンク修理し続けていないと店は潰れるんです。

確かに常時2人いれば1時間の休憩を入れても、1日8時間の勤務時間内では間に合うでしょう。

しかしここで考えて下さい。

残った1人あたり1時間の余力で計8件のパンク修理を受けたとしましょう。

それだけ目一杯頑張ったとしても、月間の純利益はたったの13万円強ですよ?

つまり個人商店なので、本来給料というものが存在しない経営者の、実質的な給料分が13万円って事になります。

それだけ頑張ってもバイトの給料にも負けちゃうなんて考えたら、全く割りに合いませんよね?

で、それより何より・・・



そもそも毎日54件~63件ものパンク修理が立て続けに来ると思いますか?



そこでしょまず?

周辺で大量の無差別タイヤ穴あけ事件でも起こらない限り、有り得ないような数字ですよ。



そして修理工賃は自転車屋も車屋も、基本1分100円の計算が適正とされています。

それでも当店のようにパンク修理の場合、平均15分で作業できるけど、頑張れば8分でおさまるものと考えて800円というような値段のつけ方をしている場合もある事を考えると、それでも修理工賃をもっと安くしてくれとかって言うような人などについては、本来はバカにしてるのか?って言いたくなるような話なんですよ。

部品や商品にはお金を払うけど、人件費はサービスしろっていう考え方は、人が働いて給料をもらう事そのものを否定されているような話になるので、あまりいい気はしません。

それでも修理代が高いだの、安いだのって話はどこにでもありまして。

僕らも自分が消費者の気持ちになった時に、少しでも安かったら嬉しいと思うから低く設定するんですけどね・・・

要するにどれほど技術が優れていたとしても、自転車屋が修理だけで儲かるなんて話は嘘です!

辛うじてそれが成り立つのは持ち家(店)で営業していて、尚且つ立地条件がずば抜けていい場合、或いは田舎の一軒だけの専門店であるって事が条件として必須な訳なんですよ。




なんでこんな話をしたかというと・・・


つまりは・・・自転車を買ってくれそうな親子と、カップルのお客様を逃がしてまで、パンク修理のお客様の対応をせざるを得なかったこの時の辛さをつい思い出して、やり切れない気分になってしまったんですね。

結局自転車なり部品なりを売らなきゃ、自転車屋は売上を満足に作れないって事なんですよ。

それですら自転車業界は仕入れの金額が異常に高いので、ロットごと大量に購入できるような大手チェーン店でも無い限り、激安販売なんてしたくても滅多に出来ませんし。

だから当店みたいな弱小店舗は、どこまでいっても人対人の接客が命ですし、自転車の修理や組み付けの際も、痒い所に手が届くようなセッティングを加えてあげたり・・・

それで信頼を得るようにするしか武器が無いんです。

それだけに「こら野口~っ!もっとシャキシャキ動け~!もっとゆっくり丁寧に、痒い所に手が届くような接客をしろ~っ!」って檄を飛ばすしかないですね。

ちょっとイライラし過ぎて疲れた僕は、Y崎様3号と店先で軽くティータイム。

Y崎様3号もお店を経営していた過去があるので、そういう話も屈託無く出来るんですね。

2人して「ホンマやってられませんよ~!」って笑ったら、少し肩が軽くなりました。


するとこれは・・・

近所の『敏馬神社(みぬめじんじゃ)』の秋祭りの神輿でしょうか?

御祭神が敏馬神という女神様らしく・・・

ここの神社の前を通ったら、女神に嫉妬された夫婦やカップルは別れるのだとか・・・

あぁ、そう言われてみたら心当たりがいっぱい・・・(笑)

他にも天照皇大神を祀ってらっしゃるとかで、なるほど・・・それもあって毎年賑やかな祭を催している訳なんですねぇ。納得。

ああ・・・何か楽しい事でも考えないと本当にやってられないなぁ~。

という訳で、そろそろ11月末予定のサイクリングの概要を発表します。

近日請うご期待!

2014年10月22日水曜日

第41回『TEAM EURO』走行会!・・・グダグダなのにどうしても上ってしまう。

10月11日(土)

この日は僕とH川様の2人だけ。

最近魔界とか壁とか、悪魔的な激坂って単語が・・・ちらほらとブログの文面に登場するもので・・・

「参加率が低いな~っ!」(笑)

一応うちの走行会はお客様の希望を優先でルートを決めているので、実際のところそんなに構えなくたっていいんですよねぇ~。

あと・・・そういうのに参加したくても出来ないでいる人とか・・・

初めてだと緊張しちゃうような人でも、すぐに馴染めるのがうちの強みなんですけどね!

うちのメンバーさんは気さくで面倒見の良い方が多いので、実際にポタリングでもロード初心者の方を皆でサポートし、サイクリング教室までしていたりするので・・・

かなり広き門ってスタンスでやってます。

坂道が嫌いで・・・っていう人が多い事も承知です。

僕も毎回上るその瞬間までは気が重いものです。

いつもその日のメンバーとどう上ろうか?それぞれの調子はどうかな~?とか・・・

そんな事を考えながらも、楽しく上れるように思考を切り替えて、上り口に着く頃には上る頭に仕上げて望んでいます。

ある程度のレベルで走れるような人は自分のペースでガンガン走ればいいのかも知れませんが、上りが苦手って方はとにかく楽しく上るって所に真髄があります。

共に「しんどいな~!きついな~!」って言いながらも、みんなで上ったら何とかなるもので、しんどいながらも意外に楽しく感じたりするものなんです。

やってみないことには解らないし、やれば必ず実感できるのです。



この日もH川様に希望を確認してみたところ・・・

「昨日飲み過ぎたみたいで・・・調子はあまり良くないですが、久々にハーブ園の坂を上ってみませんか?」とリクエスト。

上りの苦手なH川様の口から、布引の上りに行きたいなんて言われたら、その日はどんなに坂道を走りたくない日であっても・・・

「はい!喜んで~!」ってなっちゃいますよね?



H川様の考えでは先日のピナ祭で走った須磨の壁で、初めて20%超の登坂を走った事により、自身の感覚がどう変わったかを試してみたかったんでしょう。

そういえばI藤様もその後再び、一人で魔界に挑んで・・・改めて布引に上ったら「もう全然楽勝でしたよ!」との事でした。

そういう意味ではちょっと麻痺に似た感覚っていうのは、本当にあるのかも知れません。



この日僕は本当に調子が悪かったので、トンプソン・パイロットRCがコンパクトドライブで本当に助かりました。

というより、今までここの坂道を走っていて、これから本格的にきつくなるって区間で、K様やA部君、T口君が更に加速していったあの時の光景が信じられなかったのですが・・・

「なるほどなぁ~。確かにここまでの激坂だと便利でええわぁ~!」って思えるのでした。

しかし僕はコンパクトドライブは買いません!

便利な道具には負けたくない!

「でもホンマに便利やなぁ~。」

確かに34T×25Tのギアを勢いよく回していけば、38T×21Tで止まりそうになりながら上るよりは数段楽に速く上れます。

「今度これでタイムを計り直してみようかな・・・?」



なんていうか・・・何台も自転車を持つなら・・・1台くらいコンパクト・・・あってもいいかも(笑)



とりあえず調子が悪いながらも十分に余力を残して上れました。

H川様は途中で1度足が着いたらしいのですが、途中までは僕からそんなに離れないでついて来ていました。

多分・・・H川様はかなりレベルアップしています。



そして紅葉の茶屋でモーニング!

実はお腹が空き過ぎて調子が悪かったという・・・

茶屋についたらアニマル達が勢ぞろいでお出迎え!


黒くないクロに・・・


ネコのクロたち・・・

「それにしてもクロ(犬の)って何かに似てるよなぁ?」

「・・・・・・・・・」

「あっ!そうや!クロ!お前・・・チューバッカにそっくりやんなぁ?」

するとH川様がバカウケで・・・

「ハハハハハ・・・そう言われて見てみたら、本当に良く似てますねぇ~。」

「っていうか、最近スターウォーズネタが満載ですよね!」

そうなるとK合様(ジェダイマスター)と天敵!?の野口さんにはジャバ・ザ・ハット役でもしてもらいますかねぇ?(笑)



それはそうとこの時、外の道を右から左へ駆け抜けていく、TREKに乗った老人がいまして・・・。

「えっ?どこから走ってきたの?」

恐らくこの辺の住民以外で・・・となると、再度ドライブウェイを走っていて、大竜寺から市ヶ原へ下ってきたのでしょう。

まあこれからは山の景色を楽しみながらサイクリングをしたくなるシーズンですので・・・



紅葉の茶屋やからハーブ園の風の丘まで上っている途中で・・・


何かいるのが判りますか?


うちのバカ猫によく似た白黒の猫が日向ぼっこしてました。

ちなみにバカ猫とは言っていますが、うちの猫は犬みたいな性格で、家に帰ったらわざわざ迎えに出てくるくらい寂しん坊の甘えん坊で、結構・・・可愛い猫なんですけどね。



とりあえず下山してからはブラブラと神仙寺通~青谷町と抜けて、摩耶ケーブル駅前まで上り・・・

そこから高尾通と箕岡通の間を東へ走り、美野丘小学校横を抜け、灘丸山公園を左目に上れば長峰中学校の上に(ユニオン教会付近)へ出てきます。

いつもの逆回りって感じですね。


長峰中学校の南側の三叉路から大阪湾方面を望む。

「いつもこんな坂道を上っているんですねぇ?いやぁ~この坂道(を上るなんて)どう考えても頭がおかしいですよねぇ?」とH川様。

「まあ・・・頭がおかしいかも知れませんね!」(笑)

地元の中学生達も、ここを自転車で上っている人を不思議な表情で見てきます(笑)

実際のところ長峰台の登坂は最大で20%超えてますからね~。



そこからHAT神戸へ帰ってきた僕とH川様は、海側のハーバーウォークを目指す。

といいますのも、10月7日に当ブログにコメントの書き込みがございまして・・・

どうやらハーバーウォークに『自転車徐行』の張り紙がされているので、自転車でマナーの悪い走りをしないで欲しいという旨の内容でした。

まあ当店の走行会でも過去に何度か走っていますし、歩行者が少なければスプリントの練習として走った事もあるので、まあ言うなれば当店の走行会で走る事自体も非難の対象になる訳なんですよねぇ。

もちろん僕らが走る時は、基本的に歩行者に注意し、その他の自転車やジョギング、釣りをしている人たちにも気を配り、邪魔にならない状況でしか走っておりませんが、徐行しろって話になると、そもそもの走行自体が時速20km未満(概ねの目安)に制限される訳ですわ。

確かにマナーの悪いサイクリストも中にはいるかも知れません。

でも僕の知る限りでは、国道2号線や県立美術館前の道路を走っている連中よりも、ハーバーウォークを走っているサイクリストの方が、ちゃんと挨拶もしてくれるし・・・楽しく走っている感じがあって好きなんですよね。

要するに気分的にゆとりを持って走れる場所ってサイクリストにも必要って事なんですよ。


これは東側の一番最初に確認できた張り紙・・・

そうです、ただの張り紙です。

自転車で普通に走っていたら・・・気付かずに走り過ぎてしまいますよね。

この先を右に曲がったところにも・・・


こんな感じで街灯3本置きくらいの間隔で張り紙が続き・・・


これは決して「ランニングのお姉さまが素敵だなぁ・・・」とかっていう絵ではなく・・・

県立美術館より西側に行くと張り紙の向きが変わっているので、ここら辺から西側のエリアは東向きに走らないと張り紙が確認できないのです。

しかし県立美術館を中心に、そこへ向かう場合でしか張り紙を確認できない・・・そこに僕は些か引っ掛かりを感じてならない。

「まさかとは思うけど、当店の走行会を意識したレイアウトじゃないのか?」ってね。

そうなると個人的に当店に恨みを持っているか、ここを飛ばして走る人が全て当店の関係者だと決め付けている人の仕業なのではないだろうか?

そんな疑いすら覚えてしまう。

くどいようですけど、走行会でここを走る事はたまにしかありませんし、うちのメンバーさんで他の人に迷惑が掛かるような走り方をする人は皆無なので、少なくとも前者の理由は無いだろうな~。


とりあえずこの張り紙・・・全部で12箇所確認いたしましたが・・・

この件について、僕は異議があります。



①自転車に限定している事が不自然。個人的に自転車に恨みがあるものに思えてならない。

②まずもって市や県、港湾管理局(みなと総局)の印が入っていない無許可の張り紙であるという事。

③張り紙の間隔が西へ行くほど広く、準備枚数不足が露呈している。(やっつけ仕事感満載)



やるなら徹底してやればいい!しかしマナー違反の矛先を自転車に限定するのはフェアじゃない。

ハーバーウォークでよく目にする問題を挙げれば・・・


①バイク進入禁止なのに釣り人やストリートミュージシャン等が、スクーターを乗り入れている。

②釣り客が多く、一組で無数のロッドを並べているケースもあり、自転車やランナーの障害になる。

③釣りも浮き釣りやサビキならともかく、投げ釣りをする場合に周りを見ていない人がいる。

④サッカー少年のアップやダウンで走っている姿をよく見るが、隊列になっておらず広がり過ぎ。

⑤ランニングクラブで大所帯で走っているグループの中には、横一列で走っているケースもある。

⑥ボール遊びをしているグループもあって、どこにボールが飛ぶかわからないので恐い。

⑦スケボーやBMXでトリッキーな走りを楽しむグループがよく来る。

⑧そもそもランニングや自転車の人が音楽を聴きながら走るのって大問題じゃないのか?


今パッと思いつくだけでもこれだけあるので、これに一般歩行者が周りを注意しないで歩き回っていたら、そりゃ事故も起きるだろうって話ですわ。


実際にボール遊びをしていてボールを海に落とし、大潮の満潮時に海に飛び込んで死んだ子もいますし、音楽を聴きながら走っている人なんて、後ろから自転車で抜こうものなら、どんな動きをするかの予測もできないので恐いですよ。

スケボー等に関しては先日、オーストラリアやニュージーランドから、わざわざ滑りに来ている外国人グループと話をする機会があって、彼らによるとYouTubeのアディダスの公式動画で、HAT神戸や東遊園地などで滑っている様子が世界に発信されているから、だからここは有名なんだよ!って話らしく、それってメチャクチャ迷惑な事じゃないですか?

階段の手すりはガリガリに削れて、ジャンプトリックをする斜面は御影石のブロックですよ?

それらを傷つけた損害ってアディダスがちゃんと払うんですか?

それ以上にスケボー等禁止の地区でそんなデモ画像を作ったが為に、そこを憩いの場にしている人や、付近で生活している人々を危険にさらしている自覚をアディダスはしているのでしょうか?

相変わらずHAT神戸周辺エリアは歩道をバイクで走るのが当たり前みたいな光景をよく目にしますし、国道2号線の混雑時などは、マクドナルドやすき家の駐車場から2号線に合流できない車が歩道を猛スピードで駆け抜けて抜け道へ入っていきます。


以上のように正しく修正しなければならないモラルが多数ある中で、わざわざ自転車だけをターゲットにした今回の張り紙について、やはり僕は納得ができないでいます。

まあ既に市や港湾管理局に事実確認は取れて、無許可の張り紙である事は判明しました。

つまりただの器物破損ってやつです。

勿論ハーバーウォークの安全を願っての行為だと思うので、そこについては賛成ですが、何事もバランスと筋道ってものがあるので、どうせならきっちりとした注意書にして頂きたいものです。

そして当店の走行会及びポタリングに参加するメンバーをはじめ、HAT神戸周辺をよく走られるサイクリストの皆様!

是非自転車だけが槍玉に挙げられないよう、周りへの配慮を忘れない走行を意識して下さい!

よろしくお願い申し上げます。

2014年10月19日日曜日

開業2周年記念イベント(後半戦)その③~一ノ谷の戦い(リベンジ戦)&店前パーティー~『とんでもシェフのピナイッティ』編・・・

ジェダイマスターのK合様が試乗ばかりしている間に、他のメンバーでテーブルを外に出してカセットコンロを2台設置。

鍋とフライパンも準備・・・

そもそもこのパスタ教室は10月5日にK合様が来るにあたって、当初K合様がクレームブリュレを作って来てくれるってところから、全てが始まったのであります。

その話を走行会やポタリングの時にすると、みんなも「食べたい!」って話になり、集計したら20人くらいになった訳ですよ!

そうなると更に希望者が増える事と、僕みたいに2つ食べたいっていう人が現れる可能性も踏まえると、少なくとも30個は作って来てもらわないと足りないかも・・・

それをK合様に伝えた訳ですよ。

すると・・・

「そんな数作れませんよ!それだったらパスタでも作らせてもらった方がありがたいです。」って返された訳なんですね。

なので急遽メンバーさんへパスタへ変更になったのでよろしくお願いします!って連絡を回した訳ですよ!

そして食材などの準備はK合様がする代わりに、僕や他のメンバーさんでカセットコンロや鍋等を、用意するって話の流れで前日まで来ていたのです。

ところが開催の半月前になって、「やっぱりパスタは無理なので3時のおやつで勘弁して下さい!」ってフェイスブックにシェアしているリンクに書き込んだんです!

もちろん一般公開コメントです。

そうなるとさすがに「いやいや!ちょっと待てよ!」って話になるじゃないですか?

そんなところでできませんアピールをされたら、何だか本当に僕が一方的にいじめてるみたいでしょ?(笑)

まあ僕も半ば意地で突っぱねてましたけど。

でも参加人数の話を聞いて、「そこまで期待されてるなら今更引けないな~。」って反応を示して、やっぱりパスタやります!って言ったのもK合様。

なのに3日前に「やっぱりおやつじゃダメですか?」って連絡があったり・・・

止めは10月4日から5日に日にちが変わった、夜中の0:35付けで・・・

お疲れ様です。明日は9時半くらいに向こうに着く予定です。明日の準備なんですけど、るみさんに言った通りパスタと粉チーズ、皿、フォークの用意はお願いします。麺は理想は生のタリアテッレですけど無理ならスパゲッティーニかリングイーネピッコレで、あと追加でオリーブオイルと塩、トングお願いします。」ってフェイスブックのメールが入っていたんですね。

これについては実際に僕がパソコンを開いて確認したのは、5日の当日ですよ?(汗)

確かに4日の夕方の忙しい時間に、K合様からお店に電話があったらしいんです。

留美さんがパスタと粉チーズ、皿とフォークを用意するように頼まれた件は聞きましたが、土曜日の混み合っている時間に、留美さんが接客を中断してまで取った電話で一方的に要望を伝え、しかもパスタは生麺を希望!その上最後の捨て台詞は「今回のは高くつきますよ!」ときたもんだ!

「なぁ~にぃ~っ!おのれピナ吉、調子に乗りおってぇ~!」

その時僕だけでなく、お店にいたK合様を知るお客様など全員が激怒!

「よし解った!何が高くつくのか明日じっくり聞いてやろうやんけ~!」ってみんなして拳をプルプルと震わせていた訳ですよ(笑)

そうでなくても僕は、他にイライラしてならない大きな問題を抱えていたのですが・・・

その問題を解決する為の資料作りが0:00近くまでかかって、そこから店を閉めて食材を探しにいったんですね。

そもそも店を早く閉めたところで21:00っすよ?

どこで生パスタなんて手に入れるの?って話なんですよ(怒)

まして夜中に開いているスーパーとなると限られてきますからねぇ~。

「あ~っ!もうっ!そんなもんどこにあんねん?乾麺しかあらへんわ!」って、買い物を終えて帰宅したのが1:50で・・・

そこからカセットコンロが実家にある事を思い出し、取りに行って帰ったら2:45!

走行会を走って疲れた身体で、お昼ご飯も食べる時間がないくらい日中の業務が忙しかったのに、結局晩ご飯も食べないまま・・・寝たのが3:00過ぎ。

それでも6:00前には起きて準備し、8:20過ぎにはお店に出勤してミーティングまでしていた訳ですよ。

それなのに「パスタ用のソースを作るのだって大変だったんですよ!」って・・・

それは解るけど口にしたらあかんやろ!って僕が言ったら「パスタだって僕が買うなんて約束してませんよ!」って・・・

いやいや、そういう流れになっていたやん!

それに無理なら無理で、もっと早い段階で相談してくれたら、僕も協力するし・・・他のメンバーさんもきっと助けてくれたやん!

岩塩はたまたま僕のがお店にあったのでいいとして、トングが無いとか、オリーブオイルが・・・と騒ぎたて、慌ててY崎様3号やH川様が買いに行ってくれて・・・

まあK合様の傍若無人っぷりについては、「食材にこだわるなら、てめぇで全部用意してこいよ!」と皆さんイライラしつつも、そこまで偉そうに言うなら・・・さぞうまいもんを作ってくれるんだろうな?って期待もあって、全員(悪意のこもった)笑顔でバレーナ・ピナイッティ氏(K合様)を見守る。

その時の絵がこれ・・・


「おいおい料理人!ポケットに手ぇ突っ込んで調理たぁ、随分態度が悪いじゃねぇか!」と思いつつも・・・皆さん静かに見守っています。

初参加のN野様は先に帰られていましたが、ちょっとジェダイマスターに昇格したくらいで態度がでかくなったピナイッティの姿を見られなくて幸いでした(笑)

湯を沸かす際も、これでもかってくらい岩塩をドバドバ入れていて・・・

「おいおい!俺のアルペンザルツを・・・」

「パスタを茹でる際の塩って・・・そんなに必要なの?」

「なんかようわからんけど、プロがやるんやから黙って見とこう。」

「私ん家の岩塩持って来なくて良かった・・・ホッ。」

「業販の材料と勘違いしてますねぇ。」

「料理人恐ぇ~!プロ恐ぇ~!」


この日は意識してか、いつもの口をモグモグさせるアルパカ体操をなかなかしてくれないK合様でしたが、茹でたパスタをつまみ食いする仕草が(小動物みたいで可愛い)面白くてY崎様2号が笑っています。

K合様・・・普通にしてたら男前なんですけどね(笑)


皆さんに悪態をつかれつつも、唯一仕込みをしてきたボロネーゼソースを絡めて、いい匂いがしてきた途端これですわ・・・

そうです。

いつもの腹ペコキャラ留美さんがジッとフライパンを見つめています。

「さすが留美さん!匂いに敏感ですなぁ~!」

「だってお腹が空いてもう死にそうなんですよ。」

「ピナイッティ急いで盛り付けろ~!」


「じゃあ仕上げるんで、店長!パルメザンチーズ下さい!」

「貴方の右手にございますよ!」

「あっ!じゃあ次、誰かお皿を並べて下さい!」

「は~い!もう並べてま~す!」

「全く注文が多いシェフやなぁ~!」

「だいたいグラサンを胸に挿してるわ、帽子もかぶってないわで、それでもシェフが務まるんかぁ~!」と野口さんも突っ込みを入れる。


そういえば本来この日は、お互いこよなく『世界のラファ』を愛する者同士という事もあって、K合様は最初野口さんに会うのを楽しみにしていたんですね。

ところがK合様のFP1を見るや、開口一番野口さんが・・・

「それはピナレロのロゴが入っただけの・・・」といきなりヘビー級ボクサー並みのストレートを打ち込んできた訳です。

いきなり職員室で先生に怒られている生徒のような哀愁を漂わせていたK合様・・・

「野口さんと仲良くしないの?」

「・・・・・・・・・・・・・・無理です。」

とまあ、そんな因縁があった訳なんですね。

一応僕もメンバーの皆さんも、K合様のキャラクターを理解した上で言いたい事を言っているので、そこには愛があります。

しかしK合様と野口さんは、ある意味似た者同士って事もあるからなのか、いきなり犬猿の仲になりつつあって・・・



ところがピナイッティ流ボローニャスパゲティが、美味しかった事もあってなのか・・・

気がついたら野口さんが、黙ってK合様のFP1を整備し始めて、ホイールのオーバーホールと振れ取りまでしてくれて。

それに乗ったK合様が「おお~っ!すごい!僕のピナレロが甦った~!」と大喜びで・・・

調理を放っぽり出して、また走り回り始めたのであります。

「ピナイさ~ん!早く追加を作ってよね!」

「腹減った~!パスタの追加まだ~?」

僕も好きな味でしたし、茹で加減も良かったので・・・そこは認めざるを得ない感じでしたが・・・。

「僕はボロネーゼソースに茹で汁を混ぜて薄めるのは許せません!」とはご意見番のY崎様3号。

Y崎様3号は濃い目の味付けが好きなんです。

次回はメンバーさんの好みに合わせて・・・とまで言ったらさすがにやり過ぎなので、僕は今回ので十分満足でしたよ!

ただ・・・

鍋の水を追加する時は一度声を掛けて頂きたかった!

まさかピットの洗い場で水を足すなんて・・・

「ピナイさん・・・その水、トイレと同じ水なんですけど・・・。」と言いかけましたが、僕は黙りました。

せっかく皆が美味しい美味しいと盛り上がってきたところで、水を差せないって思った訳ですよ。

しかしいつまでも黙っておく訳にもいかないので・・・もうここでばらしてもいいですよね?(笑)

もちろんトイレと同じ水と言っても、トイレを経由している訳ではなく、水の出所が同じってだけで、上水道には変わりありません。

ただどうせなら水にもこだわって欲しかったなぁ・・・

そこだけが唯一残念でなりませんでした。

神戸市の水道水がまだ近隣の都市より美味しくて、本当に良かったですね。


ところで最後のお口直しに・・・


Y崎様3号が作ったチーズタルトと、A部様が作ってくれたザッハトルテをカットして皆さんに振舞いました。

やっぱり手作りって言うのがまた・・・嬉しいですよねぇ~!

Y崎様2号がマイコーヒーメーカーを持ってきてくれていたので、そのコーヒーと併せて楽しませていただきました!



まあこの日は「いったい自転車屋で何のパーティーをしてんねん?」って目線で、道行く多くの人々に見られてしまいましたが・・・

「食べたい人はみんな寄っといで!」って感じで、結構オープンな雰囲気で楽しめましたねぇ。

たまにはこういうのもありでしょう?



そして恒例の・・・

「店長!ピナレロの修理代なんですけど・・・レジェンド割ってサービスはありませんか?」

「はぁ?何て?調理後の片付けもしない奴が、レジェンド・・・何て~?」

「あ・・・あの・・・レジェンド割です・・・。」

「ほぉ~!それは確かに~高くつくじゃありませんか。」

「あっ。・・・その件は別にそんなつもりでは・・・。」

「まあ普通に計算したら工賃1万円以上の仕事を、野口さんはしてくれているよね。」

「ははぁ~!そこを何とか・・・。」

「う~ん・・・。まあ野口さんがいくらにしといて下さいとも言ってなかったから・・・いいよ!今回はノーマネーで!」

「えっ!マジッすか?だから僕ラルプデュエズが好きなんですよ!」

「調子ええなぁ~!ムカつくからやっぱり請求していいか?」

「いや待って下さいよ~!」

「じゃあ今回のイベントであった事について、一切言い訳をしない事!それを破ったら請求書を送るって条件でいいかな?」(笑)

「ありがとうございます!」



一応K合様の名誉の為に追記しますと、注文してくれていたオリジナルホイールと、タイヤの代金及び、修理の際の工賃はサービスしましたが、必要な部品代に関しては、ちゃんとお支払いしてくれましたので・・・

どうか西宮にいるK合様の自転車仲間及び先輩方・・・

今回のK合様のやらかしてくれた件に関しては、是非とも寛大な処置をお願い致します。



そして名古屋のイタリアンレストランの先輩・上司の皆様・・・

ピナイッティ氏を基本から叩き直して差し上げて下さい!

こんなK合様ですが、是非一流のシェフに育ててあげて頂けますと幸いです!よろしくお願い申し上げます。



まあ今回も色々とバタバタしちゃいましたけど、本当に楽しい1日を過ごす事ができて良かったです!

ご協力くださいましたメンバーの皆さんに感謝!!

そして3年目に突入しました『自転車好房ラルプデュエズ』を、これからも温かい目で応援して下さい!