2014年10月7日火曜日

第39回『TEAM EURO』走行会!・・・久々にオールラウンドなルートを走る。

1週間後に『ピナ祭』を控えていることもあって、当日の余興で走るコースを一部下見しよう!って事になり、全員一致で西へ向かいました。

この日のメンバーはM様とI藤様、ダブルO本君が参加して5名で出走。

しばらくは阪急電車の高架下に沿って三宮まで走り、加納町交差点から山手幹線を西へ向かう。

鯉川筋との交差点を過ぎてから、兵庫県庁前の道は直進したいところですが、ここに関しては10月5日のポタリング部隊には厳しい課題になるので、あえて左へ迂回するルートを選択。

その方が信号に捕まる回数は多くなるが、確実に安全なのであります。

それでもこの日のペースは比較的ハイペースだと、O本君2号は少し嬉しそうでした。

そして上沢駅前で右折・・・

この時点での作戦の段取りとしては、上り始め序盤でY崎様3号がレジェンド(K合様)を挑発し先行する。

それを追ったレジェンドがY崎様3号の失速と同時に先頭へ飛び出す・・・

その瞬間を被せ込むようにして抜き去るタイミングとするべきか、しばらく泳がせてレジェンドがライオンズマンション前を右折した瞬間に加速すべきなのか・・・

とりあえずこの時点では後者の案の方が面白いだろうという結論で全員一致。

しかし『兵庫の壁』は序盤とラストが急勾配で、レジェンドを泳がす区間は比較的緩いのだが、緩いといっても12%くらいあるので、ライオンズマンション前で10m以上の車間を空けられると、ピークまでに捲くり返すのは非常に困難となる。

更に付け加えると、レジェンドは一旦逃げに出ると、自分が安心できる車間を稼ぐまでは必死に逃げ続ける性格なので、例え泳がせたところで、レジェンドのペースがハイペースのままだと、結局は我々も必要以上に離されないよう、必死で追わないとならない可能性が高い。

それって集団から逃げを出さない為に先頭グループがスピードコントロールをしている状況と同じで、その状態からアタックを決めるなんていうのは至難の業。

そう考えると序盤から容赦無しでぶっちぎるしかないのだが・・・

極力遊びたいな~って悩む訳ですよ。

とにかく全ての鍵を握っているのはY崎様3号です。

彼のコンディション次第ではフォーメーションが大幅に変わる可能性があります。

なぜなら誰も前に出なければ、レジェンドは必ず僕かN様2号の後ろにベタ着きで走るはず。

大抵の場合、僕は先頭を引くだけ引いて、みんなの発射台に使われて終わるケースが多いので、今回ばかりはみんなのいいように利用されたくないっていう気持ちがあります。

あれこれ頭の中でシミュレーションしていると、下手な策を練るくらいなら序盤から一気にたたみ込んだ方が、確実に勝てそうな気がする。

ホンマに悩むな~。

実際に壁を上ってみると、決して誰もゆとりが無いのである。

I藤様でさえ結構疲れを残していたので、レジェンドに先行させると早い段階でカウンターを仕掛けなければ、消耗戦になるだろうという可能性が見えてきました。



さて、会下山を越えた我々は、最近何かと話題になる神鉄長田駅前を抜けて、この日は明泉寺前経由で花山町~鹿松町と走り、妙法寺方面へ抜けました。

その際対向車線にはみ出して右側から抜き去る、行儀の悪いバイクがいて、妙法寺小学校前の交差点から僕は怒りの加速で追い上げる。

そのままぶっちぎってセブンイレブンに入ろうかと思ったら・・・


「あれ?セブンイレブンが無くなっている!」

完全な更地になっていました。

その瞬間戦意喪失・・・お腹が空いて死にそうになりました。

他のメンバーは「店長!突然猛スピードで加速してどうしたんですか?」って驚いてました。

バイクにムカついたのと、お腹が空いて何か食べたいのとが合わさったら、急にアドレナリンが爆発して・・・って感じでしたが、まさかの空振り!

その先のファミリーマートでようやく休憩を取りました。

紙パックのココアを飲み干した僕は、ペットボトルのお茶をひとくち飲んで口直し。

ボトルケージに入れようとして・・・

「あっ!しまった!トンプソンの試乗車に乗っていたんだった。」(笑)

「店長!ボトルケージ付いてないじゃないですか!」(笑)

「ははは!うっかりしてたわ!」

するとI藤様が「店長!良かったら僕の自転車のケージに入れときましょうか?」って言ってくれたのですが・・・

「それはあきません!しばらく走っているうちに、今度はI藤さんがうっかりそのお茶を飲んでしまったら・・・間接キス事件発生で、また在らぬ疑いをかけられてしまいます!」

「おお~っ!そうか!確かに飲んでしまうかも知れん!それはマズイですね。」(笑)

「でしょ?なので背中のポケットに挿して走るので大丈夫です!」(笑)

そこから名谷町経由で福田川沿いに垂水まで行きます。


その時点で8時40分だったので、「これなら9時45分までに店へ帰れるかな~。」と一安心。

O本君2号にしてみたら、珍しくハイペースな走行会ですが、この日はO本君2号が不調という話だった事もあって、結構全体的にはノンビリ走った方なんです。

酷い時は大蔵海岸まで走って、そこから朝霧~舞子坂を抜けてこの日の前半のルートを逆向きに進んで9時50分までに帰ってくる事もあるので、その時は休む時間すらありません。

そう思えばこの日は比較的ノンビリ。

過去に舞子駅から舞子坂経由のルートで走った事のあるM様も、「今日はまだマシな方ですね!」っておっしゃってました。

ただ国道2号線の東向きはすごい向かい風で進まない!

こんな日に時速30~40kmキープで走る練習をしたら良いトレーニングになります。

そして若宮交差点付近で追いついたクロスバイクのご老人・・・

これがまた曲者で・・・

抜いても抜いても、僕らが信号に捕まっている間に必ず追いつき、そして僕らの前に行っては信号をフライングでスタートしていく。

つまり毎回抜いては抜かれての繰り返し・・・

「あ~っ!もう嫌だ~!!」

そう思った僕は新開地の手前で道を斜めに入る。

JRの高架沿いの道へ合流・・・有馬街道との交差点より東川崎町へ入って、ハーバーランドを抜けよう!それが僕の考えでした。

しかし所々で路地から向こう側の・・・国道2号線を走るご老人が見えるのです。

「ああっ!気になる!気が散る!」

みんなは爆笑。

そしてタイミング的にご老人が信号に捕まったところを、我々がハーバーランド方面へ横断する予定だったのに・・・

「うわ~っ!なんでやねん!どこまで絡んでくるの?」

なんとご老人も同じルートを選んだ模様。

全員で大爆笑。

「店長がせっかく被らないようルートをずらしたのに、結局同じルートを目指していたなんて!」

「もう嫌や!こっちの歩道をゆっくり進もう!これ以上同じ道を走りたくない!追いつかれる度に自分たちの努力が無駄みたいに感じるのが堪えられん!」

「その気持ち解るわ~。」

「僕らもいい加減ウンザリしていたし、まあ被らないように行きましょう!」

結局何だかんだで9時35分頃、皆さん心身ともに疲れて当店まで帰りました(笑)



にも関わらず・・・ダブルO本君はこの後、再度山経由で摩耶山の掬星台まで上ったそうです。

若いって羨ましいですね!

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