2016年11月26日土曜日

試乗会開催中!


本日は風がやや冷たいですが、天気も良くてサイクリング日和です!


コーダーブルーム営業マンのF谷さんも9時半までには当店に到着し、そこから自転車やサイクルラック、幟旗など準備しまして・・・


12台の自転車のハンドルの向きやガタツキを直して、変速も調整・・・

中にはシフトのアウターケーブルが裂けている車体や、ディレーラーハンガーの曲がっている車体もあったので、全部直して・・・


徐々に試乗のお客様もお越し頂いております!


店前の柱にもポスターを貼ってます。


へルメットのない方もご安心下さい!

レンタルヘルメットございます!

2016年11月25日金曜日

11月26日(土)~27日(日) KhodaaBloom(コーダーブルーム)試乗会開催について!(女性用サイズもございます!)

ホームページで予告しておりました試乗会の詳細をご案内します。


http://khodaa-bloom.com/news/event/4488/


今回の試乗車ラインナップ!
 
『ロードバイク』

 
・FarnaSL-アルテク゛ラ   500mm
・FarnaSL-105        465mm
・Farna700-105        500mm
・Farna700-105        465mm
・Farna700-ティアク゛ラ       430mm
・Farna700-ティアク゛ラ    395mm
・Farna24
 
 
 
『クロスバイク』

 
・Rail700SL          480mm
・Rail700           440mm
・Rail700           400mm
・Rail20            480mm
 
 
 
『MTB』

 
・ドレソンXC         405mm
 
 
 
以上、計12台ご用意させて頂きます。
 
 
 
 
ロードバイクの500mmサイズは身長180cm以上の方推奨。
 
同じく465mmサイズは身長170cm台の方推奨。
 
430mmは身長160cm台の方、395mmは身長145~160cmの女性にオススメ!
 
FARNA24は24インチのジュニア専用ロードバイクなので、身長150cm以下の小学生にも乗れる本格的ロードバイクになっています。

 
 
クロスバイクについては・・・
 
480mmサイズは身長175cm以上推奨。
 
440mmサイズは身長165~175cm推奨。
 
400mmサイズは身長150~165cm推奨。
 
ただしRail20については身長170cm前後向きです。
 
 
 
MTBは1台のみですが、やはり身長170cm前後の方にオススメのサイズとなっています。
 
 
 
 
 
前回のようなミニサイクリングツアーの開催は行ないませんが、HAT神戸のなぎさ公園で十分な試乗ができますので、是非これからスポーツバイクに乗ってみたいとお考えのお客様は、こぞってご参加下さい!
 
 
 
『アピールポイント!』
 
コーダーブルームの自転車は全体的に軽量かつ乗りやすい自転車です。
 
FARNA SLに関しては即レース出場可能なくらい、超軽量(クラス世界最軽量)な車体と、驚くほどの加速性能&反応性がウリです。
 
FARNA700に関しては初心者ライダーが安心して乗れる自転車をコンセプトにしているので、乗り心地(快適性)と直進安定性を徹底的に追及し、ブレーキ性能にもこだわった仕様になっています。(ティアグラモデルもブレーキキャリパーにシマノ105を採用!)
 
尚、105とティアグラの違いは主に11速と10速の違いであり、ギアが一枚多い事のアドバンテージを重視するか、低コストを重視するかを比較する為に乗り比べて下さい。
 
いずれにしても低価格なのに、妥協のほとんど感じられ無いハイパフォーマンスな自転車をラインナップしていますので、乗ってみて納得して頂けると思います!
 
 
 
『注意事項!』
 
今回の試乗車はあくまでコーダーブルーム(ホダカ)さんにご用意頂くものなので、雑な乗り方をする為に貸し出す訳ではございません。
 
①信号無視などの交通違反をする行為
 
②音楽プレイヤーを聞きながら乗る行為
 
③仲間同士、カップルで参加して、話しながら並走する行為
 
④仲間同士で参加してレース気取りでスピードを競う行為
 
⑤自転車の耐久性や限界を試す為に段差へ強引に進入したり、階段等の障害物をを走行する行為
 
以上のような走行は認められません!
 
尚、なぎさ公園では多くの地元住民の方(主に子供やお年寄り)が散歩されていたり、ランナーや釣り客なども多いですので、くれぐれも他の方の邪魔にならないよう、細心の注意を払って走行して頂きますよう、くれぐれもよろしくお願い申し上げます!
 
 
 
『参加資格』
 
どなたでも参加は自由です。
 
ただし身分証明書のご提示をお願い致しますので、写真付きでご住所の明記がなされている身分証をご用意頂きますようお願いします。
 
尚、未成年者の方は、保護者同伴或いは保護者同意書持参の上、中学生以上の場合は学生証もご持参下さい!

2016年11月19日土曜日

ミワさんのエヴァディオ・バッカスSL完成しました!

 ようやくフィッティングも済ませて完成しました!
 

身長150cm前後の女性でもかっこよく乗れるサイズのロードバイクです。

ペダルを含んだその重量は約7.5kgと、まずまずの軽さには仕上がっています。


世間では身長155cm以下の女性など・・・

トップチューブ長520mmのフレームに60mm以下の短いステムを付けて無理矢理乗って・・・

それでもハンドルが遠くて腕が伸び切り、肩まで伸びてしまう乗り方をしている人・・・いますよね?

しかもサドルもシートポストが出せないから、ほとんどフレームの上にサドルが乗ったような状態だったり・・・

極端なスローピングフレームにしないと跨げなかった方も多いと思います。



スローピングフレームは大変失礼な言い方をすれば、どんなに『脚の短い方』でも跨げるフレームな訳ですが、実はそこに落とし穴があって・・・

700Cという28インチ規格の車輪が収まるフロントフォークを装着する場合、嫌でもフレームのヘッド高が全体のフォルムの中で高くなってしまい、特にフレーム剛性や溶接精度の低い廉価ロードバイクの場合はヘッドチューブも長めに作られていて、自然とハンドル位置もサドルより高くなりがちなんです。

メーカーやショップの人は「アップハンドルの方が、初心者の方にも安心して乗って頂けますよ!」とか言って販売しちゃうんでしょうが、有り得ないですよそんな話。

サドルよりハンドルの方が高くなるようだったら、もうロードバイクである意味が無い!と言ってしまうと、少々乱暴かも知れませんが、そのくらい重大な問題ですよ。

極端に身体の硬い人や、ヘルニア等のリハビリ目的の方であれば、無理な前傾ポジションを取らなくていいと思いますが、ロードバイクが前傾姿勢でドロップハンドルなのは、全身の筋肉を余す事無く駆使して速く走り、そして少しでも空気抵抗を減らす為に工夫を重ねて辿り着いたディテールなのです。

自転車ロードレース約150年の歴史があっての今なんです。

なのでハンドルに手が届いたからそれでOKでもなければ、乗れるなら大きいサイズも小さいサイズも関係ない!なんて、適当且つでたらめな発想は無しの方向性でお願いします!

速さと空気抵抗を突き詰めていったら、どんなに灰汁の強いセッティングの人も、最終的には限りなく理想的で美しいセッティングに落ち着くはずなんです。

身長155cm未満の女性にはトップチューブ長(水平換算)510mm以上のフレームなんて勧めちゃいけません。

妥協で乗らせて、売ったら売りっぱなしなんて絶対にしてもらいたくない。



今回ミワさんが購入したエヴァディオ・バッカスSLの410mmサイズは、トップチューブ長500mm弱(実測)と、700Cでよくぞここまでやった!と思えるサイズであり、それでも絶妙にバランスされています。


ステムの下にコラムスペーサーを33mm分入れても、サドルより少し低い位置にハンドルを設定できて、ロードバイクらしいディテールを守る事ができました。
 
ステム長も80mmを使用していますので、フレームサイズに対してカッコイイと思える突き出しになっています。
 
どうしても前傾がしんどいと感じた時には70mmでも60mmにでもステムを短くすれば、いつでも簡単に微調整はできます。
 
気になったのは今回シートポストのオフセットを15mmのカーボンピラーにしたのですが・・・
 
ちなみにエヴァディオのシートポストはアルミがオフセット20mmで、カーボンが15mmと25mmの2サイズしかラインナップが無くて、これがまた実に厄介なのです。
 
新型のサドルは超軽量なうえに、乗り心地やフィット感が最高のサドルですが、全長は短め!
 
その短めって事を踏まえても、BBセンターを通る地面からの垂線に対して、サドルトップのオフセットは5~10mmまでに抑えたい。(このオフセット量の目安は身長や脚の長さに比例する)
 
そうするとシートポストのオフセットが意地悪をする訳だ。
 
このくらい小さなフレームともなれば、シートポストのオフセットは±0mmでいいと思うんですよ。
 
今回ポジション出しで一番苦労したのがそこですね。
 
 
 
これまでトップチューブ長515mmのフレームに70mmのステムを装着してフラットバーロードとして乗っていたミワさん。
 
その自転車のシートポストのオフセットは20mmだったので、これまでのフラットバーよりも近い位置にハンドルのフラット部分が来ます。
 
ブレーキブラケットと下ハン(ドロップ部分)を握ると、今までよりもやや前傾がきつくなる感じで・・・
 
乗り慣れるまでは時間がかかるかも知れませんが、かなりベストなポジションに仕上げる事ができたとは思っています。
 
 
ゴールドは嫌いだと言われましたが・・・
 
選択できる小物のカラーの中で、ブルーとホワイトの差し色に使えるって考えると・・・
 
ゴールドかレッドしかなくて・・・
 
レッドはもっと嫌!とか言われたものですから・・・(汗)
 
やはりゴールドはどんなカラーリングでも差し色に使えるので重宝します!(笑)
 
 
ゴールド・・・
 
いや、ウサギのシルエットがかわいいなぁ~・・・(笑)
 
 
 
それはそうとエヴァディオさんに今後頑張って頂きたいのが塗装!
 
やはりワタナベ塗装さんの抜けた穴は大きいです。
 
これまでエヴァディオのフレームで何が素晴らしいか・・・って聞かれると・・・
 
それはそれは走りが素晴らしいって言うのは当然の話で・・・
 
一体どんなに優れたテストライダーと一緒に開発しているんだろう?って思える程!
 
それだけではなく、組み付けのしやすさっていうところにも気遣いがあった部分が、他のメーカーと比べても素晴らしい部分だった訳です。
 
特にBBハンガー周り・・・
 
 
これは今回のミワさんのフレームです。
 
フェイシング処理をしないとBBを締め込めないくらい厚塗りです。
 
その前にタップ処理をしました。
 
以前のエヴァディオフレームならワタナベ塗装さんのマスキング処理が完璧だったので、タップしなくてもBBが手で回して締め込めるレベルでした。
 
フェイシング処理もわざわざしなくてもいいよう、綺麗に処理もして下さってました。
 
今回タップに関しては1回やっただけでは足らずに、2度ネジ山を立て直しました。(BBについている滑り止めが引っかかって締め込めなかったので・・・)
 
そして一番辛かったのがフェイシング!
 
厚塗りしていたので、ドライヤーで暖めてから専用工具にドリルオイルをたっぷり塗布して作業し、それもできるだけ慎重に少しずつ削っていたのにも関わらず、塗装が割れてしまうという・・・。
 
もう割れそうなのは判っていたので、ミワさん立会いの下、「最小限の割れに抑えるので、タッチペンで許して下さい!」とお願いして作業。
 
途中でイラついて工具を投げつけたくなったくらい。
 
フェイシングに1時間以上も時間を掛けたのに塗装が割れるなんて・・・
 
ヘッド周りも一部塗装が浮いてチップしそうだったので、隙間に塗料を入れて穴埋めとか・・・
 
エヴァディオは素晴らしいフレーム性能と、比較的安価でカラーオーダーができる数少ないメーカーなので、なんとか「ワタナベ塗装さんが無くなったから・・・」と言われずに頑張って頂きたいものです。
 
これにめげずに僕はこれからもエヴァディオさんを応援します!

2016年11月18日金曜日

明日11月19日(土)の走行会について・・・

明日はちょっとでも雨が降りそうだったら走行会はお休みでお願いします!
 
雨の場合・・・
 
社用車の修理が今度こそ完了したので、僕は朝一で社用車の回収と支払いに行ってきます。
 
 
 
勿論晴れたら走行会はしますけど・・・お店の開店準備終了後、田尾寺までUターンします。
 
って考えただけで怠いな明日は。
 
さすがに今度こそキッチリ直っていて欲しい。
 
1ヶ月で4度もレッカーサービスを利用して色々疲れました。(笑)
 
 
 
やっぱり色々考えてみて思いました。
 
個人的に車は好きなので、可能な限り自分で直して乗りたい。
 
しかし仕事、仕事で・・・せめて週に1度の休みの日くらいはゆっくりしたい。
 
できることなら色々な車に乗ってみたい。
 
フェラーリやランボルギーニなんて贅沢は言わないけど、近い将来ポルシェやマセラッティくらいは頑張って買いたい、BMWは嫌いだけどM3は乗ってみたい・・・
 
しかしその度に違う車の構造や故障のパターンを勉強し直さないとならない。
 
ああ・・・面倒臭い!
 
結局色々乗って解かった事は、インプレッサ(GC8)が一番良かった。
 
インプレッサなら車輌の癖も、弱点も知り尽くしているので、自分でもある程度修理や予防ができる訳で、結局・・・乗るのならインプレッサがいい。
 
ところが最近GC8の中古車の玉数が少なくて、あってもかなり高価。
 
16年以上前の車なのに、走行距離が少なくて状態もいい車体だと、当時の新車価格並み。
 
僕が狙っているSTiバージョン5~バージョン6のタイプR(2ドアクーペ)でソニックブルーのリミテッド仕様にもなると、状態の良い車輌を見つけるのも至難の業。
 
インプレッサに乗っていた頃・・・
 
思い返せば一番幸せで充実していたなぁ~。
 
もう他に何も要らない!って思えるくらいGC8を愛しています。
 
現実問題、「今一番欲しいものは何ですか?」って問われたら、バージョン6のタイプRリミテッドって即答です。
 
特別限定車のSTi-22Bもいつか見つけて買いたいのですが、コレクターがなかなか手放さないプレミアムカーなのと、僕自身いつでもバージョン5又は6を手に入れてもいいように、ボディーの補強部品や、エンジン周りの強化部品、書き換え用のコンピューターとプログラムキット等その他諸々の部品をごっそり家に保管しているので、それらを早く使ってあげたい・・・
 
そんな訳で10月以降ちょっと病んでいます(笑)
 
 
先日友達に「壊れない車だったら・・・」とあれこれ勧められましたが・・・
 
僕にトヨタ車を勧めないで下さい!(笑)
 
アンチトヨタなんでごめんなさい。MR-2(SW20)以外は買ってまで運転したいとは思いません!
 
 
あっ!明日の走行会の話でしたね?(笑)
 
走行会自体は楽しみにしているので、雨で走れないと残念ですが、晴れたら晴れたで後ほど怠いという、そんな心境です。
 
店の主が怠いとか連呼して、本当にすみません!

2016年11月13日日曜日

新型ビッケ売れてます!

ブリヂストンの新型電動アシスト自転車『ビッケ・グリ』・・・

9月末に販売開始になって以来、全国的にも良く売れているみたいで、当店でも注文がいつにないペースで入ってきます。

先日は僕の小中学校時代の同級生にも購入して頂きましたが、その友人は車やバイク、ファッションやオーディオまで、何でも一流の製品を知り尽くして、こだわるポイントをよく理解している人なのですが、やはりビッケ・グリの構造的なものや、デュアルドライブのシステムを聞いて、「これは間違いない!」と、即ご注文下さったという・・・

そのくらい欠点という欠点の見つからない優等生なんです。


とりあえず車体の雰囲気が判る様に後ろ子乗せを付けない状態で撮影したものですが・・・

前輪と後輪の大きさが違うのが判りますか?

従来は前後20インチだったビッケを、フロントタイヤのみ24インチにアップしています。

これで身体の大きなお父さんが乗ってもアンバランスに見えません!

リアタイヤが20インチでも問題ない理由は・・・

①子乗せを付けたらそこまで車輪が小さい事が目立たない。

②子乗せに実際お子さんを乗せる際に、車輪が小さい方が低い位置なので乗せ易い。

③モーターのアシストによる駆動輪は24インチの前輪なので、従来品より進む感じがする。



そして後輪も当然ペダリングによって進む訳ですから、前後輪駆動ということで非常に直進安定性が高い乗り物だとご理解頂けるかと思います。

しかもアシスト側が前輪って考えると、従来の後ろから押されるようなアシストではなくて、前から引っ張ってもらえるようなアシストなので、そこに直進安定性も加わってハンドルがふらつきにくいというのが利点。

上り坂でも安定感のある走りが可能です。


肝心なアシストレベル(パワー)は6段階で最高の6なので、灘区で言えば摩耶ケーブルの上りは勿論、六甲高校前の天地がひっくり返りそうな激坂でも上れる訳ですよ!

なにより嬉しい機能はブレーキアシスト機能!

車で言うエンジンブレーキのような機能が付いているので、握力の弱い女性やご年配の方でも安心して坂道を下る事ができます。

更にそのブレーキアシストを利用した回生充電機能に関しては、オマケ程度に考えて下さってもいいくらい、ありがたい機能が盛り沢山です!

これは篠原町や篠原伯母野山町にお住まいの方、東灘区の御影山手、鴨子ヶ原、渦森台、本山の山手地区、西宮の苦楽園3番町、4番町にお住まいの方には心強い乗り物だと思います。


オートライトは電動アシストをOFFにしても使えます。

デザインもシンプルかつおしゃれですよね!

他にオレンジとグリーンもございますが、いずれもオススメです。


そしてデュアルドライブの売りの一つがこのベルトドライブ!

チェーンよりも膝に優しいので、ご年配の方にも嬉しい設計です。

ベルトはカーボン混入で自動車のタイミングベルト並みに丈夫なので、10年は安心して乗れます。


リアキャリアには専用の子乗せを乗せる設計にはなっていますが、子乗せが不要になったら大型バスケットを取り付ける事も可能です。

当然27kgクラスのキャリアです。


子乗せを装着するとこんな感じです!

フレームも従来のL型からスタッガードタイプになったのも、カッコよさの秘訣です。

強度も上がっているので、キビキビと反応してくれます。

今週ブリヂストンの倉庫の在庫は増えていましたが、何しろ人気商品なのでまたすぐに在庫切れになるかもしれません。

ご興味のある方は是非お早めにお問い合わせ下さい!

女性のためのカラーオーダーバイク!

その気になればどんなデザインでもできるかも知れません。

2台目以降で購入を考える人なら、「次はもう買い換えなくてもいいくらいの自転車が欲しい!」って思うのはごくごく自然の事だと考えています。

男性だったらある程度既製品のデザインでも「これカッコイイなぁ!」って思うフレームだったら、あとはアッセンブルするパーツ次第で、自身のオリジナリティを出せると思うんです。

男性はデザインより、やや機能美を優先する傾向があります。

しかし女性の場合は機能美よりも見た目の美しさや、独自の世界観やイメージにシンクロするデザインを好む傾向が強いと思うんです。

なので本来機能美を重視して製作される自転車においては、作る人の大半が男の人って考えたとき、デザインって女性的に見ると妥協しないと乗れない自転車が多いと思うんです。

仮に自転車のデザイナー(女性)を採用しているメーカーがあったところで、現時点でそこまで女性らしいデザインの自転車って無いように思えます。

若干偏見じみた表現にはなりますが、結局自転車が好きで、その製造に関わる仕事を選ぶくらいの女性ですから、ひょっとしたら男性的な美的感覚の方かも知れないし、どんなに女性らしいデザインを考えたところで、コストがかかり過ぎれば会社的に却下されるし、上層部の感覚が古臭ければ当然許可は下りにくいだろうし・・・

とにかく目を引くような女性的デザインなんてそうそう見ない訳ですよ。



『じゃあ作ったらいいんじゃないの?』



答えは単純だと思うんです。



僕は今回カラーオーダーで自転車を注文した女性に求めるもの、譲れないものを窺いました。

①水玉デザインが施されていること

②白がベースだけど青も好き

③どこでもいいから小さくウサギのシルエットを施して欲しい

④コストは可能な限り抑えて

⑤当然の事ながら小柄な人でもカッコよく乗れるサイズとセッティングにして欲しい

以上の条件を元に、概ねのデザインをラフで作った後、お客様と共同でデザインの草稿を仕上げ、パソコンデータとして制作。

要はそれでカッティングシートを作って、塗装のマスキングにするという提案です。

あとはコストを抑えるためには塗装の行程を悪戯に増やさない!

つまり複雑なデザインにさえしなければ可能。



それ以外の仕上げやコーディネートは僕に一任されたので、エヴァディオさんとコミュニケーションを取りながら具現化していく。

従来のワタナベ塗装さんがいないから、正直色々不安ではありましたが・・・


新型のバッカスSLをこんな感じで仕上げました。

あえてエヴァディオの旧ロゴを採用したのは水玉フォークとの相性を考えて。

個人的にも旧ロゴの方が好きですし。(笑)

そしてフロントフォークのクラウンにさりげなくウサギのシルエットを・・・。

水玉に紛れてワンポイントとして左右に入れてみました。

今回フレーム本体はシンプルにパールホワイト1色にしましたが、行程さえ無駄に増やさなければそこまで大幅なチャージ料金がかからないので、バックエンドも青色にしたり、そこにも水玉をあしらう事ができたとおもいます。



エヴァディオの自転車は間違いなく人の第6感を刺激する最高の自転車です。

それがこのようにカラーもオーダーできるのですから、僕がずっと提言している『世界で1台、自分だけの愛車を作りましょう!』を、最高の走りも併せて実現できる訳ですよ。

勿論女性に限らず男性も「こんなロゴを入れて欲しい!」とか、「こんな書体の文字を入れて欲しい!」等といったニーズを、どんどんお聞かせ下さい!

とりあえずこの自転車の完成形は後日改めてアップいたします。

2016年11月10日木曜日

9月最後のネタ・・・マルイ展示会

朝9:00開場!

場所がポーアイなので出勤前に行くのも有りか・・・



っていうより、展示会価格で購入できる自転車の整理券の争奪戦が、年々激戦化しています。

昼過ぎなんかに行ったところで獲物は骨すら残っちゃいない・・・といった感じでしょうか。



15分前には会場の入口に到着しましたが・・・既にすごい行列!

全国から自転車店やネットショップの方々がお集まりになっています。



入場して整理券のあるブースへ走ったものの・・・

先に入場した業者さん達がごっそりと持ち去ってしまい、既に売れ残り程度の自転車しか残っていない状態。

何とかクロスバイク2種とロードバイク1台を確保できたものの・・・

何だかなぁ~。



先にごっそり取った業者さんは休憩スペースで大勢のスタッフさんと、整理券を改めて精査して、要らなければ返却する・・・そんな流れが出来上がっています。




確かに早い者勝ちではあるけれど、スタッフの人数もいて、資金力もあって・・・

そりゃここのルールは有利に働く訳ですよ。



「フェアじゃないよなぁ~。」

そう思っている業者さんは意外と多いです。



せめて抽選枠とか作って欲しいと思うのは僕だけでしょうか?



西神戸サイクルさんや雑本サイクルさんも、整理券の無くなるスピードについていけないと、非常に残念そうでした。

エヴァディオの社長さんも今年は早くからお越しになっていましたが、やはり欲しい自転車が一切残っていなくて首をかしげておられました。



よそのショップさんのお話によると、ネット販売を取り入れているショップや業者さんが特にごっそり買っているとの話でしたが・・・

確かに組み立てもしなくていいし、そのまま流すだけだから、通常卸より安くなる展示会は絶好のチャンスな訳で、十分解かる話ではあります。

ただ自転車のネット販売について否定的なショップさんにしてみたら、これほど面白くない事はないでしょう。



ネット販売・・・

①箱のままで届いて自分で組み立てる。(お店への持込は基本エチケット違反なので工賃は高い)

②自分で組み立てる=専用工具が無いと部品を破損するリスクがある。

③自分で組み立てた自転車=適正なトルク管理や細かなセッティングができていない。

④大事故になった場合、それも自転車の破損を伴った場合、メーカーや販売元が責められる可能性大。

⑤売った業者は大半メカニカルな対応ができないので、責任や保証のしようが無い。当然自己責任!

⑥なぜ安いのか?売る側の責任が無いから。

⑦なぜ責任が必要ないのか?売る側が組み立てないから。あくまでも購入者の自己責任。



そんな事が当たり前になって自転車メーカーのイメージが悪くなってもいいの?

メーカーは安心して組み立てと販売を、任せられるショップを応援する方が堅実じゃないの?

そんな不満を抱えたショップはきっと多いと思うんですよ。




今後の流れとしてネット販売の自転車に、保険加入の資格は無くした方が良いという話も出てくると思うんですよ。

整備不良の自動車が事故を起こした場合、過失割合が大きく変わる事ってありますよね?

こんな事を言ったら僕はますます煙たがられるかも知れませんが、ネット販売は好きじゃありません。

もちろんちゃんと組み立てて、上手く箱に梱包して郵送する業者もあるでしょうが・・・

でもお客様の顔を見て売りたいものです。

最後までメンテナンスのお世話をしたいと思うものです。



何だか色々と複雑な気持ちにさせられてしまいました。


ああ、この自転車・・・欲しかったなぁ~。

残念ながら展示会では購入できませんでしたが、とてもお洒落な自転車でしょ?



とりあえずフードブースの食べ物が無くならないうちに・・・

この日は念願のビフカツサンドをGETできました。

美味しいからすぐに無くなるそうです。

そして確かに美味しかったです。(笑)

食べて落ち着いた後は展示物の見学。


また新しい部品が・・・


最近・・・地味に豹柄物が増えてませんか?(汗)


グリップもあれこれ在庫として仕入れておきたいなぁ~。


そしてまるでカペルミュールのような、シンプルでお洒落なグローブなど・・・


おおっ!懐かしいMAPEIチームカラーのヘルメット!

コルナゴに乗っている人で・・・

特に90年代~2000年代初頭にかけて、世界最強チームと謳われたMAPEIチームと所属選手に憧れてC40とかC50、CT1、ドリーム等を購入して乗っていた人なら、このヘルメットは欲しいとか思えるんじゃないかなぁ?

密かに当時の各チームのジャージを再販して欲しいって願う僕は、こういうのを見たら目が輝いてしまいます。

今でもそうですが、UCIのチームジャージを着るってことは、ガチで速くないと笑われるってイメージが少なからずある訳で・・・

それは今から20年前も変わらず、UCIの・・・それも有力チームのジャージを着るって事は、速く走れないと、そのチームを愚弄するようなものだと、覚悟を決めて購入し着用したものです。

ヘルメットやグローブ、ソックス、シューズ・・・

全てチームの使用するものでそろえて走る時、レースでの気合の入り方が全然違ってくる。

面白いもので。



時計を見たらもう9:35!

「おっと!もう店に行かないと!」

今回は買うものを買って、そそくさと会場を後にしたのでした。

回復トレッキング・・・のつもりが、余計にダメージを増した話。

北アルプスから帰ってきた週末の明け・・・

9月26日(月)

朝から身体が軋むように痛い。

予定では森林植物園スタートで宝塚を徒歩で目指す。(その場合、家から森林植物園までも徒歩。)

或いは車を宝塚~西宮の界隈に駐車して、阪急六甲まで電車移動し、そこから徒歩で六甲山へ登って、宝塚まで歩く・・・

要するに全縦ルートの後半を歩くのが、この日の目標でした。

膝裏靭帯を伸ばした右脚は当然痛さが絶好調!(つまり絶不調って意味)

そのうえ天気は雨・・・夜中から結構降っています。


「参ったなぁ~。」


北アルプスから帰ってきて以来、焼肉が食べたくて、食べたくて、食べた過ぎて・・・

この日の夜は何が何でも・・・絶対!

焼肉を外す訳にはいかない!

そんな気分でした。



理想は歩き終わったその足で、伊丹の某店(肉の卸業者)まで、安くて美味しい肉を仕入れに行くこと。



その為に生きているような心境でした。(笑)

ところが雨が一向に止む気配が無くて・・・

しぶしぶ宝塚まで車で移動。

・・・したものの。



このままだと全縦ルートを歩くのは厳しいかな?って判断で、とりあえずソリオ宝塚の地下駐車場へ。

少し早めのランチを食べながら天気の変化を期待する。


『The Cricketers』というお店でミートパイを頂いた。

夜はソーセージ&ビールバーをしているお店なので、一見入りにくそうな雰囲気のお店でしたが、ミートパイもコーヒーも美味しかったですよ!

ただ残念だったのが、お店によって駐車場のサービス券が発行されないそうで・・・

「うわっ!マジか~。」

ちょっとショックだったりする。(笑)

ソリオの駐車場は料金の上限無しだったような気がしたので、慌てて別の駐車場へ移動。

こんな日に限って駐車場はどこも混み合っている。

なぜだ?



そうこうしているうちに天気が少し回復してきました。

「今更・・・。」ではありましたが、趣旨を変えてトレッキングという名目で、宝塚から登って・・・適当な所で折り返して、また宝塚に戻ってくるといったルールに変更。

湯元の交差点から路地を入り、塩尾寺(えんぺいじ)を目指す!

しばらく六甲山系全山縦走に参加していなかったので、久々に来ると・・・

しかも逆走って考えると、塩尾寺までのルートですら道に迷ってしまいそうです。

何とか甲子園大学の前を通って・・・


ルートをようやく思い出しました。(笑)

それにしてもとんでもない坂道の連続です。

平均10%を超える急勾配の登坂が2km以上続きます。

最大斜度に至っては・・・(笑)



「これは自転車で上ったら面白いだろうなぁ~。」



そんな事を考えながら登ったものの・・・

暑い!脚が痛い!そして暑い!

塩尾寺まで登ったら、既に帰りの下りが恐怖に思えてきた。

これまでも全縦で六甲山系の山道・・・50km近い距離を8~9時間かけて歩いた挙句、いつもこの下りで膝の激痛に堪えながら顔を歪ませて下っていたのを思い出す。

膝殺しの坂道・・・



色々計算すると、「これ以上登ったら帰りに膝を壊すぞ!」と本能が囁くのである。



「今日は素直に引き返そう。」



そして引き返す道中で・・・


「おっ、サワガニ!最近じゃ有馬温泉でも滅多に見ないのに!」

車やハイカーに踏まれなくてよかったね。



そして湯元まで戻ってきた時点で既に膝が笑っていた。

特に靭帯のダメージは半端無い。

周りを大勢の女子大生なんかが歩いていたりするもので、必死に痛いのは堪えていたけど・・・。

ちょっと駐車場を遠くに移動し過ぎたかも。(笑)




暑さもかなりだったもので、タカラジェンヌやそのおっかけの人御用達と言われる『伊万里』さんでコーヒータイム!

何だかんだでこの日は10km以上歩いたので、それはそれで膝以外には良い刺激になったかな?

しかし膝裏靭帯のダメージは、これを書いている現在に至っても、違和感としてまだ残っているので、ちょっとやらかした感がございます。(笑)

このあとは無事に伊丹で肉を仕入れるミッションも完了し、夜はたっぷり焼肉を・・・

「足りん・・・もっと買っておけば良かった。」

30歳を過ぎてから肉を食べる量は確実に減っていましたが・・・

最近は肉1kg程度なら普通に食べれてしまうほど、食欲だけが若い頃に戻って来ました。(汗)

食べたものが脂肪に変わる前に・・・全身の筋肉が完全に鈍らないうちに肉体改造したい!

ああ、ジムに通いたいよ~。

切実にそう思う今日この頃です・・・(苦笑)

またまたコーダーブルームの自転車が盗まれました!

2015年コーダーブルーム  『Rail700』 440mm  ホワイト  車種記号:KB-15-005

車体番号:C15C548      防犯登録番号:100G030046


盗難被害場所:神戸市兵庫区荒田町3丁目74番付近

被害日時:11月 3日(木)祝日の夜



最近コーダーブルーム・・・特にこのRail700(レイル700)シリーズの盗難が多い!

盗難被害場所から考えても、土地勘の無い人だったら判るはずもないし、自宅の駐輪場で鍵は2つ付けていて、それでいて盗まれるという事は、日頃この路地を通るか、自転車の持ち主がこの自転車に乗っているところをたまたま見かけて尾行し、場所を突き止めた場合でしか知る由がない。

更に言うと細い一方通行の路地なので、単に通り抜けで利用する車からだと確認する暇はない。

可能性があるのは日頃徒歩か自転車で通る人、或いは配達関係者や周辺の工事などに関わる業者の関係者くらい。

それ以外でいえば、元々荒田町は空き巣狙いの不審者も時々うろつくような町なので、その可能性が多少あるくらい。

尚、鍵が付いたまま持ち去られたようなので、ハイエースなどの大型ワンボックスに運び込んでの犯行である可能性は高く・・・

証拠らしいものが一切残されていないあたり、自転車を盗む事に手馴れた人間の仕業である事が予想される。

恐らく指紋なども一切残していないだろう。

荒田町の土地勘に詳しい住民の住んでいる範囲は山手幹線よりも北側。

西は地下鉄上沢駅より北の南北の道より、東は有馬海道・・・いや山手のロイヤルホストより北側で諏訪山公園の交差点までに住んでいる人であれば、荒田町を抜け道で使う人はかなり多いので、その範囲内に住んでいる人か、過去に住んでいた人の中に犯人がいる可能性が高いと思うんですけど・・・

ちなみにそういう僕も荒田町3丁目に住んでいた事があるので、当然土地勘もありますが・・・

地元の兵庫区民でさえ、荒田町のディープな路地を歩くのはちょっと勇気がいるレベルなので、やはり土地勘が強い人の可能性が消せませんね。




コーダーブルームが価格の割りに性能が良くて、最近人気と知名度も上がってきた上に、実際に販売しているお店も少なく・・・

更には年間の製造台数も比較的少ないため、欲しいと思ったら既に在庫が無くなっていたり、廃番になってしまう事も多いメーカーなので・・・

盗んででも欲しい・・・或いはヤフオクなどで売れると見込んでいる人は少なくないかも知れません。

嬉しくない話ではございますが・・・

それでも確実にコーダーブルームが一流のブランドとして認識され始めた事の裏返しなんでしょうね。

是非現在コーダーブルームの自転車を所有しておられるユーザー様は、直ちにセキュリティ面の強化をお願い致します。

2016年11月9日水曜日

くるぴたを取り付けしたいというお客様に物申します!

「ハンドルロック置いてない?シマノのくるぴたやったら尚いいんやけど?」


唐突にそう言って入店してきた男性。

「どういった事情ですか?」

「ハンドルが動くから取り付けしたいんや。置いてるか?」

「いえ、通常はそんな部品置いていませんよ。基本的に補修パーツですから。」

「取り寄せはできるの?」

「どの自転車に付けられるんですか?」

「この自転車やねんけど。」



それは使い込んだ折り畳み自転車でした。



こういったニーズのお客様は少数派なので対応に困る場合がある。





過去にハンドルロック付きの自転車が事故でフロントフォークを曲げてしまったというお客様の応対をした際の話。

「購入後間もないので、何とか直してもう少し乗ってあげたいんです!」

そんな持ち主さんの気持ちに心打たれて、何とか直して差し上げたいという想いで、メーカーに問い合わせて、同車種のフロントフォークを送って頂いたんですよ。

当然ハンドルロックが付いているタイプである事も付け加えて。

なぜならブリヂストンのような大手でさえ、フロントフォークのみの発注となると、補修用として新たに塗装してからの発送となる為、こちらも注文の際は一切のミスが許されないのであります。

ハンドルロックが付くタイプは付かないものに対してフォークコラムが長めでないとならない。

コラムとは・・・


これはロードバイク用のフロントフォークの写真ですが、丸で囲っている部位毎に呼び名があるんです。

このコラムはフレームサイズや、乗る方のハンドル高の好みに合わせて長さをカットするものなんですけど(完成車においてはメーカーの規定による)、ママチャリって言うのはそもそもサイズが存在しない乗り物なんです。

タイヤ(ホイール)径のインチによるサイズは存在しても、同じ自転車でフレームサイズが異なる物は基本的に作られていないのです。(部品の規格が統一されている関係で)

なのでメーカーさんでは、フロントフォークを下請け会社に作らせて、取り付けるフレームに合わせて既にコラム長をカットしたものを取り寄せて塗装するのであります。

なので同じフレーム及び、同じインチサイズに使うフォークであるのが第1条件!

次にハンドルロックを使用するグレードのフォークである事が第2条件!

この2つの条件を満たしたものでないと、絶対に取り付けができないし、そもそもトラブルを嫌うメーカー側が売ってくれないのです。

ちなみにコラムの長さを測って、それをメーカーに伝えた所でダメ!

メーカーで倉庫の在庫管理をする方々は、そういったメカニカルな応対ができない場合が多いので、コラム長を伝えた所で「そういった難しい事は判りかねます。」と返されるのが関の山。

なので車種コードと仕様の違いを伝えるしか手段が無くて・・・



そこまで念を押して注文しても、違うのが来ちゃうんだよ・・・これがまた。(涙)

「少なくとも5mm足りねぇよこれ・・・どうすりゃいいの?」

同じメーカーの同じ車種でも、年度が切り替わると微妙に仕様が変わる事もあって、それがコード番号さえも替わっていて、それこそ倉庫管理の方には判断が付かない場合など、たちまち打つ手無しになる事だってあります。



その時僕はたまたまフレーム形状は違うけど、使用部品の規格が同じ車種に着目して、恐らく姉妹車種であろう、その自転車のフロントフォークなら、きっと長さが合うんじゃないか?っていう直感を信じて、最悪自腹覚悟で購入したら・・・見事にドンピシャだった。

コラムの長さはやはり6mm程違っていたので、恐らくハンドルロックをヘッドパーツに挟む場合、少なくとも5~6mmのアドバンテージが必要になるって事を、この時確信したのであります。



くるぴたも例外ではなく、ヘッドパーツの間に噛ませる部品であるから、その分の余分な長さがないと、コラム先端をヘッドパーツのナットで締め込む事ができない。



そういった事情を知っているだけに、今回のようなニーズに対して素直に「ご用意できますよ!」とお答えする事ができないのですが・・・




本題に戻る・・・

「くるぴたをお付けしたい気持ちは判りますが、そんな簡単な話ではないんですよ。」

「ちゃんとネットで調べたんやから、取り付けできるっちゅう事は知っとるんや!部品さえ入れてくれたら自分で付けるから構わへんねん!」

この時点で僕はカチンときたのですが・・・

「フォークコラムの長さが足りないから無理だと申しているんです。どうしても取り付けるならフォークも交換しないといけません。」

「ちゃんと解かっとう言うとるやろ!付かんかったらその時ハンドル周りを換えたらいいんやろが?そんな事より部品は入るんか?入らんのか?」


このボケ・・・殴り倒したろか?


余りに人の話を聞かないで一方的に・・・それもやたら偉そうに言われるもので、僕の怒りのボルテージも上がってきたのですが・・・


まあいっか・・・こういう人は一度自分で失敗しないと納得しない類の人だから、気の済むようにさせるのもひとつか・・・。

そう思って・・・

「少々お待ち下さいね。在庫の確認もしないといけないので、品番とお値段をお調べします。」

そう言ってカタログで部品の価格を調べていたら、今度は・・・

「無いんかい?無かったらもうええわ!」

そう吐き捨てて、ぐちゃぐちゃ文句を言いながら帰っていってしまいました。


「今お調べしていますので・・・」と言いかけて、結局呼び止めなかったのは、話のキャッチボールのできない人にこれ以上関わってもデメリットしかない。

そう判断したからです。


もし呼び止めてその後もぐちゃぐちゃと文句を言われたら、本当に殴っていたかもしれないので(笑)



ネットで調べたか何かは知らないけどプロが難しいって言っているんだから、黙ってこっちの意見や理由も聞けよ!って話なんです。



実際にそんな事をネットで調べてできるものか・・・

僕も調べてみたんですけど、かなり問題ありです。

フォークの差し替えが最も簡単で安全だけど、丁度良いコラム長のフォークが見つかるかどうか保証できないし、結局挑戦した方の多くは、ヘッドチューブを切断して短くする事で、くるぴたを噛ませるスペースを確保しており・・・

それがどんなに問題かというと・・・

まずヘッドパーツを一度外す必要があるので、ヘッドワン抜きや玉圧し抜きといった取外し専用の工具と、ヘッドワンの圧入工具と玉圧し圧入ハンマーが必要。

更にヘッドチューブをカットした事により、ヘッドワンを圧入できない可能性がある(圧入する部分は内側をリーマーで削って整えている場合がほとんど)ので、ヘッドリーマーも買う必要性がある。

そして切断にディスクグラインダーを使用した場合、ヘッドチューブの上下の切断面を水平に整える必要性があるので、作業は慎重かつ手間がかかる。

特にヘッドチューブを横から見た時に、平行四辺形ではなく長方形にしないと、ヘッドパーツを圧入後に真っ直ぐフォークコラムが突き刺さらないでしょ?

何より誤って溶接箇所やダウンチューブにまで傷を入れてしまったら致命傷になり兼ねない!

特にラグ溶接のフレームだったらまず、切断なんて手段はやめるべきです。

そもそもフレームに加工を施す事事態が、自転車そのものの剛性バランスを変えてしまうものであり、当然の事ながらメーカーや自転車屋の保証できる範疇を、大幅に越えてしまう行為だって事を知らなければならない。

専用工具を揃えるだけで4~5万円かかって、その上ちょっとのミスでも致命傷。更にメーカー保証も得られない鉄くずになる・・・

そこまで考えれば、最初からくるぴたの付いた新しい自転車を買った方が、遥かに安い事くらい小学生にだって判る・・・

そんな結論にはならないだろうか?



世の中にはこんな便利な部品も存在する。

後付できるハンドルロック・・・

これなら自転車をバラす必要もなく、後から取り付けるだけ・・・簡単だ。

しかし固定力はそこまで強くないのと、フレーム(ヘッド周り)の形状(サイズ)次第では取り付けができない場合もある。

そんな装備が後から欲しくなるくらいなら、最初からケチらずに装備のしっかりした自転車を買って下さい。

仮に「俺、ロードやマウンテンも自分で弄っているから平気だよ!」って言う人がいたとして・・・

ママチャリの改造はロードバイクのそれとは次元が違うんです。

世間ではロードバイクが弄れるようになったら一人前(偉い)と勘違いしている人が、もしかしたらいるかも知れませんが・・・

ママチャリの方が精度の低さも相まって、応用力とギャンブルにまみれている事をご理解下さい。

しまなみサイクリング無事に完走!の報告と、M籏君の合格発表。


とりあえず本年のしまなみ海道サイクリングは無事に終了致しました。

1日早く出発したM山様とは、結局合流する事ができませんでしたが、2日目にI藤様と無事に合流して、賑やかで楽しいサイクリングができました。

宿泊場所を巡っては女性陣から、色々とクレームをぶつけられるようなネタも作ってしまいましたが・・・

それでも全体を通してみたら今回のしまなみ海道サイクリングの満足度は、最低でも95点くらいはあったと思っています。

今回お仕事の都合などで参加ができなかったメンバーさんが多かった事はとても残念でしたが、もし今回皆さんが参加されていたら・・・

上記のクレーム(!?)を差し引きしても120点くらいの満足度になったはずなので、次回は是非ご一緒できるといいですね!

詳しくは後日改めてこのブログで紹介します!



そして我が店の高校生スタッフであるM籏君が、第10回にして最後の『神戸学検定』で、初級と中級を受験致しまして・・・

無事に両方を合格する事ができたみたいです!

おめでとう!

M籏君は自転車が好き過ぎて高専に進んで、技術力を身につけようと思ったそうですが、その反面地元愛に目覚めてしまい・・・

神戸の為にお役に立てるような仕事がしたいとも考えているみたいです。

自転車を通して神戸の街や、市民の為にお役に立てるような事は、考えれば何かしらできるとは思います。

早く自分の力でそういったアイデアを生み出せる人になって欲しいですね!

ご来店下さるお客様方も、是非そんなM籏君を応援してあげて下さい!!

2016年11月4日金曜日

今夜からしまなみ海道に行ってきます!よって当店は11月 5日~ 7日まで3連休となります!!

これから南港へ向かってフェリーに乗り、明日の朝東予港から出発します。

今回は5人で走りますが・・・

明日は今治から別のメンバーさんと合流予定。

明後日は因島でまた別のメンバーさんと合流すると言うパターンで走ります!

今回は尾道の散策を楽しむのがメインですが・・・

無事にミッションをクリアできますでしょうか?

それでは行ってきます!


週末にご来店予定のお客様方、大変申し訳ございませんが、来週以降でよろしくお願い申し上げます!

9月25日(日)ポタリング・・・流れ流れて・・・

新在家駅の高架下のお店『フランマルシェ』さんに行きたくて・・・

また行ったんですけど開いてなくて・・・

この日もモーニング浪人です。

「朝9:00~OPENって聞いていたのになぁ~。」

新在家駅南の『ふくろう』も開いてないし・・・

あれこれ探しながら走った結果、結局『人参』さんにお邪魔する事になりました。


ここはフルーツも付いているので嬉しいです!

僕は前日の走行会で痛めた靭帯がしばらく治りそうも無いので、ちょっと辛かったです。(笑)

また新規開拓もしないといけませんね!

とりあえず脚を早く治したい・・・そんな感じでした。

9月24日(土)走行会・・・久々の西側・・・そしてヒデさんの復帰!

この日は北アルプス帰りであちこちダメージが残っていたので、回復走のつもりで垂水区まで足を延ばしました。

しかもヒデさんが大腿骨骨折以来、久々の参加です!

尚更の事、鈍った勘を取り戻すような内容が好ましく・・・

序盤・・・HAT神戸~兵庫区金平町まではポタリングでウォーミングアップ。

港沿いを極力信号に捉まらないルートで走る。

金平町から須磨水族園の見える若宮交差点の付近まではノンストップで走り、そこから須磨模型の前までスプリント。

いつもなら休憩をする須磨駅付近でも休む事無く、塩屋のジョリーパスタ前まで時速40kmキープで走る。

そこからジェームス山を上るつもりで信号を待っていたら・・・

「今日はこの後どこかから輪行で帰るつもりですか?」とS藤様。

平地で休憩も無しに20km近く走り続け、しかも後半は時速40kmペース・・・

きっと「このまま休憩が無かったら死んじゃいます!」というような事を言いたいのを、あえて皮肉った表現でおっしゃったのでしょう。

なので僕は、あえて意地悪に返答する・・・

「はい?S藤さんはいつも輪行バッグなんて携帯してるんですか?」

「いえ・・・そんなのコンビニの袋を頂戴して・・・」

「あの~・・・それって一体、何枚の袋が必要なんですか?っていうか、最近の鉄道はコンビニ袋やゴミ袋で包んだ自転車はNGの可能性が高いですよ。・・・さあ、もうグチャグチャ言ってないでとっとと走りますよ!今からジェームス山へ上りま~す!」

「ええっ?上るんですか?今日は上りは無いものかと・・・。」

「はあ?上らないなんて言った覚えはありませんよ~!まあ上ったら1度休憩入れますので、あとひとふんばり頑張って!」

S藤様は結局最後まで走ろうと頑張る人なので、概ね冗談のつもりでおっしゃっているのでしょう。

ただそういう問答を、僕が面倒臭そうに対応しているのを他のメンバーさんが楽しんでいる・・・

最近はそんな・・・妙に平和な雰囲気で走行会してます。(笑)


ジェームス山のセブンイレブンで休憩。

写真は加工していますが・・・S藤様が撮影。

なぜ加工したかというと、非常に悪意の込められた写真だったからです!(笑)

僕が気を緩めてドリンクを飲んでいる時だったのですが、お腹が出ていると言いたげな・・・

実に悪意に満ちている!(笑)

どうやら平地で引きずり回されてからのジェームス山が、お気に召さなかったみたいであります。

この後・・・多井畑~奥須磨公園~離宮道と走って板宿まで出てきました。

ここでまさかのH村様に走行会の模様を目撃されておりました。

僕とK田様がある程度のペースを守りつつ走行。

H川様がやや遅れてついてきて・・・

ヒデさんがS藤様を気遣い・・・

S藤様は既にヘロヘロで(もしかしたらわざとしんどいフリをしている?)やたらと信号に捉まる。

高速長田からは山手幹線なので、ガンガン速度を上げて行きたかったのですが・・・


時速25km~30kmくらいで巡航って感じで、無事に全員帰還。(K田様はこの後仕事なので春日野道で離脱!)

後半は若干だれましたけど、まあまあ久しぶりに充実感のある走行会ができたと思います。

休憩無しで50kmくらいの距離をぶっ通し走る練習を続けたら、レースとかもいい感じで走れるようになりますよ。

多分・・・。(笑)

そして回復走のはずが、脚のダメージ倍増!

右脚の膝裏靭帯を伸ばしてしまいました。(汗)

そういえば山登りから帰ってきて、ストレッチとか・・・全然してなかったような。(苦笑)