2023年4月21日金曜日

2023年04月08日(土)若狭美浜店がプレオープン!

 


僕が旅行会社時代にお世話になった『若狭海遊バザール千鳥苑』内のテナントを使わせて頂くようになって3年。


元々4年半前に同じ美浜町のコルパという施設を助成金付きで借りる予定でしたが、町役場とどんな裏取引があったのか・・・九州で高速道路のSAを運営しているとかいう業者に権利を横取りされました。


僕は現小浜市の議員さんと若狭美浜観光協会のトップとの3人で美浜町役場へプレゼンに行き、また僕自身が福井県内で付き合いのある観光事業者が多いので、今後各施設と連携を取ってビジネスを確立できるって事を町役場自体が理解を示していたにも拘わらずですよ・・・


3年間で5700万円の助成金付きという物件だったのですが、その九州の業者は結局美浜町に大きな貢献をする事もなく、単なる助成金泥棒のまま3年で撤退。


あのタイミングで僕が借りる事ができていたら・・・と思う事もあります。


空き家になった施設は現在、三方五湖DMOが継続して使用しているそうですが、このDMOという団体・・・


そもそも美浜町と若狭町が手を取り合って協力すれば・・・って提言したのは・・・


こちらが動けないでいるうちに、あれこれと先手を打たれて頭に来ることは多々ある。


どうして誰かの為に頑張ろう!とか恩返しがしたい!って思っている人間が、こうも邪魔ばかりされないとならないのか?


色々と憤りを通り越して・・・もはや笑えてくる。


企業の共同体とか、行政相手じゃ個人事業主の力なんて蚊ほどでもない訳だ。


僕はやられた事は絶対に忘れない。


この怒りのエネルギーを何とか笑いと喜びに変えられないだろうか?


そういえばコロナの影響もあって・・・やはり旅行会社時代から付き合いのあった敦賀の観光施設が倒産しました。


僕もコロナで若狭の事業計画は停滞しましたが、それ以上に人材の獲得が上手くいかなくて大変な3年間でした。


何人か若狭に移住する予定で雇い入れました・・・


面接の時は面白そうだとか、都会に疲れたので田舎で働きたいとか、地域おこしビジネスに興味があって・・・等々、調子の良い事ばかり言うものなんです。


コロナ渦に加えてウクライナ情勢で売りたくても売る商品が無かったり、仕入れや物価も上がって自転車業界としても売上の氷河期に入りました。(現在進行形)


そんな大幅赤字の状態で預貯金を削り、人員を増やして仕事を教えていたのですが・・・


単身住み慣れない田舎に移住する事は勇気のいる事かも知れませんが、それを言い訳にして仕事の集中力が散漫になったり、何カ月指導しても一向に仕事や経営理念を覚えない、そもそも店の売上に一銭の貢献もできないような人材にまで期待しないとならない事に僕が疲れ切ってしまいました。


それでも何とか今年になってアキラ君と、若狭在住の増井氏が新店の準備から協力してくれる事になり、更に6月下旬からは久保君が加わる予定です。


これでようやく動き出せるようになってホッとしました。


とはいっても僕の狙いはあくまで現地の各観光施設との相乗効果ですので、アキラ君と増井氏にはまず千鳥苑のスタッフとして雑用から学び、観光施設の現状を知ってもらうところからスタートさせています。


団体バスツアーの昼食の対応から、掃除、片付け、料理の仕込みや盛り付けなど・・・


これからはお土産の販売や、予約業務、ウェブ担当のサポート等も学んでもらえればと考えています。


なので『プレオープン』と言ってもまだ本格的に自転車の活動はしていません。


どちらかと言えば現地の観光施設の社長たちとアキラ君をつなげて活動しやすいように、僕がアキラ君にリモートで指示を出しているような状況です。


若狭美浜店を開店する理由は、『銀輪劇場あるかんしぇる』のレンタサイクルの管理やガイド事業とは別に、サイクリングで若狭に訪れたお客様方の自転車のメンテナンスや、もしもの時のレスキューサービスができるようにしたいのと・・・


何よりも地元美浜町の方々のご来店を増やしたいからです。


千鳥苑自体がこれまで長年観光バスツアーばかりをメインに活動していたので、地元の方が近付かない施設になっています。


社長の橋本氏は誰にも負けないくらい美浜町と若狭を愛している人なので、僕としては地元民にも愛されるドライブインになってもらいたい気持ちが以前よりありました。


きっと現地のスタッフの方々も、それぞれ地元愛があるはずなので、それぞれに主役になってもらえるような、スタッフもお客様も楽しく感じてもらえるような環境にできるようにサポートするのが僕の役目だと思っています。


実際に先日現地のスタッフさんと会議をしたのですが、やはり現地スタッフさんたちも地元の来客が無い事を寂しく思っているそうで、やはり実際に地元愛があって地元でも愛される職場にしたいという想いがある事を感じる事ができたので、是非僕の事業が上手くそういった想いを実現につながる切っ掛けになる事を心から願いつつ準備を進めております。


尚、アキラ君がいる時であれば対応ができますので、自転車のメンテナンスや購入などをご検討されている方は、取り急ぎ『千鳥苑(0770-38-1101)及川宛』にご連絡下さいませ。




千鳥苑から自転車で10~15分程で行ける水晶浜(ダイヤモンドビーチ)からの夕日。

夕日は心の疲れを癒す効果が高いです!

サイクリングで汗を流した後は夕日を眺めながら美味しいビールで乾杯とかしたいですよね!


お刺身や海鮮料理に合わせて開発された若狭の地ビールです!

ヴァイツェンやアンバーエールは肉料理など味の濃い料理にも合います。

美味しさを追求する為に敢えてコストのかかる瓶にしています。



千鳥苑と言えば県内でも美味しいと評判の『鯖のへしこ』が有名ですが、最近は一本ものを買っても調理できない方が増えています。

そんな訳で現地の女性スタッフが試行錯誤して生み出したへしこフレークもビールのあてに大人気です。


当店(神戸店)でも注文できます(配送は現地から)ので、ビール好きな方は是非お試し下さいませ!