この日は前から気になっていたお店に向かったのですが・・・
まさかとは思うけど、もう営業をしていないのか・・・
何だかここ最近開いている様子が無い雰囲気。
仕方が無いので、その路地裏を西へ進んだら、間も無く一軒の喫茶店に遭遇したのですが・・・
せっかく自転車を停めてカギまでしたのに・・・
ドアを開けた瞬間お断りされてしまいました。
人数が6名だったのですが、座席数の関係でしょうか?
地元密着型の喫茶店ならありがちですよね。
再び他のお店を探して流していたら、生田川の西側・・・
サンピアの裏通りに一軒ありました。
無ければ以前N様2号と行ったお店にしようか・・・と思っていたのですが、違うお店があったのでそちらへ・・・
そこそこ広くてゆったり座れましたが、やはり一度に大勢入ると煙たがられる傾向があるようです。
モーニングとはいえ、料理が温かくて美味しいタイミングのうちに、時差無く人数分を作って提供するというのは、確かに客側の思考では到底理解できない程困難な話ですが・・・。
まあでも皆さん楽しくモーニングタイムを満喫してくれているので良かったです!
O様2号も久々に参加して楽しそうでした。
帰りは生田川沿いに南下して、HAT神戸脇浜エリアを経由してお店まで戻りました。
しばらくの間は新規開拓を頑張ってみようかな・・・って思っています。
HAT神戸にある自転車屋さんです! 自転車の事はもちろん、趣味の情報を幅広くご紹介させて頂きます!! ホームページ:http://www.l-alpe-d-huez-kobe.com/
2015年10月30日金曜日
2015年10月29日木曜日
10月3日(土)走行会・・・進化してきた中学生。
この日は久々に中学生コンビが参加!
そしてI藤様も参加!
ヒデさんは珍しくお休みでした。
どこを走りたいですか?って聞いたら、トミーさんが「今日は再度を走りたいです・・・。」って言い出したので・・・
「M上君!トミーさんがあんな事言っているけど、Y本君は坂道NGじゃなかったっけ?」
「あっ!その件なら大丈夫ですよ。2人で上った事もあるので、もう走れますよ!」
「えっ、そうなの?そんなに楽観視していいの?」
という訳で久々に再度山へ行きました。
とりあえずH川様が先行して、僕らは少し遅れてから出発。
トミーさんはギアを縛ってトレーニングがてらY本君のアシストに・・・
僕は久々なので、つい普通に走ってしまい、ビーナスブリッジの歩道橋下まで4分05秒のペースで上ってしまう。
I藤様に「序盤から飛ばし過ぎですよ!」と窘められてしまいました。
しかしねぇ~序盤に抑えようが飛ばそうが、結局ビーナスブリッジを過ぎてからが問題なんです。
ゼブラゾーンでモチベーションを削られて・・・
それ以上しんどい思いをしてまで踏めなくなってしまう。
実は最近、朝に血の臭いで目が覚めることが多いんです。
虫歯が限界まで酷くなってしまい、時々歯茎から出血するんですね。
そりゃ体調も良くならなければ、疲れも抜けない訳ですよねぇ。
いい加減に歯医者に行ったら?って周りにも言われるんですけどね、一度歯医者さんに関係ない歯をドリルで傷つけられたのに、知らん顔されたケースがあって以来、歯医者さんが信用できなくて、どこに行ったら安心して任せられるんだよ~!って思ったりしている訳です。
歯を治したら・・・
少しは体調も戻って、体重も落とせるようになるかな?(苦笑)
万全な体調に戻せない事を歯のせいにするのはなんですが、歯は本当に大切らしくて、放ったらかしにしていたら、良い事はないって誰もがそうおっしゃいます。
そろそろ真剣に覚悟を決めないといけないかなぁ~(涙)
おかげさまでいくら手を抜いて走っているとはいえ、この日は33分40秒もかかってしまいました。
いつまでもこんな平凡なタイムで、チンタラと走っている訳にはいかないんですけどね。
とりあえずの目標は24分ですから(苦笑)
それにしてもM上君は末恐ろしいですね。
この日は散々I藤様をプッシュして、ほぼ同着でゴールしたそうです。
「たまには前を引いてよ!」ってI藤様が優しくぼやいておられました。
Y本君は遅れはしたけど良く頑張りました!
徐々に慣れてくれば、そのうちM上君より速くなる可能性だってあります。
楽しみな中学生ですよね。
そしてトミーさんはアウター縛りでゴール。
まさか序盤から?(汗)
帰りは鈴蘭台を抜けてひよどり回りで帰りました。
しあわせの村付近で・・・
もしかしたらひよどり霊園を抜ける方が、気分的に楽かな~って考えたんですけど、道を詳しく知らないので、諦めて車通りの多い道を走る事に・・・
しかし今回は妙法寺の分岐から鹿松町を抜けて谷を渡り、源平町を上って鵯越へ。
ここで強烈なアップダウンがあるとは思わなかった中学生コンビは、さすがにスタミナが切れてきた模様。
ここから西神戸道路を走ると思わせつつ、鵯越駅前まで移動。
ここの自販機安いんですよ!
皆さんも驚いていました。
僕は六甲山系全山縦走に参加する時に、ここをよく利用します(笑)
ここからはまた一部自転車を担いで、烏原水源地へ向かいます。
野良猫のパラダイスを通るので、H川様には是非通って頂きたかった道ですが・・・
「ここのせせらぎで、時々野良猫が魚を捕ろうと狙っているんだよ!」ってM上君に話していたら、ちょうどその瞬間に出くわしまして、M上君もH川様も驚いておられました。
そこから兵庫区へ抜けて、異人館経由で新神戸まで帰ってきました。
Y本君は相当しんどかったみたいで、ここで直帰!
M上君はもう回復していたみたいで、お店に着いてからもトミーさんと色々自転車談義で盛り上がっていました。
高校生以上に吸収の早い中学生ですから、過去の過ちを繰り返さない意味でも・・・
僕をはじめ、メンバーの大人たちには、程よい距離感で見守って頂きたいな・・・と思いました。
そしてI藤様も参加!
ヒデさんは珍しくお休みでした。
どこを走りたいですか?って聞いたら、トミーさんが「今日は再度を走りたいです・・・。」って言い出したので・・・
「M上君!トミーさんがあんな事言っているけど、Y本君は坂道NGじゃなかったっけ?」
「あっ!その件なら大丈夫ですよ。2人で上った事もあるので、もう走れますよ!」
「えっ、そうなの?そんなに楽観視していいの?」
という訳で久々に再度山へ行きました。
とりあえずH川様が先行して、僕らは少し遅れてから出発。
トミーさんはギアを縛ってトレーニングがてらY本君のアシストに・・・
僕は久々なので、つい普通に走ってしまい、ビーナスブリッジの歩道橋下まで4分05秒のペースで上ってしまう。
I藤様に「序盤から飛ばし過ぎですよ!」と窘められてしまいました。
しかしねぇ~序盤に抑えようが飛ばそうが、結局ビーナスブリッジを過ぎてからが問題なんです。
ゼブラゾーンでモチベーションを削られて・・・
それ以上しんどい思いをしてまで踏めなくなってしまう。
実は最近、朝に血の臭いで目が覚めることが多いんです。
虫歯が限界まで酷くなってしまい、時々歯茎から出血するんですね。
そりゃ体調も良くならなければ、疲れも抜けない訳ですよねぇ。
いい加減に歯医者に行ったら?って周りにも言われるんですけどね、一度歯医者さんに関係ない歯をドリルで傷つけられたのに、知らん顔されたケースがあって以来、歯医者さんが信用できなくて、どこに行ったら安心して任せられるんだよ~!って思ったりしている訳です。
歯を治したら・・・
少しは体調も戻って、体重も落とせるようになるかな?(苦笑)
万全な体調に戻せない事を歯のせいにするのはなんですが、歯は本当に大切らしくて、放ったらかしにしていたら、良い事はないって誰もがそうおっしゃいます。
そろそろ真剣に覚悟を決めないといけないかなぁ~(涙)
おかげさまでいくら手を抜いて走っているとはいえ、この日は33分40秒もかかってしまいました。
いつまでもこんな平凡なタイムで、チンタラと走っている訳にはいかないんですけどね。
とりあえずの目標は24分ですから(苦笑)
それにしてもM上君は末恐ろしいですね。
この日は散々I藤様をプッシュして、ほぼ同着でゴールしたそうです。
「たまには前を引いてよ!」ってI藤様が優しくぼやいておられました。
Y本君は遅れはしたけど良く頑張りました!
徐々に慣れてくれば、そのうちM上君より速くなる可能性だってあります。
楽しみな中学生ですよね。
そしてトミーさんはアウター縛りでゴール。
まさか序盤から?(汗)
帰りは鈴蘭台を抜けてひよどり回りで帰りました。
しあわせの村付近で・・・
もしかしたらひよどり霊園を抜ける方が、気分的に楽かな~って考えたんですけど、道を詳しく知らないので、諦めて車通りの多い道を走る事に・・・
しかし今回は妙法寺の分岐から鹿松町を抜けて谷を渡り、源平町を上って鵯越へ。
ここで強烈なアップダウンがあるとは思わなかった中学生コンビは、さすがにスタミナが切れてきた模様。
ここから西神戸道路を走ると思わせつつ、鵯越駅前まで移動。
ここの自販機安いんですよ!
皆さんも驚いていました。
僕は六甲山系全山縦走に参加する時に、ここをよく利用します(笑)
ここからはまた一部自転車を担いで、烏原水源地へ向かいます。
野良猫のパラダイスを通るので、H川様には是非通って頂きたかった道ですが・・・
「ここのせせらぎで、時々野良猫が魚を捕ろうと狙っているんだよ!」ってM上君に話していたら、ちょうどその瞬間に出くわしまして、M上君もH川様も驚いておられました。
そこから兵庫区へ抜けて、異人館経由で新神戸まで帰ってきました。
Y本君は相当しんどかったみたいで、ここで直帰!
M上君はもう回復していたみたいで、お店に着いてからもトミーさんと色々自転車談義で盛り上がっていました。
高校生以上に吸収の早い中学生ですから、過去の過ちを繰り返さない意味でも・・・
僕をはじめ、メンバーの大人たちには、程よい距離感で見守って頂きたいな・・・と思いました。
9月30日(水)マルイ展示会
毎年マルイさんの展示会は戦争になる。
去年も昼前に行って、のんびり新製品を見学しているうちに、特価品の売れ筋が全て売切れになって・・・
更にはお弁当までなくなってしまうという事態になり、諦めてくじ引きに並んだら、自分の列が特価品買占め組みが多かった関係で一人で引くくじの数が半端なく・・・
僕の2人前で1等を当てられたばかりか、くじ自体が無くなって、全ての楽しみを奪われてしまったという因縁がある(苦笑)
今年こそは・・・
などと思いつつ、結局行ったのは11:30頃、何も去年の教訓を活かせていないという・・・。
とりあえず今回は特価品コーナーへまっしぐら!
しかし時既に遅しで・・・
ロードやMTBの程よいサイズは全て完売!
仕方が無いので去年買いそびれたシティクルーザーと、ジュニアMTBだけ購入・・・
そしてすぐさまお弁当コーナーへ!
しかしお弁当もサンドウィッチも既に品切れで、おむすびセットだけが5セット残っているような状態。
恐るべしマルイ展示会・・・(汗)
聞くと去年の30%増しで弁当を用意していたにも関わらず、この大盛況で弁当が足りない状況になっているのだという。
「弁当楽しみにしてたのになぁ~。」と文句を言って、スタッフから国際展示場のレストランで好きなものを食べれる食券をもらってた人がいたけど・・・
それはさすがにやり過ぎじゃないのか?(苦笑)
僕はおむすびセットを食べながらパンフレットに目を通す。
その時エヴァディオの社長さんを発見!
「いつもお世話になってます!昨夜息子さんが来られていたんですけど、バラバラで動いてらっしゃるんですか?」
「そうなんですよ、今回はバラバラで関西を回っていたんで。」
エヴァディオさんの素晴らしいところは、ガチの自転車メーカーではなく、元々『まるいち』さんというプロショップを経営しているので、我々のような個人商店の辛さをよく理解してくれているところなんですね。
なので僕も売上の厳しい時や、仕入れたいパーツが手に入らない時なども、色々と助けて頂いてます。
こういった会場で出会うと、やっぱり同じ自転車屋なんだなぁ~って親近感が湧いてきます。
ところで商品ですが、2016年モデルで気になるところは・・・
シュウィンのラインナップからMTBが大幅に減ったところかな。
センチュリオンの方を推していく方向性なのかな?
それだからって訳じゃないけど、僕は趣旨に逆らってシュウィンばかり撮影して、センチュリオンをほとんど見ていなかったという。
最近こういったレトロテイストのヨーロピアンバイクが、人気上昇中って事もあり・・・
よさげなのがあったら入荷したいんですよね。
たまに外国人のお客様が来る時なんかも、たまにこういうのを聞かれるもので。
ビーチクルーザーは当店ではあまり人気が無いが、これなんてすごくお洒落ですよね。
まあMTBといいクルーザーといい、ハンドル幅に関して言えば、厳密にはカットしないと公道での使用はNGなんで、そこがネックなんですが・・・
そうそう、ジュニアの自転車には是非力を入れて頂きたい。
最近はお子さんが欲しい自転車を決めるよりも、保護者が決めて買い与えるケースが多い。
若者の車離れ・・・なんて話を聞くけど、これも結局は自分で考えたり決めたり出来ない若者が増えてきたから・・・なんじゃないのかな?って思えてしまう事もなくはない。
是非親の好みではなく、個人の個性を大切にしてあげて欲しい!
そういう意味では、子供の感性を刺激する商品を増やしたいものです。
とはいえ、お母さん的にはゴチャゴチャしたデザインよりも、こういったシンプルなデザインの自転車が好ましいケースが多い。
まあ間違いではないです。
シンプルな自転車の方が飽きは来ないので(笑)
大人用にも似たような配色の自転車を発見!
意外と好きかも・・・
僕も久々に遊びで乗れるMTBが欲しいのですが・・・
家のMTBを直して乗ろうか・・・迷うところです(苦笑)
それにしても今回最も気になったのがこれですよ!
まだマルイさんの在庫に入っていないそうですが・・・
ADEPTってメーカー、早く入荷しないかな?
バーテープが欲しいのと・・・
工具も使いやすそうじゃないか!
サドルだけではなくシートピラーも作っているようです。
GIZAはほぼ変わらず・・・な感じでしたが、革製品はさすがに高かったです。
ブルックスに比べたら格安ですが。
あとレーザーのO2ヘルメットがかっこよくなっていたので、つい写真を撮ってしまいました。
これの色違いが出たら欲しいかも・・・
ブラブラと見ていたら西神戸サイクルの吉田オーナーに声を掛けられました。
今年は結局2号線を走るサイクルイベントは開催できなかったそうです。
兵庫県サイクリング協会って何してるんでしょうかねぇ~。
そもそも『淡路島ロングライド』にも一切関わっていないとか、やる気があるのかどうか怪しいものです。
サイクリングのイベントでなぜ、某旅行会社大手の一人勝ちを見逃しているのか・・・
理解に苦しみます。
淡路島のイベントは現在当日の受付を、一切認めていない・・・
即ち現地に宿泊するか、土曜日に一旦受付に向かって、翌日また現地へ赴くという二度手間をする必要がある。
明らかに神戸市や明石市等の近隣からの参加者にしてみれば、余計なコストが発生するのだ。
旅行会社の考えそうな話ではあるけれど、もう少し地元の参加者を大切に考えて欲しい。
そういった事も踏まえて、大会実行委員にサイクリング協会が加わっていない事を問題とは思わないのだろうか?
あそこまで大きい規模の大会ともなれば、県が絡まないのはいささか不自然なはずなのに・・・。
吉田氏はそういった事も含めて、兵庫県や神戸市のサイクリングイベントに関する理解を広げたいと願う人たちの代表なんです。
その吉田氏から一言・・・
「東君駄目だよ!そんなにイライラしちゃ~。」って言われました。(笑)
夏の出来事を心配してくれていたみたいで。
「まあ僕も若い頃はそうだったから、気持ちは解るけどね。最近の若い子はキレたらすぐに逃げちゃうからねぇ。」って・・・ははは(苦笑)
僕の場合、キレないように必死に抑えてるんですけど、表情に出ちゃうもので・・・
元シマノレーシングの吉田氏が、西神戸サイクルを須磨パティオに開店した頃、僕はまだ5歳で・・・
9歳の頃須磨区に引っ越して、初めてお世話になった自転車屋さんが西神戸サイクルだった。
そんな大先輩にお言葉を頂くとホッとするものですね。
僕も県や市をあげて自転車のイベントができるように・・・
吉田氏のお力になれる事があれば、是非お手伝いしたいと思っています。
本当は自転車屋さん同士で協力し合ったら、もっと面白い事だって出来るはずなんですよ。
特価品はそんなに買えなかったけど、色々プラスになる展示会でした。
去年も昼前に行って、のんびり新製品を見学しているうちに、特価品の売れ筋が全て売切れになって・・・
更にはお弁当までなくなってしまうという事態になり、諦めてくじ引きに並んだら、自分の列が特価品買占め組みが多かった関係で一人で引くくじの数が半端なく・・・
僕の2人前で1等を当てられたばかりか、くじ自体が無くなって、全ての楽しみを奪われてしまったという因縁がある(苦笑)
今年こそは・・・
などと思いつつ、結局行ったのは11:30頃、何も去年の教訓を活かせていないという・・・。
とりあえず今回は特価品コーナーへまっしぐら!
しかし時既に遅しで・・・
ロードやMTBの程よいサイズは全て完売!
仕方が無いので去年買いそびれたシティクルーザーと、ジュニアMTBだけ購入・・・
そしてすぐさまお弁当コーナーへ!
しかしお弁当もサンドウィッチも既に品切れで、おむすびセットだけが5セット残っているような状態。
恐るべしマルイ展示会・・・(汗)
聞くと去年の30%増しで弁当を用意していたにも関わらず、この大盛況で弁当が足りない状況になっているのだという。
「弁当楽しみにしてたのになぁ~。」と文句を言って、スタッフから国際展示場のレストランで好きなものを食べれる食券をもらってた人がいたけど・・・
それはさすがにやり過ぎじゃないのか?(苦笑)
僕はおむすびセットを食べながらパンフレットに目を通す。
その時エヴァディオの社長さんを発見!
「いつもお世話になってます!昨夜息子さんが来られていたんですけど、バラバラで動いてらっしゃるんですか?」
「そうなんですよ、今回はバラバラで関西を回っていたんで。」
エヴァディオさんの素晴らしいところは、ガチの自転車メーカーではなく、元々『まるいち』さんというプロショップを経営しているので、我々のような個人商店の辛さをよく理解してくれているところなんですね。
なので僕も売上の厳しい時や、仕入れたいパーツが手に入らない時なども、色々と助けて頂いてます。
こういった会場で出会うと、やっぱり同じ自転車屋なんだなぁ~って親近感が湧いてきます。
ところで商品ですが、2016年モデルで気になるところは・・・
シュウィンのラインナップからMTBが大幅に減ったところかな。
センチュリオンの方を推していく方向性なのかな?
それだからって訳じゃないけど、僕は趣旨に逆らってシュウィンばかり撮影して、センチュリオンをほとんど見ていなかったという。
最近こういったレトロテイストのヨーロピアンバイクが、人気上昇中って事もあり・・・
よさげなのがあったら入荷したいんですよね。
たまに外国人のお客様が来る時なんかも、たまにこういうのを聞かれるもので。
ビーチクルーザーは当店ではあまり人気が無いが、これなんてすごくお洒落ですよね。
まあMTBといいクルーザーといい、ハンドル幅に関して言えば、厳密にはカットしないと公道での使用はNGなんで、そこがネックなんですが・・・
そうそう、ジュニアの自転車には是非力を入れて頂きたい。
最近はお子さんが欲しい自転車を決めるよりも、保護者が決めて買い与えるケースが多い。
若者の車離れ・・・なんて話を聞くけど、これも結局は自分で考えたり決めたり出来ない若者が増えてきたから・・・なんじゃないのかな?って思えてしまう事もなくはない。
是非親の好みではなく、個人の個性を大切にしてあげて欲しい!
そういう意味では、子供の感性を刺激する商品を増やしたいものです。
とはいえ、お母さん的にはゴチャゴチャしたデザインよりも、こういったシンプルなデザインの自転車が好ましいケースが多い。
まあ間違いではないです。
シンプルな自転車の方が飽きは来ないので(笑)
大人用にも似たような配色の自転車を発見!
意外と好きかも・・・
僕も久々に遊びで乗れるMTBが欲しいのですが・・・
家のMTBを直して乗ろうか・・・迷うところです(苦笑)
それにしても今回最も気になったのがこれですよ!
まだマルイさんの在庫に入っていないそうですが・・・
ADEPTってメーカー、早く入荷しないかな?
バーテープが欲しいのと・・・
工具も使いやすそうじゃないか!
サドルだけではなくシートピラーも作っているようです。
GIZAはほぼ変わらず・・・な感じでしたが、革製品はさすがに高かったです。
ブルックスに比べたら格安ですが。
あとレーザーのO2ヘルメットがかっこよくなっていたので、つい写真を撮ってしまいました。
これの色違いが出たら欲しいかも・・・
ブラブラと見ていたら西神戸サイクルの吉田オーナーに声を掛けられました。
今年は結局2号線を走るサイクルイベントは開催できなかったそうです。
兵庫県サイクリング協会って何してるんでしょうかねぇ~。
そもそも『淡路島ロングライド』にも一切関わっていないとか、やる気があるのかどうか怪しいものです。
サイクリングのイベントでなぜ、某旅行会社大手の一人勝ちを見逃しているのか・・・
理解に苦しみます。
淡路島のイベントは現在当日の受付を、一切認めていない・・・
即ち現地に宿泊するか、土曜日に一旦受付に向かって、翌日また現地へ赴くという二度手間をする必要がある。
明らかに神戸市や明石市等の近隣からの参加者にしてみれば、余計なコストが発生するのだ。
旅行会社の考えそうな話ではあるけれど、もう少し地元の参加者を大切に考えて欲しい。
そういった事も踏まえて、大会実行委員にサイクリング協会が加わっていない事を問題とは思わないのだろうか?
あそこまで大きい規模の大会ともなれば、県が絡まないのはいささか不自然なはずなのに・・・。
吉田氏はそういった事も含めて、兵庫県や神戸市のサイクリングイベントに関する理解を広げたいと願う人たちの代表なんです。
その吉田氏から一言・・・
「東君駄目だよ!そんなにイライラしちゃ~。」って言われました。(笑)
夏の出来事を心配してくれていたみたいで。
「まあ僕も若い頃はそうだったから、気持ちは解るけどね。最近の若い子はキレたらすぐに逃げちゃうからねぇ。」って・・・ははは(苦笑)
僕の場合、キレないように必死に抑えてるんですけど、表情に出ちゃうもので・・・
元シマノレーシングの吉田氏が、西神戸サイクルを須磨パティオに開店した頃、僕はまだ5歳で・・・
9歳の頃須磨区に引っ越して、初めてお世話になった自転車屋さんが西神戸サイクルだった。
そんな大先輩にお言葉を頂くとホッとするものですね。
僕も県や市をあげて自転車のイベントができるように・・・
吉田氏のお力になれる事があれば、是非お手伝いしたいと思っています。
本当は自転車屋さん同士で協力し合ったら、もっと面白い事だって出来るはずなんですよ。
特価品はそんなに買えなかったけど、色々プラスになる展示会でした。
2015年10月28日水曜日
幻のエヴァディオ・・・ようやく乗りたいと思える自転車に出会えた気がする。
9月29日(火)
閉店間際にエヴァディオの試乗車を返却する事になった。
イタリアの大手C社に製造ラインを失われ、少数生産となったヴィーナス01。
その01フォークモデルは、いよいよ残った在庫で廃番となるらしい。
手に入れるなら今が最後のチャンスでしょう。
一応今後はペガサス用のフォークをアレンジして、新型ヴィーナスとして近々発表されるそうだが・・・
ペガサスは既に出来上がった感があって、これ以上進化する必要も無い感じ。
違うフォークをつけたら、それはそれで違う走りを楽しめそうではあるが、今のままが一番バランスが取れて扱いやすいし、乗ってて楽しくもある。
試乗したいと言いながら、来れなかったお客様には申し訳ないが、一旦返却します!
ところで社長の息子さんから素晴らしいお話を頂きました。
「是非東さんに乗ってもらいたいフレームがあるんです・・・。」
それは商品化するにも価格設定で苦しみ、結果的に売れる価格にすると採算が合わないって事で、事実上ボツとなったプロトタイプのフレーム。
実際に製作したのは2本だけだそうだ。
そのうちの1本は息子さんが乗っていたらしいのですが、最近お客様からどうしても欲しいといわれて譲ったそうで・・・
今回はその残ったもう1本のフレームを、僕にどうですか?という・・・非常にありがたい話でした。
一見ブルーに見えますが、実際にはマジョーラカラーで、見る角度や光の当たり具合で色が変化するあれです。
昇り鯉?なんだか極道好みの紋々のようなデザインで、少々厳ついですね(笑)
この写真だとマジョーラ感が少し判りますか?
マジョーラカラーにも色々あるそうですが・・・
これはアンドロメダ2というカラーに近いような。
ところでこのフレーム・・・ヴィーナスの新型としてラインナップする予定だったようですが・・・
素材はカーボンではございません。
なんとスカンジウム合金なんです。
インテグレーテッドシートポストと極太カーボンフロントフォークの演出が、乗り味にどう影響するかはまだ判りませんが、組み上げるのが楽しみです。
スカンジウム合金といっても、結局アルミだろ?って言われるかも知れません。
最近はアルミ=廉価グレードと捉えられがちなので、勘違いして欲しくないのですが・・・
アルミフレーム自体がある程度完成されて、これ以上極端な進化もしない今だから、価格もこなれて安くなっただけで・・・
最近では20万円以下の完成車に使われるようなアルミフレームが、15年前だったらフレーム単体で30万円以上はしたであろうって考えたら、価格が下がっただけで性能が低いわけではないとご理解頂けるだろうか?
自転車も車のようにどんどんモデルチェンジするので、最新モデルの自転車が良いに決まっている!って思われている方も多いかも知れない。
しかし技術の進化で多少軽量化と高剛性化が進歩したくらいで、乗り味自体はそれほど劇的に進化したとは思えないし、今でも90年代~2000年代初頭の自転車に乗って、「やっぱりこの自転車はいいよなぁ~!」って思える自転車は数多い。
ある意味今よりもお金をかけた自転車が多かった時代なので。
なので高い自転車=良い自転車っていう公式は、必ずしも正しくはないと思って下さい。
ところがこのスカンジウム合金のフレームは今の時代においても高級素材なのである。
過去にエディーメルクスのスカンジウム合金フレームが、『北の地獄』と云われるパリ・ルーベで3年連続で優勝に輝くなど、石畳の悪路を物ともしないしなやかな走りが可能なのだが、生産コストを考えたら・・・と手を出さないメーカーがほとんど。
現在デ・ローザのラインナップにあるスカンジウムフレームは、税込で約50万円するフレームです。
アルミベースのフレームだからといって、決して安くはないのです。
恐らくエヴァディオでも最もコストのかかったフレームだと思います。
それなのにカーボンのヴィーナスや、チタンのペガサスより安く販売するとなると・・・
間違いなく採算が合わない訳です。
実に貴重なフレームを譲って頂ける事になりました。
またいずれ組み上げたらインプレッションを兼ねてレポートします。
世界に2台しかない幻のエヴァディオを!
閉店間際にエヴァディオの試乗車を返却する事になった。
イタリアの大手C社に製造ラインを失われ、少数生産となったヴィーナス01。
その01フォークモデルは、いよいよ残った在庫で廃番となるらしい。
手に入れるなら今が最後のチャンスでしょう。
一応今後はペガサス用のフォークをアレンジして、新型ヴィーナスとして近々発表されるそうだが・・・
ペガサスは既に出来上がった感があって、これ以上進化する必要も無い感じ。
違うフォークをつけたら、それはそれで違う走りを楽しめそうではあるが、今のままが一番バランスが取れて扱いやすいし、乗ってて楽しくもある。
試乗したいと言いながら、来れなかったお客様には申し訳ないが、一旦返却します!
ところで社長の息子さんから素晴らしいお話を頂きました。
「是非東さんに乗ってもらいたいフレームがあるんです・・・。」
それは商品化するにも価格設定で苦しみ、結果的に売れる価格にすると採算が合わないって事で、事実上ボツとなったプロトタイプのフレーム。
実際に製作したのは2本だけだそうだ。
そのうちの1本は息子さんが乗っていたらしいのですが、最近お客様からどうしても欲しいといわれて譲ったそうで・・・
今回はその残ったもう1本のフレームを、僕にどうですか?という・・・非常にありがたい話でした。
一見ブルーに見えますが、実際にはマジョーラカラーで、見る角度や光の当たり具合で色が変化するあれです。
昇り鯉?なんだか極道好みの紋々のようなデザインで、少々厳ついですね(笑)
この写真だとマジョーラ感が少し判りますか?
マジョーラカラーにも色々あるそうですが・・・
これはアンドロメダ2というカラーに近いような。
ところでこのフレーム・・・ヴィーナスの新型としてラインナップする予定だったようですが・・・
素材はカーボンではございません。
なんとスカンジウム合金なんです。
インテグレーテッドシートポストと極太カーボンフロントフォークの演出が、乗り味にどう影響するかはまだ判りませんが、組み上げるのが楽しみです。
スカンジウム合金といっても、結局アルミだろ?って言われるかも知れません。
最近はアルミ=廉価グレードと捉えられがちなので、勘違いして欲しくないのですが・・・
アルミフレーム自体がある程度完成されて、これ以上極端な進化もしない今だから、価格もこなれて安くなっただけで・・・
最近では20万円以下の完成車に使われるようなアルミフレームが、15年前だったらフレーム単体で30万円以上はしたであろうって考えたら、価格が下がっただけで性能が低いわけではないとご理解頂けるだろうか?
自転車も車のようにどんどんモデルチェンジするので、最新モデルの自転車が良いに決まっている!って思われている方も多いかも知れない。
しかし技術の進化で多少軽量化と高剛性化が進歩したくらいで、乗り味自体はそれほど劇的に進化したとは思えないし、今でも90年代~2000年代初頭の自転車に乗って、「やっぱりこの自転車はいいよなぁ~!」って思える自転車は数多い。
ある意味今よりもお金をかけた自転車が多かった時代なので。
なので高い自転車=良い自転車っていう公式は、必ずしも正しくはないと思って下さい。
ところがこのスカンジウム合金のフレームは今の時代においても高級素材なのである。
過去にエディーメルクスのスカンジウム合金フレームが、『北の地獄』と云われるパリ・ルーベで3年連続で優勝に輝くなど、石畳の悪路を物ともしないしなやかな走りが可能なのだが、生産コストを考えたら・・・と手を出さないメーカーがほとんど。
現在デ・ローザのラインナップにあるスカンジウムフレームは、税込で約50万円するフレームです。
アルミベースのフレームだからといって、決して安くはないのです。
恐らくエヴァディオでも最もコストのかかったフレームだと思います。
それなのにカーボンのヴィーナスや、チタンのペガサスより安く販売するとなると・・・
間違いなく採算が合わない訳です。
実に貴重なフレームを譲って頂ける事になりました。
またいずれ組み上げたらインプレッションを兼ねてレポートします。
世界に2台しかない幻のエヴァディオを!
中秋の名月が翌日スーパームーン?
9月27日(日)の夜。
何のこっちゃ?と思いつつ・・・
「おおっ!何だか青白くて綺麗な光やん!」
これはお店の前の歩道橋。
雲が切れた瞬間・・・
「うわ~!メッチャ綺麗!」
しかし肉眼では判るのに、携帯電話のカメラではそこまでくっきりとは撮影できない。
月のウサギ。
僕がまだ幼く、父親がまだ親らしかった頃、初めて天体望遠鏡を買い与えられ、使い方を教わって見た月は、近過ぎて良く判らなかったが、後日父親の双眼鏡で見たら、月のウサギはおろか、クレーターの形状までくっきり見えて感動した覚えがある。
そんなくっきりとした月の撮影をしてみたいが・・・
どんなレンズで撮影すればいいのですかねぇ~。
料理写真と観光地の風景しか撮影してこなかったので、今となっては宝の持ち腐れとも言うべき僕の一眼レフカメラ。
月の光(逆光)が強いって考えたら・・・ストロボでも無いと無理なのかな?
翌日28日(月)の夜はつくはら湖まで行って、スーパームーンとやらを観察。
雲が多くてシャッターチャンスが厳しいですね。
「よっしゃきた~っ!」と思いつつも、光が強過ぎてぼやける。
あっ、結局携帯のカメラです。
なぜ一眼レフを使ってあげないのだろうか?
自分でも不可解である。
携帯のカメラじゃ・・・
せっかくのスーパームーンも月なのか何なのか、全く判らない写真になってしまいました(笑)
引くと綺麗な光に見えますが・・・
綺麗な光であって、月かどうか判らない事には変わらないという・・・。
肉眼では月のウサギがはっきりと確認できました。
何のこっちゃ?と思いつつ・・・
「おおっ!何だか青白くて綺麗な光やん!」
これはお店の前の歩道橋。
雲が切れた瞬間・・・
「うわ~!メッチャ綺麗!」
しかし肉眼では判るのに、携帯電話のカメラではそこまでくっきりとは撮影できない。
月のウサギ。
僕がまだ幼く、父親がまだ親らしかった頃、初めて天体望遠鏡を買い与えられ、使い方を教わって見た月は、近過ぎて良く判らなかったが、後日父親の双眼鏡で見たら、月のウサギはおろか、クレーターの形状までくっきり見えて感動した覚えがある。
そんなくっきりとした月の撮影をしてみたいが・・・
どんなレンズで撮影すればいいのですかねぇ~。
料理写真と観光地の風景しか撮影してこなかったので、今となっては宝の持ち腐れとも言うべき僕の一眼レフカメラ。
月の光(逆光)が強いって考えたら・・・ストロボでも無いと無理なのかな?
翌日28日(月)の夜はつくはら湖まで行って、スーパームーンとやらを観察。
雲が多くてシャッターチャンスが厳しいですね。
「よっしゃきた~っ!」と思いつつも、光が強過ぎてぼやける。
あっ、結局携帯のカメラです。
なぜ一眼レフを使ってあげないのだろうか?
自分でも不可解である。
携帯のカメラじゃ・・・
せっかくのスーパームーンも月なのか何なのか、全く判らない写真になってしまいました(笑)
引くと綺麗な光に見えますが・・・
綺麗な光であって、月かどうか判らない事には変わらないという・・・。
肉眼では月のウサギがはっきりと確認できました。
9月27日(日)ポタリング・・・久々にこじんまりと・・・
写真を見てそろそろ、ここがどこだか判断つく人もいるかも知れない・・・などと思いつつ。
そうですハニートーストです。
この日はミワさんの希望でトレボンで現地合流。
なので、実質一緒に走ったのは僕と留美さん、H川様の3名だけ!
まあ人数が少ないのは、それはそれでしっとりと和やかな雰囲気で楽しめます。
走行会にしても、ポタリングにしても・・・
お店ではスタッフとお客様の関係ではございますが、自転車で走りに行っている時は、基本的に全員が平等なスタンスであって欲しいと思っています。
もちろん最終的な決定権を僕が任されている以上は、参加者全員が楽しんで満足してもらうように努力する義務はあると認識していますが・・・。
そう・・・スタッフはお客様を満足させる努力をするものなんです。
お客様と一緒になって、業務や義務を怠るようなスタッフであってはいけないのです。
そしてスタッフの教育と勤務を管理するのも、人件費を支払う経営者の仕事なんです。
いくら仲良くなったからといって、いい大人が悪知恵を入れ知恵したり、スタッフの就業スケジュールを勝手にいじっちゃ駄目なんですよ。
右も左も判らない若いスタッフを、正しい方向へ導く事は、そうでなくても容易くはないのです。
人件費を費やしてまで指導しているのに、それをみだりに乱されてしまっては、何の為のスタッフ教育なのか・・・そもそも雇った意味さえも無くなってしまいます。
夏は本当に色々ありました。
楽しかった思い出が多い分、ショックの大きさも半端無く。
ただただ悔しくて、未だ心の傷が癒えない状況です。
今後はそういった経験を忘れる事なく、スタッフにはより分別が出来るように指導していく所存です。
今残っているメンバーさんは皆さんそういった分別もでき、スタッフ一人一人の成長を応援してくれている方々ばかりなので、今後新しい参加メンバーが増えたとしても、今の良い雰囲気を崩す事なく、関係を続けられたらいいなと願っています。
ずっと言葉に出来ない想いがあって、なかなかブログを更新するモチベーションも湧かずに、ダラダラといたずらに時間を過ごしてしまいました。
もちろん仕事は日々忙しくなっているので、その疲れも溜まってきていますが・・・。
それにしてもトレボンの席は4名で座ると窮屈ですね(笑)
みなさん黙々と食べています。
それはそうとHPをご覧頂いた方はご存知と思いますが、実は現在当店にはスタッフXという自由枠があります。
それは実際に臨時スタッフだったり、お客様が手伝って下さったり、様々なんですが・・・
それぞれがツイッターで自由につぶやいてくれたり・・・
お陰様で僕も励まされ、心折れずに頑張ることができています。
そしてこの日はビッグニュースが・・・
10月中頃より正規に新しいスタッフが入る事になりました。
週末や祝日だけの勤務になりますが、将来美容師になる為に接客業を学びたい!って言う素直で真面目な高校生です。
自転車は全くの素人ですが、お父さんが安全整備士の資格を持っているそうで、学べる環境は整っていそうです。
小売業において、接客ができないと何も役に立たないっていうのが常識なので、そういった目標を持って前向きに、ひたむきに頑張ってくれる若者が仲間に加わる事は喜ばしい事です。
是非彼の成長を見守ってあげて下さい!
そしてタケやんも日々一人前のスタッフに近づいていますが・・・そのタケやんも新しい後輩ができる事を喜んでいました。
僕も焦らず地道に頑張ります。
2015年10月21日水曜日
9月26日(土)走行会・・・久々に上りませんか?
この日はヒデさんにH川様、トミーさん2号、K田様とお集まり頂き・・・
「今日はどこか走りたいところありますか?」
「久々に山へ行きたいですねぇ。」とH川様。
「マジッすか~!」
最近上り坂を走らな過ぎて、すっかり上る気が失せてしまった僕は、すご~く嫌だったんですけど・・・
ウォーミングアップでいつも通り、山手幹線のauショップ(旧ハイジ)前の交差点を左折し、上野通まで上って・・・
そのままバス道を東へ進む。
上りたくない!
上りたくないけど、そう言う時ほど僕は、目が覚めるような上り坂を選んでしまう傾向が・・・
どうやらあるようです。
護国神社前で左折・・・
長峰中学校の上りでまず1本!
ユニオン教会前を抜けて反対側へ下る。
再びバス道を東へ走る。
2本目は鶴甲の上り。
高羽交差点から六甲ケーブル下駅まで。
正直それだけでもお腹一杯だったんですが・・・。
ケーブル駅から少し上って大月台へ渡り、篠原台を抜けて・・・
禁断のあの坂道にまた引き寄せられてしまいました。
「トミーさん!ここ上ってみたいとか思ったりします?」
そう聞きながら、内心では「嫌やって言って!行きたくないって言って!」と、拒否される事を期待しつつも・・・
トミーさん2号の性格上、そう話を振られたら「行くしかないでしょう?」って答える事を僕は知っていました。
案の定「それは・・・嫌と答えたところで行くんでしょ?だったら行くと答えるしかないでしょ!」と言われまして・・・
H川様の目線が痛い!
きっと僕は空気も読まずに要らない事を言って、トミーさん2号の火を着けてしまったんですね。
六甲学院の校門前スタートではありましたが、既に長峰と鶴甲を上ってお腹一杯の状態だったので、そこからの超魔界はまさに魔界!地獄の苦行でした。
この日は全員ドン突きまで上り切りました。
しかし・・・H川様はすごいですね。
今回のメンバーの中にいて、よく屈する事無く上り切りました!
確実に実力がついてきたように思えます。
思えばK田様もつい数ヶ月前までは、鶴甲を上るのさえしんどくて、表六甲を足付き無しで上るなんて夢のまた夢・・・って言っていたはずなんですけど・・・
ここ超魔界で、夜錬をしているうちに、恐ろしく強くなってしまった経緯があります。
確かに超魔界で練習すれば、上りの強さは鍛えられるでしょう!
そんな事は解っているけど、だからって毎晩走れるか?
いや・・・絶対にやりたくない!でしょ?
超魔界だけは何度走っても苦しいだけで、面白くも何とも無い・・・そんな坂道です。
お店に帰還する頃には全員ヘロヘロでした。
大した距離も走っていないのに、何なんだこの疲労感?
それでも本格的に寒くなる前に・・・
また上りに・・・行こうかな。(汗)
「今日はどこか走りたいところありますか?」
「久々に山へ行きたいですねぇ。」とH川様。
「マジッすか~!」
最近上り坂を走らな過ぎて、すっかり上る気が失せてしまった僕は、すご~く嫌だったんですけど・・・
ウォーミングアップでいつも通り、山手幹線のauショップ(旧ハイジ)前の交差点を左折し、上野通まで上って・・・
そのままバス道を東へ進む。
上りたくない!
上りたくないけど、そう言う時ほど僕は、目が覚めるような上り坂を選んでしまう傾向が・・・
どうやらあるようです。
護国神社前で左折・・・
長峰中学校の上りでまず1本!
ユニオン教会前を抜けて反対側へ下る。
再びバス道を東へ走る。
2本目は鶴甲の上り。
高羽交差点から六甲ケーブル下駅まで。
正直それだけでもお腹一杯だったんですが・・・。
ケーブル駅から少し上って大月台へ渡り、篠原台を抜けて・・・
禁断のあの坂道にまた引き寄せられてしまいました。
「トミーさん!ここ上ってみたいとか思ったりします?」
そう聞きながら、内心では「嫌やって言って!行きたくないって言って!」と、拒否される事を期待しつつも・・・
トミーさん2号の性格上、そう話を振られたら「行くしかないでしょう?」って答える事を僕は知っていました。
案の定「それは・・・嫌と答えたところで行くんでしょ?だったら行くと答えるしかないでしょ!」と言われまして・・・
H川様の目線が痛い!
きっと僕は空気も読まずに要らない事を言って、トミーさん2号の火を着けてしまったんですね。
六甲学院の校門前スタートではありましたが、既に長峰と鶴甲を上ってお腹一杯の状態だったので、そこからの超魔界はまさに魔界!地獄の苦行でした。
この日は全員ドン突きまで上り切りました。
しかし・・・H川様はすごいですね。
今回のメンバーの中にいて、よく屈する事無く上り切りました!
確実に実力がついてきたように思えます。
思えばK田様もつい数ヶ月前までは、鶴甲を上るのさえしんどくて、表六甲を足付き無しで上るなんて夢のまた夢・・・って言っていたはずなんですけど・・・
ここ超魔界で、夜錬をしているうちに、恐ろしく強くなってしまった経緯があります。
確かに超魔界で練習すれば、上りの強さは鍛えられるでしょう!
そんな事は解っているけど、だからって毎晩走れるか?
いや・・・絶対にやりたくない!でしょ?
超魔界だけは何度走っても苦しいだけで、面白くも何とも無い・・・そんな坂道です。
お店に帰還する頃には全員ヘロヘロでした。
大した距離も走っていないのに、何なんだこの疲労感?
それでも本格的に寒くなる前に・・・
また上りに・・・行こうかな。(汗)
2015年10月16日金曜日
酷いんじゃない?・・・その2
次はレンタサイクルの扱い方に関して・・・
最近大学生くらいの若い人が、ノリで淡路島1周とか提案して行っちゃう風潮があるようで・・・
まあ『淡路島ロングライド』なんてイベントも3年も4年も続くと、さすがに定番イベントとしてのイメージも定着してか・・・
完走率が90%なんて話も知ってか知らいでか、「俺でも余裕で完走できる!」って思っちゃうものなんですかねぇ~。
ある日3人組の男性が、レンタサイクルを3日間貸してくれとご来店頂き・・・
変速つきのシティースポーツ車が長期のレンタルで無かった事もあって、1台は変速無しのママチャリで、後は現在留美さん専用車になっているGIANTのクロスバイクと、TREKのロードバイクを貸し出す事になったのです。
一目見ただけで、「ちょっとしたノリでスポーツバイクに乗ってみたい!」っていうのが判る・・・
言い方は失礼ですが、そんなチャラい雰囲気のお兄さん方だった訳ですよ。
出来たら別途有料で、乗り方教室を受講してもらいたいくらいの初心者でもあったので、本当はちょっと不安だったんですね。
過去にもママチャリのレンタルで、淡路島を1周してきた2人組が帰ってきた際、落車して変形した箇所や、欠損した部品がある事を申告せずに帰ってしまい、修理に手間をかけてしまった事があります。
その時は淡路島を走るって事だけは事前に聞いていたので、ある程度の事は想定済みだったのですが、今回は「何に使用されるのですか?」って聞いても、「ちょっと乗ってみたくて・・・」と答えるだけだったので、まさか淡路島を1周するなんて思いもよらず・・・
返却の時に初めて知らされて、「何を考えてんねん!」って、張り倒したい衝動に駆られそうになった訳です。
初心者が仮に自分のロードバイクを持っていたとしても、僕は淡路島1周なんて、間違っても簡単に出来ると思うな!と言いたい。
イベント等で行く分には、最低限のサポートもあるし、何かしらライフラインはあるものです。
しかし個人的にいく場合は話が別です。
先日紹介した『ジロ・デ・淡路』さんなど、困った時の助け舟は無くもありません!
僕も電話を頂けば、南あわじであろうが車でレスキューに駆けつけます。
しかしそれにはそれなりの費用がかかります。
出張修理などでもたまに「近いのに出張手数料なんか取るんかい?」って愚痴を言われる事がたまにありますが、近かろうが遠かろうが、店からスタッフが離れるだけで、既に拘束されている訳ですよ?
その間、店内が忙しくても減った人数で切り盛りするしかないのです。
対応しきれずに逃がしてしまうお客様もいるかも知れません。
そんなリスクと往復の移動時間という無駄な拘束時間を考えたら、実質僕はガソリン代程度しか手数料を頂いていない訳で、仮に南あわじまでレスキューに行ったとしても、僕は出張手数料自体は1万5千円程度しか取るつもりはありません。
恐らくガソリン代と高速道路の往復でそのくらいの金額になるはずなので、往復に4時間かかった分の拘束手数料はむしろお断りしているのです。
しかし若い人や、何事においても経験の浅い人ほど、「そんなに取られるの?高いなぁ!」って言うんですね。
冷静になってリスクと費用を計算してみろよ!って怒鳴りたくなる事だってあります。
こっちはタクシーの代わりに呼び出され、自転車とお客様を乗せて引き上げて自宅まで送り届け、自転車は修理が必要であれば、そのまま店まで持ち帰って修理をするんですから・・・
その安心を移動にかかる実費しか、手数料として請求しないって考えたら安過ぎるくらいやろ!って言いたいのですが、感覚的に理解できない方も悲しい事に・・・決して少なくはないんですね。
実際そんな儲けにならない出張サービスだったら、やらなきゃいいじゃないか!って言う人もいますし、過去にいたスタッフは、自分が人件費や店の運転資金を支払っている訳でもないのに、このサービスを何の為にやっているのかわからない!と陰口を叩いていたそうです・・・
これは僕がまだヨーロッパを目指して、限られた時間で、それでも毎回80km~150km走るチームの走行会を取り組んでいた頃、誰かがパンクや落車で動けなくなった時の経験から、あったらいいなぁ~と考えていたサービスなんです。
僕はチューブラータイヤ世代なので、基本的にパンクしたらタイヤ交換しかないんですね。
しかしタイヤはリムセメントという糊で貼り付けているので、現場で交換する際は新たな糊を塗らずに、新しいタイヤをただはめて空気を入れるだけ。
仮に糊を塗ってもすぐに乾くわけないでしょ?
なので、上りや下りの激しいコースを走るのには、いつタイヤがリムから外れるか・・・という、不安がついて回る訳ですよ。
そんなネガティブな人に、同じペースで走れ!なんて言えませんよね?
それにチューブラータイヤがパンクする場合の大半は、ホイールがリム打ちしてへしゃげる程のクラッシュをした場合が多いので、自走できない事も多かったんです。
だからそういう時は他のメンバーが先に帰って、車に乗り換えて迎えに来る。
それまで田舎の山中の道路脇で3~4時間、ボ~ッと空を見上げて待っているしかないんですよ。
そんな事が、時々あった訳なんですよ。
もし当店のようなサービスがあったら、電話1本で1時間少々で迎えに行ける。
実質必要な経費しか請求しないので、それなら割り切ってお支払いもできるでしょ?
今はクリンチャータイヤが主流なので、パンク程度なら何とかなるケースが大半ですが、クラッシュした場合はそうもいきません!
家族も助けに来れる人がいなくて、近くに鉄道の駅も無い、帰る術が無いけど、タクシーは高いから嫌だ!
そういう人たちの為に、採算が合わないのを覚悟で始めたサービスなんです。
僕はそこで儲けるよりも、同じ気持ちで走っているライダーたちとの、信頼関係を大切にする事の方が重要だと思っているので、拘束時間については今のところ奉仕とさせてもらっています。
その代わり店内の混雑具合によっては、少々待って頂くなり、多少のご了承を頂く場合はございますが・・・。
それだけにレスキューサービスは、僕の自転車仲間に対する純粋な好意でやっている事なので、軽い気持ちで自転車に乗って、助けてもらうのは当たり前・・・くらいに思っている人を助ける為にあるようなサービスではありません。
そう考えた時に、初心者どころか初めてロードバイクに乗るような人が、お店の自転車で、いきなり淡路島に行くだなんて、さすがに常識を疑うしかありませんよね?
人の自転車だから少々何かあっても痛くも痒くも無い!とか思っちゃうんですかねぇ?
実際に現地で何かあったら、一体どうするつもりだったんだろう?
自転車を運べない状況だったら、そのまま放置して帰ったりしないだろうか?
あとから「すみません!自転車は向こうに置いてきちゃったので、回収はお願いしていいでしょうか?」なんて言われたらビックリですよね?
無いとは思いますが、性格上そんな最悪なケースを、つい色々想定してしまうので、本当はレンタサイクルで遠方までサイクリングに行かれるのはお断りしているんですよ。
できれば神戸市内だけにして欲しいですねぇ。
その時はまあ、比較的に大きなトラブルも無く、GIANTのクロスバイクだけがパンクしたとかで、修理はしてきたそうですが・・・
本当にヒヤヒヤしてしまいました。
しかしそれから数日後、改めてその3人組のうちの1人のお客様が、別のお友達を誘ってレンタサイクルを借りに来られたのです。
またしてもGIANTのクロスバイクと、TREKのロードバイクのお貸し出し・・・
「まさかとは思いますが、また淡路島へ行くおつもりですか?」
「はい!そうなんですよ!」
「そうですかぁ~。くれぐれも落車とかお怪我をなさらないようにお願いしますね。自転車も破損箇所があった場合は、実費で修理費用をご請求をお願いしないとなりませんので・・・。」
「あぁ・・・はい!気をつけますんで大丈夫です。」
ところが後日返却に来たところ・・・明らかに落車か風に吹かれたかで、自転車を倒した傷跡があったんです!
右側のバーテープが破れています。
これは明らかに自転車を倒したりしないと、こんなふうにえぐれるような破れ方はしません。
右側へ倒れた証拠にリアディレーラーの傷が酷いです。
元々のオーナーさんは右側への落車は経験していないので、壁に立てかけた際の小さな傷程度しかついていなかったディレーラーがこれですよ?
レンタルしたのもピナイさんに続いての、このグループが2回目だったので、状態を把握していない訳が無いのです。
ディレーラーハンガーの曲がりは無かったので、機能的には軽傷で済んでいますが、しかしせめてこのガリ傷は申告して欲しいですよね?
「落車か自転車を倒したりされませんでしたか?」
「い・・・いえ!壁に立てかけた時の傷じゃないですか?」
「立てかけただけでこうなるんですか?いずれにしてももう少し丁寧に扱って頂きたいですね。」
「は・・・はぁ・・・。」
立てかけただけにしては擦り傷が多いです。
こんなところ・・・立てかけて出来るような傷じゃないんですけど・・・。
「他に申告しておく事はございませんか?」
「あ・・・あの・・・1度パンクしたんですけど、それについてはよそのお店で修理をしてもらったので大丈夫です。」
厳密にはパンク修理の費用は当然ながら、次に貸し出す事を考えたら・・・新しいチューブへの交換にかかる費用だって請求したいくらいなんです。
まあそういう車両維持費って名目も含めてのレンタル料金なので、さすがに新しいチューブへの交換費用や、バーテープといった消耗品の交換費用までは請求しませんが、根拠もなく「大丈夫・・・」なんて言われると、「何がどない大丈夫やねん?」って・・・ついカチンときちゃいますよね。
お客様が帰られた後、パンク修理をしたっていうタイヤとチューブの状態をチェックする為、中からチューブを抜いてみたんですよ。
するとパンク修理箇所は3箇所・・・
「パンクは1回しかしてないって言ってたよね?なんで3箇所なん?」
1箇所は何とかちゃんと圧着していましたが・・・
2箇所目は一見ちゃんと貼れているように見えますが・・・
この通り糊が中途半端に塗り残してあります。
これは放っておいたらすぐに剥がれます。
更に・・・
3箇所目ですが、これはないですよね?
そもそも100円ショップで売っているような、劣悪なパンク修理用パッチで、修理しているっていうだけでも、自転車専門店で直してもらったなんて話が嘘なのは一目瞭然なのに、糊の塗り方や乾かして貼り付ける手順もままならず、挙句の果てにフイルムを剥がさずについたまま処理をするなんて、素人の中途半端なDIY剥き出しじゃないですか?
3箇所とも一度剥がして検証してみた結果・・・
まずリム打ちによるパンクが1箇所。
恐らくそれを直してチューブを入れ直して、空気を入れたところ・・・
チューブをタイヤのビードとリムの間に挟んでしまって、再びパンク!
その後また同じ失敗で違う箇所をパンク。
合計3箇所のパンク修理をした事になる・・・そんなところでしょうか。
僕らは自転車屋さんだからっていう以上に、長年自転車に乗り続けてきたサイクリストなんです。
自転車の傷のつき方や、パンクの仕方を見ただけで、その人がどんな扱い方をしているのかまで大凡の想像ができるんですよ。
だから一切のごまかしは通用しません。
正直に申告すれば「お怪我が無かっただけでも良かったじゃないですか!」って一声かけるだけで、お互い気持ちよく取引を終える事が出来ていたと思うんですよ。
「次回はもう少し練習してから淡路島なり行って下さいね!」ってね。
下手にごまかされると、他に何を隠しているんだろう?とか、余計に勘ぐってしまいますよね?
そしてこのお客様は留美さんから借りていた私物のワイヤー錠を、返却せずに帰ってしまったんですよ。
身分証のコピーに連絡先の住所は記載がありましたが、電話番号を聞いていなかったので、前回にご一緒だったお友達の携帯電話に連絡したのですが、一切出てくれず、折り返しもありません。
止むを得ずお客様あてに手紙を郵送しましたが、一切の返信もなく、未だワイヤー錠の返却がありません。
1日でも早く返却に来て頂きたいものです!
レンタサイクルといえば、しまなみ海道で見たレンタサイクルもそうでしたが・・・
整備がまともに出来ていない車両ばかりで、かなり危険でした。
でもそれは単純に、レンタサイクルを提供する側の『体たらく』だけの問題ではなく、使う側の問題も大きく関わっていると思うんですよ。
先日ある国際施設のレンタサイクルを点検させて頂きました。
そういう施設には自転車のメンテナンスを賄えるスタッフはいませんので、結局我々みたいな出張修理の可能な店舗に頼むしかないのですが・・・
いや~っ!酷かったです。
外国人に貸し出しをしているだけあって、傷み方が半端無い!
クランクがぐらついて根本から外れてしまったものとか・・・
リム打ちパンクした自転車は、実際にホイールのリムまでへしゃげていて、「これは一体どんなスピードで段差に乗り上げたんだ?」っていうものまで。
形あるものはいつか壊れるんです。
そんな事は解っています!
しかし命を乗せて走る乗り物でもありますし、多くの方に楽しいサイクリングのひとときを与えてくれる乗り物なんですよ。
決して人の自転車だからって、「少々手荒に扱ったって問題ないねん!」とか思ってもらいたくはないです!
1人でも多くの方に楽しい時間を共有してもらえるように、1人1人が大切に扱って頂きたいと・・・
心からそう願います。
最近大学生くらいの若い人が、ノリで淡路島1周とか提案して行っちゃう風潮があるようで・・・
まあ『淡路島ロングライド』なんてイベントも3年も4年も続くと、さすがに定番イベントとしてのイメージも定着してか・・・
完走率が90%なんて話も知ってか知らいでか、「俺でも余裕で完走できる!」って思っちゃうものなんですかねぇ~。
ある日3人組の男性が、レンタサイクルを3日間貸してくれとご来店頂き・・・
変速つきのシティースポーツ車が長期のレンタルで無かった事もあって、1台は変速無しのママチャリで、後は現在留美さん専用車になっているGIANTのクロスバイクと、TREKのロードバイクを貸し出す事になったのです。
一目見ただけで、「ちょっとしたノリでスポーツバイクに乗ってみたい!」っていうのが判る・・・
言い方は失礼ですが、そんなチャラい雰囲気のお兄さん方だった訳ですよ。
出来たら別途有料で、乗り方教室を受講してもらいたいくらいの初心者でもあったので、本当はちょっと不安だったんですね。
過去にもママチャリのレンタルで、淡路島を1周してきた2人組が帰ってきた際、落車して変形した箇所や、欠損した部品がある事を申告せずに帰ってしまい、修理に手間をかけてしまった事があります。
その時は淡路島を走るって事だけは事前に聞いていたので、ある程度の事は想定済みだったのですが、今回は「何に使用されるのですか?」って聞いても、「ちょっと乗ってみたくて・・・」と答えるだけだったので、まさか淡路島を1周するなんて思いもよらず・・・
返却の時に初めて知らされて、「何を考えてんねん!」って、張り倒したい衝動に駆られそうになった訳です。
初心者が仮に自分のロードバイクを持っていたとしても、僕は淡路島1周なんて、間違っても簡単に出来ると思うな!と言いたい。
イベント等で行く分には、最低限のサポートもあるし、何かしらライフラインはあるものです。
しかし個人的にいく場合は話が別です。
先日紹介した『ジロ・デ・淡路』さんなど、困った時の助け舟は無くもありません!
僕も電話を頂けば、南あわじであろうが車でレスキューに駆けつけます。
しかしそれにはそれなりの費用がかかります。
出張修理などでもたまに「近いのに出張手数料なんか取るんかい?」って愚痴を言われる事がたまにありますが、近かろうが遠かろうが、店からスタッフが離れるだけで、既に拘束されている訳ですよ?
その間、店内が忙しくても減った人数で切り盛りするしかないのです。
対応しきれずに逃がしてしまうお客様もいるかも知れません。
そんなリスクと往復の移動時間という無駄な拘束時間を考えたら、実質僕はガソリン代程度しか手数料を頂いていない訳で、仮に南あわじまでレスキューに行ったとしても、僕は出張手数料自体は1万5千円程度しか取るつもりはありません。
恐らくガソリン代と高速道路の往復でそのくらいの金額になるはずなので、往復に4時間かかった分の拘束手数料はむしろお断りしているのです。
しかし若い人や、何事においても経験の浅い人ほど、「そんなに取られるの?高いなぁ!」って言うんですね。
冷静になってリスクと費用を計算してみろよ!って怒鳴りたくなる事だってあります。
こっちはタクシーの代わりに呼び出され、自転車とお客様を乗せて引き上げて自宅まで送り届け、自転車は修理が必要であれば、そのまま店まで持ち帰って修理をするんですから・・・
その安心を移動にかかる実費しか、手数料として請求しないって考えたら安過ぎるくらいやろ!って言いたいのですが、感覚的に理解できない方も悲しい事に・・・決して少なくはないんですね。
実際そんな儲けにならない出張サービスだったら、やらなきゃいいじゃないか!って言う人もいますし、過去にいたスタッフは、自分が人件費や店の運転資金を支払っている訳でもないのに、このサービスを何の為にやっているのかわからない!と陰口を叩いていたそうです・・・
これは僕がまだヨーロッパを目指して、限られた時間で、それでも毎回80km~150km走るチームの走行会を取り組んでいた頃、誰かがパンクや落車で動けなくなった時の経験から、あったらいいなぁ~と考えていたサービスなんです。
僕はチューブラータイヤ世代なので、基本的にパンクしたらタイヤ交換しかないんですね。
しかしタイヤはリムセメントという糊で貼り付けているので、現場で交換する際は新たな糊を塗らずに、新しいタイヤをただはめて空気を入れるだけ。
仮に糊を塗ってもすぐに乾くわけないでしょ?
なので、上りや下りの激しいコースを走るのには、いつタイヤがリムから外れるか・・・という、不安がついて回る訳ですよ。
そんなネガティブな人に、同じペースで走れ!なんて言えませんよね?
それにチューブラータイヤがパンクする場合の大半は、ホイールがリム打ちしてへしゃげる程のクラッシュをした場合が多いので、自走できない事も多かったんです。
だからそういう時は他のメンバーが先に帰って、車に乗り換えて迎えに来る。
それまで田舎の山中の道路脇で3~4時間、ボ~ッと空を見上げて待っているしかないんですよ。
そんな事が、時々あった訳なんですよ。
もし当店のようなサービスがあったら、電話1本で1時間少々で迎えに行ける。
実質必要な経費しか請求しないので、それなら割り切ってお支払いもできるでしょ?
今はクリンチャータイヤが主流なので、パンク程度なら何とかなるケースが大半ですが、クラッシュした場合はそうもいきません!
家族も助けに来れる人がいなくて、近くに鉄道の駅も無い、帰る術が無いけど、タクシーは高いから嫌だ!
そういう人たちの為に、採算が合わないのを覚悟で始めたサービスなんです。
僕はそこで儲けるよりも、同じ気持ちで走っているライダーたちとの、信頼関係を大切にする事の方が重要だと思っているので、拘束時間については今のところ奉仕とさせてもらっています。
その代わり店内の混雑具合によっては、少々待って頂くなり、多少のご了承を頂く場合はございますが・・・。
それだけにレスキューサービスは、僕の自転車仲間に対する純粋な好意でやっている事なので、軽い気持ちで自転車に乗って、助けてもらうのは当たり前・・・くらいに思っている人を助ける為にあるようなサービスではありません。
そう考えた時に、初心者どころか初めてロードバイクに乗るような人が、お店の自転車で、いきなり淡路島に行くだなんて、さすがに常識を疑うしかありませんよね?
人の自転車だから少々何かあっても痛くも痒くも無い!とか思っちゃうんですかねぇ?
実際に現地で何かあったら、一体どうするつもりだったんだろう?
自転車を運べない状況だったら、そのまま放置して帰ったりしないだろうか?
あとから「すみません!自転車は向こうに置いてきちゃったので、回収はお願いしていいでしょうか?」なんて言われたらビックリですよね?
無いとは思いますが、性格上そんな最悪なケースを、つい色々想定してしまうので、本当はレンタサイクルで遠方までサイクリングに行かれるのはお断りしているんですよ。
できれば神戸市内だけにして欲しいですねぇ。
その時はまあ、比較的に大きなトラブルも無く、GIANTのクロスバイクだけがパンクしたとかで、修理はしてきたそうですが・・・
本当にヒヤヒヤしてしまいました。
しかしそれから数日後、改めてその3人組のうちの1人のお客様が、別のお友達を誘ってレンタサイクルを借りに来られたのです。
またしてもGIANTのクロスバイクと、TREKのロードバイクのお貸し出し・・・
「まさかとは思いますが、また淡路島へ行くおつもりですか?」
「はい!そうなんですよ!」
「そうですかぁ~。くれぐれも落車とかお怪我をなさらないようにお願いしますね。自転車も破損箇所があった場合は、実費で修理費用をご請求をお願いしないとなりませんので・・・。」
「あぁ・・・はい!気をつけますんで大丈夫です。」
ところが後日返却に来たところ・・・明らかに落車か風に吹かれたかで、自転車を倒した傷跡があったんです!
右側のバーテープが破れています。
これは明らかに自転車を倒したりしないと、こんなふうにえぐれるような破れ方はしません。
右側へ倒れた証拠にリアディレーラーの傷が酷いです。
元々のオーナーさんは右側への落車は経験していないので、壁に立てかけた際の小さな傷程度しかついていなかったディレーラーがこれですよ?
レンタルしたのもピナイさんに続いての、このグループが2回目だったので、状態を把握していない訳が無いのです。
ディレーラーハンガーの曲がりは無かったので、機能的には軽傷で済んでいますが、しかしせめてこのガリ傷は申告して欲しいですよね?
「落車か自転車を倒したりされませんでしたか?」
「い・・・いえ!壁に立てかけた時の傷じゃないですか?」
「立てかけただけでこうなるんですか?いずれにしてももう少し丁寧に扱って頂きたいですね。」
「は・・・はぁ・・・。」
立てかけただけにしては擦り傷が多いです。
こんなところ・・・立てかけて出来るような傷じゃないんですけど・・・。
「他に申告しておく事はございませんか?」
「あ・・・あの・・・1度パンクしたんですけど、それについてはよそのお店で修理をしてもらったので大丈夫です。」
厳密にはパンク修理の費用は当然ながら、次に貸し出す事を考えたら・・・新しいチューブへの交換にかかる費用だって請求したいくらいなんです。
まあそういう車両維持費って名目も含めてのレンタル料金なので、さすがに新しいチューブへの交換費用や、バーテープといった消耗品の交換費用までは請求しませんが、根拠もなく「大丈夫・・・」なんて言われると、「何がどない大丈夫やねん?」って・・・ついカチンときちゃいますよね。
お客様が帰られた後、パンク修理をしたっていうタイヤとチューブの状態をチェックする為、中からチューブを抜いてみたんですよ。
するとパンク修理箇所は3箇所・・・
「パンクは1回しかしてないって言ってたよね?なんで3箇所なん?」
1箇所は何とかちゃんと圧着していましたが・・・
2箇所目は一見ちゃんと貼れているように見えますが・・・
この通り糊が中途半端に塗り残してあります。
これは放っておいたらすぐに剥がれます。
更に・・・
3箇所目ですが、これはないですよね?
そもそも100円ショップで売っているような、劣悪なパンク修理用パッチで、修理しているっていうだけでも、自転車専門店で直してもらったなんて話が嘘なのは一目瞭然なのに、糊の塗り方や乾かして貼り付ける手順もままならず、挙句の果てにフイルムを剥がさずについたまま処理をするなんて、素人の中途半端なDIY剥き出しじゃないですか?
3箇所とも一度剥がして検証してみた結果・・・
まずリム打ちによるパンクが1箇所。
恐らくそれを直してチューブを入れ直して、空気を入れたところ・・・
チューブをタイヤのビードとリムの間に挟んでしまって、再びパンク!
その後また同じ失敗で違う箇所をパンク。
合計3箇所のパンク修理をした事になる・・・そんなところでしょうか。
僕らは自転車屋さんだからっていう以上に、長年自転車に乗り続けてきたサイクリストなんです。
自転車の傷のつき方や、パンクの仕方を見ただけで、その人がどんな扱い方をしているのかまで大凡の想像ができるんですよ。
だから一切のごまかしは通用しません。
正直に申告すれば「お怪我が無かっただけでも良かったじゃないですか!」って一声かけるだけで、お互い気持ちよく取引を終える事が出来ていたと思うんですよ。
「次回はもう少し練習してから淡路島なり行って下さいね!」ってね。
下手にごまかされると、他に何を隠しているんだろう?とか、余計に勘ぐってしまいますよね?
そしてこのお客様は留美さんから借りていた私物のワイヤー錠を、返却せずに帰ってしまったんですよ。
身分証のコピーに連絡先の住所は記載がありましたが、電話番号を聞いていなかったので、前回にご一緒だったお友達の携帯電話に連絡したのですが、一切出てくれず、折り返しもありません。
止むを得ずお客様あてに手紙を郵送しましたが、一切の返信もなく、未だワイヤー錠の返却がありません。
1日でも早く返却に来て頂きたいものです!
レンタサイクルといえば、しまなみ海道で見たレンタサイクルもそうでしたが・・・
整備がまともに出来ていない車両ばかりで、かなり危険でした。
でもそれは単純に、レンタサイクルを提供する側の『体たらく』だけの問題ではなく、使う側の問題も大きく関わっていると思うんですよ。
先日ある国際施設のレンタサイクルを点検させて頂きました。
そういう施設には自転車のメンテナンスを賄えるスタッフはいませんので、結局我々みたいな出張修理の可能な店舗に頼むしかないのですが・・・
いや~っ!酷かったです。
外国人に貸し出しをしているだけあって、傷み方が半端無い!
クランクがぐらついて根本から外れてしまったものとか・・・
リム打ちパンクした自転車は、実際にホイールのリムまでへしゃげていて、「これは一体どんなスピードで段差に乗り上げたんだ?」っていうものまで。
形あるものはいつか壊れるんです。
そんな事は解っています!
しかし命を乗せて走る乗り物でもありますし、多くの方に楽しいサイクリングのひとときを与えてくれる乗り物なんですよ。
決して人の自転車だからって、「少々手荒に扱ったって問題ないねん!」とか思ってもらいたくはないです!
1人でも多くの方に楽しい時間を共有してもらえるように、1人1人が大切に扱って頂きたいと・・・
心からそう願います。
2015年10月12日月曜日
酷いんじゃない?・・・その1
どういう写真か判りますでしょうか?
ホイールのリムとブレーキシューの当たり面がずれているのが確認できる写真です。
インナーワイヤーの処理も綺麗ではありませんが・・・
この自転車のブレーキがずれている原因として何が考えられますか?
①ホイールの縦振れが原因で、綺麗に当たる箇所と、写真のように半分しか当たらない箇所、或いはタイヤに干渉してしまう箇所などもあるかも知れない。その場合半分しか当たらない状態だと、十分な制動力を得られないうえに、ブレーキの偏磨耗が酷くなる。また写真のようなキャリパーブレーキだとまだしも、Vブレーキなんかだと、偏磨耗して残ったゴムがリムに引っかかって、ブレーキの戻りが悪くなる原因になりかねません。そしてタイヤに干渉している場合は、タイヤサイドがブレーキ時に研磨されるので、結果タイヤサイドに穴が空いてバースト(チューブの破裂)する恐れがありますので、自分の自転車のブレーキシュー当たり面が狂っていないか、把握しておく必要がございます。
②単純にブレーキシューの位置がずれているだけ。その場合考えられる要素は、ご自身でブレーキを触ったのでなければ、最初に購入した自転車屋さんでの調整がちゃんとできていなかった可能性があります。ブレーキシューの固定が弛んでいた場合も、ご自身で触った訳ではないのであれば、最近触った誰か・・・或いは購入したお店の問題である可能性が高いです。ただし、この場合は稀にいたずら被害で弛められるケースも無いわけではありませんので、誰かを疑いようの無いパターンでもあります。
③スポークが弛んだり、折れたりして、縦及び、横の振れが酷い場合。これに関してはお客様の乗り方に問題があるというしかありません。空気圧の管理もそれほどマメじゃない方とかであれば、横断歩道の段差もガンガン突っ込むでしょうし・・・。二人乗りとか常習で使われているような自転車であれば壊れても当たり前なので、自業自得だと言われても文句は言えない・・・そういうパターンですね。
今回のケースは購入して1年~1年半程度だとお客様はおっしゃっていました。
お子さんが乗ると荒っぽい乗り方をしている可能性もあると・・・
それにしても・・・縦振れはともかく、横振れが出ないって何なんでしょうか?
自転車の完成車でも、たまに縦振れが酷い商品があったりするので、それの典型的なパターンなんでしょうか?
いずれにしてもご自身の命を預ける訳ですから、その乗り物のコンディションも把握していないっていう事自体が大問題です。
そしてママチャリに乗っている人の大半はそんな感じです。
チェーンがシャリシャリと鳴っていようが、タイヤの空気が少なかろうが気付こうともしない。
そういった人たちの意識を上げる為のTV番組とか・・・してくれたらいいんですけどね。
あと酷い話として・・・
こういうのね・・・
フロントフォークの曲がり方・・・おかしいでしょ?
明らかに正面衝突・・・それも時速20km以上の自転車同士、又は徐行している車との衝突でもなければ、ここまで曲がりません。
フェンダー(泥除け)がフレームのダウンチューブに当たってクシャクシャにへしゃげています。
フロントフォークの歪みの一番酷い箇所です。
塗装が割れていますよね?
ブレーキキャリパーとホイールの当たり面・・・角度がもはやどうにも出来ないくらいずれています。
それだけフォークが押されて曲がったという事です。
「直せますか?」って来られましたが・・・
「これはもう無理です!」と答えるより仕方が無いレベルです。
新しいフロントフォークに差し替えたとしても、ここまでの衝撃を受けたという事は、フレーム本体のヘッドチューブ周辺にも強烈な応力がかかっている訳で・・・
パッと見ただけでは判らないようなヒビが入っている可能性もあります。
非破壊検査に依頼する費用とか、フロントフォークとホイールを新調する、部品代と工賃を考えますと・・・
新しい電動アシスト自転車を買った方が、断然安いし安全です!
自損事故の場合は諦めるより仕方ありませんが、相手のある事故の場合は、必ず警察へ届けを出して、保険などで対応できるようなら、いつでも相談に来て下さい!
たまにリサイクルショップとかで、ここまででは無いにしても、明らかに事故してフォークの入った(歪んだ)ママチャリや電動車を見かける事があります。
中古で自転車を買い求めるような人は、「どうせまた盗まれるんだから・・・。」とかって、少しでも安いものを探そうとする傾向が強いです。
しかし誰がどんな使い方をしたかも判らない自転車に、貴方や貴方の家族の大切な命を預けられるのか?
そんな事を考えたら、むやみに中古自転車を買う事のリスクがどういうものかも解りますし、そもそも自分の乗っている自転車のコンディションも気にしないようだと、いつ死んでもおかしくないっていう事が、決して大げさな話ではないって・・・そう思いませんか?
2015年10月8日木曜日
9月23日(祝)城崎サイクリング(後半戦)!無事完走。100kmでの獲得標高3200m超・・・
トミーさんの落車後、安木浜で全員揃ってから、再び西へと進む。
僕の心の中には餘部くらいまで行きたい気持ちがあったものの、女性陣の体力と脚力の消耗具合と、トミーさんのダメージの不透明さを考えた時に、これ以上距離を伸ばしたくないなぁ~って気持ちになって・・・
ただ、食事場所がねぇ~。
目ぼしい所が見つからなくて・・・
だからといって今更、竹野海岸方面へ戻って食事なんて考えられないし・・・
香住までは近いようで遠い。
安木浜海水浴場から10km少々・・・
海岸沿いのアップダウンがある事、お腹が空いて集中力が切れ始めている事などを考慮すると、30分以上走らなければならないし、香住の港町はここいらで一番大きいので、お店を探すのも一苦労するかも知れない。
となれば、手前の柴山港に賭けるしかない!
そこまでなら半分の距離なので20分もあれば余裕で行ける。
柴山かにのブランドでも有名な港町なので、気の利いた海鮮料理のお店とかもあるんじゃないだろうか?
そんな期待を胸に・・・
ようやく柴山港に到着したのですが・・・
留美さんは笑っているようで、実はお腹が空きすぎてもう死にそうになっています。
当然かには11月中頃まではあるわけもなく・・・
それらしい料理屋さんは全く見当たらない!
いか釣船は何隻か停泊していたけど、周りには加工工場くらいしかない!
シーズンオフの港町は長閑で・・・しかしなんだか寂しいなぁ~(汗)
そしてこの時点では僕は気付いてなかったのですが・・・
もしも・・・もう少し頑張って香住まで行っていたなら、そこでは香住がにを食べる事が出来たのである。
香住がにはズワイガニではなく、紅ズワイなので、9月中旬には既に解禁されていたのです!
紅ズワイはズワイガニより深海に住んでいるので水分の浸透性が高く、その分足が早くて身がスカスカになりやすい。
しかし水揚げしたばかりの紅ズワイを生で食べたら、それはそれは甘くてみずみずしくて、たまらなく美味しいのである。
そう・・・香住で食べるのなら、間違いなく紅ズワイは最高のランチになっていたのである!
うっかりしていた。
他にも、あと僅か100mだけ・・・もう少し香住寄りに走っていたら、柴山港にも『山珍飯店』という地産地消の食材を活かした中華料理屋さんもあったそうだ。
悔しい・・・(涙)
なんで手前で右折してしまったんだろう・・・。
結局柴山港郵便局までUターンして、郵便局前にあった、活魚・会席・仕出しの看板を掲げている『花駒』さんに入る事に・・・
ところがご飯が残り3人分しか無いという事と、刺身定食を出すにも魚が無い!っていう話だったので、なぜかまさかの肉うどんを注文して食べる事になりました。(苦笑)
「日本海で美味しい海鮮丼!」とかいう、淡~い夢はあっさりと断たれました。
それでも日本海の小さな港町で食べるうどんって考えたら、十分過ぎるくらい美味しかったので、それはそれで良かったです(笑)
無事にお昼ご飯も食べ終わったところで・・・
帰りのルートですが、僕やトミーさんのように200km程度なら、最初からそのつもりで走れば、問題なく完走できるっていう人なら・・・
例えば香住から県道4号線を南下し、国道9号線を八鹿町の方まで走って帰るとか・・・
途中村岡町から国道482号線で帰れば、出石まではほぼ道1本で行けるので、但馬を満喫して走るルートも選べただろう。
ただしこの新しい道は、神鍋高原へ抜けるトンネル(広い歩道が整備されているので走れなくはない)が長過ぎるっていうのが気になるので・・・
いやいや・・・
今回のメンバーではそこまでハードなルートは通れない!
距離を重視して最短で帰るなら、これまた・・・やはり香住から国道178号線を走れば、豊岡まであっという間だったのかも知れない。
しかし・・・178号線の一部はバイパス化してしまって、自動車専用道路になっているのだ。
結局来た道を逆に戻り、竹野から県道9号線で城崎温泉へ抜けるのが、一番無難かなぁ~って思い、もと来た道を東へ走るのである。
柴山からの上り・・・景色が綺麗って言うだけで、そんなに楽な上りではない。
女性陣はもう出来たら上りは走りたくない・・・そんな心境だったでしょう。
特に留美さんは今回、上りでかなり足を引っ張っていました!
その代わり下りでは、そこそこ速度を上げて楽しんでいましたが・・・
アイウェア(サングラス)も無しに良く頑張ってます。
佐津を過ぎて、再び安木浜を通過!
僕は上りながら先ほど蛇を踏んだ付近を気にする。
僕に自転車で踏まれて、それで死んでいたら嫌じゃないですか?
ところがどこにも蛇の姿がなかったので・・・
「良かった~!きっと無事に道路を横断して行ったんだ。」
ホッとしました。
そして相谷港を通過。
実は今回僕が一番気に入った風景なんですけど・・・
海賊の隠れ里みたいな風情が、妙に気に入ったのと・・・
エメラルドグリーンの入り江が神秘的ですね。
竹野までの道中も・・・
こんな美しい海と・・・
風景を満喫しながら走ることができたので、本当に幸せな休日です。
『海の幸本舗ますだ』の前でクルクル回りながら干されているスルメ。
トミーさんが撮影している。
フェイスブックになんてアップするのだろう?
『イカ』か?『スルメ』か?『美味そう』か?
いつも一言だけしか載せないトミーさんのタイムライン。
突っ込みどころ満載で面白い。
名古屋~横浜間を走っていた時のタイムラインなんて、自転車と地面しか写っていない写真で、『富士』とか『箱根』とか書いてあっても、その写真からじゃイメージできねぇ~よ!って誰もが突っ込んでいました。(笑)
とりあえずここからは県道9号線で城崎温泉を目指します。
日和山よりはマシですが、最後の峠道・・・
鋳物師戻峠(いもじもどしとうげ)さえ越えれば、もう山はありません!
出石まではのんびりと流すだけです。
「さあこれでもう上りは最後なので頑張りましょう!」
そう皆さんを元気付けたつもりが・・・
S藤様は「もう上りは終わりました・・・」と解釈したらしく・・・
「店長のうそつき~!」と後ろで文句を言いながら、峠のピークを目前にして留美さんと2人、自転車を押しながら徒歩で上って来られました。(汗)
う~ん。
日本語って難しいですねぇ(汗)
そして無事城崎温泉街まで戻ってきました。
温泉寺の前で撮影!
またしても留美さんは下りを快調に飛ばして来たみたいで・・・
シャッターが追いつかなかったです。(笑)
城崎の温泉街って・・・倉敷の美観地区に雰囲気が少し似ていますね。
そして県道9号線はこの城崎大橋を渡って久美浜方面へ伸びるのですが・・・
この台風とか増水時に流されたりしないのか?って思えるような佇まいに哀愁すら感じてしまうが、どうして、これはこれで風情があっていいですよね。
今回はもう少し豊岡寄りに走って、こちらの結和橋を渡りました。
尾道のJRを跨ぐ歩道橋を髣髴させるスロープが、どうにも味わいがあっていい!
ここを渡ると残り2km程で玄武洞に到着します。
橋の上から城崎方面を望みます。
次に城崎へ来るのはいつになるかなぁ~。
こちらは玄武洞方面の風景・・・
これから県道548号線を走り南下します!
城崎からの帰り・・・特に車の場合、県道3号線が混雑するので、抜け道には便利であるが、玄武洞の前後だけは道路が狭い為、対向車に要注意で走って下さい。
僕は元々地質学とか・・・ようするに地学が得意分野だった事もあって、こういう場所に来るとつい寄り道がしたくなります。
今度はピントがぼけてしまいましたが、周りの安全を確認した上でパシャリ!
K林様は少しペースを抑えにはいったのか、最後尾で走っておられます。
この後JR北近畿タンゴ宮津線の高架下を潜って・・・
六方川の水門の前まで出てきました。
振り返ったら北近畿タンゴ宮津線の線路橋が見えますね。
なかなか雰囲気のある町並みでした。
S藤様の走りを見ている限りでは坂道さえ走らなければ、もう少し速度を上げても大丈夫そう。
しばらくトミーさんが風除けになりながら速度を抑えて走っていたのですが、ゴールも近いので速度を上げてもいいんじゃないかなぁ~って思っていたら。
S藤様が「私まだ行けますよ!」っておっしゃって下さったので・・・
「では先頭を引いてもらってもいいですか?」ってお願いしました。
それでS藤様に引き続き、留美さんも前へ出て走る。
途中、狩野牧場のジェラートを食べたいなぁ~とか思いつつも、出石に帰着するのが17:30を回ってしまうと、さすがに薄暗くて観光もできないと思い、泣く泣く諦める。
出石川沿いに走っていると『たじまっ娘』というブランドのお米のサイロが見えてくるので、これが朝に左折した鳥居橋東詰の交差点になる。
そうすると左手に出石文化会館のドームのような建物が見えてくるので、いよいよゴールだという実感が湧いてくる。
そして辰鼓楼のところまで帰ってきたのが16:40!
狩野牧場のジェラートを我慢した分は、ここのソフトクリームを楽しむ事で相殺する。
全員アイスが食べたいモードになっていたのですが、特に僕は瞬間移動で食べ終わってしまい、うっかり撮影をし忘れました(汗)
ちなみに僕は黒豆きなこのソフトクリームを頂きました。
そばのソフトクリームもオススメです。
S藤様は特選抹茶を選択したそうです。
その後時間も時間なので、少し早い晩御飯にしましょう!って話になって。
辰鼓楼のすぐ裏にある、『登城』さんで出石そばを食べる事になりました!
とりあえずそばを45皿注文!
留美さん以外は10皿です。
サービスで出してくれたお茶が美味しかったのと、何より自転車をテラスに入れさせてもらえたので、安心して食事ができました。
薬味に使う卵や長いも等、産地にこだわったものばかりで、今まで入った出石そばのお店の中でもトップクラスの美味しいお店でした。
店員さんの対応も素晴らしかったので、次回も是非ここで食べたいと感じましたね~。
料理人のK林様も「ここのは美味しいねぇ~。」って大絶賛!
そして結局、僕とトミーさんは10皿ずつ追加したので、20皿完食した証の手形を頂きました。
これを3つ集めたら、年間フリーで出石そばが食べ放題になるらしい。
しかし・・・
そんなに通えるか?って話でもある。(笑)
余談ですが、トミーさんはS藤様が残した1枚も食べたので、実は21皿完食です!
薄暗くなる前に自転車を車に積み込んで・・・
出発する頃には一気に暗くなりました(汗)
出石の城下町を出て、県道10号線に入るや否や・・・
「うわっ!マジか!あぶねっ!」
狸かと思ったらまさかのハクビシンが車の前へ飛び出してきたのです!
しかもこっちがブレーキしたら、ハクビシンは一旦Uターンして逃げようとしたのですが、再び車を発進したらまた戻ってきて・・・
まさかの2度目の急ブレーキ。
フロントバンパーにゴツンと当たる音はしましたが、跳ね飛ばしてはいません。
そして踏んだ感触もありません。
後ろを走っているK林様は、何事もなくついて来られています。
つまり大丈夫だろう。
後で確認した際も、特にバンパーに割れも傷も無かったので、無事に車の下を潜って逃げてくれたみたいです。
害獣といわれるハクビシンですが、さすがに自分の車で轢き殺したくはないですから、またしてもホッとしました。
本当にこの日は自然の猛威(笑)に振り回された一日でした。
走って疲れて、食べて眠くなった僕は、意識朦朧となってしまい・・・
それでも意地で西紀SAまでは無事に帰ってきました。
トミーさんに「何か集中力の回復するサプリはありませんか?」って聞いてみたら、実に素晴らしい補給食を頂き・・・
お陰様で、神戸まで集中力が途切れる事無く帰って来れました。
トミーさんは走っている間はアドレナリンの効果で走り続けていましたが、帰りはびっこを引いていたので、腰の打撲が相当痛くなっていたのでしょう。
頭も打っていたので、念の為に精密検査を受けるように伝えて解散!
後日トミーさんから検査の結果、問題無かったですとお知らせを受けて、これまたホッとしました!
本当は10月もサイクリングを予定していましたが・・・
次回は11月15日辺りに実施しようかと考えています。
また思い出に残る楽しいサイクリングをしましょう!
そしてK林様のお店にも、是非食べに行ってみたいです!
K林様の仕込みで作った惣菜を頂いて食べた事がございますが、これがすごく美味しくて、しかも食材の選び方はかなりのセンスを感じるものがあったので、他の皆さんを連れて行っても満足してもらえるお店じゃないかと確信を持っています!
忘年会シーズンに入る前に・・・是非。
結局今回のサイクリングは距離103kmで、獲得標高3200m以上あったとかで、思った以上にハードだったみたいですが、S藤様は初の100km越えを達成できて、本当におめでとうございます!
これでしまなみ海道も自信を持って走れそうですね!
僕の心の中には餘部くらいまで行きたい気持ちがあったものの、女性陣の体力と脚力の消耗具合と、トミーさんのダメージの不透明さを考えた時に、これ以上距離を伸ばしたくないなぁ~って気持ちになって・・・
ただ、食事場所がねぇ~。
目ぼしい所が見つからなくて・・・
だからといって今更、竹野海岸方面へ戻って食事なんて考えられないし・・・
香住までは近いようで遠い。
安木浜海水浴場から10km少々・・・
海岸沿いのアップダウンがある事、お腹が空いて集中力が切れ始めている事などを考慮すると、30分以上走らなければならないし、香住の港町はここいらで一番大きいので、お店を探すのも一苦労するかも知れない。
となれば、手前の柴山港に賭けるしかない!
そこまでなら半分の距離なので20分もあれば余裕で行ける。
柴山かにのブランドでも有名な港町なので、気の利いた海鮮料理のお店とかもあるんじゃないだろうか?
そんな期待を胸に・・・
ようやく柴山港に到着したのですが・・・
留美さんは笑っているようで、実はお腹が空きすぎてもう死にそうになっています。
当然かには11月中頃まではあるわけもなく・・・
それらしい料理屋さんは全く見当たらない!
いか釣船は何隻か停泊していたけど、周りには加工工場くらいしかない!
シーズンオフの港町は長閑で・・・しかしなんだか寂しいなぁ~(汗)
そしてこの時点では僕は気付いてなかったのですが・・・
もしも・・・もう少し頑張って香住まで行っていたなら、そこでは香住がにを食べる事が出来たのである。
香住がにはズワイガニではなく、紅ズワイなので、9月中旬には既に解禁されていたのです!
紅ズワイはズワイガニより深海に住んでいるので水分の浸透性が高く、その分足が早くて身がスカスカになりやすい。
しかし水揚げしたばかりの紅ズワイを生で食べたら、それはそれは甘くてみずみずしくて、たまらなく美味しいのである。
そう・・・香住で食べるのなら、間違いなく紅ズワイは最高のランチになっていたのである!
うっかりしていた。
他にも、あと僅か100mだけ・・・もう少し香住寄りに走っていたら、柴山港にも『山珍飯店』という地産地消の食材を活かした中華料理屋さんもあったそうだ。
悔しい・・・(涙)
なんで手前で右折してしまったんだろう・・・。
結局柴山港郵便局までUターンして、郵便局前にあった、活魚・会席・仕出しの看板を掲げている『花駒』さんに入る事に・・・
ところがご飯が残り3人分しか無いという事と、刺身定食を出すにも魚が無い!っていう話だったので、なぜかまさかの肉うどんを注文して食べる事になりました。(苦笑)
「日本海で美味しい海鮮丼!」とかいう、淡~い夢はあっさりと断たれました。
それでも日本海の小さな港町で食べるうどんって考えたら、十分過ぎるくらい美味しかったので、それはそれで良かったです(笑)
無事にお昼ご飯も食べ終わったところで・・・
帰りのルートですが、僕やトミーさんのように200km程度なら、最初からそのつもりで走れば、問題なく完走できるっていう人なら・・・
例えば香住から県道4号線を南下し、国道9号線を八鹿町の方まで走って帰るとか・・・
途中村岡町から国道482号線で帰れば、出石まではほぼ道1本で行けるので、但馬を満喫して走るルートも選べただろう。
ただしこの新しい道は、神鍋高原へ抜けるトンネル(広い歩道が整備されているので走れなくはない)が長過ぎるっていうのが気になるので・・・
いやいや・・・
今回のメンバーではそこまでハードなルートは通れない!
距離を重視して最短で帰るなら、これまた・・・やはり香住から国道178号線を走れば、豊岡まであっという間だったのかも知れない。
しかし・・・178号線の一部はバイパス化してしまって、自動車専用道路になっているのだ。
結局来た道を逆に戻り、竹野から県道9号線で城崎温泉へ抜けるのが、一番無難かなぁ~って思い、もと来た道を東へ走るのである。
柴山からの上り・・・景色が綺麗って言うだけで、そんなに楽な上りではない。
女性陣はもう出来たら上りは走りたくない・・・そんな心境だったでしょう。
特に留美さんは今回、上りでかなり足を引っ張っていました!
その代わり下りでは、そこそこ速度を上げて楽しんでいましたが・・・
アイウェア(サングラス)も無しに良く頑張ってます。
佐津を過ぎて、再び安木浜を通過!
僕は上りながら先ほど蛇を踏んだ付近を気にする。
僕に自転車で踏まれて、それで死んでいたら嫌じゃないですか?
ところがどこにも蛇の姿がなかったので・・・
「良かった~!きっと無事に道路を横断して行ったんだ。」
ホッとしました。
そして相谷港を通過。
実は今回僕が一番気に入った風景なんですけど・・・
海賊の隠れ里みたいな風情が、妙に気に入ったのと・・・
エメラルドグリーンの入り江が神秘的ですね。
竹野までの道中も・・・
こんな美しい海と・・・
風景を満喫しながら走ることができたので、本当に幸せな休日です。
『海の幸本舗ますだ』の前でクルクル回りながら干されているスルメ。
トミーさんが撮影している。
フェイスブックになんてアップするのだろう?
『イカ』か?『スルメ』か?『美味そう』か?
いつも一言だけしか載せないトミーさんのタイムライン。
突っ込みどころ満載で面白い。
名古屋~横浜間を走っていた時のタイムラインなんて、自転車と地面しか写っていない写真で、『富士』とか『箱根』とか書いてあっても、その写真からじゃイメージできねぇ~よ!って誰もが突っ込んでいました。(笑)
とりあえずここからは県道9号線で城崎温泉を目指します。
日和山よりはマシですが、最後の峠道・・・
鋳物師戻峠(いもじもどしとうげ)さえ越えれば、もう山はありません!
出石まではのんびりと流すだけです。
「さあこれでもう上りは最後なので頑張りましょう!」
そう皆さんを元気付けたつもりが・・・
S藤様は「もう上りは終わりました・・・」と解釈したらしく・・・
「店長のうそつき~!」と後ろで文句を言いながら、峠のピークを目前にして留美さんと2人、自転車を押しながら徒歩で上って来られました。(汗)
う~ん。
日本語って難しいですねぇ(汗)
そして無事城崎温泉街まで戻ってきました。
温泉寺の前で撮影!
またしても留美さんは下りを快調に飛ばして来たみたいで・・・
シャッターが追いつかなかったです。(笑)
城崎の温泉街って・・・倉敷の美観地区に雰囲気が少し似ていますね。
そして県道9号線はこの城崎大橋を渡って久美浜方面へ伸びるのですが・・・
この台風とか増水時に流されたりしないのか?って思えるような佇まいに哀愁すら感じてしまうが、どうして、これはこれで風情があっていいですよね。
今回はもう少し豊岡寄りに走って、こちらの結和橋を渡りました。
尾道のJRを跨ぐ歩道橋を髣髴させるスロープが、どうにも味わいがあっていい!
ここを渡ると残り2km程で玄武洞に到着します。
橋の上から城崎方面を望みます。
次に城崎へ来るのはいつになるかなぁ~。
こちらは玄武洞方面の風景・・・
これから県道548号線を走り南下します!
城崎からの帰り・・・特に車の場合、県道3号線が混雑するので、抜け道には便利であるが、玄武洞の前後だけは道路が狭い為、対向車に要注意で走って下さい。
僕は元々地質学とか・・・ようするに地学が得意分野だった事もあって、こういう場所に来るとつい寄り道がしたくなります。
今度はピントがぼけてしまいましたが、周りの安全を確認した上でパシャリ!
K林様は少しペースを抑えにはいったのか、最後尾で走っておられます。
この後JR北近畿タンゴ宮津線の高架下を潜って・・・
六方川の水門の前まで出てきました。
振り返ったら北近畿タンゴ宮津線の線路橋が見えますね。
なかなか雰囲気のある町並みでした。
S藤様の走りを見ている限りでは坂道さえ走らなければ、もう少し速度を上げても大丈夫そう。
しばらくトミーさんが風除けになりながら速度を抑えて走っていたのですが、ゴールも近いので速度を上げてもいいんじゃないかなぁ~って思っていたら。
S藤様が「私まだ行けますよ!」っておっしゃって下さったので・・・
「では先頭を引いてもらってもいいですか?」ってお願いしました。
それでS藤様に引き続き、留美さんも前へ出て走る。
途中、狩野牧場のジェラートを食べたいなぁ~とか思いつつも、出石に帰着するのが17:30を回ってしまうと、さすがに薄暗くて観光もできないと思い、泣く泣く諦める。
出石川沿いに走っていると『たじまっ娘』というブランドのお米のサイロが見えてくるので、これが朝に左折した鳥居橋東詰の交差点になる。
そうすると左手に出石文化会館のドームのような建物が見えてくるので、いよいよゴールだという実感が湧いてくる。
そして辰鼓楼のところまで帰ってきたのが16:40!
狩野牧場のジェラートを我慢した分は、ここのソフトクリームを楽しむ事で相殺する。
全員アイスが食べたいモードになっていたのですが、特に僕は瞬間移動で食べ終わってしまい、うっかり撮影をし忘れました(汗)
ちなみに僕は黒豆きなこのソフトクリームを頂きました。
そばのソフトクリームもオススメです。
S藤様は特選抹茶を選択したそうです。
その後時間も時間なので、少し早い晩御飯にしましょう!って話になって。
辰鼓楼のすぐ裏にある、『登城』さんで出石そばを食べる事になりました!
とりあえずそばを45皿注文!
留美さん以外は10皿です。
サービスで出してくれたお茶が美味しかったのと、何より自転車をテラスに入れさせてもらえたので、安心して食事ができました。
薬味に使う卵や長いも等、産地にこだわったものばかりで、今まで入った出石そばのお店の中でもトップクラスの美味しいお店でした。
店員さんの対応も素晴らしかったので、次回も是非ここで食べたいと感じましたね~。
料理人のK林様も「ここのは美味しいねぇ~。」って大絶賛!
そして結局、僕とトミーさんは10皿ずつ追加したので、20皿完食した証の手形を頂きました。
これを3つ集めたら、年間フリーで出石そばが食べ放題になるらしい。
しかし・・・
そんなに通えるか?って話でもある。(笑)
余談ですが、トミーさんはS藤様が残した1枚も食べたので、実は21皿完食です!
薄暗くなる前に自転車を車に積み込んで・・・
出発する頃には一気に暗くなりました(汗)
出石の城下町を出て、県道10号線に入るや否や・・・
「うわっ!マジか!あぶねっ!」
狸かと思ったらまさかのハクビシンが車の前へ飛び出してきたのです!
しかもこっちがブレーキしたら、ハクビシンは一旦Uターンして逃げようとしたのですが、再び車を発進したらまた戻ってきて・・・
まさかの2度目の急ブレーキ。
フロントバンパーにゴツンと当たる音はしましたが、跳ね飛ばしてはいません。
そして踏んだ感触もありません。
後ろを走っているK林様は、何事もなくついて来られています。
つまり大丈夫だろう。
後で確認した際も、特にバンパーに割れも傷も無かったので、無事に車の下を潜って逃げてくれたみたいです。
害獣といわれるハクビシンですが、さすがに自分の車で轢き殺したくはないですから、またしてもホッとしました。
本当にこの日は自然の猛威(笑)に振り回された一日でした。
走って疲れて、食べて眠くなった僕は、意識朦朧となってしまい・・・
それでも意地で西紀SAまでは無事に帰ってきました。
トミーさんに「何か集中力の回復するサプリはありませんか?」って聞いてみたら、実に素晴らしい補給食を頂き・・・
お陰様で、神戸まで集中力が途切れる事無く帰って来れました。
トミーさんは走っている間はアドレナリンの効果で走り続けていましたが、帰りはびっこを引いていたので、腰の打撲が相当痛くなっていたのでしょう。
頭も打っていたので、念の為に精密検査を受けるように伝えて解散!
後日トミーさんから検査の結果、問題無かったですとお知らせを受けて、これまたホッとしました!
本当は10月もサイクリングを予定していましたが・・・
次回は11月15日辺りに実施しようかと考えています。
また思い出に残る楽しいサイクリングをしましょう!
そしてK林様のお店にも、是非食べに行ってみたいです!
K林様の仕込みで作った惣菜を頂いて食べた事がございますが、これがすごく美味しくて、しかも食材の選び方はかなりのセンスを感じるものがあったので、他の皆さんを連れて行っても満足してもらえるお店じゃないかと確信を持っています!
忘年会シーズンに入る前に・・・是非。
結局今回のサイクリングは距離103kmで、獲得標高3200m以上あったとかで、思った以上にハードだったみたいですが、S藤様は初の100km越えを達成できて、本当におめでとうございます!
これでしまなみ海道も自信を持って走れそうですね!
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