2018年10月31日水曜日

今更な工事だとは思ったけど・・・これはもっと早くして欲しかった!


今朝から始まった工事・・・

最初はハトが巣を作って大変だから、また新たな罠でも仕掛けるのかな?って思っていたのですが・・・

完全にLEDライトを設置して、ダウンライトまでリニューアル!

めちゃくちゃ明るくなりました。

いつも夜間になると創造学園と当店の灯りのみで・・・


閉店時は薄暗いので歩行者も少なかったのですが、これなら夜間も人通りが多くなりますね。

心配なのは自転車やスクーターがこの下を走らないか?って事。

角で出合頭にぶつかる事故もあるので、自転車は軒下を走らないように警鐘のポスターを貼っています。

スクーターやバイクに至っては敷地内での走行なので違反ではないものの、歩行者の邪魔にならないように努めるのが義務なので、やはり明るいからと言って軒下を走る事はして欲しくないです。

いずれにしてもこれまで薄暗くて、夜間は地元のお客様くらいしか立ち寄らない商店街(と言ってもお店屋さんはほとんど無くなって、今はほとんど塾だらけになっています)だったのが、少し華やかになって・・・今更ながら嬉しく思います。

もっと早くやって欲しかったなぁ~この工事。(本音)

2018年10月28日日曜日

お子さんだったら何をしても許されるのか?

参照ページ

https://www.ozmall.co.jp/bbs/1-517193.aspx

http://kateihoukaisokuhou.com/article/461176560.html

http://jitensyazamurai.com/db/archives/3284

http://oyaryoku.blog.jp/archives/66056034.html

https://girlschannel.net/topics/344576/



探せばまだまだ類似した記事はたくさんあります。

世の中小さなお子さん連れの家族に冷や冷やさせられた経験のあるお店は数多いと思います。

逆にどんなに商品に興味があって、店員さんと会話に夢中になっていても、お子さんの動きをしっかり見ていて・・・注意の仕方一つとっても「この家庭の躾は素晴らしい!」と思わされるご家族も少なくはありません。

しかしここ最近、あまりにも酷い家族と2組ほど出会ったので、こういう嫌~な記事も書かないとならないのか?という、憂鬱な気持ちで今書いています。



ある朝お父さんとお姉ちゃんと弟の3人家族がやってきました。

弟君の自転車のタイヤの空気が抜けているというもので、M籏君が対応しました。

その作業を見ているのはいいのですが、弟君は風邪をひいているようで、ゴホゴホと咳をしているのです。

明らかに酷い咳です。



①なぜこの状態で外を連れ歩いているんだろう?

②なぜマスクをさせないんだろう?

③なぜスタッフにうつる可能性とかを考慮して下さらないのだろう?

④いずれにしても菌を撒き散らせて歩かせているって自覚は無いのだろうか?



スタッフが一人でも風邪で休んだら僕らも困ります。

全員が風邪になってしまったらもっと大変です。



HAT神戸は震災で家やご家族を失って一人暮らしをしているお年寄りも多いです。

見ず知らずの子供の風邪がたまたまうつって肺炎にでもなった場合、誰にも助けてもらえずにお亡くなりになる事だって考えられます。



しかしそのお父さん・・・

そんな他人やお店の事などは一切気にも留めていない感じでした。

それどころかお姉ちゃんの方がバレーボールをドリブルして遊び始めたのに、それも放置する始末。


①バレーボールが道路へ転がっていったらどうするの?

②歩行者や自転車と接触してお姉ちゃんのみならず相手が怪我をした場合どうするの?

③バレーボールが商品に当たって破損したり、ガラスに当たって破損した場合弁償する覚悟はあるの?

④店内や店の入口でボール遊びをして、これからお店に用事があるのに入れないで諦めるお客様がいた場合、それって営業妨害になるって自覚はあるの?


とてもそのお父さんにはそんな覚悟どころか、責任を全うする空気すら感じませんでした。


結局留美さんがお姉ちゃんに「ごめんね!ここでは危ないからボールで遊ばないように気をつけてね!」とお願いして事なきを得た感じ。

その時のお父さんの反応は内心「あっ、怒られた・・・。」と思った程度の反応でした。





それとは別のある朝の話・・・

開店間もなくで僕と留美さんの2人しかいないタイミングでの事ですが・・・

変速の調子が悪いお客様・・・1名

パンクのお客様・・・1名

夫婦と女の子2人の家族・・・4名の順番でご来店が立て続いた際。

家族のお母さんが店頭の子供用自転車に興味を示して、陳列していた自転車を手前に出して見ていたのです。

特に雑な扱いをしていた訳ではないのですが、陳列の際には他の自転車同士がぶつかり合って傷が入らないように考慮して並べています。

自転車のフレームにブレーキレバーなどが、ガチャっと当たっただけでも簡単に塗装が割れたり傷が入ったりするものです。

購入した後に転んで傷が入ろうが・・・それはお客様の自己責任の範疇なので、自転車そのものの機能が壊れたりしない限りは、問題なく乗れるものです。

しかしまだ売り物として陳列している新車に傷が入ってしまったら、誰がそれを買うんですか?

どうせ使っているうちに汚れたり、傷が入ったりするものですが、新車はピカピカであって欲しいのが普通じゃないですか?

傷が入ったら売り物にはならないんですよ?

しかも自転車屋の在庫は全てメーカーから買取りなので、「売れ残ったから返却!」「傷が入ったから返却!」なんてことは一切できないのです。

そう言ったデリケートなものですから、ご覧になったり触ってみたりする場合は、必ずスタッフに一声かけてからっていうのが一般的・・・というか常識です。

なので、その時は僕も留美さんも手が回らない状況でしたので、「すみません!自転車には許可なくお手を触れないようにお願いします!」という旨をお伝えしましたら、「ああ、そうなんですか?すみません!」と元に戻して下さいました。

後で確認しましたが、元に戻した自転車の状態は元通りに収まっていたので、少なくともそのお母さんの商品の扱いが丁寧であった事は間違いないのです。

つまり・・・そこまではまだ良かったのですが・・・。

その後留美さんが最初の作業を終え、家族のお子さんの自転車を点検する事に・・・

前後輪のタイヤの空気が無いって話でしたが、しばらく乗っていなかったというお話も確認できたので、「きっと空気が抜けているだけかも知れません。」と、留美さんが説明しコンプレッサーで空気を入れる。

そこまでの待ち時間は3分程。

空気を入れるのに1分あれば終わります。

しかし姉妹のお姉ちゃんの方が退屈だったらしく、ゴム製のサッカーボールを地面に叩きつけたり、蹴ったりし始めたのです。

その時お父さんは妹ちゃんの自転車の空気を入れるところを見ていました。

お母さんも店舗入口に立って作業を見ていて、お姉ちゃんがボール遊びを始めた事には一切無関心。

ボールが跳ねて店内に転がってきました。

お父さんがそれを拾ってお姉ちゃんに渡す。

当然「ここでボール遊びをしたら危ないだろ!もう少しだから我慢して待っていなさい!」とでも注意するのかと思ったら、一切そんな話にもならず・・・

結局またボール遊びを始めて、蹴ったボールがレンタサイクルに当たって転がって行ったので、「ごめんね!お店の前ではボール遊びはしないでね!。」って優しく言ったんです。

するとお母さんが「なんや!いちいちうるさい店やな?」って逆ギレ。

お父さんも間髪入れずに「もうええわ!自転車触らんくてええから返せ!」と、留美さんの持っていたコンプレッサーのホースを取り上げる。

「こんないちいちうるさい店、客なんて来-へんやろ!」等とあれこれ暴言を言ってきたもので・・・

「ちょっと待って下さいよ。普通に考えたら自転車屋の店頭でボール遊びをするなんて危険な事くらい判りますよね?」って言ったら・・・

お母さんは「客が店に来て商品触って何が悪いんじゃ!子供は(ボール遊びをして)待ってるだけやんけ!子供が遊んで何が悪いんじゃ!」と言葉汚く罵り・・・

お父さんは何がしたかったのか、子供の自転車を持ち上げて店内の床に叩きつける。


それが留美さんの腕に当たってこのようにアザになる。

当日は留美さんも、突然豹変して暴力的になった夫婦に対する恐怖と、何て常識の無い事を偉そうに言うんだ!っていう怒りで、痛みとか良く判らないっていうくらいアドレナリンが出ていたみたいですが、翌日頃には地味に痛みが酷くなってアザも大きくなる。

ここまでになるんだったら被害届を取り下げる必要なんてなかったじゃないか!っていう話です。

まあ僕としては警察が来たら仰々しいし、お客さんが怖がって来なくなるので、むしろ営業妨害だとは思ったのですが、スタッフはケガをするし、床にも傷を付けられるし、正しい事を言ったのに逆ギレされるは・・・明らかにそのお父さんは僕に殴り掛かってくる素振りを見せて徴発してくるわで。

店の経営者だったら暴力沙汰が出来ないと思って、完全に人の足元見てやがるなぁ~という感じでした。

なので止むを得ず通報したら、警官が7人も来て・・・

長田区や兵庫区のお客さんがやって来ると「あれ?店長、また何か悪い事したん?」とかって入ってくるもので・・・

「また・・・って何ですの?何にも悪い事なんてしてへんから!」って笑い話になるというか、「僕の普段のイメージってどんなんやねん?」という、なかなか迷惑な話でして。

しかも一旦帰った家族でしたが、警察が来ているのを見た瞬間、またお父さんが興奮して店に殴り込みみたいにやって来て・・・

むしろ警察にしてみたら「わざわざ出向いて来てくれてありがとう。」みたいな展開になり、最終的に「スタッフに怪我をさせた事だけは謝るわ!」という話で謝ったそうですが、謝った瞬間「もうええか?」って帰りたそうにしていたという、とんでもない結果。

僕も長年神戸市民やっておりますが、ここまでのヤカラは久しぶりに出会いました。

まあ過去にはお金が欲しいからって、その度にタクシー強盗をやって運転手を刺し、何度も捕まっていた中学生を知っていますが、今回は種類は違えど・・・よく似たような空気を感じました。

常識とか理屈が通じないあたり。

そういう大人って子供の頃はどう過ごしていたんでしょうね?

色々束縛されて自由が無かったから、自分の子供には自由を与えているの?

そんな崇高な考え方なの?



あと渚中学の生徒さんだと思うのですが、先日ダイエーの食料品売り場でボールをリフティングしている男の子も見かけました。

店内にボールを持ち込むこと自体あり得ないと思うのですが、リフティングって正気の沙汰じゃないですよね?

ボールが食料品に当たらなくてもホコリとか・・・やっぱりそういう状況を見たら、その売り場の商品なんて買いたくなくなりますよね?

親はこの男の子に何を教育したんでしょうね?



例えば親と言えば・・・

「お店の人に怒られるからやめなさい!」って注意する親って、根本的に注意する理由を捻じ曲げてますよね?

あと「子供がした事なんで・・・。」って何事も無かったかのようにごまかす親・・・

それが一番卑怯で嫌なんですけど、子供がした事なんで何でも許せって言うのは虫が良過ぎでしょ?

当然ちゃんと躾を受けていないお子さんでしたら、知らない事だってあるかも知れません。

お子さんは興味を示したらどんな結果になるのかを知るまで試してみたいものなんです。

それをコントロールするのは親の義務でしょ?

当然お子さんがやらかした粗相は親の責任。

弁償するなり謝罪するのが筋道ってものでしょ?

産んだら産みっぱなし・・・ペットの延長みたいな感覚で甘やかしていませんか?

下記の書き込みはまさにそんな親の書き込みですが、大半の人が間違いを指摘しています。

http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2014/0512/657729.htm

親バカは許せます。

子供は可愛いものです!

つい親バカになる気持ちは良く解ります。

でもバカな親は考え方を改める必要があるんじゃないでしょうか?

大切なお子さんを立派な大人に成長させられるか否かは、親の背中次第だと思うのです。

2018年10月16日火曜日

穂高岳山行3日間!(最終日)その3・・・帰還(最終回)


本来ならここで前穂高岳に登って3000m超級の山を4峰登って下山するのがセオリーなんですが、頭痛で歩くペースを一定速度に維持するのもかなり辛い状況だったので、山頂へ寄り道せずに下山の方向へ。

そして荷物を軽くするために、ゼリーなどの補給食を全て食べ尽くす。

岩の間を抜けて重太郎新道へ・・・(9:00スタート!)


「ワ~オ!」

いきなりこれです。

僕が今立っている左側は何もない切り立った絶壁です。

こんな狭い急斜面をいきなり下りるところから始まります。

しかも10名ほどのグループが登ってくるので渋滞です。

皆さん鎖を持って一生懸命登ってくるので、僕は右側の岩壁に点在する隙間に収まりながら、登ってくる人を優先に道をお譲りする。

頭は痛いけど鎖には頼りません。


滑りやすい岩ですが、亀裂や凹みにかかとを入れて、半ば滑り台のように下りる。

何度も言いますが写真の左側には何もありません。

崖です崖!

頭痛が無かったら・・・きっとこんなに楽しい道はないでしょう。

最初はあまりの高度感で面喰いましたが・・・(笑)


とうとう上高地は大正池まで見渡せるようになりました。

上高地で観光散策している人たちには、こんな別世界のような危険なルートを歩いている人たちが、双眼鏡を覗いたら見える・・・なんて知る由もない。


25分程下ってきて振り返る。(渋滞待ちもあったので、本当ならここまで10分くらいで下って来れます)

しかし怒涛のような下りなので、どこを歩いてきたのかも判らない。

恐らく中央上の痩せ尾根を登った先に紀美子平があるはずです。


最初のハシゴ区間を登った所で奥穂高岳とジャンダルムを見上げる。

その区間を時計回りに巻くように下ると・・・


『雷鳥広場』・・・らしい。

肝心のライチョウが見当たらないので、らしいとしか言いようがない!

僕のフラストレーションが溜まります。(笑)


更に下ると『岳沢パノラマ』です。(よく見たら岩に文字が書いてあるのが判ります)

ここでまた忍者のように速いお一人様が2名(男性1名と女性1名)追いついてきたので、道をお譲りする。

気温は随分暖かくなってきたのですが、頭痛が一向に直らなくて、2人と競ってペースを上げる元気が湧かない。(涙)


この段差を降りるのって頭痛にはガンガン響くのです。


『天狗のコル』から岳沢小屋へ下りるエスケープルートを探るが・・・

写真左に見える道みたいなのがそうなのか?

いずれにしてもあまり人が歩かないルートなので、廃道寸前の悪路だそうです。


岳沢小屋が見えました。

見えただけでここからのルートがまだ長いのであります。


ここは登りも北穂高岳山頂へ登る時くらいしんどいと思いますが・・・

下りもなかなか・・・


2つ目のハシゴ区間。

ハシゴは2つあります。

岳沢小屋~紀美子平を結ぶ、重太郎新道のほぼ中間地点です。


『カモシカの立場』・・・?

一体どんな立場に追い込まれているのでしょうか?

ここの岩場に立ったら貴方もカモシカの立場が理解できますよ!(笑)


3つ目のハシゴ区間!

ここのハシゴは長いです。

登ってくる人を優先して譲り合って下さい。

岳沢小屋が地味に近付いて来ています。


こんな狭い岩の間を潜り抜けます。

落差もあるので要注意!


岳沢小屋の上にテント設置場所があって、そのガレ場を抜けて沢を一つ渡ったら岳沢小屋です!


奥穂高岳山頂(標高3190m)から1000m以上の高低差を下ってきました。


11:20 岳沢小屋に到着!

コカ・コーラが無かったのでペプシを購入したのですが・・・

カロリーオフのペプシじゃ、化学甘味料の味が不味くて前回のような感動は蘇らない。

しかも開けた瞬間泡が噴出して、落としてしまう・・・(涙)

(飲み口は汚れなかったので飲む事はできた)

ここでご婦人の登山グループに話しかけられて会話していたが、頭痛に響いて元気が出ない。

少しでも回復させたくて、ここでお昼ご飯を食べる事に・・・


岳沢小屋はカレーに甘口と辛口があって、辛口を頂いた。

美味しいけどレトルトなので、北穂高小屋のカレーに軍配が上がる感じです。

そしてここでまた僕の電話に着信が・・・(11:51)

「な~んて時に電話をかけてくるんだよ~!」(笑)

わざと大げさに出て見せた。

今お昼ご飯を食べたところだったから普通に通話できるけど・・・

もしも当初の予定通り西穂高岳までの縦走路を歩いていたとすれば、今頃天狗の頭の逆層スラブを下っているところか、間ノ岳のほぼ垂直の北壁を登っている最中だったはず。

そう考えたら全然シャレになっていないタイミングだ。

その区間は一瞬の気の緩み=墜落死の可能性大の区間です。

岳沢に下っていて本当に良かった。

そして岳沢小屋を出発。(12:00)

ようやくストックを使う気になったので取り出した。

小屋を出て上高地までの下りルートは、また沢を渡って林道に入るのだが、その前で白人男性とバッタリ出くわしたので道を譲った。

ところが白人男性は僕へ先に行けと言うもので、止むを得ず先に沢を渡る。

実はそこに罠があった。

道は譲られた側が急いで通過しないと待たせて申し訳ないという心理が働く。

その場合道のペイントや看板を見落としがちになる。

しかも僕の場合白人さんが立っていたので、一切の目印が見えていない。

そのうえ白人さんが誘導して進行方向を手で示してくれたのは、沢沿いに下る道・・・。

後でDVDを観てルートを確認したら、確かにガイドさんが「ここは間違って沢に入らないように注意して下さい!」と言っていた。

僕は完全に悪意のない罠にはめられてしまったのである。

どこまで下ってもペイントや看板が見当たらないし、先に出発したご婦人方の姿も見えない。

しかも石段の高さが最初30~50cmくらいだったのが、途中から1mくらいになってきて、「これって女性や年配者にはあり得ないだろう?」って疑問に思ったので足を止める。

完全に無になって耳を澄ませると、登山者のクマ鈴の音が聞こえてくる。

左手の崖を登ったかなり上だ。

「くそっ!今から来た道を戻るなんて手間だしカッコ悪いし・・・仕方がない登るか!」

そう思って崖をよじ登る事にしたのですが、かなり低木が邪魔をしていて、崖なのに枝を跨いだり、潜ったりしながらでないと登れなくて大変でした。

ヘルメットを脱いでリュックサックに入れていたので、枝を潜るとリュックが引っかかって動けなくなったり・・・

僕が身動き取れなくなったところを、目の前にメジロが飛んできて・・・

「ぷぷぷ・・・お前そんなところで何をしてるの?馬鹿じゃない?」とでも言っているかのように、しばらく見つめてから飛び去って行った。

ここでのロスタイムは20分くらい。

そしてストックの先端のラバーキャップを1個紛失。(崖を登る際に土に埋もれて抜けてしまった)

新調したカーボンストック・・・使用開始30分で役に立たなくなる。

ラバーが抜けてしまうと雪用になっちゃう為、岩を突いたら割ったり傷つけたりしてしまうので・・・

本気で地面を突く事が出来ません!

という訳で、バランス取り程度にしか役に立たなくなってしまいました。(汗)

想定外の大被害です!(笑)


そして岳沢~上高地ルートが最も地味でしんどいルート。

岳沢湿原(標高1520m)までの標高差650m

摩耶山頂から王子公園駅まで一気に下るような感じですが・・・

所々ガレ場があって足を挫きそうになるので油断は禁物。

途中10か所に看板があって、位置を把握できるようになっていますが、なかなか次の看板が出て来なかったり、見つけられなかったり・・・結構ストレスに感じます。

なので僕は自分の感覚を頼りに・・・

「今で標高1850m・・・1800m・・・。」といった感じでカウントを取りつつ、時々見つける看板に記載されている標高と比較して、「よし!ニアやん!」と当てて喜んだりしながらじゃないと、本当に退屈で仕方がないルート。


これはほぼ後半に出てくる風穴!

女性が一人で休憩を始めたので、邪魔をしてはいけないと思い、風穴の涼しい風を味わう事も無く下山。


岳沢湿原に到着!

途中2ヵ所ほどオコジョの糞を確認したのですが、オコジョそのものを見る事が出来なくて、またフラストレーション!

そう言えば北海道からお越しの二人組は、前日のザイテングラートの登りでオコジョに出会ったそうです。

うらやましいですよねぇ~。


ガイドの方が多くのハイカー達に岳沢湿原の説明をしています。

ここの遊歩道は嫌いです。

尾瀬や栂池自然園のように木の板で作った通路が2本あって、明神へ行く人と河童橋へ戻る人とで分けて歩くようになっています。

GWに来たら嫌でも判りますが、岳沢湿原周辺は雪が積もって普通に歩けないのと、高山植物や生物を保護する意味合いで、高床式通路ってスタイルにしています。

観光で来ている人って写真を撮りまくるのはいいのですが、板の通路の上で突然立ち止まる訳ですよ。

そして何枚も撮影します。

なので、反対向きに歩く人がいないのを確認して、そっちの板に飛び移って、撮影している人をかわしてもう一度進行方向の板に飛び移ろうと考える訳。

それなのに抜いた瞬間その人も急に動き出して、それもすごい早歩きをし始めるんです。

僕は20年前から8年前までは、毎年っていうくらい上高地へ遊びに来ています。

その頃から変わらないのがこういった現象。

人に抜かれると1本道だから自分のペースで歩けないので嫌がる人が多いのです。

だけど写真も撮りたいのです。

そんなわがままな観光客に歩きにくい思いをさせられるのが煩わしくて、梓川の右岸を歩くのが嫌いになった経緯があります。


これはホテル白樺荘の北の梓川岸壁から撮影した岳沢カール。

岳沢の紅葉はまだもう少し先って感じでしょうか?

そう言えば重太郎新道を下っている時にすれ違ったお兄さんが、「前穂高岳~明神岳をピストンします!」って言っていたけど・・・


紀美子平から見た明神岳です。

写真を撮ったつもりがセーブしていなかったので、ネットから拝借しました。

明神岳主峰までは歩いている足跡が残っていたので、普通に歩けそうでしたが、小ピークまでの登りと、2峰が大変そうです。

特に2峰はほぼ垂直なので、登ったはいいけど帰りの下りは『懸垂下降』が基本だというのです。

でもそのお兄さん岳沢小屋に荷物を預けてきたって言うし、ザイルとか持ってなかったので当然無しで登るつもりでしょう。

しかもお一人様です。

無事に行って帰って来れただろうか?

ちょっと気になりながらも、河童橋まで戻ってきました。(14:00)


梓川の透明度は完璧に復活です。

美しいターコイズブルー!


しかし疲れました。

ここまで来ると安心ですからね。


橋の上からもう一度岳沢!

奥穂高岳もジャンダルムも一望できます。


N村さんからご指南頂いて改めて気付いた事があります。

風景写真とか山の写真って、人がいるから臨場感やスケール感が判るんだって。

特に山は雲がかかっているくらいの方が迫力があって、かっこいいとか・・・

肖像権の問題とかあるから避けるようにしていた事なんですが、実はそういう要素こそ大切にしないと良い写真って撮れないって教わり、本当に勉強になったというか・・・

次はもっと素晴らしい山の写真を撮りたいと思うようになりました。


やっぱりこのアングルは鉄板でしょう?


そしてせっかくなのでプロのカメラマンに撮影してもらいました。(僕の携帯で)

プロの撮った写真は、上高地が大好き過ぎてたまらないうちのばあちゃんにプレゼントする為に購入しました。(1300円)


最後にもう一枚鉄板のアングルから・・・

上高地から沢渡までのバスで、隣に座っていたお一人様観光客のオジサンと会話を楽しむ。

オジサンは木更津からわざわざお越しのようで、死ぬまでに上高地と黒部ダムの絶景を観たかったそうなんです。

「今朝は雲が厚くて何も見えなくってねぇ。山の上もすごく曇ってたんじゃない?」

「いいえ、山の上は快晴でしたよ。まあ少々寒かったですけどね。実は上高地だけが雲海に覆われていたんですよ。」って写真を見せる。

これから松本まで戻って、JR大糸線で大町まで行くんだそうです。

僕は沢渡の岩見平で下車・・・。

そう言えばN村さんが僕の直後くらいに河童橋に到着したそうで、バスも僕の後に出発のバスだったそうです。

また会ってお話ししたかったなぁ~。

まあ、またきっとどこかの山でお会いできると思いますが。


沢渡駐車場を出発して間もなくからガソリンランプが点いてしまった。

インプレッサは残り10ℓを割ったところで点灯する。

急いでガソリンスタンドに行きたいのに、前を走る貸し切りの上高地行きタクシーが遅すぎて、釜トンネル前の信号に捕まり、目の前を高山方面行きのバスなどが入ってしまい、思うように進まない。

しかも高山に入るなり目の前のレンタカーが一切ウインカーを出さない奴でイライラ。

とりあえず高山でいつも利用しているガソリンスタンドまで、ガス欠しないで間に合いました!


タンクは満タンで60ℓですが、今回54.2ℓ給油です。

トリップメーターを割り算したら、何とか燃費はリッター10km超えをキープ出来ました。

帰りは面倒くさいので東海北陸道を一宮JCTまで下って名神自動車道に合流。

飛ばさなくてもスムーズに帰れそうだと思っていたら、乱暴な運転をするトラックが多くなって・・・

追い越し車線を走っていたら、直前でウインカーと同時に車線変更で割り込んでくる、あのトラック独特の・・・絶対わざとやろ?って思える例の嫌がらせをするトラックが彦根くらいから極端に増えてきて、ちょっとストレスが溜まってきたんですね。

それで瀬田東から京滋バイパスにルートを変えたのですが・・・

入って間もなく・・・石山を過ぎて南郷の直前で突然全車ストップ!


まさか・・・事故渋滞発生ですか?


パトカーと救急車の後に消防車が4台やってきました。

特殊な危険薬物を運んだトラックなど、3台のトラックが絡む事故だったみたいです。

ここで約4時間も缶詰にされて、お腹は空くし眠たいし・・・

帰りの道中は散々でした。

次の日の出勤は、前回(8月の初挑戦の時)に比べたら身体のダメージは少なかったけど、眠くて眠くてたまらない状態だったことは言うまでもありません。

しかし、10月 4日(木)はさすがに3連休を取った後なので、朝から修理の自転車でめちゃくちゃ忙しく・・・

先週末(10月13日)までは忙し過ぎて戦場のようでした。

今週も客注が多いので実は既に忙しく・・・

これでも山行ブログ頑張って書きましたよ。

そしてもう既に穂高岳に対してホームシックになっている。

あと後日談ですが、N村さんが神戸の摩耶山を2度ほど歩いてらっしゃって、先日シンズバーガーにもお立ち寄り頂いたようです。

嬉しいですね!

N村さんは埼玉県の方なんですが、単身赴任で大阪に住んでらっしゃいます。

また一緒に山行するのが楽しみです。

2018年10月14日日曜日

穂高岳山行3日間!(最終日)その2・・・決断そしてグロッキー


10月 3日(水) 6:20 穂高岳山荘を出発


奥穂高岳へ登る最初の壁から撮影した笠ヶ岳のモルゲンロート。


今年はこれで穂高岳山荘ともお別れです。


前日には涸沢岳にも登れて良かったです。


涸沢岳と北穂高岳

こうやって並べたら距離は近いのですが、この距離を歩くのに2時間半~3時間はかかるのです。


まだ雪が解けずに残っています。


この岩を抱きつく感じで回り込むトラバース。


よく見たらセーフティネットの位置がずれているなぁ~。


最初の壁を登った時点で涸沢岳と北穂高岳の間から槍ヶ岳が見えるようになる。

今日の上空は雲一つない快晴!


穂高岳山荘も加えてもう一枚。

更に登ってから・・・


少しづつ槍ヶ岳が露わになってきました。


奥穂高岳山頂とジャンダルム。


ここから奥穂高岳山頂までは最後の方の1ヵ所を除けば、全体的に緩やかなガレ場です。


ここは8月に来た時は雪渓が残っていました。

「わ~い!雪だ~!」って飛び込んだら確実に死ぬと思っていた場所ですが・・・


間違いなく滑って止まらずに死んでいたでしょうね。


随分と標高を登ってきました。


ジャンダルム行きたいなぁ~。

しかしここで体調が崩れてくる。

風邪の症状が酷くなったことに加えて、低い気温と強い風!

現在気温は0℃~1℃くらい。

風は概ね15m/s前後。

寒くて体の動きが悪い。


槍ヶ岳から西穂高岳までの一気縦走にも、いずれチャレンジしてみたいなぁ。


ようやく山頂付近に到着。(6:52撮影)


山頂から撮影した槍ヶ岳!

立山連峰や後立山連峰も一望できます。


もう一つ東にあるピークから撮影している人がいます。

向こうに見えるのは常念岳と蝶ヶ岳。


そして南側も。

上高地は雲海で光をシャットアウトされています。

写真中央の上に焼岳。左の上には乗鞍岳と、その向こうに御岳山も見下ろせます。


更に東側の景色。

中央が霞沢岳で雲海の向こうは左が鉢盛山かな?

その右に見えるのは野麦峠などがある付近かな?

更に奥に見えるのは木曽駒ヶ岳などがある中央アルプスってところでしょうか?

そこから考えると写真中央の遠くに見えている山は恵那山って事になるかな。

写真左の奥には南アルプスも見えています。

とにかく遠くの山までよく見える!!


誰も撮ってくれなかったので自撮り・・・っていうか、ここどこ?って感じの写真になった。

寒過ぎてウインドブレーカーのフードを被っています。

実は首と耳を冷やし過ぎて肩こりと頭痛が酷くなってきました。


笠ヶ岳のモルゲンロートも終盤・・・

ジャンダルムには行きたい!

でもこの寒さと頭の痛い状態で、どこまで我慢できるだろう?

前夜、北海道からお越しの大ベテランから受けたアドバイスが脳裏をよぎる。

8時間逃げ道無し・・・

吊尾根~重太郎新道~岳沢ルートも決して楽な道ではないけど、岳沢小屋までの距離は西穂山荘に向かうよりは近いし、紀美子平から一気に標高を下るので、早い段階で寒さをしのぐことができる。

これ以上悩む理由なんてない!

そう思って僕は前穂高岳方面に向けて吊尾根を進むのでした。


未練が残らないように山頂・・・


槍ヶ岳・・・


ジャンダルム・・・


これから向かう前穂高岳方面。


雲海の向こうに八ヶ岳連峰と南アルプス・・・

南アルプスは尖って見えるのが左から甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、北岳って並びでしょうか。

甲斐駒ヶ岳の左に富士山もうっすらと見えます。


よ~く景色を脳裏に焼き付けてから出発!(7:00)

しかし奥穂高岳南稜の頭までの区間は眺望が良く・・・


前日に歩いた北穂高岳の南稜ルートと、北穂高岳~涸沢岳~穂高岳山荘の縦走路の思い出が最高に濃かったので、何度も見返してしまう。


ここから見ても北穂高岳南稜ルートは、意味が解らないほど急斜面ですね。

ホンマ意味が解らへん!


涸沢槍~涸沢岳の凍った岩稜登り・・・メッチャ楽しかったなぁ~。


乗鞍岳・・・また自転車で上りたい。


おおっ!何人かが意を決してジャンダルムへ向かったようだ。


もうすぐ馬の背への取り付きやなぁ~。

くそっ!僕も行きたかったなぁ~。

やっぱり自身の決断とはいえ、悔しいものは悔しいのだ!


僕は一人寂しく吊尾根を行く。


さっきより富士山が判りやすい?

南アルプスは赤石岳か聖岳くらいまで見えていそうな感じ。


北尾根と屏風の頭・・・


北穂高岳東稜と屏風・・・

そう言えばN村さんはこの日パノラマコースから屏風経由で徳澤へ抜けるルートを歩いているはずです。


おっ!馬の背で躊躇している人がいるな~。

事故の無いように気を付けて!


相変わらずズームは粗いけどジャンダルム。

まだ誰も登っておりません!

くう~っ!一番乗りで登りたかったなぁ~!


上高地の雲海はなかなか晴れる様子がございません。


槍ヶ岳と北穂高岳・・・

南稜ルートが一望できそうで、ギリギリ涸沢小屋が見えません。


南稜の頭を通過。(7:14)

撮影しながらなのでのんびり歩いています。


ジャンダルム組は先頭が馬の背をクリアして、ガレ山をロバの耳に向けて下ろうとしています。


奥穂高岳山頂も加えて撮影。

ちなみに僕の影が映っているの判ります?(笑)

手を振りながら撮ったのですが、ジャンダルム組がこっちを見ていたら、「何だアイツ?おい、お前アイツと知り合いか?」的な会話をしているかも知れない。

当然の事ですが「俺もお前たちなんぞ知らん!」って感じです。(笑)


それにしても吊尾根ルート・・・結構ガレ場が多くて歩きにくいです。

頭が痛いので歩く時の振動すら地獄に思えます。


僕の想像では「重太郎新道さえ頑張れば何とかなる!」って感じだったのですが・・・

とんでもない!

吊尾根の道はこれからますます険しくなっていきます。


西穂高岳や間ノ岳も見えてきました。


そしてようやく涸沢小屋~槍ヶ岳までを収めて撮影出来ました。


最初の鎖場です。


そこから見上げた景色。


ここはトラバース。


ここの壁は長かった!

頭が痛いとこんな楽しい壁すら苦痛。


そしてこの辺のガレ場は滑るから注意。


近いようで遠い前穂高岳。


今来た道を振り返る。

ペイントはそんなに多くないので、2ヵ所ほど迷う箇所がありました。


僕は本来こういう道が大好きなんです。

でも本当に頭が痛いんです。

ちなみにこれは高山病ではありません。

ここ2~3年ほど肩こりが尋常じゃなく酷くなって、特に酷い時は頭痛もするのです。

以前だったら首をパキパキ鳴らしたらスッキリしていた肩こり・・・

まあ鳴らすのも良くないそうなんですが、そう聞いて鳴らさないように我慢していたら、最近じゃ鳴らそうにも鳴らないし、石みたいに凝り固まってしまって、ロードバイクに乗って顔を上げるだけでも首に激痛が走る状態が続いています。

結構我慢して走っていましたが、今年は春先からケガで走らない日が続いた事もあり、そこから余計に酷くなってしまった訳ですね。

しかもお一人様女子にここで抜かれて、ちょっと・・・いや、かなり悔しい思いをする。

あのおねえさん・・・速かったなぁ~。


ここの下りもきつかった。

体調が万全だったらここはテンションが上がっていたに違いない!


ちょっと進んで離れたところからもう一度振り返る。

なかなか訳の分からない道を歩かされている。(笑)

体調の良い時にまた歩いてみたい。


そしてまた自分の影を撮影してみる。


前穂高岳の右隣に富士山のシルエット・・・見えるかな?


ここの下りは頭痛に超響いた!


実はここから岳沢小屋が見えている。


あと河童橋周辺もようやく雲海が消えてきたみたいだ。


段ボール製のソリに乗って一気に下れないものかと周りを見渡すが、段ボールなんて置いてある訳が無い。

そして写真だとそんななだらかな傾斜に見えるかも知れないが、ここの標高はまだ3000m近いのである。

岳沢小屋は標高2170mで、そこから河童橋まで平坦に見えるかも知れないが、河童橋周辺の標高は1500mです。

写真で見たらここの傾斜の恐ろしさは伝わらない。


そして国内最狂の縦走路の全景!

右上から馬の背、ロバの耳、ジャンダルム(標高3163m)。

そこから一気に尾根を下った所が天狗のコル。(唯一のエスケープルートがある)

次に天狗の頭(標高2909m)、間ノ岳(標高2907m)、西穂高岳(標高2909m)、ピラミッドピークを経て西穂独標(標高2701m)へと繋がっている。

2900m級の山があんなに低く、大した事のない山に見えてしまうのだから、感覚の麻痺っていうものは恐ろしい。

少なくとも間ノ岳と天狗の頭は結構な難所です。


本来ならあれらを踏破して、焼岳方面へ下る感じで上高地に下山の予定でした。

次に来るまでには身体の状態を良くしておきたいものです。

あと、写真の左手前が影になっていますが、ここは高度感のあるトラバースです。

高所恐怖症が泣いて喜ぶ・・・訳が無い。


上高地の雲海が半分以上晴れてきました。


前穂高岳・・・だいぶ近付いてきたんやけどなぁ~。(7:58撮影)


うん・・・まだまだやったな。(苦笑)


涸沢側がまた見えました!

こっちから見たら滝谷ドームってあんな形していたんや!?


ハイマツ林に来る度にライチョウを探してしまう僕・・・。

「抱えて持って帰りたい!」とか、思っていてもやりませんよ!(笑)


前穂高岳・・・涸沢側の雪渓。(年中解けずに残った雪)


そしてやっと最低コルに着いた!(8:20)


またしても高度感抜群のトラバース!


後方からまた2人組が追いついてきました。

北海道から来ている方々です。

ちなみにあの一番高い場所が奥穂高岳山頂付近です。


更に進んだところから撮影。

こうやって見たら結構な道を下ってきました。

最低コルからは紀美子平まで少しだけ登ります。


最低コルから前穂高山頂へ登るルートは、足場が悪いので歩かないように!


紀美子平まではあと少しです!


つまりあれが重太郎新道って事ね。

結構な下り傾斜だこと・・・。

何だか集団が上ってくるのが見えています。


結構登山者の密度が濃い感じ・・・渋滞してたりして・・・


振り返って見て我ながらよく頑張りました!

頭が痛いと言いながら、ここまで1時間45分で到着しました。


ここは紀美子平(標高2910m)です。


強烈な傾斜ですが、180mくらい登ったら前穂高岳(標高3090m)の山頂です。


せっかくここに来たのだから山頂に登りたいけど、ここの下りもかなりタフな道です。


北海道のお二人にあいさつしに行く。

山頂への登攀を誘われましたが、頭痛の事を伝えてお断りしました。

皆さんここにリュックサックを置いて登っています。

とにかく重太郎新道の下りを考えたら、とってもグロッキーになってしまいました。

さて・・・無事に下山できるのでしょうか?