2016年7月29日金曜日

アサルト仕様のバッカス01


現在生産が終了となって在庫限りで、二度と手に入らなくなるかもしれない名車・・・

エヴァディオ・バッカス01

当店に在庫として50のサイズだけ2本置いているのですが・・・

そのうちの1本を仕上げてみました。

ブラックのツートン(つやあり&つや消し)のSUNデザインで、ステムまでフレームと同じカラーリングに仕上げた本気仕様です!

このフレームをカッコよく活かす為にどう組立てようか、あれこれ考えた結果・・・


迷彩柄のリムを探し当て・・・

しかもフレームデザインがSUNなのに対して、リムの製造ブランドもSUNという洒落も利かせています。


バーテープも同じグレー系の迷彩柄にして、なかなかのアサルトなデザインで決まりました!

現在エヴァディオのシステム1のカラーオーダーシステムはかなり値上がりしておりまして・・・

このデザインで、ステム込みだと、フレームだけで25万円ほどします。

それが今回デモ機として一度組んだ自転車をバラして、組み直した自転車であるという事を考慮して、5800型シマノ・105と、トラジオーネ(ノバテック製)ハブで組み上げたホイールをセット。

更にボトルケージもサービスして28万円(税込)で販売予定です。


ホイールは前後とも28Hで、スポークはSAPIMのバテッドスポークを使用で、重量は1580g弱。

初めての人でも安心して乗れる剛性と十分な軽さ、そして滑らかな回転がフレーム性能を引き出してくれる仕様になっています!

車両全体の重量はボトルケージ込みで8.05kg。

シートピラーをカーボンにするだけで7kg台にはなります。

またこういった作品を見て、イマジネーションをくすぐられた方は、是非僕に自転車を組ませて下さい!

頑張ってご期待に応えます!!

2016年7月24日日曜日

7月 3日(日)ポタリング・・・意外とはまってしまった・・・


疲れていると尚更の事、新規を探すとかより、行きたいお店に自然と足が向いてしまいます。

「やっぱりここいいですよねぇ~。」


お店の雰囲気とか本当に最高です!


ここのお店はコーヒーが美味しい上に、モーニングが400円~なのも最高である。

僕の向かいにH川様が座り、その隣に留美さん・・・更に隣にE藤様が座る。

4人席に椅子を増やして5人で座ろうと思ったのですが、2人席を隣に追加して下さいました。

最初S藤様が奥の席に座ろうとしたのですが・・・

「狭いので私が座ります・・・。」とE藤様。

「え~っ!私は店長の横になんて座りたくありません!」とS藤様。

「どうでもいいけど失礼やな。」

結局僕の隣を1席空けてその向こうにS藤様が座る。

なんて露骨な店長いびりなんだろう!(笑)


しかも僕とH川様の会話が盛り上がっている最中に、別の話題を被せてくるとか・・・

この日もなかなかの攻防戦を繰り広げました。(笑)

最近はこの良く解からない駆け引きを楽しみつつ・・・頑張っております。

男性陣のアシストメンバー募集してますよ~(笑)

という訳でまた次週!

7月 2日(土)走行会・・・結局上るという・・・

つがいけ明けの走行会。

筋肉痛はまだ残っています。

盛大に大腿筋を攣ったので、そうそう回復できるはずもなく・・・

でもそういう時だからこそ身体をいじめておかないと、身体が強くなるはずも無い訳で・・・



「表・・・行きますか?」



自然と高羽交差点へ向かう。

気持としては丁字ヶ辻までノンストップで上ろうと考えています。

「方向性としてはノンストップで丁字まで上るのが希望です。その代わりノンビリだらだらで行きますね!」

そう言ってスタートしたはずなのに・・・

いざ走り始めると39T×21T固定で走り、傾斜がきつくなったら・・・

「こういう時はダンシングで上手くいなして、勢いを殺さずに・・・。」

といった感じでリラックスしてではあるけども、ある程度リズム良く上ろうとすると、結局そこそこのペースになってしまい・・・

「このままのペースで行くと、新六甲大橋の信号に着くまでにバテてしまいそうだ。」

そう思うと途端にペースが落ちて・・・

逆にギアが重くて余計にしんどさが増す。



H川様もこの日はかなり遅れて調子が悪そうだったので、丁字ヶ辻までノンストップって話を変更してケーブル駅前で一息入れる事にしました。



そして続きを再開したところで、ユル原君がアタック!

ついては行きたいけど、無理して疲労を残したくはない・・・

とにかくこの日は回復走を兼ねたトレーニングなので、呼吸を乱さないように遅くてもリズム良く走る事に徹しました。

K田様は鉢巻展望台付近から一気に加速してユル原君を追う。

僕もラストの直線だけは久々にもがいてゴールしましたが・・・

これもつがいけで久々にレースを走ったお陰で、少しはベストを尽くそうという気持ちになれた・・・

とまあ、そんな感じでしょうか。


マリアローザカラーのH川様もゴールしましたが、今回はかなり辛そうでした。


山の上はガスっているので、暑さは多少和らいでいますが、道中の蒸し暑さで汗が止まりません。

更に極楽茶屋か一軒茶屋まで上りたいところですが、結構な疲労度だったので、この日は軽く流して帰る事にしました。

何だかんだ言っても高羽交差点からここまでの8.1kmは、平均斜度8.6%と結構な登坂ですので、この日はしんどかったです!

来年に向けて徐々にハードな内容に戻していく必要性がありますね。

ユル原君は平地を走りたかったそうですが、しばらくは上りを加えたレイアウトでトレーニングを続けます。

また次回も頑張りましょう!

2016年7月22日金曜日

夏らしくなって・・・

といっても6月から既に猛暑でしたね。(笑)

6月17日のラジオで「本日、今年初めてセミの鳴き声を聴きました。」という話を聞きましたが・・・

実は当店では既に6月14日にセミの鳴き声を聴いています。

しかも鳴いたと思った次の瞬間、鳥に食べられたみたいで、いきなりの断末魔でした。(汗)

そこからまた天候が不安定になり・・・

次にセミを見たのは7月 2日。


M籏君がまだ羽化していないセミの幼虫を見つけてきました。

商品の自転車に上ろうとしていたとか・・・

ある人のブログでセミの幼虫は森の香りがして美味だという事が書かれていたが・・・

僕には真似ができそうもありません。(笑)

この姿に成長するまで7~8年かかったのでしたら、短い成虫の時間を全うさせてあげて下さい!

という訳で近くの木に逃がしてきてもらいました。

カラスとかに狙われなかったらいいのですが・・・



その4日後・・・


店の横の自販機裏に抜け殻がありました。

そして更に翌朝・・・


店の看板にまで抜け殻が付いていました!


夜中のうちに安全な場所まで移動したんですね。

いざ成虫になるとうるさくて、「あ~っ!暑苦しいわ~っ!」ってなっちゃうんですけど。

こうやって見ると神秘的ですね。


そしてある日の夜、自宅の駐車場でアオガエルが・・・

轢かれなくてよかったね!

この日は大きなカミキリ虫も目撃したのですが・・・

北区はやはり自然が豊富でいいですね。


それはそうと最近店内には時々珍しいお客様もやって来る。


判ります?スズメの『チュン太』が時々入ってきます。

以前カラスに追われて店内に逃げ込んで来て・・・

僕がしばらく保護してから逃がしたんですけど、忘れた頃にこうやって中まで入ってきます。


コーダーブルームのロードバイクがお気に入りのようです!(笑)

ちなみに本日・・・


こんなお客様が・・・

赤とんぼです。

まだ7月なんですけど・・・(汗)

明るい所が好きなようで、何とか捕まえて外に逃がしたものの、再び店内に入ってきて・・・

「いい加減にしろ~!」とは怒らなかったものの、もう一度捕まえて少し離れた所で逃がして来ました。

タイトル・・・『夏らしくなって・・・』でしたよね?

これってもう秋じゃないの?

しかし連日猛暑ですが、皆さん・・・熱中症など、くれぐれもご注意下さいませ!

そういえば近所の小学生たちに、夏休みにUSJに連れて行って欲しいとお願いされましたが・・・

11歳まで無料キャンペーンっていうのもあって、同伴してあげたい気持はありますが、この暑さや夏休みの混雑で何かあったら大変ですからねぇ~。

いや、ほんと・・・子供を連れてどこかへ遊びにでも行きたいもんですよ。

子供・・・そんなのいませんけどね(笑)



最近当店に来る年配のお客様方から・・・

「この子、店長のお子さん?」って、よく言われるんですが・・・

M籏君ですけど・・・それがなにか?

そして僕は永遠の18歳です!と、ひたすら壊れたレコードのように繰り返すのでした。(苦笑)

2016年7月21日木曜日

大好評発売中!エヴァディオ新型オリジナルサドルがようやく入荷しました!


6月末にようやく到着!

K田様がつがいけサイクルに導入できなくて、「今回タイムが悪くなったのは、黒部ダムの階段の他に、このサドルの入荷が遅れたからだ!」と怒るくらい、本当にサドルでタイムを縮める事ができる・・・そんなスーパーなサドルの登場なんです!

早速このサドルの乗り心地を、前回の試乗会で知ったお客様や、そのあり得ないくらいペダリングが楽になって、更には乗り心地までソフトになる・・・という噂を聞きつけたお客様方が、このサドルに交換する為に続々とご来店頂きました!

見た目はプラスチックなので硬そうなサドルですが・・・

身体にフィットするように変形します。

しかもしなりがソフトなので乗り心地もよく、振動を美味く吸収してくれるので、ロングライドや荒れた路面で効果が抜群に出ると思います!



「すみません!サドルってどういうのがいいんでしょうか?」



そんな悩みを持ったライダーは多いでしょう!



僕は今までマウンテンバイクに始まり、ロードバイクを続けるに至って・・・

約25年の間に自腹で購入したサドルは25種類以上、人の自転車を乗せて頂いたり、試乗車のサドルなども含めると、これまで200種類以上のサドルにまたがった経験があるのですが、そんな僕が今まで使ってみて良かったサドルを挙げるとするならば・・・


 1位・・・スペシャライズド・ローミン = 重量はともかく乗り心地とフィット感は類を見ない程抜群!

 2位・・・アスチュート・スカイライン = ペダリングのしやすい形状はローミンに匹敵するフィット感。

 3位・・・エヴァディオ・カーボンゼロ = 100gと軽いフルカーボンで、しなりとフィット感の高さは十分なレベル。

 4位・・・セライタリア・フライト1990 = 使いやすさ抜群の往年の名品です!以前は僕も愛用してました。

 5位・・・セラサンマルコ・コンコール = やはり往年の名品で、軽量で骨盤の安定感はトップクラスです。

 6位・・・アボセット・O2チタン     = 安くてそこそこ軽くて乗り心地も良かった。アームストロングが愛用。

 7位・・・セライタリア・ターボ      = 万民が使えるオーソドックスなニュートラルサドル

 8位・・・カシマックス・FG8P      = 細身ではあるけど、コンコールのような安定感!しかも日本製!

 9位・・・セラサンマルコ・ボントレガー = コンコールライトのサイドをカットした軽量MTB用サドル。

10位・・・フィジーク・パヴェ       = フィジークの第1作品。フライトよりペダリングが良かったが硬い。


もう廃番になってしまったモデルも多いのですが・・・(笑)

ちなみに愛用しているサドルにはセライタリアのフライトSLRもあるのですが、あえて入れていません。

軽くてかなり使い勝手はいいサドルですが、フライト1990と同等扱いでお願いします。

ちなみにフライト1990は復刻版なのでそういうネーミングですが、実質フライトシリーズにも色々あった訳で・・・

フライトアルプスにフライトトランザルプ、あと普通のフライト・・・

あとケブラーガード付きのフライトケブラーやフライトMAXなど・・・

何がどう違うねん?って物から、シートレールがカーボン、チタン、マンガン、クロモリなど、色々あるので、同じサドルだけでもあれこれ楽しめました。

フルカーボンのフライトエボリューション(1~3まであって、個人的にはエボリューション2が傑作だったと思います)も、マニアが欲しくなる逸品です!

レールの素材は単純に軽量化やコストダウンの為に使い分けている訳ではなく、素材によって微妙に乗り心地が変わるってところも理解して頂きたい。




個人的にはフライトチタン(1990の事)が一番好きなサドルでした。

このサドルはレース機材としては最高のサドルですが、尿道炎など男性にとって致命的・・・とまでは言いませんが、生涯多少なりとも残るであろう後遺症を与えてくれる、愛情たっぷりのサドルでした。(苦笑)

そういう意味ではフライトSLRになってベースフレームが薄くなり、しなる構造になった分だけ優しくなったかな?


あとは人によってセラサンマルコのロールスが最高だ!という人もおられます。

ブルックスのサドルのように時間をかけて馴染ませれば、自分だけの乗り味になってくれるという、究極のフィッティングサドルだった事もあり、ロールスはサドル界のコルナゴC40と言われるくらい、80年代90年代にレースをやっていた方々に多くの支持を受けている銘品です。

ただ・・・僕は好きにはなれませんでした。

セラサンマルコのサドル自体、全長が短いモデルが多いので、前乗りとかサドルの座る位置をずらした乗り方など、応用を利かせにくくて・・・

結果的に全長の長いフライトが最高!っていう流れになっていたんですよね。

それにロールスは馴染むまでは尿道の圧迫も半端なかったので、馴染みを出す前に使うのを諦めました(笑)


セラサンマルコ・リーガルはマリオ・チッポリーニ愛用のサドルでしたが、これはお尻の大きい人向けのコンコールだと思っていただくと説明がつきます。

安定感とフィット感は悪くありませんが、お尻と太ももの付け根が引っかかる感じと、デザイン性はともかく、重量が重いっていうのが残念でならないサドルです。


あと個人的にお宝として持っているのが、セライタリア・ノボスカーボンですが・・・

これはフェラーリエンジニアリングと共同開発したサドルなので、フェラーリのロゴが入っています。

当時F-1オタクだった僕のお宝です。

乗り心地はフライトより良かったのですが、フィット感はいまいちだったので、ノミネートには加えませんでした。


とまあ、サドルは色々ありますし、人のお尻も十人十色!

どのサドルがベストフィットするかなんて絶対に判りっこありません!

ひたすらあれこれ試してみるしかないのです!

僕が今まで購入したサドルだけでも、定価で合計したら軽く50万円以上にはなる訳で、究極のフィット感を求めるなら、ケチらずに投資しろ!って話なんですね。

本来であれば・・・!?




そうなんです!

そういった今までの概念を覆すほどのサドルなんですよ!


このサドルは、これまでの多くのサドルと比較する事自体がナンセンスだと感じさせるほど、恐ろしくフィットしてくれる。

見た目がタイオガ・スパイダーみたいだという意見もあったのですが・・・

スパイダーは少々硬くて、レーサーパンツも毛羽立ちます。

しかしこのサドルはつるっとしているので、レーサーパンツは痛まないし滑りもいい!

それにここまで柔らかくてもいいのか?って思うくらい柔らかいので、地面から突き上げる衝撃もほとんど気にならない!

まるでシルクのような優しさ・・・

エヴァディオの新型オリジナルサドル!

是非騙されたと思って装着してみて下さい!

きっとクセになると思いますよ(笑)



クロモリレール仕様(155g)=12960円(税込)

チタンレール仕様(140g)=24840円(税込)

カーボンレール仕様(80g)=23760円(税込)



重量は全て実測ですが、個体差プラスマイナス5%くらいはあるかも知れません。

しかし乗り心地とフィット感がずば抜けている上にこの超軽量と考えたら、買うしかないと思うんですよね。

僕も既にカーボンレール仕様を2つ押さえました(笑)

(体重が落ちるまで)まだ使いませんけど・・・

個人的にチタンレール仕様は・・・もう少し安くして頂きたいというのが本音です。

いずれにしてもカラーは30種類近くあるので、ご自身の愛車のカラーに合わせてご購入して頂けます!

まずは一度ご来店下さいませ!

2016年7月20日水曜日

店の責任問題について・・・魔改造編

6月19日にクランク交換をしたママチャリのお客様から、クランクがグラグラになったという連絡がありました。
 
友人のロードバイクと張り合うために48Tのクランクを導入し、無駄な部品を取っ払った、もはやママチャリの要素もなくなった自転車・・・
 
うちの作業ミス(増し締め忘れ)で緩むんだったらもうとっくに緩んでいるはず。
 
どう考えてもがむしゃらに踏んでBBのシャフトが耐えれなくなって緩んだか、落車や接触でダメージを受けて緩んだ類のはず。
 
まず「近くの自転車屋さんで直してもらって、そちらに請求してもらってもいいですか?」って相談があったそうで・・・
 
第一声がそれでは、いくらなんでも筋が通ってないだろう?って、さすがに僕も頭にきてしまいました。
 
そもそも「魔改造をしたいので何とか部品を入れて下さい!」とお願いしてきたのも、結局「自分では交換ができないから組み付けもお願いします!」と言ったのもお客様。
 
加古川からわざわざ来てくれていて・・・(だからこそ魔改造にも快くOKしたのですけど)
 
「近くのお店でやらなくていいの?毎回通うの面倒じゃない?」って何度も確認したうえで作業をしています。
 
そもそも魔改造をお願いする時点で自己責任である事はご理解頂きたい。
 
本来であれば自分で責任持って改造するものです。
 
これから店を閉めたら加古川まで行き、不具合の原因を調査して修理も施すつもりですが、高校生の彼には出張手数料すら払ってもらえるか疑問です。
 
僕の人件費は基本的にどなたに対しても請求はしていません。
 
しかし高速道路の通行料とガソリン代は最低でも請求させて頂きたい。
 
その代わり修理工賃は・・・場合によっては無料にしてもいい位の覚悟でいます。
 
でもご理解いただきたいのは我々はNPO法人でもなければ、慈善事業でもないのです。
 
本来なら自分のプライベートの時間を犠牲にしてまで、保証する内容でない事を彼に説明したとして、果たして理解してもらえるのだろうか?
 
僕の求める人の気持ちって言うものは、客であろうがスタッフであろうが関係無しに、お互いが持っていないと気持ちの良い交渉や商売なんていうものは、絶対にできるはずがないという理論である。

今回のお客様が学生さんだと思えば致し方ない要素もございますが、通常ずれた感覚をお持ちのお客様だからといって邪険にはできないだけで、結果それがこういったリスクに繋がる事も承知しているだけに、僕はその責任という筋だけを通しにこれから加古川まで向かおうと思いますが・・・。
 
とりあえず電話を取ったのが留美さんなので、もう一度僕の方で電話にて詳しい状況確認をしてから判断したいと思います。

お互いにとって気持の良い結果になる事を望みます。

2016年7月17日日曜日

第27回つがいけサイクルクラシック・・・祭の終わりと記憶


とりあえず全員無事に(!?)ゴールしたので記念撮影!


僕はウインドブレーカーとか用意してないのですが、栂池自然園は標高1900m近いので気温は15℃くらいです。

さっきまでの蒸し暑さも、ここまで来ると軽く冷蔵庫の中にいるような感じです。


自然園に入園したかったのですが・・・

トイレ前でK田様とトミーさん2号が、ただならぬアクションを・・・

どうやらおびただしい数の虫がまとわりついてきている模様!

僕もブヨにこめかみを噛まれてパンパンに腫れてしまいました。

「これじゃ落ち着いて散策もできないから、今日は諦めましょう!」

なんという悲しい日なんだろう・・・


残念ながらの下山となりました。


僕は下りでまた両脚が攣らないかドキドキです。


2人はかなり余裕の表情。

トミーさん2号に至っては「下まで走って行きます!」って・・・

僕とK田様は下りで余計に疲れるのが嫌だからって、栂の森からゴンドラで離脱する気満々です。(笑)


ミワさんはこの後、栂大門までロープウェイで下り、栂の森で僕とK田様と合流予定。


来年はどうしようかなぁ~。


またこの雪解け水の清流に会いに来たい。

ここに来る度にそう思える。

何だかんだ言っても僕は山が好きだ!

北アルプスが好きだ!

もう脚が攣って走れないなんて、ダサいのはゴメンですけどね。(笑)


初心に帰って身体を鍛え直せるかどうかはともかく・・・


K田様とトミーさんとは、「来年も懲りずにチャレンジしましょう!」って約束をするのでした。


ここでも虫の襲撃に見舞われました!

手を挙げたりピースをしているK田様・・・

実はカメラでは判断できませんが、ものすごいスピードで虫を掃っているのです。(笑)


さらばアルプス!


栂の森の駅まで行ったらタイミングよくミワさんと出くわしました!

「まるで打ち合わせでもしたみたい!」

そしてゴンドラに自転車ごと乗り込む!


ゴンドラを降りたはいいけど・・・

ここから宿まで走らないといけない事を考えると、まだまだ不安が・・・


そしてこれが長野県道433号線の新しく出来ていた道。

一気に下って、向こうの上りを惰力で上り切りたい!


しかし橋の上からの棚田の風景と・・・


視界に拡がる栂池高原と北アルプスの風景に・・・

つい脚を止めて撮影をしてしまうのでした。

間も無くトミーさん2号とミワさんも車で戻ってきて・・・

着替えて自転車を車に積み直して・・・

『リンデンバウム』をチェックアウト。

レースが終了して帰って来るまでお部屋を空けて頂き、本当に何から何まで助けて頂きました。

『リンデンバウム』さんには、またお世話になりたいと思います!

そして結果発表と写真の貼り出しを見る為に、再び車で大会本部まで戻って来ました。


今大会では50分以内で走った怪物級の選手はいませんでしたが・・・


筧五郎さんが6位とか・・・体調不良でしょうか?

佐藤氏も本領発揮できなかったのか、15位と奮わず・・・


高梨氏は1時間06分台と、2000年頃の強さから考えたら、かなりスピードが落ちていました。


唐見さんは女子のレコードタイムと思える1時間01分台!

同じくらいの時期からロードレースをしているのに、今の自分が情けなく思える。


男子MTBでは市原氏がまだ頑張っているのを知れて嬉しいと思える反面、全盛期はMTBでも1時間を切るくらいの選手が多かった事を思うと、やはり全体的にタイムの落ちているのが気になります。


K田様の参加した男子Fも猛者ぞろいですが・・・

まさかの屋部氏が2位!この方もかなりのベテランで、乗鞍でずっと打倒!村山利男を目指して走っていたような、根っからのクライマー。

以前彼と同じチームで走っていた奥村君は、僕と年齢が同じで、しかもツール・ド・おきなわのチャンピオンでもあって、僕はずっと奥村君を目指して走っていたのを覚えています。

それはそうと優勝者の乾氏は3連覇だそうです。


僕のクラスも比較的レベルは高かったですけど・・・

まさかこんなタイムを残すなんて・・・

三方ヶ原の戦いに敗れて、信玄から命からがら逃げた時の、家康が画家に書かせたという自画像のようなものです。

この時の記録やゼッケンを見る度に、自分を戒める・・・

いや・・・もう見たくもないです!(笑)


トミーさん2号のクラスも1時間切りの選手が多くてビックリ!

結局K田様は1時間17分35秒と目標には及ばなかったものの、僕のデビュータイムに4分差って考えたら、年齢的にもそうですが、1年数ヶ月前まで「坂道なんて全然上れません!」って言っていた人の走りではございません!

十分立派な成績だと思います!

一応タイムが奮わなかった理由には、黒部ダム展望台の220段の階段で、脚を使い過ぎた事にしといて下さいという申し出がありました。(笑)

トミーさん2号は1時間29分41秒でしたが、何とか1時間30分を切れただけでも今回は良かったと思います。

もちろんトミーさんはまだまだ伸び代があるので、来年は更に進化するでしょう。

ちなみに今回・・・僕が、もしも両脚を攣ってなかったら・・・

最後の最後でトミーさんに追いつく事ができていたかなぁ~?(笑)

まあどんなに遅く見積もっても1時間35分までにはフィニッシュできたはずなんですけど・・・

まさかの1時間54分05秒ですからねぇ。(笑)

まあ『手を叩いて喜んでいる奴の顔が目に浮かぶ』ような、前代未聞のタイムですよ・・・これは。

念の為に書き加えておきますが、この日は岩塩を舐め忘れた事以外は、自分ひとりでできる準備は全てやったつもりです。

一夜漬けでもストレッチをして、集中力も高めて・・・

ドリンクやサプリメントも用意して・・・

今できるベストを尽くしてのこの結果なので、受け入れるしかないですよね。


そして3人共自分の写真を見つけて購入!

ホント・・・僕の走りは情けないフォームになっています。

体重82kgにしては綺麗に見える?レベルですかね~。(苦笑)


これは2002年の大会でタイムを落としてから、ショックで2年間一切自転車に乗らなかったのに、突然走りたい衝動に駆られて出場した時の写真。

この頃の体重は少し増えて65kgだったと思いますが、2年間サボってもまだ1時間10分だか11分だかで上っていました。

それでも当時はショックが大き過ぎて、また2年近く自転車を封印してしまう事になったのですが・・・

今の自分と比べると、まだダンシングのフォームにキレと余裕がありますね。


ところでお昼ご飯!せっかくなので『ふるさと』へやってきました!

ここのそばも外せないです!

「ここのそばも美味しいですよ!」って散々言い聞かせたにも関わらず・・・


トミーさんはジンギスカンを注文!(笑)

2つ向こうの席で1人でジンギスカンを突いている少女がいて・・・

「とにかく美味そうな匂いだった!」というのが、トミーさんの本能を刺激したのです!

僕らも少し分けて頂きましたが・・・

いや~っ!確かに美味しかったです!

これで1人前1000円って、破格だと思いませんか?


そして左の大盛りそばはK田様で、右の普通盛りは僕のそばです。

「何?この違い?」(笑)

それにしても今回はK田様の食欲に驚かされました!

「そうでしょ?今までトミーさん(1号)の影に隠れていただけで、実は負けないくらい僕も食べていたんですよ~。」とK田様。

う~ん。知らなかった!(笑)



帰りに白馬のコメリに立ち寄って粘着テープを買い、トミーさん2号のシビックの割れたバンパーを補修してから帰りました。

松本や伊那、駒ヶ根辺りで寄り道でもしたかったのですが・・・

もう身体中痛いし眠いしで・・・

恵那峡まで行ってから夕食にしました。


釜飯って・・・トミーさんもかなりの大食いです!


K田様も負けずにガッツリと。

そして今回ばかりは・・・


僕も負けじとステーキカレーなるものを・・・

しかし「まだ食べ足りぬ!」って訳で。


こんな肉々しいおつまみを食べながら帰るのでした。(笑)



とりあえず今後の予定として、K田様はトミーさん2号を誘って9月に大台ケ原のレースに出場する事に決まり・・・

僕はお店の売り上げ確保の方が重大なので、来年までレースは出ません!

しかしH川様のご提案で、11月05日~06日とで、久々の『しまなみ海道サイクリング』を予定しています。

あとは時間が作れそうなら、トレーニング頑張ります!