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2016年7月10日日曜日
第27回つがいけサイクルクラシック・・・大町探訪
大町温泉郷を通過するのも久しぶり・・・
2年前の信州サイクリング以来です。
あの時は移動中も到着後も大雨で大変でした・・・
僕がシューズとヘルメットを忘れたので、土砂降りの中でピナイさん達と栂池を走る事もできず、翌日の午後、ようやく天気が回復して中房温泉(燕岳)まで一緒に上る事ができたという・・・
当時・・・特に雨男はいなかったはずなんですけどね。(笑)
それにしてもジーパンにブーツという組み合わせで中房温泉まで上るのはきつかったです。
結局山の上は雨降ってましたし・・・。
ピナイさんには結構イラっとさせられる事が多かったのですが・・・(笑)
帰りにヨネやんが迷子になった時などは、一緒になって必死に捜してくれたり、実は優しい一面もあって、なかなかいい思い出になりました。
そば打ち体験をみんなで楽しめたのも良かったな~。
そんな2年前の思い出を思い浮かべながら扇沢を目指す。
途中から前を走っているアルファードが、余りに峠慣れしていないので、内心イライラ・・・
というのも、トロリーバスの時間が30分毎なので・・・
もしも出発のタイミングを逃してしまったらロスが大きいのです。
寝ていたミワさんは「もう着いたの?早いね。」って、どうやらよく寝れた模様。
K田様はトイレの洗面所でコンタクトを入れ始め・・・
その間にミワさんがトロリーバスのチケットを買って、僕が時刻表を確認。
「あと5分で出発ですよ!急ぎましょう!」
人数分のチケットを手に入れ・・・
「K田さん早く~!あと3分!」
そして無事に10:05のトロリーバスに乗り込む事ができました!
到着してから展望台まで220段の階段を上るのは相変わらずしんどいですね。
「つがいけでタイムが悪かったら、これを言い訳にしよう!」とK田様。
「いやいや、220段ぐらいじゃ無理でしょ!」
でも1段1段、丁寧に上ったら本当にしんどかったです(笑)
ダムの上は気温18℃で、風もあるから若干肌寒い感じで・・・
K田様が寒い寒いと嘆いていました。
この日は6月25日(土)・・・観光放水は6月26日(日)からだそうです。
なんてタイミングの悪い!
初『黒部ダム』のお二人に、放水している時の迫力を楽しんでもらえなくて残念です。
それにしてもさすがはアルペンルート!
今年は雪が少ないと言われながらもこの景色!
登りたい衝動に駆られます。
しかし携帯のカメラと一眼レフでは、全く写真のクオリティが違うので、見たら判るとは思いますが、ミワさんの撮影した写真も織り交ぜつつ掲載致します。
同じ写真でもこんなに違うという・・・(笑)
更に・・・
この写真と・・・
この写真も同じ方向を撮影したものですが・・・
僕の写真はちょっと青味がきつ過ぎる感じかな。
いや・・・写真って面白いですね!
今回は向こうに見える吊り橋くらいまでは歩いてみようかな?
いつも帰りのバスを気にしちゃうもので、たまにはノンビリするのもありかな~って。
本当は黒部湖駅からケーブルカーに乗ってその先のロープウェイにも乗って、あの山の更に向こうまで行きたいのですが・・・
そのうち時間を忘れて、立山アルペンルートを満喫してみたいものです。
2年前は写真を買わなかったので、今回はちゃんと買わせて頂きました。
文教スタジオさんには旅行会社時代にもお世話になっていますので・・・
自分たちのカメラでも何枚か撮影してもらった上に、記念写真も作って下さるので、1枚1200円が高いか安いかと問われますと・・・
僕は安いと思います。
旅行に行った際にお土産を買わなくなったり、写真屋さんで写真を買わない人が増えた近年・・・
地方の観光地の活性化の為の寄付だと思って、500円でも1000円でもいいから、決してケチらずにお金を落としてやって下さい!
地方の文化や産業、観光地を守る若い人を増やす為には、一人一人の協力と思い出を作ろうという気持ちが必要なんです!
そうしないとどんどん過疎化して廃れてしまいます。
逆に皆さんが協力してさえくれれば、地方も観光地も・・・もっと発展するのです。
そんな事を考えると、早く旅行業界に復帰したい!という気持ちが増してきます。
こういう侵食谷を見ると、ついカモシカとか歩いていないか目を凝らしてしまいます。
残念ながらカモシカや雷鳥の類は目視できませんでした。
しかし水門近くには、徐々にダムを大きく作っていったのであろう遺構が所々に見受けられて、何だか天空の城ラピュタの世界にいるような気分になります。
こんな感じの建造物とか・・・
真剣に探索してみたら丸々1日は遊べそうです!
結構肌寒いですけど、これでも標高1500m無いんですよ。(展望台は標高1508m)
翌日上る栂池のゴール地点は標高1825mなので、もっと寒いかも・・・(個人的には寒い方がありがたい)
そしてレストハウスでお土産を買ったついでに、またしてもダムカードをゲット!
同じダムのダムカードを何枚も持っていたって仕方がないんだけど・・・って思ってよく見たら・・・
「えっ?バージョン3.0?しかも最近更新したばかり?」
実際に帰ってから2年前にもらったカードを見たらバージョン1.0でした。
上のカードが2年前の夏にもらったものです!
同じダムでも色々なバージョンがあるなんて事実が判明すると、世の『ダムダム団』の方々はコンプリートが益々困難になって大変なんじゃないかと、余計な心配をしてしまうものです。
そして我々は黒部湖駅の方へと移動の為、ダムの上を歩いて行く。
翌日がレースとは思えないくらい緊張感が無いです。(笑)
それにしても遠いなぁ~。
帰りのバスの時間を気にしてしまうじゃないか!(笑)
ダムの反対側へようやく到着しました!
山をくり抜いたトンネルの中に黒部湖駅があって・・・
ケーブルカーも完全にトンネル内なので、六甲山や摩耶山のケーブルカーのように、外の景色や傾斜角を楽しんで乗る感じではなさそうです。
右がダムから入ってきた通路で、左の通路の向こうにはトイレがあります。
後ろを振り向くと『ロッジくろよん』方面へ向かう通路があり、ここから遊歩道へ出られます。
遊歩道側へトンネルを抜けました。
雪解け水の流れ込みが涼しさをより演出してくれます。
緑豊かな遊歩道です。
でも・・・例えば『ジュラシックパーク3』を観た後とかに、この道を歩くのはちょっと恐いですね。
静けさの中にこだまする足音が・・・
向こうからプテラノドンが迫ってきそうな雰囲気を醸し出します。
トンネルを抜けたらヴェロキラプトルに囲まれて・・・
そんなアホな妄想をしながら歩いてみると楽しいですよ!
かなり歩いてきました。
そろそろ『カンパ谷の吊り橋』へ到着しそうです。
と思ったらガルベを発見!
こんなところに乗り場があったんですね~。
そして吊り橋に着きました!
この先へと進めばブナの原生林や、『巨木クロベ』という樹齢1000年とも云われる霊木を見に行けるらしいのですが・・・
さすがにそこまでノンビリとはしていられません。
純粋にアルペンルートを満喫しに来た際には・・・改めてこの向こうへ行ってみたい!
あと後日当店に、冬の凍った黒部湖を歩いた事があるって方が、お客様としてご来店下さり、色々と山の話で盛り上がった結果・・・
僕は『水平歩道』と『日電歩道』の存在を知りました。
黒部のトロッコ列車の欅平駅から黒部ダムまで、約30kmを歩くルートらしいのですが・・・
道幅70~100cmで手すりもガードレールも無い!
ワイヤーを頼りに黒部渓谷の断崖絶壁沿いを歩く道・・・
調べてみてワクワクしてしまいました!
誰か一緒に歩きに行きませんか?
留美さんたちには「それで店長が帰らぬ人になったら、お店はどうするんですか?」と聞かれたので・・・
「商工会の生命共済にはちゃんと入っているから心配するな!」と伝えておきました。
そこまで大きくない橋ですが・・・
このワイヤーの数からも、自然の険しさが想像できます。
やっぱり山は最高ですね!
ふと見たら・・・
これはガルベの燃料ですかね?
そしてまた仲良く手をつないで・・・はいないが、トロリーバス乗り場へと戻るのでした。
お昼ご飯が混雑する可能性を考えたら、理想は11:05分のバスに乗りたかったが・・・
まあ何とかなるでしょ!
当然先頭車両の一番前に座りたいが為に、先頭で並んで待っています。(笑)
それでは扇沢駅へ戻ります!
先頭車両・・・
遠足帰りの小学生みたいに観光を楽しんでいます。
ここからは再び僕の運転で美麻村を目指す!
大町温泉郷までの道中、「え~っ!こんなに山の上まで走ってたんだ?」とミワさん。
「そりゃ寝ていたら判らないでしょ。」
「だって眠かってんから、しゃあないやんか!」
などと文句を言いつつも、景色の綺麗さに大はしゃぎのミワさんでした。
美麻村へ入ったところでミワさんが『美麻珈琲』の看板を発見!
三田の神鉄横山駅前にあるカフェ『サント・アン』で、ここのコーヒーを飲んだ事があります。
『サント・アン』のPOPには長野県大野市・・・と紹介されていたのを、「余計なお世話なんですけど・・・これって大野ではなく、大町の間違いではないかと思うんです・・・。」と、指摘したばかりなので、今回時間があったら寄りたいとは思っていたのですが、お腹が空き過ぎて本能的にスルーしてしまいました。
またいずれ改めて・・・
そして久々の『山品』です!
道場六三郎さんの行きつけの蕎麦屋さんです。
当然『盛りそば』以外にも、『そば粉の薄焼き』や『そばがき』も満喫!
わさびは苦手だというK田様も、お蕎麦は大好物らしくて、すごく満足して下さいました。
ちなみに・・・
「K田さん!お寿司もサビ抜きですか?」
「そりゃ勿論!わさびなんて無くても楽しめますよ!」
「なるほど・・・そうなると、ど根性ガエルの梅さんが握る寿司などは、到底理解し難い訳ですね。」
「ええ、そういう事になりますねぇ~。」
という、どうでもいいような会話を交わしながら、白馬へ向かうのでした。
それではまた次回・・・
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