10月11日(土)
この日は僕とH川様の2人だけ。
最近魔界とか壁とか、悪魔的な激坂って単語が・・・ちらほらとブログの文面に登場するもので・・・
「参加率が低いな~っ!」(笑)
一応うちの走行会はお客様の希望を優先でルートを決めているので、実際のところそんなに構えなくたっていいんですよねぇ~。
あと・・・そういうのに参加したくても出来ないでいる人とか・・・
初めてだと緊張しちゃうような人でも、すぐに馴染めるのがうちの強みなんですけどね!
うちのメンバーさんは気さくで面倒見の良い方が多いので、実際にポタリングでもロード初心者の方を皆でサポートし、サイクリング教室までしていたりするので・・・
かなり広き門ってスタンスでやってます。
坂道が嫌いで・・・っていう人が多い事も承知です。
僕も毎回上るその瞬間までは気が重いものです。
いつもその日のメンバーとどう上ろうか?それぞれの調子はどうかな~?とか・・・
そんな事を考えながらも、楽しく上れるように思考を切り替えて、上り口に着く頃には上る頭に仕上げて望んでいます。
ある程度のレベルで走れるような人は自分のペースでガンガン走ればいいのかも知れませんが、上りが苦手って方はとにかく楽しく上るって所に真髄があります。
共に「しんどいな~!きついな~!」って言いながらも、みんなで上ったら何とかなるもので、しんどいながらも意外に楽しく感じたりするものなんです。
やってみないことには解らないし、やれば必ず実感できるのです。
この日もH川様に希望を確認してみたところ・・・
「昨日飲み過ぎたみたいで・・・調子はあまり良くないですが、久々にハーブ園の坂を上ってみませんか?」とリクエスト。
上りの苦手なH川様の口から、布引の上りに行きたいなんて言われたら、その日はどんなに坂道を走りたくない日であっても・・・
「はい!喜んで~!」ってなっちゃいますよね?
H川様の考えでは先日のピナ祭で走った須磨の壁で、初めて20%超の登坂を走った事により、自身の感覚がどう変わったかを試してみたかったんでしょう。
そういえばI藤様もその後再び、一人で魔界に挑んで・・・改めて布引に上ったら「もう全然楽勝でしたよ!」との事でした。
そういう意味ではちょっと麻痺に似た感覚っていうのは、本当にあるのかも知れません。
この日僕は本当に調子が悪かったので、トンプソン・パイロットRCがコンパクトドライブで本当に助かりました。
というより、今までここの坂道を走っていて、これから本格的にきつくなるって区間で、K様やA部君、T口君が更に加速していったあの時の光景が信じられなかったのですが・・・
「なるほどなぁ~。確かにここまでの激坂だと便利でええわぁ~!」って思えるのでした。
しかし僕はコンパクトドライブは買いません!
便利な道具には負けたくない!
「でもホンマに便利やなぁ~。」
確かに34T×25Tのギアを勢いよく回していけば、38T×21Tで止まりそうになりながら上るよりは数段楽に速く上れます。
「今度これでタイムを計り直してみようかな・・・?」
なんていうか・・・何台も自転車を持つなら・・・1台くらいコンパクト・・・あってもいいかも(笑)
とりあえず調子が悪いながらも十分に余力を残して上れました。
H川様は途中で1度足が着いたらしいのですが、途中までは僕からそんなに離れないでついて来ていました。
多分・・・H川様はかなりレベルアップしています。
そして紅葉の茶屋でモーニング!
実はお腹が空き過ぎて調子が悪かったという・・・
茶屋についたらアニマル達が勢ぞろいでお出迎え!
黒くないクロに・・・
ネコのクロたち・・・
「それにしてもクロ(犬の)って何かに似てるよなぁ?」
「・・・・・・・・・」
「あっ!そうや!クロ!お前・・・チューバッカにそっくりやんなぁ?」
するとH川様がバカウケで・・・
「ハハハハハ・・・そう言われて見てみたら、本当に良く似てますねぇ~。」
「っていうか、最近スターウォーズネタが満載ですよね!」
そうなるとK合様(ジェダイマスター)と天敵!?の野口さんにはジャバ・ザ・ハット役でもしてもらいますかねぇ?(笑)
それはそうとこの時、外の道を右から左へ駆け抜けていく、TREKに乗った老人がいまして・・・。
「えっ?どこから走ってきたの?」
恐らくこの辺の住民以外で・・・となると、再度ドライブウェイを走っていて、大竜寺から市ヶ原へ下ってきたのでしょう。
まあこれからは山の景色を楽しみながらサイクリングをしたくなるシーズンですので・・・
紅葉の茶屋やからハーブ園の風の丘まで上っている途中で・・・
何かいるのが判りますか?
うちのバカ猫によく似た白黒の猫が日向ぼっこしてました。
ちなみにバカ猫とは言っていますが、うちの猫は犬みたいな性格で、家に帰ったらわざわざ迎えに出てくるくらい寂しん坊の甘えん坊で、結構・・・可愛い猫なんですけどね。
とりあえず下山してからはブラブラと神仙寺通~青谷町と抜けて、摩耶ケーブル駅前まで上り・・・
そこから高尾通と箕岡通の間を東へ走り、美野丘小学校横を抜け、灘丸山公園を左目に上れば長峰中学校の上に(ユニオン教会付近)へ出てきます。
いつもの逆回りって感じですね。
長峰中学校の南側の三叉路から大阪湾方面を望む。
「いつもこんな坂道を上っているんですねぇ?いやぁ~この坂道(を上るなんて)どう考えても頭がおかしいですよねぇ?」とH川様。
「まあ・・・頭がおかしいかも知れませんね!」(笑)
地元の中学生達も、ここを自転車で上っている人を不思議な表情で見てきます(笑)
実際のところ長峰台の登坂は最大で20%超えてますからね~。
そこからHAT神戸へ帰ってきた僕とH川様は、海側のハーバーウォークを目指す。
といいますのも、10月7日に当ブログにコメントの書き込みがございまして・・・
どうやらハーバーウォークに『自転車徐行』の張り紙がされているので、自転車でマナーの悪い走りをしないで欲しいという旨の内容でした。
まあ当店の走行会でも過去に何度か走っていますし、歩行者が少なければスプリントの練習として走った事もあるので、まあ言うなれば当店の走行会で走る事自体も非難の対象になる訳なんですよねぇ。
もちろん僕らが走る時は、基本的に歩行者に注意し、その他の自転車やジョギング、釣りをしている人たちにも気を配り、邪魔にならない状況でしか走っておりませんが、徐行しろって話になると、そもそもの走行自体が時速20km未満(概ねの目安)に制限される訳ですわ。
確かにマナーの悪いサイクリストも中にはいるかも知れません。
でも僕の知る限りでは、国道2号線や県立美術館前の道路を走っている連中よりも、ハーバーウォークを走っているサイクリストの方が、ちゃんと挨拶もしてくれるし・・・楽しく走っている感じがあって好きなんですよね。
要するに気分的にゆとりを持って走れる場所ってサイクリストにも必要って事なんですよ。
これは東側の一番最初に確認できた張り紙・・・
そうです、ただの張り紙です。
自転車で普通に走っていたら・・・気付かずに走り過ぎてしまいますよね。
この先を右に曲がったところにも・・・
こんな感じで街灯3本置きくらいの間隔で張り紙が続き・・・
これは決して「ランニングのお姉さまが素敵だなぁ・・・」とかっていう絵ではなく・・・
県立美術館より西側に行くと張り紙の向きが変わっているので、ここら辺から西側のエリアは東向きに走らないと張り紙が確認できないのです。
しかし県立美術館を中心に、そこへ向かう場合でしか張り紙を確認できない・・・そこに僕は些か引っ掛かりを感じてならない。
「まさかとは思うけど、当店の走行会を意識したレイアウトじゃないのか?」ってね。
そうなると個人的に当店に恨みを持っているか、ここを飛ばして走る人が全て当店の関係者だと決め付けている人の仕業なのではないだろうか?
そんな疑いすら覚えてしまう。
くどいようですけど、走行会でここを走る事はたまにしかありませんし、うちのメンバーさんで他の人に迷惑が掛かるような走り方をする人は皆無なので、少なくとも前者の理由は無いだろうな~。
とりあえずこの張り紙・・・全部で12箇所確認いたしましたが・・・
この件について、僕は異議があります。
①自転車に限定している事が不自然。個人的に自転車に恨みがあるものに思えてならない。
②まずもって市や県、港湾管理局(みなと総局)の印が入っていない無許可の張り紙であるという事。
③張り紙の間隔が西へ行くほど広く、準備枚数不足が露呈している。(やっつけ仕事感満載)
やるなら徹底してやればいい!しかしマナー違反の矛先を自転車に限定するのはフェアじゃない。
ハーバーウォークでよく目にする問題を挙げれば・・・
①バイク進入禁止なのに釣り人やストリートミュージシャン等が、スクーターを乗り入れている。
②釣り客が多く、一組で無数のロッドを並べているケースもあり、自転車やランナーの障害になる。
③釣りも浮き釣りやサビキならともかく、投げ釣りをする場合に周りを見ていない人がいる。
④サッカー少年のアップやダウンで走っている姿をよく見るが、隊列になっておらず広がり過ぎ。
⑤ランニングクラブで大所帯で走っているグループの中には、横一列で走っているケースもある。
⑥ボール遊びをしているグループもあって、どこにボールが飛ぶかわからないので恐い。
⑦スケボーやBMXでトリッキーな走りを楽しむグループがよく来る。
⑧そもそもランニングや自転車の人が音楽を聴きながら走るのって大問題じゃないのか?
今パッと思いつくだけでもこれだけあるので、これに一般歩行者が周りを注意しないで歩き回っていたら、そりゃ事故も起きるだろうって話ですわ。
実際にボール遊びをしていてボールを海に落とし、大潮の満潮時に海に飛び込んで死んだ子もいますし、音楽を聴きながら走っている人なんて、後ろから自転車で抜こうものなら、どんな動きをするかの予測もできないので恐いですよ。
スケボー等に関しては先日、オーストラリアやニュージーランドから、わざわざ滑りに来ている外国人グループと話をする機会があって、彼らによるとYouTubeのアディダスの公式動画で、HAT神戸や東遊園地などで滑っている様子が世界に発信されているから、だからここは有名なんだよ!って話らしく、それってメチャクチャ迷惑な事じゃないですか?
階段の手すりはガリガリに削れて、ジャンプトリックをする斜面は御影石のブロックですよ?
それらを傷つけた損害ってアディダスがちゃんと払うんですか?
それ以上にスケボー等禁止の地区でそんなデモ画像を作ったが為に、そこを憩いの場にしている人や、付近で生活している人々を危険にさらしている自覚をアディダスはしているのでしょうか?
相変わらずHAT神戸周辺エリアは歩道をバイクで走るのが当たり前みたいな光景をよく目にしますし、国道2号線の混雑時などは、マクドナルドやすき家の駐車場から2号線に合流できない車が歩道を猛スピードで駆け抜けて抜け道へ入っていきます。
以上のように正しく修正しなければならないモラルが多数ある中で、わざわざ自転車だけをターゲットにした今回の張り紙について、やはり僕は納得ができないでいます。
まあ既に市や港湾管理局に事実確認は取れて、無許可の張り紙である事は判明しました。
つまりただの器物破損ってやつです。
勿論ハーバーウォークの安全を願っての行為だと思うので、そこについては賛成ですが、何事もバランスと筋道ってものがあるので、どうせならきっちりとした注意書にして頂きたいものです。
そして当店の走行会及びポタリングに参加するメンバーをはじめ、HAT神戸周辺をよく走られるサイクリストの皆様!
是非自転車だけが槍玉に挙げられないよう、周りへの配慮を忘れない走行を意識して下さい!
よろしくお願い申し上げます。
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