ジェダイマスターのK合様が試乗ばかりしている間に、他のメンバーでテーブルを外に出してカセットコンロを2台設置。
鍋とフライパンも準備・・・
そもそもこのパスタ教室は10月5日にK合様が来るにあたって、当初K合様がクレームブリュレを作って来てくれるってところから、全てが始まったのであります。
その話を走行会やポタリングの時にすると、みんなも「食べたい!」って話になり、集計したら20人くらいになった訳ですよ!
そうなると更に希望者が増える事と、僕みたいに2つ食べたいっていう人が現れる可能性も踏まえると、少なくとも30個は作って来てもらわないと足りないかも・・・
それをK合様に伝えた訳ですよ。
すると・・・
「そんな数作れませんよ!それだったらパスタでも作らせてもらった方がありがたいです。」って返された訳なんですね。
なので急遽メンバーさんへパスタへ変更になったのでよろしくお願いします!って連絡を回した訳ですよ!
そして食材などの準備はK合様がする代わりに、僕や他のメンバーさんでカセットコンロや鍋等を、用意するって話の流れで前日まで来ていたのです。
ところが開催の半月前になって、「やっぱりパスタは無理なので3時のおやつで勘弁して下さい!」ってフェイスブックにシェアしているリンクに書き込んだんです!
もちろん一般公開コメントです。
そうなるとさすがに「いやいや!ちょっと待てよ!」って話になるじゃないですか?
そんなところでできませんアピールをされたら、何だか本当に僕が一方的にいじめてるみたいでしょ?(笑)
まあ僕も半ば意地で突っぱねてましたけど。
でも参加人数の話を聞いて、「そこまで期待されてるなら今更引けないな~。」って反応を示して、やっぱりパスタやります!って言ったのもK合様。
なのに3日前に「やっぱりおやつじゃダメですか?」って連絡があったり・・・
止めは10月4日から5日に日にちが変わった、夜中の0:35付けで・・・
「お疲れ様です。明日は9時半くらいに向こうに着く予定です。明日の準備なんですけど、るみさんに言った通りパスタと粉チーズ、皿、フォークの用意はお願いします。麺は理想は生のタリアテッレですけど無理ならスパゲッティーニかリングイーネピッコレで、あと追加でオリーブオイルと塩、トングお願いします。」ってフェイスブックのメールが入っていたんですね。
これについては実際に僕がパソコンを開いて確認したのは、5日の当日ですよ?(汗)
確かに4日の夕方の忙しい時間に、K合様からお店に電話があったらしいんです。
留美さんがパスタと粉チーズ、皿とフォークを用意するように頼まれた件は聞きましたが、土曜日の混み合っている時間に、留美さんが接客を中断してまで取った電話で一方的に要望を伝え、しかもパスタは生麺を希望!その上最後の捨て台詞は「今回のは高くつきますよ!」ときたもんだ!
「なぁ~にぃ~っ!おのれピナ吉、調子に乗りおってぇ~!」
その時僕だけでなく、お店にいたK合様を知るお客様など全員が激怒!
「よし解った!何が高くつくのか明日じっくり聞いてやろうやんけ~!」ってみんなして拳をプルプルと震わせていた訳ですよ(笑)
そうでなくても僕は、他にイライラしてならない大きな問題を抱えていたのですが・・・
その問題を解決する為の資料作りが0:00近くまでかかって、そこから店を閉めて食材を探しにいったんですね。
そもそも店を早く閉めたところで21:00っすよ?
どこで生パスタなんて手に入れるの?って話なんですよ(怒)
まして夜中に開いているスーパーとなると限られてきますからねぇ~。
「あ~っ!もうっ!そんなもんどこにあんねん?乾麺しかあらへんわ!」って、買い物を終えて帰宅したのが1:50で・・・
そこからカセットコンロが実家にある事を思い出し、取りに行って帰ったら2:45!
走行会を走って疲れた身体で、お昼ご飯も食べる時間がないくらい日中の業務が忙しかったのに、結局晩ご飯も食べないまま・・・寝たのが3:00過ぎ。
それでも6:00前には起きて準備し、8:20過ぎにはお店に出勤してミーティングまでしていた訳ですよ。
それなのに「パスタ用のソースを作るのだって大変だったんですよ!」って・・・
それは解るけど口にしたらあかんやろ!って僕が言ったら「パスタだって僕が買うなんて約束してませんよ!」って・・・
いやいや、そういう流れになっていたやん!
それに無理なら無理で、もっと早い段階で相談してくれたら、僕も協力するし・・・他のメンバーさんもきっと助けてくれたやん!
岩塩はたまたま僕のがお店にあったのでいいとして、トングが無いとか、オリーブオイルが・・・と騒ぎたて、慌ててY崎様3号やH川様が買いに行ってくれて・・・
まあK合様の傍若無人っぷりについては、「食材にこだわるなら、てめぇで全部用意してこいよ!」と皆さんイライラしつつも、そこまで偉そうに言うなら・・・さぞうまいもんを作ってくれるんだろうな?って期待もあって、全員(悪意のこもった)笑顔でバレーナ・ピナイッティ氏(K合様)を見守る。
その時の絵がこれ・・・
「おいおい料理人!ポケットに手ぇ突っ込んで調理たぁ、随分態度が悪いじゃねぇか!」と思いつつも・・・皆さん静かに見守っています。
初参加のN野様は先に帰られていましたが、ちょっとジェダイマスターに昇格したくらいで態度がでかくなったピナイッティの姿を見られなくて幸いでした(笑)
湯を沸かす際も、これでもかってくらい岩塩をドバドバ入れていて・・・
「おいおい!俺のアルペンザルツを・・・」
「パスタを茹でる際の塩って・・・そんなに必要なの?」
「なんかようわからんけど、プロがやるんやから黙って見とこう。」
「私ん家の岩塩持って来なくて良かった・・・ホッ。」
「業販の材料と勘違いしてますねぇ。」
「料理人恐ぇ~!プロ恐ぇ~!」
この日は意識してか、いつもの口をモグモグさせるアルパカ体操をなかなかしてくれないK合様でしたが、茹でたパスタをつまみ食いする仕草が(小動物みたいで可愛い)面白くてY崎様2号が笑っています。
K合様・・・普通にしてたら男前なんですけどね(笑)
皆さんに悪態をつかれつつも、唯一仕込みをしてきたボロネーゼソースを絡めて、いい匂いがしてきた途端これですわ・・・
そうです。
いつもの腹ペコキャラ留美さんがジッとフライパンを見つめています。
「さすが留美さん!匂いに敏感ですなぁ~!」
「だってお腹が空いてもう死にそうなんですよ。」
「ピナイッティ急いで盛り付けろ~!」
「じゃあ仕上げるんで、店長!パルメザンチーズ下さい!」
「貴方の右手にございますよ!」
「あっ!じゃあ次、誰かお皿を並べて下さい!」
「は~い!もう並べてま~す!」
「全く注文が多いシェフやなぁ~!」
「だいたいグラサンを胸に挿してるわ、帽子もかぶってないわで、それでもシェフが務まるんかぁ~!」と野口さんも突っ込みを入れる。
そういえば本来この日は、お互いこよなく『世界のラファ』を愛する者同士という事もあって、K合様は最初野口さんに会うのを楽しみにしていたんですね。
ところがK合様のFP1を見るや、開口一番野口さんが・・・
「それはピナレロのロゴが入っただけの・・・」といきなりヘビー級ボクサー並みのストレートを打ち込んできた訳です。
いきなり職員室で先生に怒られている生徒のような哀愁を漂わせていたK合様・・・
「野口さんと仲良くしないの?」
「・・・・・・・・・・・・・・無理です。」
とまあ、そんな因縁があった訳なんですね。
一応僕もメンバーの皆さんも、K合様のキャラクターを理解した上で言いたい事を言っているので、そこには愛があります。
しかしK合様と野口さんは、ある意味似た者同士って事もあるからなのか、いきなり犬猿の仲になりつつあって・・・
ところがピナイッティ流ボローニャスパゲティが、美味しかった事もあってなのか・・・
気がついたら野口さんが、黙ってK合様のFP1を整備し始めて、ホイールのオーバーホールと振れ取りまでしてくれて。
それに乗ったK合様が「おお~っ!すごい!僕のピナレロが甦った~!」と大喜びで・・・
調理を放っぽり出して、また走り回り始めたのであります。
「ピナイさ~ん!早く追加を作ってよね!」
「腹減った~!パスタの追加まだ~?」
僕も好きな味でしたし、茹で加減も良かったので・・・そこは認めざるを得ない感じでしたが・・・。
「僕はボロネーゼソースに茹で汁を混ぜて薄めるのは許せません!」とはご意見番のY崎様3号。
Y崎様3号は濃い目の味付けが好きなんです。
次回はメンバーさんの好みに合わせて・・・とまで言ったらさすがにやり過ぎなので、僕は今回ので十分満足でしたよ!
ただ・・・
鍋の水を追加する時は一度声を掛けて頂きたかった!
まさかピットの洗い場で水を足すなんて・・・
「ピナイさん・・・その水、トイレと同じ水なんですけど・・・。」と言いかけましたが、僕は黙りました。
せっかく皆が美味しい美味しいと盛り上がってきたところで、水を差せないって思った訳ですよ。
しかしいつまでも黙っておく訳にもいかないので・・・もうここでばらしてもいいですよね?(笑)
もちろんトイレと同じ水と言っても、トイレを経由している訳ではなく、水の出所が同じってだけで、上水道には変わりありません。
ただどうせなら水にもこだわって欲しかったなぁ・・・
そこだけが唯一残念でなりませんでした。
神戸市の水道水がまだ近隣の都市より美味しくて、本当に良かったですね。
ところで最後のお口直しに・・・
Y崎様3号が作ったチーズタルトと、A部様が作ってくれたザッハトルテをカットして皆さんに振舞いました。
やっぱり手作りって言うのがまた・・・嬉しいですよねぇ~!
Y崎様2号がマイコーヒーメーカーを持ってきてくれていたので、そのコーヒーと併せて楽しませていただきました!
まあこの日は「いったい自転車屋で何のパーティーをしてんねん?」って目線で、道行く多くの人々に見られてしまいましたが・・・
「食べたい人はみんな寄っといで!」って感じで、結構オープンな雰囲気で楽しめましたねぇ。
たまにはこういうのもありでしょう?
そして恒例の・・・
「店長!ピナレロの修理代なんですけど・・・レジェンド割ってサービスはありませんか?」
「はぁ?何て?調理後の片付けもしない奴が、レジェンド・・・何て~?」
「あ・・・あの・・・レジェンド割です・・・。」
「ほぉ~!それは確かに~高くつくじゃありませんか。」
「あっ。・・・その件は別にそんなつもりでは・・・。」
「まあ普通に計算したら工賃1万円以上の仕事を、野口さんはしてくれているよね。」
「ははぁ~!そこを何とか・・・。」
「う~ん・・・。まあ野口さんがいくらにしといて下さいとも言ってなかったから・・・いいよ!今回はノーマネーで!」
「えっ!マジッすか?だから僕ラルプデュエズが好きなんですよ!」
「調子ええなぁ~!ムカつくからやっぱり請求していいか?」
「いや待って下さいよ~!」
「じゃあ今回のイベントであった事について、一切言い訳をしない事!それを破ったら請求書を送るって条件でいいかな?」(笑)
「ありがとうございます!」
一応K合様の名誉の為に追記しますと、注文してくれていたオリジナルホイールと、タイヤの代金及び、修理の際の工賃はサービスしましたが、必要な部品代に関しては、ちゃんとお支払いしてくれましたので・・・
どうか西宮にいるK合様の自転車仲間及び先輩方・・・
今回のK合様のやらかしてくれた件に関しては、是非とも寛大な処置をお願い致します。
そして名古屋のイタリアンレストランの先輩・上司の皆様・・・
ピナイッティ氏を基本から叩き直して差し上げて下さい!
こんなK合様ですが、是非一流のシェフに育ててあげて頂けますと幸いです!よろしくお願い申し上げます。
まあ今回も色々とバタバタしちゃいましたけど、本当に楽しい1日を過ごす事ができて良かったです!
ご協力くださいましたメンバーの皆さんに感謝!!
そして3年目に突入しました『自転車好房ラルプデュエズ』を、これからも温かい目で応援して下さい!
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