3月26日(土)~27日(日)
試乗会実施致しますが、株式会社ホダカさんのご提案で、26日(土)の13:00~13:30の予定でミニサイクリングツアーを開催する事になりました。
http://khodaa-bloom.com/news/event/6251/
上記URLをご参照下さい!
一応30分程度の予定にはなっていますが、初心者の参加も多くなるかも知れませんので、基本的には60分くらいはかかる見込みで僕は段取りをしています。
そして本日コーダーブルームの試乗車が、新たに5台追加で到着致しました!
お昼以降、既に組みあがった車両については、センター出しや変速の調整直し、ボルト類の締め付けトルクのチェック等を一通り行ない、新車については箱から出して1から組み直し。
タケやんも頑張ってくれました!
既に組みあがって運び込まれた車体の場合・・・
まずフロントディレーラーのセッティングがきっちり出ていない車体が多いです。
先日のサイクルモードでも、大半の車体が徹夜で慌てて組みあげたんじゃないのか?っていうくらい大味な仕上がりで、初心者が無神経にガチャガチャと変速したら、簡単にチェーンが脱落するんじゃないのか?って思える物が多かったです。
リアディレーラーのワイヤーテンションがカリカリに引っ張り過ぎていたり・・・
試乗車って、乗って頂く大半のお客様にとって、インスピレーションを刺激する必要性があると思うんです。
「あっ!求めていた自転車はこれだ!」っていう直感的な出会い。
フィーリングという表現でも結構です。
なんとなく良いって感じる事も動機には十分でしょう。
そういうプラスの方向に感じてもらえるかどうかは、限りなくパーフェクトに操作ができる車体でないと成しえない訳で・・・
せっかく良いフレームであっても、変速の入りが悪かったら、それだけで印象が悪くなりますよね?
僕も以前試乗車のセッティングを、業界での経験が長いというスタッフに任せきりにしていたら、お客様の反応が今ひとつだった事があり、「なぜこんなにワクワクする自転車の良さが、このお客様には理解できないのだろう?」って疑問に思って、自分がその試乗車に乗ってみたらワイヤーのテンションも合っていないし、前回別のショップで試乗された際に落車等でリアディレーラーをヒットしていたんでしょう、ディレーラーハンガーが内側に入ったままの状態で放ったらかしだったんです。
そういう細かなところを見つけて直せないで、そもそも安全な整備なんてできるものでもないので、その時の大失敗を教訓にそれ以来、試乗車には時間の許す限りは僕が実際に乗って操作し、フィーリングを確かめてから店頭に並べるように心掛けています。
正直僕の乗りやすいセッティングで組んでしまうと、やや前傾気味のレーシーな乗り味(その方がダンシングがしやすくなる)に仕上がってしまいますが、実際に買って頂いたお客様には、その方の希望するセッティングに組み上げるので、試乗車で「この自転車は良いですね!」って思って下さったお客様には、実際に購入した車体を更に乗って感動できるものに仕上げるようにしています。
これはフロントブレーキのアウターワイヤーケーブルがシフトアウターケーブルと干渉していたので、取り回しを直そうとブレーキキャリパー(本体)を外して直している際、何やら違和感を感じて見たら、シフトのアウターケーブルが写真のようにクロスして組まれていたのです。
ワイヤーの取り回しも組み付けたメカニックのセンスを問われる場所なので、もう少し神経を使って組んで欲しかったですね。
これについては操作には支障が無いレベルだったので、とりあえずこのままにしていますが・・・
それはそうと・・・
ファーナ700のカーボン製フロントフォークって・・・
昨年までのモデルはアルミコラムだったのに、今年のモデルからフルカーボンになったんですね!
道理で車体が軽くなっている訳だ!
コーダーブルーム・・・コストをケチらずに頑張っています。
ちなみにカーボンコラムにステム固定の際に、締め付けによりかかる圧力で割れないように差し込んでいるアンカーナットですが・・・
結構緩んでいました(汗)
これはトルクをかけ過ぎず緩過ぎずの加減が難しい部品ではございますが、トップキャップと一緒に回るようだと緩過ぎます。
走行中にヘッドが緩んでガタついたら、ブレーキもまともにかけられなくなって危ないですよね?
そういうのも全部チェックしています。
それはそうと・・・
これ酷くないですか?
最近のシマノのシフト(変速)インナーワイヤーです。
ついこの間まではワイヤーの上から摩擦係数を小さくする為の細かい繊維を巻きつけたインナーワイヤーを「これがスムーズな変速を実現させるキモなんですよ!」って豪語していたはずなのに、いつからこのコーティングワイヤーにすり替えやがったんだ?
相変わらずやる事がセコイな。
STIレバーの中でインナーワイヤーの頭が飛んで変速できなくなるトラブルが、意外にも多かったことが伺えますね。
なぜリコールがかかったと言わないのだろう?
ST-9001の時のように、まるで何も無かったかのように・・・
こんなコーティングワイヤーにマイナーチェンジしやがった!
まあこれで・・・今後しょうもないトラブルが減ってくれるのならありがたいですね!
とりあえず店内がやばい事になっています。
閉店時に撮影しましたが、コーダーブルームの9台の試乗車でスペースが・・・
これで更にエヴァディオの試乗車が予定では10台くらい加わるので・・・
出し入れの作業が大変な事になりそうです(笑)
ミニサイクリングツアーではエヴァディオの試乗車でも走って頂けますので、どうぞ皆さんご参加下さい!
ただし参加希望の方は上記にあるURLよりコーダーブルームHPにある規約をお読みの上、同意書をご記入頂きますようよろしくお願い致します。
万が一落車等で破損した場合は、お客様のご負担になりますので、くれぐれも無茶なライディングはなさらないで下さい!
実は4月の第一週に予定しているトンプソンの試乗会で、当店が借りる予定の新型の試乗車が1台、別の開場でお客様の落車で真っ二つに折れたそうで・・・
幸いお客様にはお怪我が無かったそうなので良かったのですが・・・
僕も乗りたくて楽しみにしていた『カペラ』のSサイズだったので、個人的には非常にショック!
事故や怪我の無いようにというのが第一ではございますが、メーカーの財産でもある試乗車なので、操作に自信の無い初心者の方は、最初にレッスンを受けてから試乗をするようにして下さいね!
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