完組みホイールにするか手組みにするかで迷ったそうですが、手組みで・・・
とりあえずここまでやったら、もうこれ以上は望む必要がない!って思えるくらいのホイールを作って欲しいというお客様の要望にお答えしまして・・・
究極のハブセットを仕入れました。
残念ながら『ゴキソ』ではなく、DT-SWISSのですが・・・
みかんみたいな梱包で届きました(笑)
これでもセットで約18万円(税込)するんですけど・・・まるでみかんのようでオーラが・・・。
使ってみたいけど価格が高過ぎて手が出ないっていう方は多いと思います。
僕もこれで組み立てるの緊張しました(笑)
DT-SWISSのハブはフランジに角度が付いているので、スポークの頭を曲げる作業は慎重に。
それにしてもSAPIMの『CX-SUPER』は、さすがに1本972円するスポークだけあって、硬いです!
頭を均等に曲げる作業だけで親指が変色してヒリヒリです!
当初は前輪をイタリアンの4本組みで、後輪をイタリアンの4×6組みにしようと思っていたのですが、CX-SUPERに300mmを超える長さのスポークのラインナップ(在庫)が無かった事と、トライスポーツさん曰く、「ENVEのリムは前輪と、後輪の反フリー側はラジアルで組むのが推奨になっています。」との話を信じて、その通り組む事にしました。
そうです、使用リムはENVEのROAD-25(クラシック)。
リム単体の重量は250gという超軽量リムです。
新型のスマートENVE(SES)は価格も高くなっていますし、何よりワイドリムなので、細いタイヤを希望されているお客様には、クラシックの方がニーズに合っているといった結論です。
しかし究極に軽量なヒルクライム専用のホイールを作るって話だったのですが・・・
意外とハブが重くてビックリでした(汗)
前輪410g?
後輪500g?
マジか?
前後セットで910g?
それなら究極と言っても過言ではないが・・・
合わせて計り直したら990g?
はぁ???????
もう一度最初から計り直す。
460g?
50gの違いってどういう事?
後輪は570g?
70gの誤差はやりすぎでしょ?
そしてもう一度2本まとめて計ったら・・・
980~1040gの
間で行ったり来たり・・・
計測器のクオリティに問題があるのか?(苦笑)
いずれにしても軽いことは間違いないですが・・・
後の問題は走りですね。
ハブの回転・・・そんなに滑らかに思えないので・・・
しばらく慣らしが必要なのかも。
スポークの馴染みもある程度出してはいるけど、後輪の反フリー側がラジアルって考えたら、しばらくは使いながら馴染み出しをする事を想定した方がいいのかなぁ~って。
早くお客様に使って頂き、是非感想を伺いたいものです!
尚、タイヤはTUFOの超軽量チューブラーで、スプロケはレーコンのロークロスギアを採用しています。
このホイールがお客様の本気度に応えてくれると、僕も非常に嬉しいですね!
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