この日はシンズバーガーさんなどいくつかのお店や団体が、摩耶山の掬星台に集まってBBQの
イベントをするっていうもので、僕もたまにはそういうイベントに参加してみたいという気持ちもあって、この日は自転車で掬星台を目指しました。
S藤様はどこまで本気でそう思ってらっしゃったのかは存じ上げませんが・・・
「えっ?ポーアイかどこかを走って帰って来てから、BBQは改めて(ケーブルカー)で行くんじゃないのですか?」なんておっしゃるもので・・・
「そんな回りくどいことしませんよ。タケやんには10時から出勤してもらう話になっていますけど、だからっていつまでも遊んでられないので、開催時間一番乗りで参加して、すぐに帰ってくる予定ですよ!」って返しましたら・・・
「え~っ!そんなの私無理ですよ!」等とおっしゃっていました。
しかし僕とH川様との会話の中で・・・
「H川さん!今日は再度から上るか、S藤さんの事を考慮して有馬街道か、ひよどり方面から上るか・・・どれが良いと思いますか?」
「別に再度でいいんじゃないですか?」
「えっ!H川さんそれ本気ですか?再度はS藤さんにはきつくないですか?」
「ああ、それならきっと大丈夫ですよ!彼女はY’sの走行会で1度上った事があったはずですから。」
「確かにそんな話ありましたよね?」
「なので特段、再度を上る事は問題はないでしょう!」
と言った会話が成立しておりまして・・・(苦笑)
「それでは遠慮なく再度山ドライブウェイを目指します!」と言ってスタート!
S藤様はダンシングが苦手とは言っていましたが、軽いギアをくるくる回して走るのは得意だったので、常識的な普通の上り区間は、比較的タンタンと上って来られます。
僕とH川様とで談笑しながら走る分には、問題なくついて来られていまして・・・
なんと最初のピークまで21分台で上って来られました。
「お~っ!S藤さんなかなか頑張るじゃないですか!」って感心した僕は、後半もH川様と談笑しながら走る。
しかしS藤様は下りを慎重に走るが故に、次の上りを下りの惰力を活かして、途中まで勢いで上るなんて芸当がまだ上手く出来ないようで、まもなく後方から見えなくなってしまいました。
逆に我々以外にも再度を走っている人は多く、大竜寺以降4人くらいのグループに追い抜かれました。
最初に抜いていった人は再度山を関の茶屋(五辻)まで27分弱くらいで走れそうな速さで、3人目までは30分以内で上れるであろうスピードの人で・・・
追い抜かれる時に挨拶を交わしていたのですが、4人目の人はがん無視して行きましたねぇ!
「おい、こら待ちやがれコノヤロ~!」って叫びそうになってしまいました(笑)
抜かれる前に顔を見て挨拶しているのに知らん顔って・・・
「H川さん!ひょっとして僕たちは彼から見たら、チンタラ走っているゴミクズ同然の扱いなんでしょうか?」
「ははは!いや~っ、そうかも知れませんねぇ~。」
「お~お~マジか~!別に余力を残しているから、ここから関の茶屋までの区間だったら、あんな奴余裕でぶち抜けると思うし、何だか・・・コノヤロ~!って絡みたくなっちゃいますよねぇ~。」
「はははははははは!」とH川様、大爆笑。
もうねぇ・・・僕の沸点の低さは、もはやギャグネタになってます。
そして僕もギャグとして受け取ってもらう事で、笑って水に流せると言う・・・。
H川様を初めとする、当店の走行会メンバーの大人の対応には、いつもながらフォローされています!(笑)
そして関の茶屋に到着!
僕とH川様のタイムは47分ジャスト!
今までこんなにもゆっくり走った事が無かったので、自分でもビックリするようなタイムでした。
お陰さまで全然脚も残せて・・・
この日は朝から体調も悪く、脚も引き攣り気味だったので、正直ゆっくり走っても上れるかな~って感じだったのですが、逆に程よく温まって・・・少し調子が戻ってきました。
問題はS藤様です!
恐らくS藤様が下りを上手に走れるようになったら、今回のペースには余裕でついて来れたと思うんですよ。
ところが、S藤様は最初のピークを上った時点で、僕が休憩タイムを設けると思っていたらしく・・・
その上再度公園の分岐で間違って左の道へ入ったり・・・
心が折れそうになって、「休憩は取ってくれないし、分岐でも待ってくれてないし、お陰でズタボロになったじゃないですか!」と怒りながら、54分でゴール!
まあS藤様もそういう経験をしてドンドン強くなって・・・
そのうち40分もかからなくなるんですよ。
是非頑張ってもらいたいですね!
僕「それじゃあ掬星台まで行きますか!」
H川様「そうですね!」
S藤様「ちょっと待って下さい!私はもう少し休憩したいです!」
僕「ええ、全然いいですよ~!」
などと、日頃S藤様にいじめられている僕としては、「これはいじめ返すチャンスだ!」とばかりにわざとらしく振る舞う。
ここから西六甲ドライブウェイは比較的楽な上りではありますが、S藤様がついて来れるギリギリの速度で走る。
そしてまもなく六甲山牧場ってところで僕は・・・
「一応念の為にお伝えしますが、掬星台までは休憩無しですからね!」
するとS藤様が「え~っ!」と、ものすごくオーバーにリアクションをしました。
この時点で僕はまだ、S藤様のリアクションの意味が判っていなかったのです・・・
翌日・・・タケやんから聞かされて初めて知ったのですが、どうやら先日・・・留美さん&ミワさんが初六甲に上った際に、牧場で食べたというソフトクリームが、S藤様も食べたかったみたいで・・・
それが叶わないと思ってのリアクションだったそうです。
また余計な恨みを買ってしまいました!(苦笑)
そしていくつかのアップダウンを越えて、掬星台に到着しました!。
ちょうどシンズバーガーの伸さんも車で到着したばかりで、僕とH川様とで荷物を運ぶお手伝いをしました。
お手伝いの学生さんもいたのですが、イベントのブースは伸さんのお店だけではないので、他の屋台の方々が来られるまでに出来ることは・・・ね!
そして他の方々も徐々に到着しまして・・・
伸さんと僕も加わってテントの設営をお手伝い!
H川様は『スターダストレビュー』のコンサートに行く予定があって、先に離脱・・・
という訳で会場の準備は徐々に進んでいますが、開始時刻まで20分を切ったって言うのに、イノブタグリルの準備と、野菜の即売会場がまだ出来ていません。
そしてS藤様は四つ葉のクローバー探しに没頭しています。(笑)
何だか天気はますます怪しくなってきました。
摩耶ケーブル&ロープウェイも稼動しているので、徐々にこの下が賑わってきました。
イノブタグリルが食べたい僕にとって、心配なのは開始時間に間に合うのか?っていう問題。
学生さんたちと幟を縛って固定したり、テーブルと椅子のレイアウトを考えたり・・・
奥のスペースもシンズバーガーだけだったのが・・・
ようやく野菜の直売コーナーも完成しつつあって、早速お客様が集まってきました。
僕はあるハイカーのお兄さんに突然声をかけられまして・・・
「それって箱根学園のジャージですよね!僕も弱虫ペダルが好きなんです!トレーニング頑張って下さい!」って握手を求められ・・・
「あ・・・ありがとうございます!頑張ります~!」って笑顔で握手しました!(笑)
伸さんが他のブースを手伝っているうちに、別のブースのメンバーさんがパティとバンズを焼き始めました!
伸さん曰く、「東さんとS藤さんの分を最初に焼くので、1番に食べて下さい!」という計らいです。
焼き上がるのが楽しみだ!
そしてイノブタはようやくシュラスコ用の串に刺されて・・・
「ちなみに焼き上がるのって、あと何分後くらいですか?」
「う・・・う~ん。30~40分後くらい?」
「うお~っ!マジかぁ~。それは待ってられないなぁ~。」
カレーライスは間も無く準備完了!
そして伸さんから「東さん!もうすぐ出来ますよ!」って呼ばれまして・・・
「あれ?S藤さん?」
四つ葉のクローバー探しを断念したS藤様は展望台からの眺めを魅入っておられました。
「ちょっと~!S藤さ~ん!ハンバーガーもう出来るって言ってますよ~!」
『さあさあ!急ぐんだ光線』を目から発射!
そして1番乗りでハンバーガーにありついた瞬間・・・
「おいおい・・・雨が降ってきたよ!」
せっかく始まったばかりなのに、いきなり洗礼ですよ!
ハンバーガーを食べた僕は、帰りの下りが路面コンディション次第ではS藤様を連れて走れるのか心配だったので、急いで帰り支度をする。
「伸さん、余りお手伝いできなくてすみませんが、お先に失礼します!」と言って撤退!
帰りは表六甲を下って帰りましたが・・・
S藤様・・・なかなかいいペースでついて来られるじゃないですか!
つい「これって本気で下っちゃってもいいの?」って思えるくらい、この日のS藤様の下りは速かったです!
あとはイノブタグリル・・・
伸さんが「この天気なので、もし売れ残っていたら買って持って伺いますよ!」っておっしゃってくれて、仕事をしながら密かに楽しみにしていたんですよ!
ところが・・・
突然の雨天にも関わらず、この日は朝からハイキングで上ってきたお客様が多くて・・・
寒さしのぎ等で、カレーやイノブタグリルが完売!
200食用意していたハンバーガーも190個売れたとかで・・・
予想外の盛況だった模様!
イノブタグリルが食べれなかったのは残念ですが、結果としては素晴らしい報告を頂いたので嬉しかったです!
最近ポタリングでシンズバーガーに行っていないよなぁ~。
そろそろ行かないと・・・N様2号がまた使者として勧誘に来そうです。(笑)
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