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2015年11月29日日曜日
コーダーブルーム2016年モデルのファーナに乗ってみました!
こちらは2016年モデルのファーナ105です。
ファーナSLは現行のまま、一部カラーリングやサドルデザインの変更が入る程度なのですが、ノーマル仕様のファーナ(アルミフレーム)はモデルチェンジしました。
以前展示会のレポートでも記載しましたが、写真の通りトップチューブからシートステーにかけて弧を描くようにカーブがかかっています。
大まかな外見の変更はそこなんですけど・・・
実はジオメトリーも変更していて、従来モデルよりもホイールベースを長めにしている。
チェーンステー側を長めにしているので、カーブしたシートステーとの相乗効果で、乗り心地はアルミバイクとは思えないほど上質でマイルド。
従来モデルほど踏み出しは軽いわけではないが、十分な反応を示してくれます。
従来モデルが全くの初心者向けロードバイクだとすれば、新型はクロスバイクからの乗換えや、ある程度乗り慣れた初心者ライダー、中級者向けのロードバイクになっています。
上級者であっても、ロングライド用や、通勤用のセカンドバイクにするのであれば、十分満足できる乗り味だと思います。
今回乗ったのは500mmサイズなので、僕の身長には少し大きめのトップチューブサイズ555mmでしたが、それでもヘッドチューブが長いので、ハンドルセッティングが高めって事もあって、僕でも普通に乗れました。
ただ、ダンシングでは前輪に体重をかけにくいので、実際に自分用として乗るならワンサイズ小さいほうがいいかなぁ~。
それでもすご~く楽チンな自転車でした。
タケやんも乗ってみて「何ですかこれ、普通に良いですねぇ~。」って驚いていました。
コーナーリングでアンダーステア傾向にならないか、気にして乗ってみたのですが、それもそこまで神経質になるレベルではなかったので、自然体で乗っていいと思います。
今回は試乗車なのでサドルは旧デザインの物を使用し、シートクランプもクイックタイプに変更しています。
ちなみに重量はカタログ値で、8.8kg(500mmサイズ)とあったが、実際に計ってみたら8.5kg弱だった。(ペダル無しで)
次に・・・
こちらは同じカラーリングですがファーナTiagraになります。
フレーム自体は全く同じ仕様になっています。
こちらはサドルもニューモデルのサドルをつけています。
新型のティアグラを装着しているので、パッと見は105仕様とそう変わらないのですが、価格は105仕様が180,000円(税抜き)なのに対して、こちらは128,000円(税抜き)とかなりコストを抑えています。
105とティアグラの価格差はそれほどでもありませんが、105が11速なのに対して、ティアグラはまだ10速のまま・・・
さらに105仕様は6800アルテグラのホイールを採用しているって事くらいですかねぇ~。
ちなみにティアグラ仕様に装着しているホイールはヴェルタのシールドベアリングハブを採用しているので、回転はノバテックハブのホイールに匹敵するくらい滑らかです。
なのでオリジナルホイールだからといって、決して侮れない仕様にはなっています。
そういう意味ではティアグラ仕様でも、十分いい自転車に仕上がっているように思えます。
それにコーダーブルームの素晴らしいところは、お金のかけるポイントが痒いところに手が届いているってところです!
ティアグラ仕様なのにブレーキは105のキャリパーを採用しているんです!
今回試乗したのは465mmサイズなので、トップチューブ長535mm(カタログ値)と、ちょうど僕が使いたいサイズなんですが・・・
乗ってみて「あれ?」
タケやんに至っては「なんかサイズが変わっただけで、こんなに乗りにくくなるものでしょうか?」って意見。
僕の乗った感覚からいうと、シートのオフセットが前過ぎて詰まった感じ。
「これってシートアングルが立ち過ぎじゃないですか?」って問うと、ホダカの営業さん曰く・・・
「まだ試作段階のフレームなんで、ここから最終調整して早ければ年末に間に合わせる感じです。」
つまり僕の感覚が狂っていた訳でもなく、タケやんくらいの長身だから乗りにくいって訳でもなかったようだ。
ジオメトリーがもう少し煮詰まったら500mmサイズより反応がいい分、乗りやすい自転車になることは間違いないので、これからロードを始めたい方にはオススメしたい1台だと言えます。
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