出発してまずはモーニングの出来る喫茶店を探しますが・・・
昼間に高知の街中を散策するなんて初めてで、どこに何があるかなんてわかっていない（笑）
そもそも高知へは四国一周サイクリングの時に野市で１泊して、小雨の中高知城を見学に行ったら城門前に土佐犬の横綱がいて・・・恐くて入城を諦めたうえに、雨なので桂浜にも行かず・・・そのまま土佐清水まで一気に走ったっていう過去と、１５～６年前に工石山でヒルクライムレースがあった頃、２年連続で出場していたので、当時は市内のビジネスホテルで宿泊し、美味しい居酒屋を利用して、（たたきではない）カツオ丼の存在を知って、そのとりこになった覚えがあるっていう程度なんです。
という訳で、なんとなく方向とか、ざっくりとした観光地の位置関係程度しか把握していないので、土地勘はハッキリ言ってゼロです。
この日走るルートも前日に一夜漬けで記憶した程度。
一応地図は持参したけど、持って走るのが面倒なので車に置いてきてしまったという。（笑）
まあそんな訳で、モーニングの予定なんて微塵も考えてなかった僕には、早朝からＯＰＥＮしている喫茶店を案内する能力なんて無かったのです！
「まあ～何とかなるっしょ？」という具合に走っていたら。
本当に何とかなりました。（笑）
マクドナルドがあったんです。
「朝マックでもいいですか？」
「いいんじゃないですか。そうしましょう！」
Ｏ様２号は朝マック初体験なんだそうで・・・
僕は最近朝マック率高いので、これが痩せようにも痩せれない原因なのか？などと、朝マックのせいにしてみせる。
食べ終わった頃に神戸に連絡をしたら、丁度ポタリング組が出発する前だったのですが・・・
何だか新入りのチャーリー君がやらかしているらしくて、全体の出発が遅れてるとか・・・（笑）
この日は僕がいないので、留美さんとタケやん、チャーリー君の３名がポタリングに参加。
そこにＨ川様、Ｓ藤様、ミワさんが加わって６名で催行された模様。
春日野道商店街の『平戸屋』に行ったそうです。
ポタリング部隊のモーニング。
チャーリー君には早くお客様と馴染んでもらいたいです。
ところ変わって高知では、朝食を終えた我々３人、五台山展望台を目指してマクドナルドを出発。
看板にある植物園方面（左の木の向こうに見える山の上）に展望台があります。
５～１０％の傾斜を上ると展望台に着きます。
展望台の駐車場に着きました。
ここからでも十分過ぎるくらい眺めは良いです！
展望台までは遊歩道を進みますが、この時間なら自転車でも進入できる感じです。
展望台からの高知市内の景色です！
高知自動車道の高知ＩＣ方面です。
向こうの一番高い山が工石山です。この日最後に上る予定ですが・・・
それにしても山と緑さえなければ、まるでベネチアのような雰囲気だと思いませんか？
この浦戸湾の先に桂浜があるんです！
展望台の２Ｆにあるカフェからの眺めも絶景でした。
モーニングはやっていなかったので、いずれにしても今回は利用ができませんでしたが・・・。
少し移動して・・・
五台山の南側も河川が流れています。
高知もある意味『水の都』と呼んでも過言ではありません。
向こうのトンネルを抜けるルートもありますが、浦戸湾の海沿いに種崎を目指します。
地図でしか見た事がなかったので、実際に行って驚きました！
種崎から浦戸湾の入口を跨いで桂浜へ向かう浦戸大橋ですが・・・
一気に５０ｍの高低差を上る橋とあって、目の前に現れた時はビックリ！
大型船舶が出入りする事を考えたら当然なのでしょうが、傾斜がきつく道が狭かったので、想像以上に神経と脚を使いました。（苦笑）
ところで桂浜は陸の孤島っていうか・・・盲腸道路みたいな作りになっていて、小高い山を上って下ったところに駐車場があり、桂浜を横切って黒潮ラインに合流するような道はありません。
もと来た道を上って下って戻るしかないのです。
これはガッツリ観光していたらスケジュールが押しますね！
そしてもちろん・・・ガッツリ押しましたが。
土佐犬パークって・・・恐そう。
ただいま９：２０。
既に桂浜は観光客で賑わっています。
毎年１１月１５日に最も近い日曜日が『竜馬まつり』というイベントがあるそうで・・・
こんな寄せ書きとかつい書きたくなりますよね？
後で書こうって思ったのに、桂浜をぐる～っと散策して、違うルートで自転車を置いた場所に戻ってしまったので、うっかり寄せ書きを書く事を忘れてしまっていました。
書いたところで夢が叶うくらいだったら苦労はしないのですが、やはり何事も気持ちの問題ですからねぇ～。
後で思い出して少し凹みました。（苦笑）
龍馬像の左手にあるのが特設展望台です。
この特設展望台はこの日１１月１５日までの期間限定なんです。
台座の上に立った龍馬と、同じ視点から太平洋を眺める事ができるんです！
ワクワクしながら龍馬の前面を通って展望台へ。
入場料は１００円ですが、登る価値は大です！
龍馬の高さに登りました。
ダイナミックに広がる太平洋に思わず「うお～っ！」って叫んでしまいました。
桂浜の案内では龍馬は太平洋を望んでいるとありますが、「遠くアメリカを見ている」とか、「中岡慎太郎とお互いを見つめ合っている」などと、諸説あります。
実際のところ龍馬は限りなく東を向いているので、地形上太平洋を・・・って言うのには首を傾げたくなる方向であり、アメリカを見ているって言う方が理屈に合うような。
ちなみに見ている方向には室戸岬もあるので、中岡慎太郎を見ている・・・っていうのはある意味正解ではありますが、肝心な中岡慎太郎は南を向いて立っていたはずなので、向き合っているって説はガセネタになります。
それに龍馬像の方が建設年が古いので、まだあるはずも無い慎太郎像を見て立つはずもない・・・
まあ・・・そういったところでしょうか。
この向こうに室戸岬があります。
そして像の下では龍馬の鎮魂式が始まりました。
とても貴重なタイミングに来ることができて良かったです。
写真の右側が気になりますね。
何しろ特設展望台があるもので・・・。
汗をかくくらい日差しが強かったので、写真を少し暗くして撮影。
これから桂浜を歩いてみます。
暑いので僕はアームウォーマーを外して半袖半パン。
他の２人は長袖だったので「こんなに暑いなんて失敗した～！」って残念がっていました。
それにしても遠くまで見渡せる素晴らしい景色です。
どこかで鯨がジャンプでもしていないか、つい探してみたくなります。
桂浜では大漁旗のイベントと、少年少女の剣道大会が行なわれていました。
下竜頭岬にある竜王宮に着きました。
竜王宮から横浪半島～足摺岬方面を望む。
いや～っ！太平洋最高～っ！
こちらは室戸岬方面の海。
そして記念撮影！
鳶が近くを舞っています。
下竜頭岬の展望台より竜王宮と室戸方面。
こちらはこれから走る黒潮ライン方面のビーチ。
この辺りのビーチは潮流が速いので、基本的に遊泳は禁止なんだそうです。
そして下竜頭岬から上竜頭岬を望む。
この桂浜に出入りする道沿いの山（浦戸山）には浦戸城跡があり、ここは長宗我部元親の時代には栄えたそうですが、江戸時代に入って山内一豊が現在の高知城へ移してからは廃城になったとの事です。
桂浜水族館の脇を歩いて自転車の所まで戻る。
砂浜を見ながらさりげなく龍涎香が落ちていないかな～なんて思ったり。
先日大分でマッコウクジラの死骸が打ち上げられたって聞いた時は、思わず龍涎香を探しに行こうかと悩んだものです。
それにしても桂浜を出る頃には駐車場待ちでものすごい渋滞が発生していました。
時間はまだ１０：００なんですけどねぇ～。
浦戸山を越えれば向こうに横浪半島が見えます。
ここのＴ字交差点を宇佐方面へ・・・
思わず立ち止まって撮影。
「店長どうしたんですか？」
「ここの道路の感じ・・・何となくですが、モナコっぽくないですか？」
「確かにローズヘアピンのような・・・。」
そして湘南のような雰囲気の黒潮ライン。
これから向こうに見える横浪半島を目指します。
尚、横浪半島の先端の山の上に、白い建物が見えませんか？
実はそこ、以前から泊まってみたいと思っていたホテルなんですけど・・・
そこだけ日本ではない様な場所なんです！
この後寄り道する予定で考えています。
それではまた次回！
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