2015年11月13日金曜日

10月31日(土)走行会・・・久々の表六甲!

この日は微妙な天気だったからなのか・・・

O様2号だけが参加。

H川様も朝お店には来てくれましたが、翌日マラソンにエントリーしているので今回は見送りのみ!

「いや~。今日は2人だけっすね。Oさんどこか行きたい所ありますか?」

「できれば軽~く走りたいです。」

「そぉっすねぇ~!じゃあポタリングの気分で・・・。」

表六甲を目指しました。(笑)



一瞬O様2号が「えぇ~っ!」って反応を示したのですが・・・

「いや、もう滅茶苦茶ゆっくり行きますよ!しんどかったら途中で止まってもいいくらいですよ!」って、悪魔の囁きをお伝えし・・・



高羽交差点からスタート!

「丁字ヶ辻まで50分くらいで上れば、ピクニック気分で上れるかな?」っていうのを確かめに。

鶴甲のピークまでは9分・・・いや、少なくとも10分を切るペースで行っちゃうと、完全にタイム狙いのペースになるので、今回はあえてここの区間タイムは意識しないように走る。

今回僕は39T×21Tのギア設定で縛って上る事にしているので、脚を休められる区間は無理をせず、激坂区間は鼻歌を歌いながらリズムを刻んでダンシング。

なので、通常鶴甲の区間タイムをある程度意識して、そのまま上ったら・・・

新六甲大橋の信号付近まで行ったら、さすがに息が上がって脚にもきてしまうのだけど、今回は息も上がらず余力は十分残しています。

ちなみに今回、鶴甲のピークまでは11分15秒かかってます。

これは僕が今まで鶴甲を走り始めて、20年以上走った中でも最も遅いタイムです。15年前は7分台前半で走っていた区間なので、丁字ヶ辻までぶっ通しで走ると考えても8分を切るか切らないかくらいで上っていた訳ですが、今それをやっちゃうと確実に鶴甲で倒れてしまいます(笑)

O様2号もそのペースに合わせて走っているので、新六甲大橋の信号までは問題なくついて来ていますが・・・

明らかにO様2号らしくない疲労感ある表情です。

信号からヘアピンまでの激坂区間だけ、出来るだけリラックスして・・・

ここはペダルが重くて当たり前!

だから当たり前の感覚で適当に手を抜いてだらだら走ればいい!

頑張ろうとするからしんどい区間もあるのだ。

そこから旧料金所跡まではそんなにしんどくないはず!

旧料金所から数えて2つ目のヘアピン手前くらいから本格的にしんどい区間になります。

とりあえずせっかくゆっくりと楽しく上っているので、安全を確認しながらではありますが、ちょっくら撮影を・・・


あっ!手元が狂った。

これじゃあどこを走っているか判らないですよね?

丁度旧料金所跡を過ぎた所のトンネルを抜けた辺りです。


これで判りますかねぇ。

O様2号は徐々に遅れ出しましたが、ここからしばらくは脚休め区間なので、頑張ってついて来てもらいましょう!


ながら撮影って言えば聞こえは悪いのですが、ここは歩行者もなく、信号もありませんので、あくまで自身のバイクコントロールさえ狂わなければ危険でもなんでもない事をご了承下さい。

一応坂道ではありますが・・・


そろそろチェーン着脱場付近に差し掛かります。

そこを過ぎた最初のヘアピンカーブで現在まだ工事が継続されています。

この工事区間を抜けたところから2つ目のヘアピンまでが地味にきついんですよ。

でも2つ目のヘアピンから3つ目のヘアピンまでは、視覚的に見るよりも実際に走っている方がラクチンです。


ねっ?写真で見ても傾斜がきつそうですが、ここって意外と脚休めポイントなんです。


3つ目のヘアピンカーブを曲がってからは、徐々にしんどくなっていきます。

なので撮影はここまで!

鉢巻展望台までに激坂区間があって・・・

鉢巻展望台から最後のヘアピンカーブまでが脚休め区間。

最後のヘアピンを曲がる所から、丁字ヶ辻のゲートまでが最後の激坂区間。

そう考えたら休み休み上れるので、実は表六甲ってそんなに強烈な上り坂ではないんですよ。

タイムを意識するからしんどいだけで・・・


予定通り49分57秒でゴールしました。

このペースだったらもう1本上っても平気かも知れません。

O様2号はやはりきつそうだったので、少し遅れています。


ゲート下に立ってO様2号が上ってくるのを待っていました。


O様2号ゴール!

あれ?その後ろから上ってきた人・・・って思ったら、当店でパナソニックのクロモリバイクを作って下さったM田様でした!

速いですねぇ~。

「おはようございます!M田さんはこれからどちらまで?」

「とりあえず一軒茶屋(六甲山最高地点付近)まで行こうかと。」

「いいですね!僕らもご一緒させてもらいます!」

そんな会話をしている時に、既に上まで上っていたライダーが、丁字ヶ辻を下ろうとしていたので挨拶を交わしたのですが・・・

「あれ?」

下手に呼び止めたら、下り坂で事故されてもいけないので諦めましたが、これまた当店でコーダーブルームのロードを買って頂いたF谷様でした。(当日ご来店頂いた際に確認済み)

何だか久々に六甲山を走ったら、知っているお客様ばかりっていうのは不思議ではございますが、非常に嬉しいものです!

M田様も交えて一軒茶屋を目指して走ります。

表六甲は終わったので、ギアの縛りは解き放ちましたが・・・

丁字ヶ辻~オルゴールミュージアムまではアウター(53T)で走り・・・

そこから高山植物園前を抜けて、カンツリーハウス前までの激坂区間は39T×19Tで上りました。

M田様が速かったので、手を抜けずに走った結果・・・O様2号が大幅に遅れました。


ここで僕はM田様に「先に行って下さい!」と、道をお譲りしました。

O様2号頑張れ!

実際O様2号がいつになくしんどそうだったので、この日は極楽茶屋までで折り返す事にしました。


まあここでも既に、一軒茶屋と変わらない標高までは上っているはずなんですけどね。

この日のO様2号の失速の原因は何か?って考えていたら・・・

O様2号の自転車を見てみて下さい。

サドルの角度が極端な前下がりになっていませんか?

「Oさん一体どういった心境の変化があったんですか?」

「えっ?なぜですか?」

「いや・・・そのサドルセッティング・・・どうにもおかしいでしょ?」

「そうですか?」

「実際乗ってて、大腿四頭筋が痛くなかったですか?」

「あっ!そうなんですよ!右の四頭筋が攣りそうになって、左で庇ったら・・・一瞬で左も攣りそうになって・・・。」

「そりゃそこまで極端な前下がりじゃ、常に踏ん張って走っているようなものですからねぇ~。むしろよくそのセッティングでここまで登り切れましたね?そういう意味ではすごい事ですよ!」


ここから先、一軒茶屋までは下って上っての繰り返しで走る高速セクション!

脚を攣りかけているO様2号にはちょっとしんどいですね。

帰りの下りもO様2号が全然下りて来ないうちに、またM田様に追いつかれてしまいました。

M田様は下り坂も安定して速いです。

O様2号はサドルのセッティングミスが原因で、攣りかけた両足でプルプルと震わせながら踏ん張ってサドルに座っているような状態ですから・・・

そりゃあ集中力も続かないし、コーナーリングに思い切って突っ込めるはずもなく・・・

サドルのセッティングは大切なんですよ。


O様2号は途中の工事区間で捕まっているはずなので・・・

旧料金所跡前でしばらく休憩して待っていました。

そろそろ山も色付いてきましたねぇ~。

この日も僕は半袖半パンでインナーウェアも着ないで走ったのですが・・・

さすがに山の上は寒かったですね(笑)

でも仕事前に無駄な汗はかきたくないので、もうしばらくは半袖半パンで頑張ります。

このあとお店まで帰って、O様2号のサドルセッティングを大幅に修正するのでした!

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