2015年4月16日木曜日

4月11日(土)走行会・・・期待の新人高校生デビュー!またしても・・・

この日はまたしても朝から雨・・・

「あ~っ!マジかぁ~!これは一人で表六甲に上れという、神様のお告げなんかなぁ~。」

そう思ってお店に出勤したら、最近ちょくちょくお店に出入りするようになった高校2年生のY原君が座って待っているではないか!

「おっ!こんな天気なのに気合入っているねぇ~。」

「いやぁ~。家を出る時は止んでいたんですけど・・・。」

結局この日はH川様が加わって3名で出走。


「H川さん、明日のレースは大丈夫なんですか?」

「明日の早朝に受付をするので、今夜多賀SAに泊まります!」

「じゃあ今日はあんまり強烈な坂道は走れませんね!」

「ははは!是非お手柔らかにお願いします。」



実は先週ホイールを壊した僕は前夜にホイールの交換作業を済ましており・・・

X-LIGHTにTOKENのホイールを装着!



更にはLOOKのデルタクリート(旧型のクリート)が欠けたり擦り減ったりで、最近激坂を上っている最中に外れたりするもので・・・

皆さんからも「よく落車しませんね?」と心配されていたんですよ。

しかし以前『㈱ユーロスポーツインテグレーション』さんに問い合わせたら・・・

「デルタクリートはもう廃盤で、随分前に叩き売りしちゃったんです。本国にはまだあると思うんですけど・・・」と言われ・・・

ネットで探してもなかなかストックが無くて、あったとしても叩き値で仕入れておきながら、足元を見ているかの如く高値で売りつける・・・

そんな状態だったんですね。

ユーロさんでも「確かにまだ・・・旧タイプのペダルを大事に使ってくれているユーザーさんの声を聞く事がございますので、デルタクリートの再入荷は検討しておきます。」って言っていたのですが・・・

「えっ?入ってるんですか?」

僕がユーロさんのメールを全部読んでなかったからなのか・・・

「いや、入っているなら教えて下さいよ~!」(笑)


以前ネットで久々に赤クリートを買って付けたら、左右にグラグラ動いて落ち着かなかったので・・・

今回は黒クリートにしたんです!

やはり本気で走るなら完全固定ですよ!


ねっ?酷いでしょ?


前も後ろも欠けてしまって・・・

これじゃあトルクをかけた瞬間に外れても仕方ありません。

付け替えて・・・

早速この日の走行会で試してみたら、やはり僕は黒クリートじゃないと駄目ですね。

すごく走りやすくなりました。

そしてTOKENホイールとX-LIGHTの相性も悪くありません。

秋のピナ祭りで走った会下山の壁を、39T×19Tのままシッティングで軽々上れました。



その後は平成病院(旧・逓信病院)前から青谷まで上り・・・

更に摩耶ケーブルまでの上りを軽く上って・・・

葉桜になった桜トンネルを潜って・・・

シンズバーガーでモーニング!


8:30だったのに、伸さんにご無理を聞いて頂き・・・

朝昼兼用のつもりでダブルチーズバーガーのセットを注文!!

そうなんです。

前日の午後3時から留美さんは、友達の結婚式に参加の為、長野へ発ったのです。

春のサイクリングも中止した僕は土日の2日間、1人で勤務なんですよ。

誰か助っ人が来てくれたら嬉しいな・・・と思いつつも、基本的に甘えられないので・・・

シンズバーガーで食べたらお店を閉めるまでは、何も買いに行くことさえできない!

そういう覚悟で開店時間前に戻って準備をしていたら・・・

S藤様がご来店・・・

しかも少しでもお手伝いができたら・・・とお弁当まで作って来て下さいました!

「うわ~っ!メッチャ嬉しいです~!」



案の定朝から晩までフル稼働で、なかなかお弁当を落ち着いて食べれる状況ではありませんでしたが、それでもS藤様やY原君が、空気入れに来るお客様の対応などをして下さったお陰で随分助かりました。

ついでにパンク修理のやり方講習会を開いて2人に覚えて頂いたり・・・

なかなか充実した一日でした。


そういえばこの日もあのお方が遅れて参上!

I藤様です。

「今日は雨が降っていたので中止だと思っていたら、天気が回復してきたので・・・」

「ちょっと~!待っていたんですよ~!」

「え~っ!だって雨降ってたじゃないですか?」

「あの程度の雨だったら走りますよ!」

「マジッすか?」

「ちなみに僕一人だったら強制的に表六甲を走るルールがあるので、助けて下さいよ!(笑)」

「ははは!申し訳ない!」

「これからどこか走りに行くんですか?」

「そのつもりなんですけど・・・どこに行こうかまだ決めてないんですよ。」

「だったらコースは僕が決めてあるので・・・彼(Y原君)を連れて行ってあげて下さいよ!ヨネやんの新しいライバルなんで・・・」

「えっ?先週もヨネやんをいっちょう揉んでやるつもりが、逆にやられてしまったのに・・・また若者と走れとおっしゃるんですか?」

「是非お願いします!」

「よろしくお願いします!」とY原君。



Y原君は普通の高校2年生で、乗っているロードバイクもネット販売で安く買った物。

ウェアも完全に揃っている訳ではなく、ヘルメットもまだ持っていない。

シューズとペダルは当然まだビンディングではない!

そう・・・何でも形から入る事が大切だからとはいえ、高校生の財力ではそれが普通。

それでもY原君なりに自分が乗りやすい自転車にしようと、不慣れながらも工夫を重ねているのがよく解るし、向上心も持っているのが判るので・・・

僕はこういう若者を見たらとても嬉しくなるのです。

ヘルメットを貸して、一緒に走る時の注意事項も信号待ちの時に教えてあげたり・・・

とにかく集団で走る時に、車間を詰めて走れないと一人前ではないと言われますが、ただ車間を詰めればいいのか?っていうと、それは間違い!

Y原君はかなり車間を詰めて走ります。

とてもロードバイクを始めて2ヶ月とは思えないくらいアグレッシブです。

しかし無駄なブレーキが多い。

音で判るのでそれを注意してあげました。

「ブレーキなんて握らなくても前走者との車間をキープできるくらいにコントロールしないと、いざって時に落車に巻き込まれたり、自分が集団落車のきっかけを作る事になるよ!」

ある程度乗り慣れた人なら、道路の起伏や目的地(例えば赤信号)までの距離を目で測っただけで、惰力で走って到達点でブレーキ無しでほぼ停止するくらいの芸当はできるもの!

そのくらいの感覚を身につけておかないと、ゆとりを持って集団内で目まぐるしい速度の変化に対応できないし、周りの動きに注意する事もできない。

よく周りの選手と「足並みを揃える」なんていうのは、まさにそういう事を指している。

上級者と走れば自然とそういう技術が身に付くので、是非吸収してもらいたい。

自分の脚に自信のない方は、逃げ腰になるがゆえ、ペダリングや使用するギアを速い人に揃えようと意識する事を避けがちなんですが、それがそもそもの間違いで・・・

ついて行けなくたっていいんです。

まずは揃えようとすることから全て始まるのです。

H川様もそうやって随分速くなられました。

Y原君はかなりセンスがあるように思えます。

ヨネやんとは年齢が同じって事もありますが、切磋琢磨して二人ともまだまだ速くなる可能性があります。

I藤様もどちらかといえばまだ初心者ですが、やはり向上心も高く研究熱心な方です。

この日はきっと一緒に走れて楽しかったに違いありません!

I藤様曰く、また上りでピッタリマークされてしまった!との事でしたが、ヨネやんといい、素質ある若者と走れてすごく満足している様子でした。

今後が楽しみですね!!



そしてS藤様。

お弁当メッチャ美味しかったです!

ありがとうございました。

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