この日は暇なようでなぜか忙しかったです。
増税前・・・の個人的なゴタゴタもありましたしね。
それについては吐き捨てるほど恨みつらみがあるのですが、何分しまなみへはできるだけフレッシュな気持ちで臨みたかったので、可能な限り余計な雑念は押し殺して業務に没頭。
しかしスケジュールなどのシミュレーションが、頭の中ではある程度できていたものの、それを解りやすく旅のしおりにするのって難しいですね。
結局その作業ができるようになったのは１９時過ぎ。
しかし１９時半には続々と参加メンバーが当店に集結したので、途中で作業を諦めました。
行く先々のポイントは僕の頭の中に入っているので、あとはぶっつけ本番！
「は～っ。ホンマに大丈夫かな～。」
とりあえず全員の自転車を車に積む作業を・・・
当店の社用車に自転車を４台・・・今回が初参加のＭ井様の車には２台載せ、それぞれに３名が乗る。
そうなんです、今回は１０名で行く予定でしたが、Ｏ様２号は職場のスタッフが１名退職したので、その穴埋めで臨時出勤することになり・・・
また兄弟で参加予定だったＳ水様は急遽出張が入ったり・・・
そのほか親戚にご不幸があった方もいたりで・・・
そんなこんなで６名に減ってしまったのです。
それにしても２台の車で（人＋自転車）×６っていうのは、思っていた以上に大変でした。
見かねたＨ川様が、「僕も車を出しましょうか？」と申し出て下さったのですが、頑固な僕は皆さんのコストを最小限にすべく、「Ｈ川さんありがとうございます！でも何とかするので大丈夫です！」って何とかしちゃいました。
そしてお見送りに来て頂いたＹ崎様３号にも色々お手伝い頂き、何とか出発準備が整ったのが２１時１０分！！
「ヤバイ！早く出発しましょう！」
そうして慌しくＨＡＴ神戸を後にしたのでした。
ところでＭ井様は車にＥＴＣを搭載していないとかで・・・
一応僕のストックしていたＥＴＣの本体をプレゼントしようと持って来ていたのですが、取り付けする時間もなく・・・しかしよくよく考えてみれば、阪神高速は一律９００円だったので・・・
「まあいっか！」となり、あれこれ心配していた僕はようやく運転に集中する。
そして料金所を抜けた瞬間、僕は大きな過ちに気付く・・・
「あ～っ！やってもた！何してるんやろ俺～っ！」
そうなんです。
散々「５号湾岸線で行くで！」って皆に言っていたはずなのに、なぜ言い出しっぺの僕が３号神戸線に乗ったんだろう！（涙）
一瞬てんぱりそうになりましたが、冷静に考えて・・・
「あっ！海老江ＪＣＴから湾岸に抜けるルートを使いましょう！」と新しくできたルートを使う事に。
しかしこのミスが大きくタイムロスへとつながった事は言うまでもない。
考え事ばかりしているといけませんな（汗）
実に大阪南港のフェリーターミナル駐車場に着いたのは２１時４９分！
もうまさにフェリーが出航する直前だ！
急いで全員の自転車を組み立てる。
留美さんとＫ様は先に受付へと走る。
駐車場入り口で係の人には予約している旨と、必ず乗るって話を伝えているのですが、さすがの僕もかなり焦りました。
あと２台組みたてたら完了って時に、出航５分前なのでゲートを閉める旨の放送が流れる・・・
「うお～っ！待ってくれ～！！」
僕は今から１９年前にもＭＴＢで四国１周してきた際の高松港で、帰りのフェリーが出航するギリギリで、閉まりかけたゲートを開けていただいた経験があったのですが、まさにその再現みたいな事になってしまいました。
オレンジフェリーさん！この度は大変ご迷惑をお掛けしました。
そして出航を待ってくれてありがとうございました！
それにしても乗船の際、フェリーの立派さにすごく感動してしまいました！
しかし２等指定席については・・・う～ん・・・。
布団を敷いたら歩くスペースも無い雑魚寝部屋でした。
しかも男女の区別もなし！
何よりＭ井様の声が大き過ぎて、同室の若い兄ちゃんらに睨まれ続けてました（苦笑）
Ｍ井様はとても元気でパワフルな女性なのですが、それがこの部屋では大いに目立ちまして・・・
「Ｍ井さん！シ～！ですよ（笑）」
とりあえず全員で無事にスタートした記念に、ビール（コーラ）で乾杯しました。
正直落ち着いて寝れる部屋ではなかったのですが、さすがに寝ないと翌日に影響するので、頑張って寝てみました。
ところが怪獣並みの大イビキを轟かせる別の乗客がいた為、僕は目を覚ましてしまい、やむを得ず展望浴場へ・・・
瀬戸内海の島々の灯りを眺めながらのお風呂は格別でした！
ここから寝れなくなった僕は、Ｍ井様が参加メンバー１人１人の為にご用意して下さった駄菓子を頂きながら、マッサージチェアでくつろぐのでした。
いや～。マッサージチェアは天国でしたね（笑）
あとよくよく考えたら晩御飯も食べずに出発したので、Ｍ井様の駄菓子セットには助けられました。
そして朝６時・・・
無事に東予港に到着した一行は、期待に胸が膨らむのでした！！
次回請うお楽しみに！！
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