土曜日とはいえ、みなと神戸花火大会の影響があってか、確かに来客はまばらでした。
それでも修理の預かりが入っているので、決して暇な訳ではありません。
そんな状況を言い訳に・・・僕は遅れて出発すると親方に伝え・・・
まずはマサやんとトミーさん、応援のK南様が14:30頃、親方の車で先に出発。
レース3~4時間前のタイミングで食事を摂った方がいいので、僕は親方に「大津のSAで合流予定でいいですか?それとも草津SAの方がいいですか?」って確認をしたのですが、「土曜日で混雑するかも知れないし、現地まで寄り道せんと行くわ!」と返されました。
僕としてはレース会場まで行くのに、正直・・・栗東ICまで行くルートは下道が混むし、湖岸までの距離も遠いので、大津ICから湖岸で行く方が高速料金も安く済むし、すぐに湖岸道路を走れるので早く着くっていう事は周知の事だったので、栗東ICまで行くと言っていた親方に、遠まわしに大津SAを利用して、そのまま大津ICを降りましょう!って意思を伝えたかったのですが・・・
大会としてのスタート時間は18:00~ですが、C2のレースがスタートするのは20:30頃って言っていたはず・・・
そこから食事のタイミングを計算すると、16:30~17:30の間にパスタ等炭水化物を食べておかないといけない。
そう考えた時にSAで食べない場合、一体どこで食べるんだろう?コンビニか?道の駅か?
会場に着いてからだとタイミングが難しいので、本当は現地に行くまでに食事のタイミングを入れたかったというのが僕の本音。
でも親方には、栗東ICを通過するルートでしか行くつもりが無いと断られたので、そうなると現地まで直接行って受付を先に済ませてから食事を考えるしかない。
そういった食事の事とかって大切な事で、本来出場選手の事を考えるなら、もう少し耳を傾けてもらいたかっただけに、その気持ちをストレートにぶつけられないまま先発隊を見送った事が、余計に僕をモヤモヤさせる。
正直な気持ち、「俺はもう草津へなんて行きたくもない!あとは好き勝手にしたらいいやん!」って気持ちが内心に生まれてきつつあった。
しかし・・・K田様は僕の車でお連れする事になっているので、表向きにはそうも言えない。
とりあえずユル原君の自転車も積み込み・・・
H川様にも車でお越し頂いて、ヒデさんとK田様は僕の車、ユル原君はH川様の車に乗って15:00過ぎに出発。
予定では受付開始時刻の16:30までには現地入りするつもりが思いの他、高速道路も下道も混雑気味でやや遅れ・・・
到着したのは16:40!
案の定、一度駐車場に入れたら駐車料金が発生する感じで、自由に出入りが出来ない模様。
やはり到着までに食事をした方が良かったかも・・・
とりあえず周りを見渡したが、親方の車はまだ来ていない。
30分以上先に出発しているので、いくら栗東ICから来るにしても、もう来ていないと・・・って思ったら、5分程遅れて到着。
参加者の自転車を組み付けする。
「ん?なんで全員ここにいるんだ?」
そうなんです!
自転車のセッティングやチェーンオイルなんて後でも十分出来るはずなんです!
「そんな事より先にする事はないの?」
しかし誰もピンと来ない様子。
仕方が無いので、僕は受付会場の場所を確認しに走る。
場所が確認できてから皆を呼びに戻る。
「すぐに受付を済ませて、ゼッケンやセンサーをもらって来て下さい!」
ようやく受付に動く。
そして皆さんゼッケンとセンサーをもらって来たはいいけど、付け方が判らないという。
「そういうのはもらった時に聞かないと駄目じゃないですか?ちょっと待っていて下さい!」
僕はユル原君を連れて受付まで走る。
「すみません!ゼッケンは1枚しかないのですが、左右どっちにつければいいですか?あとこの子初めてレースに出るので、センサーの付け方を教えてあげて下さい!」って係りの人に確認する。
ゴールラインの審判が進行方向左側に座っているそうなので、ゼッケンは左の脇腹にピン止めする事が判り、センサーの付け方も理解しました。
まずはユル原君のゼッケンを付けて、皆さんに真似をしてもらう。
その間に僕は各自転車にセンサーを取り付ける。
インシュロックで固定なので、ハサミやニッパーが無かったら大変でした。
それが終わったところでマサやんにレースの正確な時間を確認する。
「20:40からです!」
現在17:15・・・食事のタイミングとしてはまだ間に合う!
「でも17:35~17:50までしか試走が出来ないんですよ。」とマサやん。
ナビで確認したらすぐ近くにコンビニがある。
そこでパスタを詰め込んですれば20分もかからない!
「試走に間に合うように急いで食事を取ろう!」
そう説得して向かったら、なんとコンビニが潰れてなくなっているではないか!
最悪の事態!
すぐに近くのコンビニを検索したが、どれも距離が離れている。
「そうなると道の駅草津しかないのか・・・。さあ急いで行きましょう!」
試走までの時間を考えるとタイトですが、あくまで優先順位は食事のタイミングです。
実は僕が受付を探している間にトミーさんが、参加者全員へバナナとロールケーキを配っていたのですが・・・
バナナはスタート前かレース中に摂取する補給食なので、ここでちゃんと炭水化物を摂っておかないと、3時間半後のレースで枯渇し、30分以上も戦えない事は明白でした。
時計を見たらもう17:23だったので、「自転車組は先に行って炭水化物を食べて下さい!いいですか?炭水化物ですよ!」と言って、先に行かせたのです。
そして17:31に僕や、徒歩移動の応援組が道の駅に到着した際、そこで目に入った光景に愕然とした・・・
なんと参加者全員がソフトクリームを食べていたのであります。
「はあ?ちょっと!一体何を食べているの?レース前にお腹を冷やしてどうするの?」
「えっ?だってトミーさんがチョコレートソフトならカフェインがあるから目が冴えるって・・・」
「何それ?そういう問題じゃないでしょ?炭水化物はなかったの?」
「レストランはもうすぐ閉店だから無理だって・・・」
「ちょっと待ってて!」
僕は慌てて売店へ入る!
探し回った結果、おこわや山菜混ぜご飯しか見当たらなかったが、それでも炭水化物には違いない!
急いで4人分買って持っていったら、4人はソフトクリームを食べ終わって、まさに走り出すところで・・・
「ちょ・・・ちょっと待った!こっちはみんなの為に動いているんやから、勝手な行動しないでよ!」
「だってもう試走時間なんで早く行かないと・・・」
「だったらなんで最初から炭水化物を買わないの?とにかく急いで食べて!炭水化物じゃなかったら意味がないねん!」
この3時間後にレースって考えたら、グリコーゲンに変換できるギリギリのタイミング。
今しかタイミングが無かった。
ただでさえレース初参加者が3人なので、準備から何まで段取りが全く解っていない訳ですから、最初から言われたとおりにしてもらえたならば、少なくともソフトクリームを食べる時間を試走へ向かう時間にできたはずなのだ。
レース前はお腹を冷やさない為に、生野菜でさえ避けろと言われるっていうのに、ソフトクリームだなんてそれこそ有り得ない!
勝ちを狙いに行くなら、食べ物まで考えて摂るのが当然の事!
カーボローディングを心得ている人であれば、当日はおろか1週間前から食事のメニューを決めて、タンパク質メニューと炭水化物メニューのバランスを考えて食べるようにしています。
そういった事も誰かが教えないと駄目なのか?
自分から自主的に勉強とかしないのか?
男が一度でもプロになりたいって口に出して言ったんだったら、そのくらいの事知っとこうよ!
そう怒りたい気持ちを抑えつつ、食べさせた結果17:45になり・・・
彼らが会場に着いたら「そろそろ試走を終了します。コースに出ている選手はお戻り下さい!」って放送が流れたそうで、それで試走を諦めたそうです。
どうしても試走が必要だと思うなら、無理やり「1周だけさせて下さい!すぐ戻ります!」って入っちゃえばよかったんですよ。
1周1.3kmしかないコースを試走するのに、5分も10分もかかる訳じゃないので、そのくらいならできたでしょう。
そんな交渉をしもしないで・・・試走できなかった事を、マサやんはずっと僕のせいだと根に持っていたらしいのです。
僕はまさかマサやんに逆恨みされているとも知らずに、ハスの群生地を観ながらのんびりと会場へ戻る。
出場メンバーは18:00から始まるレースの、見学を兼ねてコースの下見に行き、少なくともユル原君やK田様、トミーさんは、コースの特徴をある程度把握する事が出来たと言っていました。
問題はアップダウンが強烈で、コーナーも一部テクニカル。そんなコースで集団のどのポジションで走れるか・・・それがポイントである。
最後尾にいたのでは18周走るC2で、最後まで残るのは困難でしょう。
なぜなら高速道路の自然渋滞と同じシステムで、最後尾にいると坂を下りきった時やタイトコーナー進入時に、前方のブレーキに後方は詰まってしまう。
先頭は僅かなブレーキングや、ギリギリブレーキを必要としないライン取りで、速いスピードのまま駆け抜けて行くのに対し、最後尾は散々急ブレーキで速度を大幅に落とさせられた上に、先頭に追いつく為に2倍~3倍以上の仕事量で追いつかなければならない。
先頭のスピードが時速50kmだったら、最後尾がそれに追いつく為には、60km以上のスピードまで加速して走らないと追いつけないのである。
もちろん最後尾を走る人でも、上手な人であればブレーキのタイミングと、踏み込むタイミングを心得ているので、あえてタイミングをずらした走りをして上手く追いつく場合もあるのだが、クリテリウムに参加経験のないトミーさんも含めて、4人とも集団走行のコツを知らないので、恐らくまともに走ってしまう事だろう・・・
そうなると先頭が下り坂を時速60kmオーバーで最終コーナーに進入して、上りきって未だ40km以上のスピードをキープできるゴール付近を、彼らは下り切ってコーナー進入時に集団が詰まった瞬間、ブレーキして35kmくらいまで減速し、そこからゴールラインまでの上りは40kmまで加速するどころか30kmをキープするのさえ必死な状態になる。
そこで開いた差を埋める為には、先頭が50kmまで加速している平地を60~65kmまで加速しないと、結局1周1.3kmしかない短い距離を考えると、追いつく前に先頭は次の下りへ入って更に加速するので、周回を重ねる毎にどんどん距離を開かれてしまう・・・
そういう負のスパイラルに陥りやすい事を踏まえると、この草津ナイトレースはかなり難しいレースだと、僕もそう感じました。
一応C5~C3までのレースを観て、そう感じたので、とにかくスタートは最前列か、C1を前列に譲る可能性を考えても2列目に並ぶように伝えました。
そしてC2がC1のレースの進行に振り回される事も予想できているので、ターゲットをC1の選手にしました。
C2の選手はよく判らないけど、C1には石川県のトンデモクラブの選手や、長野県のイナーメに所属している選手がいて、歴史も長くてチームワークの優れたトンデモクラブと、比較的新しいチームだけど精鋭ばかりが集まっているイナーメの選手であれば、必ずいい位置で走るって思ったからであります。
その選手のゼッケンを伝えて、「その2人から離れないように走れば、確実に最後まで残れるはずだから!その為にはスタートが肝心だよ。」とアドバイス。
この時点では昼間の複雑な思いよりも、4人の参加者にベストを尽くして欲しい!マサやんに勝って欲しい!って気持ちが強くなっていたので、最後まで全員が集団に残れた場合の作戦など、色々と提案をしていました。
自分が走らないとはいえ、僕も元々レーサーです。
レース会場のピリピリとした空気に触れたら、込み上げてくる気持ちがあるじゃないですか。
それはもう、4人と一緒に戦いに挑む気分にもなりますよ。
C3のレースが始まって、C2とC1の参加者が待機場所に集められました。
予想通り最前列はC1に譲らないといけないようでしたが、僕の誘導で誰よりも早く待機場所に集まった4人。
これでスタート位置は確保できるかな?
その頃大津の方では花火が・・・
琵琶湖花火大会は終わったんじゃなかったのかな?
まあ何にせよ、いよいよレース本番!
スタートラインへ呼ばれました。
「早くいいポジションを取るんだよ!」
ところがスタート地点・・・
あれ?みんなはどこ?えっ?えっ?
おいおい!そんな後ろに並んでどうするの?
ピースで余裕のユル原君ですが、僕の声は届いていない模様。
後で聞いたら他の選手にドンドン前へ割り込まれて、気がついたらこうなっていたそうだ。
そうなるから気をつけてって、ちゃんとアドバイスしていたんだけどなぁ~(涙)
この瞬間、「勝利が遠退いたな。」って感じてしまいました。
いくらローリングスタートだからって、ここまで道一杯に広がられたら、集団の前にはなかなか進ましてもらえないだろうから・・・
とにかく「頑張れ~!」としか声をかけてあげられないのが辛い。
そしてスタート。
ローリングスタートを終えて、先頭集団の速度が一気に上がる!
鋭角な第一コーナー。
ここでライン取りが交錯して選手同士が接触し、落車する選手も少なくはない。
速過ぎて携帯電話じゃ撮影が上手くできない。
一番左のネイビーのジャージがマサやん。
ギリギリ集団の真ん中に食いついている。
しかしユル原君は上手く走れなくて戸惑っている感じ。
更にトミーさんとK田様は、既に集団後方に追いやられて、前に行けそうもない状況。
そして3周目に入ってその差が決定的に・・・
もう集団から何人かが千切れだして左に見えるのがトミーさん。
その後ろにK田様。
女性の参加者を除けば完全に最下位のポジションに落ちてしまったのです。
トミーさんはクリテリウムの経験が無いとはいえ、本来もう少し走れる人です。
K田様も上りだけではなく、平地も人並み以上に走れます。
その2人が集団の最後尾にもついて行けない・・・
これが最後尾で速度をシェイクされる事の恐ろしさなんです。
2人共まともに走ってついて行こうとして、そして一瞬でスタミナが切れてしまったのです。
短い距離と、距離の割りに激しいアップダウン、そしてクリテリウムルール!
散々振り回されたに違いありません。
K田様の感想によると、「恐くて集団の中に入る事すらできなかった。集団走行は難しいものなんですね。」という話。
ここのコースレイアウトは特殊ですから、決して悲観的にはならないで欲しいです。
しかし集団走行の重要性を知るには、十分過ぎる経験をしたと思います。
そして先頭集団が5周目を終える頃、とうとうユル原君が大幅に遅れ始めました。
6周目、早くもトミーさんとK田様が周回遅れにされる。
7周目最後の上り・・・ユル原君が上りでまだ元気がある事をアピール。
しかし、疲弊しているのは目に見えて明らか。
そのすぐ後ろに先頭集団率いる先導バイクが迫っています。
残り10周を残して、8周目でユル原君が周回遅れにされる。
残った砦はマサやんただ一人!
その頃後方ではトミーさんが呼吸を整えている間に、K田様が息を吹き返して・・・
さりげなくスピードアップしていました。
そして10周目あたりから遅れを見せ始めたマサやん。
残り8周で挽回できるのか?
しかし一緒に走っているメンバーも、散々シェイクされてスタミナが切れたメンバー、上手く協調体制を取れればあるいは・・・って話にもなるが・・・
走行会でも協調ができないマサやんに、彼らと協調なんてできるのか?
結局のところ彼らを使えないと判断したマサやんが、単独で追い上げを見せるが・・・
単独では集団のスピードにはついて行けません。
それとは逆に周回遅れになってからK田様の走りが良くなりました。
いい意味で開き直ったのか、肩の力が抜けたように速度が上がって行きます。
トミーさんは毎回上りでは力強く走るものの、ペースが伸びません。
そんな時に2周回遅れになったユル原君がマサやんに追いつかれ、しばらく一緒に走る。
ここでユル原君に引き続ける力が回復していれば・・・
マサやんが集団へ復帰する可能性も無きにしもあらず・・・という淡い夢も考えてはみたが・・・
結局はマサやんの方がまだ底力を持っている分速くて、ユル原君はその後3周回遅れへと脱落。
自分にまだ力があったら、すぐにでも助けてあげたい!自分もレースを走りたい!
本当にそう思えてしまうほど、見ていて悔しいやら力が入るやら・・・
ユル原君は回復力は早いのですが、やはりまだまだスタミナの持続力が追いついていません。
C4かC5に出場していたのであれば、もう少し表彰台を狙える良い走りが出来ただけに、今回のデビューは残念で仕方がない。
それはマサやんも同じで・・・
結局先頭が最終18周目のゴール150m手前で、とうとうマサやんまでも周回遅れに捕らえてしまったのだ!
これで全員リザルトにタイムが残らない結果となってしまった。
マサやんは勝てば誰もが認めてくれると思っていたでしょう・・・
負けた場合は「僕はガチ勢じゃないですから!」とか、「楽しかったから別に悔しいとかありませんよ!」と自分の気持ちをゴマかして、自分の殻に閉じ篭ってしまうような性格なんです。
だから彼にもC4かC5あたりに出場してもらいたかった。
あのC2を選んだ瞬間・・・今一歩早く止める事が出来ていたなら、こんな無様な敗北を味わさなくてもよかっただろう。
実力的にC2でも走れる脚があっただけに、残念でならなかった。
そして僕がターゲットに考えていたうち、トンデモクラブの選手が着順でいうところの、C1トップだったらしい。
マサやんがそれにピッタリマークする事ができていれば・・・
そしてレースについて何も判らないまま、誘われて参加したK田様・・・
よく最後まで諦めずに走り通しました。
また僕らと一緒に走行会で、今度は平地のトレーニングで頑張りましょう!
トミーさんは走り過ぎて疲れが溜まっている上に、レース前にお腹を冷やすような事をせず、いつもトレーニングの仕方を工夫しているように、次回からはレース前のコンディショニングを工夫しましょう!
ゆる原君はレースというより、スタッフとしての自覚が必要だったんじゃないかと・・・
単に自転車が好きとか、ファンだっていうのなら、お客様と同じまま・・・
貴方はお客様に自転車の楽しさを教える側の人間です。
早く一回りも二回りも大きな人間へ成長して下さい!
さて、マサやんを自走で帰らせるかどうかって話だけど・・・
しばらく顔を伏せて泣いているマサやんを見たら、とても置いて行く気にはなれなくて・・・
約束だから守るべきだし、ここで甘くすると、「大人は口ばかりで結局甘い」と思われるのもしゃくに障る。
しかしあれだけ力を出し切った人間に、神戸まで120kmも走って帰れとは、やはり言えなくて乗せて帰る方向に・・・
とりあえず僕はみんなが疲れて、何から片付けをしていいのか判断できていないようだったので、さっさと参加者全員の自転車からセンサーを取り外し、受付まで返却に行く。
レースは片付けが終わって、無事自宅に帰るまでは気を抜いてはいけません。
帰りは京都で打ち上げでも・・・と思ったのですが、親方が腰を痛めたのだとかで・・・
諦めて神戸まで帰り、摩耶のラーメンたろうで打ち上げをして解散!
今回は僕もまるで自分の事のように悔しい思いをしたレースでした。
『TEAM EURO』は過去に僕が失った大切なプライド。
十年以上も、その名前を思い出すことすら嫌な時期を過ごしました。
それを復活させて良いチームに育てるのが僕の夢です。
僕の夢でもあるチームの運営に、僕との話し合いもなく勝手な采配をする事は当然ですが、ましてや従業員のシフトまで無視してレースに出場させ、雇用関係を破堤させるのもおかしいです。
僕はお客様との距離感を大切に商売をしています。
チームのメンバーにはそれ以上に信頼をかけています。
今いる従業員は未来ある宝です。
全てにおいてチームワークが必要だと考えているので、そこのところご考慮頂ければ・・・
心からそう願います。
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