2014年9月25日木曜日

気になるグルメ&カフェを下調べ!テーマは『レトロ&アーキテクト』

僕の地元、兵庫区にも隠れ家的ないいお店は、探せば結構あるものだ。

前から行きたかったお店を訪ねてみました。



『北の椅子と』っていう名前の木工所兼カフェ!

一応ビンテージ家具を販売するのがメインのようです。

2013年5月26日にOPENしてから1年ちょっとなのに、雑誌などでかなり知られているお店!

うちはもうすぐ2年だというのに・・・(苦笑)

ところがこのお店、場所がまた変な場所にあって・・・


これでどこにあるか判るかな~?

わかんねぇだろうな~(笑)

手前の線路はJR和田岬線の現役の線路で、その向こうに見えているのは兵庫運河!

そもそも兵庫運河って聞いて、「神戸に運河なんてあったの?」っていう人が、意外にも神戸市民の中にも多かったりします。

大河ドラマで『平清盛』を放映したおかげで、幾分か認知度は上りましたが・・・

まだまだですね(苦笑)

とはいえ、ここへは地元民の僕でも「えっ?どこから入ったらいいの?」っていう場所にあって、行くのに難儀しました。

実際にはよく抜け道で使う道路を、ちょっと右に入った場所にあったので、「なんだそこにあったのかよ!」って感じで驚きました!

丁度『神戸百年記念病院(鐘紡病院)』のすぐ北北西にあります。


レトロでモダンという表現がピッタリのカフェ店内です


あらゆるビンテージ家具が無節操に並べられているが、無節操なはずなのに何故か妙に調和している・・・そんな不思議な世界!

少し北欧調を意識した感じで、ダーク系の中に上手くオレンジやグリーンなどの明るいカラーの家具を織り交ぜております!


天井はトタン屋根を重ね、所々補修痕もあったり(演出の為わざとなのか?)で、「雨漏りとか大丈夫か?」って言いたくなる作りだけど、どことなく温かみのある大胆な作り。

照明の反射などを演出する為なのか、梁から大きなベルト状のノコギリがぶら下がっていたり・・・


来店しているお客様は女性が多く、それも一眼レフを構えた芸術系の女子が目立つ!

あとはキッズスペースがあるので、お子さん連れのママ友の集会所にもなっている(笑)

隣の席で若いママさんが堂々と普通に赤ちゃんに授乳をしていたので、目のやり場に困りつつコーヒーを注文!


これはダッチコーヒー!いわゆる水出しコーヒーです。

由来はインドネシアがオランダ(ダッチ)領にあった頃にさかのぼるらしいが、インドネシアのコーヒー豆はロブスタ種が主流で、このロブスタ種のコーヒーっていうのがとにかく濃いのである。

カフェインもアラビカ種の2倍と言われており、そのままストレートで飲んだら苦味が強過ぎて一般受けしないのです。

ところがアラビカ種に比べたら病気や害虫に強く日持ちもするので、安く流通している訳であります。

なので、ブレンド珈琲にも2~3割くらいロブスタ種を配合するのが一般的で・・・

まあストレートに言えば、コーヒー豆をケチってる喫茶店が、手っ取り早く風味と色だけを出したいならロブスタ種の配分を増やせば安く収まる・・・的な話ですよ。

って言い方をすると、何だかダッチコーヒーが美味しくないように聞こえますが、それがまた違うんですよ!

水出しってところがミソなんです。

水出しによる抽出は最も手間なので、普通の珈琲店ではドリップやサイフォンを使用します。

しかしその手間をかける事により、香り豊かでカフェインを控えめに抽出できるそうなんです!!

そしてロブスタ種は基本的に深煎りするものなので・・・

つまりダッチコーヒーは香りも苦味も、とにかく深~い深~い味わいが楽しめるのであります。

いや・・・実に苦かった(笑)

要するにかなり上級者向きのテイストという事です。

ランチもできるようで、次回は何か食べてみたいな~!って思いました。


北欧(主にデンマーク)で仕入れてきたという食器やらも気になるが・・・


なんだか手作りの温もりを感じるものがいっぱい!


1階のフロアはこんな感じ。


個人的には隅っこに置いてある自転車らしき乗り物が気になる。

ペダル及びクランクの位置から考えると、非常に人の身体に無理をさせる構造ではあるが、きっと子供を乗せてサイクリングする為の自転車かと・・・

いや、不思議な車体だ。

自転車には長く携わっているが、こういうのは初めて見ました!



次に紹介するは『あさの水車 アンタイル』さんです。


以前にもランチポタリングで行ってみたいお店だと言っていたところです!

店名の由来は昭和11年に建築したこのお住まいに、最初に住んでいた方があささんという女性で、また元々水車があったそうです。そういう名残を残してつけた名前なんだそうです!

ちなみにアンタイルとはドイツ語で分かち合うという意味で、最近のコミュニケーション能力が不足した現代っ子には必要不可欠な精神ですね。

場所は平野交差点から北へ真っ直ぐ上り、祇園神社前の横断歩道を西へ渡ったら正面に建物が見えるはずです。


古民家を改装したカフェですが・・・玄関先に立っても「ホンマにここがカフェなん?」って疑問に思うくらい普通の民家です!

この日一番乗りで入店した僕は人気のある2階の部屋へ行きました。


「お~っ!民家やな~!これは完全に民家!」

しかも何だか懐かしさや温かみもあって、雰囲気が凄くいい!


ランチが出るまでくつろぎたくなるようなソファがあります!

ここも色々ごちゃごちゃしている様に見えて、実は照明の採光などを考えた演出が憎いですね!

昭和レトロとエスニックを融合したインテリアは、人によって好き嫌いはあるかも知れませんが、僕は好きですね~!


出窓から天王谷からの渓流を望みます。


なかなか情緒豊かでしょ?

人数がいると時はテラス席も行ってみたいですね。


そして生活観も満載!

是非ここをご利用の際は、店内の備品には勝手にお手を触れていただきたくない・・・といいたくなるくらい、普通に人の家にゲストとして招かれた気分です。


BGMはジャズを中心に流してくれます。

あえて写真は載せませんが、階段や廊下にはお宝級のオモチャ等が所狭しと展示されています。


きた~っ!これがランチの和定食。

すごくヘルシーで味付けも優しい味でした。


食後のデザートにも事欠きません!

ガトーショコラにコーヒーが基本ですが、僕は珈琲ゼリーもプラスのメニューにしました。

ここの珈琲ゼリーは最高!!

是非皆さんにもオススメしたい!

これだけのセットメニューで価格はなんと1610円!って考えたら満足できますよね?


1階のお部屋も豪華で素晴らしくて・・・

ランチポタリング(10月5日予定)に利用したいのですが、通常こちらのランチは1日10食限定なので、人数が多い場合は事前に予約が必要かと思われます。

10月5日は20名規模の参加者が見込まれているので、できれば早めに参加表明を頂きたいです。

いや頂きます!

10月5日のランチポタリング・・・題して『秋の節句だピナ祭り!』に参加希望の方は、是非今月中に参加表明を出して下さいますよう、よろしくお願い申し上げます!

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