世の中がコロナウイルスで混乱に陥った頃・・・
2月入荷予定が遅れに遅れて、ブリヂストンの『TB1』(デュアルドライブ仕様)がようやく4月の頭に入荷しました。
この『TB1(ティービーワン)』の何がすごいか?
まず最近認知度が上がってきたeスポーツ・・・同様のクロスバイクタイプの電動アシストで言えば、パナソニックやヤマハが力を注いでいて、最近ではジャイアント等海外のスポーツバイク専門ブランドも参入してきました。
更にはロードバイクタイプやMTBタイプもあって、それなりに電動アシストによるスポーツサイクリングの需要が上がっているらしい。
しかしどれも軒並み30万円以上する高級車ばかり!
当店ではそれらと同等クラスの性能で20万円~の『EVOL』というブランドも扱っているのですが・・・
しかしこの『TB1』の登場でeスポーツ市場の均衡が崩れる事必至な訳。
eスポーツはただでさえ車重が重くなりがちな電動アシストを、少しでも軽量化する為にバッテリー規格を36Vにしています。
通常の電動アシストは25.2Vが一般的なのですが、電圧を上げる事で消費電力を抑える事ができる・・・つまりバッテリー容量を小さくできて軽量化に貢献する訳です。
そんな電動アシスト情勢の中で、唯一36V規格を一般車両でも採用しているブリヂストンが、人気のデュアルドライブシリーズでこの『TB1』を投入してきたって事はとてつもなく意味のある事なのです。
重量は22kg少々で、外装7段変速もついています。
その上LEDライトも装備していてデュアルドライブ。
デュアルドライブとは前輪に電動モーターが仕組まれており、後輪は自身の脚力で動く。
つまり前後輪(両輪)駆動であるという意味です。
更にブレーキアシストで下り坂は握力の弱い女性でも安心してコントロールでき、更にそのブレーキアシスト時のエネルギーで回生充電機能が働くので、ただでさえバッテリー満タン時に130kmもの距離を連続アシストしてくれる『TB1』は、回生充電を活用する事で実質200km以上の距離をアシストしながら走ってくれるのです。
ここまで優秀なeスポーツはまだありません。
しかもこの高性能で129800円(税別)という低価格。
バッテリー形状などにスタイリッシュなデザインを求めるとかでなければ、バッテリー1本で琵琶湖も一周できてしまう、この超高性能電動アシスト自転車を選ばない理由は有りません。
その後コロナ渦で電動アシストのみならず自転車の生産が大幅に遅れて、一時は需要に追い付かない時期もございましたが、最近になってようやく生産のペースが回復してきましたので、ここで改めてお買い得なeスポーツとして紹介させて頂きました。
これは1997年~1998年のドイツテレコムチームカラーのピナレロです。
スチールフレームなので軽くはないのですが、とてもしなやかに気持ちよく走れます。
実はこの自転車、僕が1999年に組み立てた自転車です。
オーナーは菊水ゴルフ場の会長さんです。
当時まだ大学生だった僕が、インストラクターとして勤めていたフィットネスクラブの会員さんだった関係で、個人的に注文を頂いて製作する事になりました。
ホイールも全て手組みですが、トラブルもなく21年大切に乗って頂いています。
塗装はさすがにイタリアンバイクあるあるで、ロゴがパリパリに割れるなど傷んできていますが、全体的に状態は良かったです。
久しぶりに輪行してサイクリングを楽しみたいという事で、久々にメンテナンスさせて頂きましたが、ほぼ問題なしで本当に驚きました。
コロナ渦で授業がどうなるかまだ判らないけど・・・とりあえず入学式が終わったという事でなっちゃんが店にやってきました。
当店ができたばかりの頃はまだ小さかったんですけど、いつの間にか身長が伸びてます。
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