この日はY崎様3号とH江様はそれぞれ、別件の用事で神戸にはいないので、珍しく御三家ではH川様のみが参加。
それだけに今回は参加人数も少なめになるかなぁ~って思ったんですね。
「明日は久々にトレボンへ行くぞ~!ハニートーストよ待ってろよ~!」
土曜日の段階では既にそんな気分でいた僕でしたが・・・
いざ当日になってみると・・・
H川様とA部様、Y田君、マサやん、S藤様にE藤様と最後にK南様。
7名もお集まり下さいまして、結局9名での出走となりました。
「これはトレボンへ行く計画は延期やね。」
「ということは・・・。」
「僕、来なかった方が良かったですか?」とはK南様。
「とんでもない!K南さんが来なくなったら僕もY崎さん(3号)も悲しくなりますよ!」
K南様はものすごく周りに気遣いのできる優しい方なので、いなくてはならない癒し系メンバーの一人なんですね。
しかしそうは言ってもこの人数・・・
今回は違うお店に行きたいな~って悩んでいたら、ここで「上り坂は苦手だが、スイーツの事なら任せて下さい!」とA部様が提案を・・・
「実はいいお店を見つけちゃったんですけど、提案してもいいですか?」
「それはもう喜んで!」
で、ハーバーウォーク~HATゆめ公園と経由して、生田川沿いに新神戸オリエンタルアベニューへ向かいました。
実はここ、僕にとっては色々と思い出深い場所で・・・
元々ここがOPAとしてOPENした当時、中学生だった頃の僕の溜まり場だったんですね。
僕の出身中学はユニバー記念競技場の隣にある学校なので、縄張り意識の強かった当時にわざわざ布引中学の縄張りで溜まるっていうのもどうかと思うのですが、いつもマネケンでワッフルを食べて、ベネトンショップのお兄さんと駄弁って・・・近くにあった外車販売店のオーナーと駄弁ってはトヨタ2000GTや、ロールスロイスのクラシックカーに乗せてもらったり・・・
中学生なりに充実した時間を過ごさせてもらった場所なんですよ。
高校1年生になって初めてアルバイトをしたのもここの中華料理店で、尊敬する元F1ドライバーの中嶋悟さんの鈴鹿ラストランの前日に会見を開いたのもここの広場。
そこで中嶋さんのサイン入りテレカをもらって握手をして頂いた時は、僕もまだF1ドライバーになりたいって夢があって、既にシューマッハが次世代の王者になる事も予測していて、学校の机には「打倒シューマッハ!」って書いていました。
高校を卒業して、大学に行く資金を貯める為に、ホテルシェレナで配膳の仕事をしていた時も、たまに新神戸オリエンタルホテルや、すぐ西側にある北野クラブへヘルプで入る事があって・・・
ちなみに自転車競技を始めようと思ったのもその頃。
僕は両親もいなくて大学に行くお金を貯めながら生活していたので、車の免許を取りに行く暇と当時40万円くらいしていた教習所へ行くお金が無かったのですが、レースをしたいって衝動だけは抑えられなくて、手っ取り早く人とスピードを競えるなら自転車しかない!って始めたのがきっかけだったんですね。(車の免許は貧乏学生当時にやはり我慢できなくなって、明石試験場へ飛び込み入試で取りに行きました)
まあそんな訳で、最近でこそほとんど行く事がなくなりましたけど、ここは青春時代の多くを過ごした場所の一つなんです。
そしてまさに僕の思い出いっぱいの広場にあるのが、この『珈琲屋OB新神戸店』です。
どうやらここのお店は埼玉県をベースに、関東圏で展開しているチェーン店らしく、西日本唯一のお店がここらしい!
なかなか・・・ロッジ風の暖か味と、ガラス張りの明るい雰囲気が上手く調和した店内です。
以前から存在は知っていましたが、入るのは今回が初めてでした。
A部様曰く、「ここのメニューがとにかくヤバイ!見て驚いて下さい。」との事でした。
ん?留美さんの頼んだアイスコーヒーですが・・・
何だこのデカさ!!
人の飲むサイズではないレベル!
マサやんのアイスカフェモカも、顔くらいの大きさがあるではないか!
その奥でA部様が僕の反応を見て喜んでました。
ホットメニューもジョッキサイズで出てきます!
これは僕が頼んだウィンナーコーヒー!
僕の拳よりもひと回り大きいサイズです。
っていうかトーストと上面の面積が変わらない!
ちなみにモーニングセットはドリンクの価格に対して無料サービス!!
全てのドリンクにもれなく、トーストと卵をプラスしてくれるなんて・・・ありがた過ぎます(うれし涙)
「これはA部さん!2階級特進ものですよ!」
「本当ですか?ありがとうございます!」
「本日よりA部さんをスイーツ部長に任命いたします!」
「よろしくお願い致します!」
パチパチパチパチ・・・ってな具合に・・・
6名と3名で分かれて座ったのですが、こちらもメニューのデカさに盛り上がってました。
上の写真では確認できませんが、Y田君のジョッキに刺さったストローとマドラーが、丁度いい具合に開いていて、こちらから見るとまるでK南様とペアで1つのグラスを飲んでいるように見えて、非常に衝撃的でした(笑)
また新たな疑惑を作ってしまったのですが、すかさずK南様には「僕は妻帯者ですよ!」って優しく怒られてしまいました!
いや・・・ここのお店いいですね!
また来たくなるお店でした。
満足して当店へ戻りましたら、間も無くN様2号がご来店!
プレミア神戸さんの走行会で走ってきたらしく・・・
ここからはY田君と再度ドライブウェイを一緒に走る約束だったのです。
Y田君曰く、「N様は僕にとって神です!」との事で・・・
元師匠(?)のピナイさんの時とは、リスペクトの度合いが違い過ぎて笑えてしまいました。
本来はN様2号がY田君に、ヒルクライムの走り方をコーチするって内容だったらしいのですが・・・
「僕も行きます!」とマサやん。
「丁度六甲山まで走るつもりだったので、僕も加わります!」とはA部様。
そしてH川様も「それじゃあ私もお付き合いします!」って・・・
一応僕は「Y田君のギアはインナーが42Tだから、無理せず最初のピークまで23Tを使って上ること!そこから先は21Tも使っていいけど、それ以外の組み合わせは厳禁!」ってアドバイスをしたんですね。
あとはN様2号とマサやんが、悪魔のささやきさえしなければ・・・
そして痺れを切らした2人がY田君のアシストを放棄して、勝手にバトルを始めたりさえしなければ・・・
僕の見込みでは、間違いなくY田君は余力を残しても35分以内で走れるはず!
まずはみんなとそんなに遅れないタイムで、俺は上れるんだ!って実感を味わってもらいたい。というのが僕の希望だったのですが・・・
まあ、あの2人が走って・・・そんなに大人しく走る訳がないんですよね。
途中からY田君を放ったらかしてバトルをしたばかりではなく、Y田君に52Tのアウターギアを使わせたりしたそうで・・・
「ダメじゃないですか!メニューにはちゃんと意味があるんですから、しっかり守って走らせてあげないと!」って暴走した2人にお説教!
それでも余力を残しつつ、ほぼ予定通り35分少々では上れたらしいので、これから少しずつ育てていきたいところですね。
でも本当に楽しかったみたいで、更にトンプソンの試乗を兼ねて、今度はH川様を除く4名で空港島まで走りに行きました。
トンプソン・フォースは上りでこそ扱いにくいけど、平地では恐ろしくポテンシャルが高いって事を、少なくともマサやんは感じてくれたそうです。
いやぁ・・・この日は本当に皆さんにとっても僕にとっても、充実した素晴らしい1日でした。
でも疲れが溜まっていながら、翌朝まで作業をしていた僕は、月曜日の残りの時間を完全に死んだように寝込んでいたという・・・
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