2014年11月13日木曜日

ブログの更新が遅くなりました。

最近色々あり過ぎてブログを書く集中力が湧かなくて・・・すみません。

「今夜は書かなきゃ・・・」って思って深夜までお店に残っていても、いつも心が折れていました。

僕って結構一つの事をいつまでも心に溜め込む性格なので、そういうのが無数に増えてくれば増えるほど重たくなってくるんですね。

実は店を立ち上げる前に色々溜め込んでいた事の大半を解決して、一度自分をリセットしていたんですよ。

お陰で心機一転モチベーションを高めた状態で店をOPENできた訳なんですが・・・

そこから2年少々の間だけで、一体どれほど無数の精神的苦痛を味わったものか。

寒くなってくると身体だけではなく、心の古傷まで疼いてくるんですね。

まあモチベーションを崩すそもそものきっかけは、もっと単純な事なんですけど・・・

僕はAB型って事もあるからなのか、基本的に完璧主義者なんですよ。

若い頃に比べたら相当丸くなったとは思いますが、今でも車のステアリングを握った瞬間、空気を読めない運転をするドライバーやバイクの影響で、自分の身体時計に対して現実がスムーズじゃない事に、ついイライラしてしまい、時々それが運転に出てしまう事があったりで・・・

その度にそんな自分の本能的な部分を理解しつつも、イライラしてしまう自分に対して更にイライラしてしまうという・・・不健康な性格なんです。

同じようにスタッフの動きや言動にプロとしての意識が欠けていたり(要するに空気が読めていないと感じた時)、確認や相談、報告が抜けていて、一体何の作業にどれだけ時間をかけているのかを疑問に感じた時、一応それぞれにノルマを与えてはいるんですけど、一向にそれを全うして次の目標設定をしているように映らなかった場合など・・・

ものすごくイライラします。

そんな時はつい口数が減って、表情も相当険しくなっているそうなのですが、それはそれで自分自身にプロ意識の低さを感じてしまうので、やはりイライラします。

何より何度指示しても、注意を促しても聞いてもらえない、それどころか過去に逆切れするスタッフがいましたが・・・それっていうのは、自分の指導の仕方に問題があるからなのか、或いはそういう時に限っては雇用する側とされる側の立場の違いとかって理屈が、雇用される側には意識としてなくて、あくまで同じ土俵に置かれてしまうんでしょうか?

それだと僕とスタッフの距離感は、ある程度格差を持って接触すべきなのでしょうか?

その辺の自分の考えのまとまらない辺りもイライラの原因。

別に僕は誰かにワガママし放題でふんぞり返っているようなタイプではございませんが、何事も自分の思惑やイメージ通りに事が進まない事を何よりも許せなく感じるので。

大半がそんな感じで・・・まだまだケツの青い自分自身に対するイライラで、毎日押し潰されそうになっています。

僕の理想・・・というよりも目標としている夢は・・・そんな低次元の話で留まっていては絶対に達成できない事なので、何とかモチベーションを上げなきゃ・・・って、この1週間はずっと自分自身と格闘していたんですよ。

スタッフのモチベーションを上げる事も当然ですが、僕のモチベーションがどうしようもなく下がっていたのでは、方向性を見失ってしまいますからね。

ただねぇ・・・

今欲しい言葉というか、気持ちは「共に頑張りましょう!」とか、「みんなで実現しましょう!」っていう精神かなぁ。



ふと自分が学生でアルバイトだった時の先輩や、上司の事を思い出してみたんですよ。

僕が高校の頃一番長く勤めていたガソリンスタンドには、29歳の店長と27歳の副店長がいて・・・

真冬の水洗い洗車を、かじかむ手を我慢しながら作業していたら、「こんな洗車に何分かかっているんや!丁寧にやる事だけがプロ意識とちゃうんや!お客様を待たせているって意識を持たんかい!」って、店長に思い切り引っ叩かれたあの日が懐かしい。

厳しいながらも意識する事の大切さを教えてくれた店長。

いつもふざけてばかりなのに、いざって時は頼りになる副店長は、社交的で顔も広く、僕がある暴力団の組員とケンカして大怪我させた時も、身を挺して僕の正当性を訴え、その組の幹部を説得し助けてくれました。

当時23歳だったある先輩は見た目は細いのに、オイルの詰まったドラム缶を一人で持ち運ぶ豪腕の持ち主で、腕相撲では全く歯が立たなかった覚えがあります。彼は主に力仕事を効率よく片付ける為に身体を鍛えていたんですが、身体だけではなく心にも、しっかりとした芯を持った人で、相手が暴力団であろうが、チンピラであろうが、間違った事を言う人間に対して絶対に怯まない強さを持っていました。

21歳で大学生だった先輩は、誰よりも堪える事の強さを持った人で、更に人が困った時には必ず自分を犠牲にしてでもフォローしてくれる優しさも持っていました。今のご時勢だったら若い子を甘やかしてダメにしちゃうかも知れませんが、僕は仲間や後輩を守り、先輩や上司を立てる彼の誠意に満ちた背中を忘れることが出来ません。

ほんと、今思ったら・・・みんな10代か20代ばかりなのに、責任感やリーダーシップ、連帯感を持った、そんな素晴らしいメンバーが揃っていた職場だなんて、ある意味奇跡だったのかも知れませんが、そのお陰で学ぶ事がたくさんありました。



大学時代に勤務したフィットネスクラブではカリスマコーチが何人かいて・・・

27歳のマネージャーと26歳のサブマネージャーの2人は、それこそバレンタインに出勤でもすれば、両手に持ちきれないくらいパンパンに、チョコやプレゼントの詰まった紙袋を持ってスタッフルームに戻ってくるくらいの人気で、それは単にカッコイイってだけではなく、コミュニケーション能力が以上に高かったと思うんですね。

特にサブマネージャーは、非常に勉強熱心で、あらゆる運動の意味や、栄養の摂取の仕方、ストレッチに至るまで、僕が独自に研究してあみだすきっかけを作ってくれた、インストラクターとしての師匠でもあります。

元々柔道やレスリングを専門とするコーチなのに、水泳では特に平泳ぎが選手並みのスピードで、自転車も何度か僕と走った事がありましたが、レスラーとは思えないスピードを持っていましたし、しまいにはエアロビを真剣に勉強しだして、たった半年とはいえ猛特訓の末全国大会で優勝し、ラスベガスの世界大会へ招待されるという快挙・・・

尊敬できる上司や先輩に恵まれた学生時代でした。



しかし・・・当時と今と、一体何が違うんでしょうね?



僕が甘いのは判っちゃいるんですけどね。

でも自分のスタンスを大きく曲げてまで成功したいとは思わないんですよ。

僕は自分の志や信念を曲げる事無く、目標を成し遂げたいと思っているので、他人からアマちゃんと呼ばれようが、裏切られようが騙されようが、正しいと思った道を進もうと思っています。

それでもきっと「共に頑張りましょう!」って集まってくる同志はいるだろうと信じています!

なので今は、ちょっとずつモチベーションを挽回して頑張りたいと思います。

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