2013年3月6日水曜日

冬場のサイクリング…おすすめコース5

少々北陸びいきと言われるかも知れませんが、今回紹介するコースタイトルは…

『越前海岸に咲く春と究極のかにを求めて走れ!』です。

スタートの地はJR敦賀駅です!

まずはここから最初の立ち寄り場所である『金ヶ崎城跡』に向けてランプ小屋を目指しましょう。
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ルート2の国道8号線沿いに行けば…

商店街沿いにこんなモニュメントがいっぱい!

松本零士作品のモニュメントですが、敦賀と松本零士さんの接点は特にありません。

これは1999年の敦賀開港100周年記念と、古くから貿易港として活躍していた事…

あと鉄道や船が行き交う街なので、人と人の出会いやつながりが多いという意味で、『銀河鉄道999』のテーマにシンクロすることから建造されたみたいです。

どれも記念撮影したくなるくらい素敵なモニュメントなので、全部じっくりと見て行きたいですね!

商店街を抜けると…

気比神宮の大鳥居が見えてきます。

木製の鳥居としては日本3大大鳥居の1つに挙げられています!

中には…

奥の細道の歌碑と松尾芭蕉の銅像があります。

さらにそこから敦賀市立博物館のある方向へ行けば…

こんな個性的なビルがあります。

前回紹介した『敦賀ヨーロッパ軒』のビルです。

走る前の腹ごしらえにはソースカツ丼ですね!えっ?重たいですか?

僕はレース当日の朝はステーキでもオッケーな人でしたから、ソースカツ丼はたっぷり炭水化物とたんぱく質が摂取できてありがたいです(笑)

また近くには…

晴明神社があります。

安部晴明ゆかりの地は京都だけじゃなかったんですね!

ずいぶん寄り道しちゃいましたが…

やっとランプ小屋に着きました。

そこからは徒歩で91段の石段を上りますと…

金ヶ崎宮があります。

91段の石段には「どんな苦難も苦にならない」という意味が込められています。

だって92段に及んでいないでしょ?(笑)

えっ?今度は木枯らしが吹いた?

いや…わざわざそんな段数にしたのにはもっと深い意味があるんですよ!

ここ金ヶ崎宮は元々『金ヶ崎城』のあった場所です。

かつて時代を決する大きな戦いが2度も行なわれた、難攻不落の砦っだった場所なんです。

特に僕が推したいのは『金ヶ崎の退き口』のエピソード。

これは織田信長が朝倉義景討伐のため越前入りする際、手筒山城と金ヶ崎城を攻略した時に、妹のお市の婿であり、信長の義兄弟でもある浅井長政が、朝倉氏との義理を通して信長を裏切ったことから、ここ金ヶ崎城が信長軍にとって四面楚歌になったというもの。

この時羽柴秀吉がしんがりを申し出て金ヶ崎及び手筒山に残り、敵方の武将である朽木氏へ使者を送って、信長を鯖街道経由で京都まで逃がす事に成功させたのですが…

難攻不落の砦というのは、逆を返せば撤退すらままならない、袋のねずみになり兼ねない場所でもあるのです。

この時秀吉と共に残った武将の中には明智光秀や徳川家康、前田利家、あとオマケで山内一豊といった、まさに錚々たるメンバーがいたのです!

その彼らが全滅覚悟で信長を逃がす為に命を懸け、そして無事に撤退をして見せた事は、現代ではあまり大きく取り上げられていないだけで、当時の日本では伝説的な偉業なんです。

その伝説に残る撤退劇を成し遂げたメンバーだからこそ後に出世し、天下取りに名を連ねるに至った訳です!

まあそんなエピソードもあって、この地にある金ヶ崎宮は『難関突破の宮』として、受験生にはとってもありがたいご利益のある神社なんですよね。

また『恋の宮』としても有名で、ここで行なわれる『花換まつり』がお見合いやねるとんパーティーの走りだとも云われています。

是非想いを寄せるあの人に、そっと桜の枝を手渡し、「花を換えてくれますか?」と囁いてみませんか?

例年4月上旬になれば綺麗な桜を愛でる事ができます。

ちなみに近くの余座交差点の近くに『小牧かまぼこ』の工場があります。

ここも観光では必ず立ち寄る施設ですが、焼きちくわ作りの体験などができます。

といっても、僕個人としてはここのカフェで頂けるミックスジュースがオススメなんですけど…

あのホテルのラウンジみたいに立派なカフェって、まだ残ってるのかな?(笑)

さあそれでは次の目的地へ進みましょう!
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国道8号線沿いにある大型ドライブインの『やべ清』です。

ここではレストラン『ごっつぉ亭』で頂く海鮮丼がオススメですね!

写真は海鮮3色丼で、他にもうに丼とか色々楽しめます。

値段も安くてビックリです!

当店から予約すれば、オリジナルのメニューも用意して頂けますよ!!

女性客の方には特にサービスをつけるよう、お願いする事も可能です(笑)

あとここの浜焼き鯖は絶品なので、是非ご賞味下さい!


ではそろそろ越前海岸を目指しましょう!
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やべ清を出たら『しおかぜライン』(旧河野海岸有料道路)を目指しましょう。

以前は通行料のとっても高い有料道路だったのですが、お金を払ってでも走りたいくらい素晴らしいロケーションの道路です。

またしおかぜラインを抜けると、『北前船主の館』が見えます。


なかなか立派なたたずまいです。

そして北前船の模型…

以前はこのような船で蝦夷貿易をしていたんですね。

そして次の目的地…

『越前がにミュージアム』です。

建物がかにの形をしているのが判りますか?(笑)

ここでは越前がに(福井県沖のずわいがに)の生態の謎に迫ることができます。

冬の味覚の王様の事をしっかり勉強してから味わうと、その有り難味が良く解ると言うものです。

またミュージアムの向かいには…

越前海岸を一望できる露天風呂『漁火』がございます。

それでは次を目指しましょう!
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越前水仙ランドです。

天気のいい日はここの眺めも素晴らしく、越前岬灯台からの夕日は是非撮影しに行ってみたいと思っています。

海岸側から見上げると、灯台があんな高い所に見えます!

そして12月〜4月上旬までは…

この一面の水仙が出迎えてくれます。

特にここ梨ヶ平の周辺は…

こんな具合に、どこもかしこも水仙畑なんです。

少し移動しましょう。
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ここは「渡り鳥を呼ぶ門」という意味合いで『呼鳥門』と呼ばれるようになった、風化によってできた天然のトンネルでしたが、かつて落盤事故で多くの犠牲者を出したことから、現在は潜ることができなくなりました。

それにしてもこの一体は…

越前海岸(日本海)らしい景色を満喫できます。

また近くの『レスト有情』には…

こんなトイレとか…

こんなトイレがあったりして、鳥の囀り声が聴こえたりします(笑)

さあ次に進みましょう!
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途中再び越前水仙を楽しめる、『水仙の里公園』を通過し、そのまま国道305号線をひた走りましょう!

そうするとこんな不思議な地形をした『弁慶の洗濯岩』が見えてきます。

僕はどうにも『大根おろし岩』にすべきだと思うのですが、まあそこはいいとしましょう(笑)

更に進みます。
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九頭竜川を渡って次に目指すは『三国湊座』の名物!

『三国バーガー』でしょ?

やはり北陸のご当地バーガーといったらこれですわ(笑)

それにしても三国港もなかなか風情のある港町でしょ?

この辺の魚屋さんで越前がにを買うのがオススメ!

とにかく安い!

通常2万円は下らない大型の越前がにが1万2千円で買える!

黄色いタグが越前がにの証!

甲羅に寄生した虫は害がありません。むしろ沢山ついている方が美味しいかにである証拠です!

尚、爪先がちょっと欠けているだけで、傷物扱いとなって更に安くなる!

活きたかにを生で食べるのは新鮮なうちにしかできない贅沢!!

是非奮発してとろけるような甘い越前がにを味わってみて下さい。

またボイルしたかにも、脚を折ったらスルッと身が抜ける食べやすさ!

越前がにが冬の味覚の王者といわれる所以が良く解ります。

あと三国といったら『盛安』の越前そばがまた美味しいのなんのって!

是非石臼で挽いた本物の10割そばを食べてみて下さい!

ではでは東尋坊を目指しましょう!
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結構綺麗な海でしょ?

日本海をバカにしている人はきっとビックリしますよ!

しかしここがかの有名な自殺の名所とは思えませんね。

僕も失恋したらここで死のうかと…

で死んだらあの雄島に流されるそうです(汗)

まあそんな冗談はさておき、ここもお土産店や新鮮な海の幸を食べれるお店が多い!

『やまに水産』とか『やし楼』も有名ですが、個人的なお付き合いもあって『正太楼』さんを一押ししときます。

ここでも新鮮な海鮮丼が色々味わえます!

それでは独特なスタイルをした東尋坊タワーを背に、帰路につきましょう。
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帰りにあわら温泉でひとっ風呂浴びて帰るのも悪くありません。

『セントピアあわら』というこんな綺麗な立ち寄り湯があります。

中もすご〜い!

ここからはJR福井駅を目指して走ります。
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しんどくなったら、えちぜん鉄道『あわら湯のまち駅』から電車で帰るのも有り!

北陸美人が添乗員として乗ってくれるのがえちぜん鉄道の特徴。

それでは今回もお疲れ様でした!

帰りは特急サンダーバードでくつろいで帰りましょう。

走行距離=約113km

走行時間=上級者で4時間、初級者で6時間くらいが目安です。

よってトータル6〜8時間半くらいのスケジュールで楽しみましょう!

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