僕が白馬乗鞍に向かって登っている頃、観光組は栂池自然園の散策を楽しんでいました。
この虫なんでしょうか?
シラネニンジンの花の上をアリの仲間のような虫が歩いています。
この辺りに生息する『クビボソジョウカイ』という昆虫にも似ていますが、一番後ろの脚が極端に長いので、違う種類の虫だと思われます。
天狗原から雪解け水の滝が流れ落ちています!
こんな所に棚田があったら・・・きっと日本一美味しい米が作れますね!
あの雪田の上が白馬乗鞍山頂で・・・
丁度この写真を撮影している頃・・・僕はまさに天狗原を通過した頃だと思われます。
ここから奥地は僕もまだ行った事がありません。(僕がここに来たのは積雪がまだ多い初夏のシーズンなので)
あの雪渓の向こうに白馬大池があるはずです!
そして丁度この写真を撮影している頃僕は雪田を登って、間も無く白馬乗鞍山頂に辿り着くタイミングです。
これはモウセン池と呼ばれる池塘(ちとう)ですね。
栂池自然園は初夏には水芭蕉(ミズバショウ)が咲き乱れる湿原なので、このような池塘があちらこちらに存在します。
これは展望湿原から見た白馬大雪渓です。
あの大雪渓の上に僕の宿泊する村営白馬岳頂上山荘があり、右手の雲に隠れそうな山が白馬岳、大雪渓の向こうが杓子岳で、その隣に白馬鑓ヶ岳があります。
それにしても白馬大雪渓ってものすごい傾斜ですね!(汗)
こうやって見たらスキー場のチャンピオンコースと同等かそれ以上の急斜面で驚きます。
あんなところで滑落したらひとたまりもありません!
一番下まであっという間に滑り落ちて、大岩に頭をぶつけて即死は間違いないですね。
稜線を左へ辿って行くと天狗の大下りまでは見えています。
その向こうの雲の中に、翌日僕が目標としている『不帰ノ嶮(かえらずのけん)』が不気味に存在している訳ですね。
これは少し早めのニッコウキスゲとワタスゲの群生です。
長野県でニッコウキスゲと言えば8月の霧ヶ峰が有名です。
そして僕が小蓮華岳の山頂に到達する頃、栂池ヒュッテでソフトクリームを楽しんだ観光組は下山して、安曇野ちひろ美術館へと向かったそうです。
尚、観光組はこの日再び大町温泉郷で宿泊ですが、僕の手配で『緑水亭・景水』を予約していました。
部屋も豪華で温泉も広いのでゆっくりくつろいでもらおうという案だったのですが、素泊まりプランにしたのが不評で・・・(苦笑)
僕が同行していれば外食のできるお店はいくらでもピックアップできたのですが、土地勘のない観光組にはどうする事も出来ず・・・「コンビニご飯で我慢したわ!」と、頂上山頂でご馳走を頂いてSNSに投稿していた僕に怒りのメールが・・・
本当にごめんなさい!
しかし景水で2食付きにしたらお一人様あたりの宿泊料金が3万円アップしま~す!
って返したら「じゃあ食事付きでリーズナブルな宿でよかったのに!」とまた怒られてしまいました。
旅行会社で働いていたくせに、すべての人の価値観が同じではないという基本中の基本を忘れていました。
そしていよいよ7月27日の登山2日目が始まります。
無事にパーティーは八方池で合流できるのでしょうか?
台風の影響は?
次回お楽しみに!
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