2014年2月8日土曜日

DIYは楽しいですよ!

ご存知な方もおられるとは思いますが・・・

うちは自転車はもちろん、車やバイクの破損したパーツを直したり・・・なんて事もたまにします。

基本的には僕が趣味で自分の車をいじっている、その延長みたいなところなんですが・・・

お金を掛けずにできる応急修理や、簡単なワンオフパーツ作りまで色々します。


最近は僅かな時間を作りつつ、少しずつランエボを手直ししてます。


運転席に使うつもりでヤフオクで落札したシートレールが、スライドレバー欠品だった為、フルバケットシートを固定で使うしか無かった訳なんですが、さすがにただでさえ乗り降りの不便なフルバケを、スライドできないなんて有り得ない話なので・・・

「じゃあスライドレバーを作ったらいいやん!」

そう思い立ったら早速コーナンプロへ・・・

太さ(直径)9.5mmのステンレスパイプ910mm長を購入し、後は鉄骨を曲げ加工する工具を2点購入。

中空のパイプは曲げると断面が三日月状になる為、強度が著しく落ちるので曲げないで!って注意書きされていますが、そんなの工夫次第である程度の強度は確保できます。
要するに一発で90度曲げるからねじれに弱くなるのであって、このように2点折りして90度にすれば、幾分か強度が残ります。

そして加工で一番悩んだのが、レバーが抜けないようにレール本体の内側にある爪の部分に、レバーの先端を穴開け加工して刺さなければならない。
写真の中央部分ですが、ステンレスパイプに爪が刺さっているのが判りますか?

ここはパイプ側面にパイプカッターで切れ目を入れて、その傷口に自転車用のチェーンカッターをねじ込んで穴を開け・・・

本体にあてがってプラスチックハンマーで叩き、ガッチリとぶち込んだ訳ですね(笑)

そして完成!
しっかりと機能してくれてますよ!

これなら新品で15000円するシートレールが、ジャンク同然のレールを2000~3000円で買って、ステンレスパイプ代と曲げ工具代込みの、トータル4500~5500円程度でレールが完成です。

しかもオリジナルよりもしっかりとしたレバーです。

フルバケットシートに装着するとこんな感じ・・・

窓が反射して判りにくいですが、ようやくシートを交換しました。

更に助手席にはレカロのセミバケットシートを入れて、これでとりあえずランエボらしいインテリアに戻せました。

スパルコのシートはディーラーやオートバックスでは、車検に通らないからってお断りされるパーツですが、ラリー好きにはスパルコしか考えられません(笑)

背面シートを装着してもアウトです。

尚、レカロとブリッドであれば、背面シート装着により車検規定を通ります。



自宅に使いたくても一部欠損で使えないお宝が眠っている人は、駄目もとで一度当店にご相談下さい!

剥き出しエアクリーナーを、タービンの熱から守る為の遮熱板のワンオフ製作とか・・・

ブローオフバルブの取り付けとか、簡単な事であればお手伝い致しますよ。

スタッドレスタイヤから夏タイヤへの交換も2000円でやりますよ(笑)

ちゃんとトルクレンチもあるのでご安心下さい!


そういえば最近では前後Vブレーキのスプリングが、破損して片利きしているMTBに乗ったお客様が来られて・・・

前後のVブレーキ本体を交換して欲しいっておっしゃったんですが、そんな日に限ってブレーキ交換の修理が多かったりするので、片方は交換できたけど、もう片方は部品が不足してしまい、注文して後日って話になったんです。

しかし仕事の通勤で毎日使うから、とりあえず走れる状態にして欲しいと言われ・・・
バネ作っちゃいましたよ。

向かって右は正常で、左のバネが即席のバネです。

太さ(直径)2mmのプレーンスポークを曲げて・・・

付け根部分の丸を綺麗に作るのが大変で、思いの他時間を使いましたが、後日新品に交換してもらう事もあるので、工賃500円でやっちゃいました。

バネテンションを調整するアジャスターが当たる部分の強度は保障できませんが、これで十分使えるようになったと、お客様もご満足でした。

まあまだまだ荒削りではありますが、当店はこういった作業を果敢にチャレンジしてしまう店なので、同じようなDIY好きなお客様は、情報交換も含め、是非一度遊びに来て下さい!

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