こういうデータって見比べる機会が少ないですよね?
どうですか?
色が入っている欄は他と比べて勝る部分です。
ただしクランクに関しては同じブランドのパーツなのに色分けしています。
これはフレームサイズによって、クランク長を変更してくれるか否かで判断しています。
そうしてみた場合、キャノンデールはさすがですね!
しかし価格を良く見て下さい!
明らかにずば抜けて高いでしょ?
むしろ10万円出せるなら、もっといい自転車ありますから(笑)
では価格が安いルイガノは本当に価格以外に良いところ無しなのか?
いえいえ、デザインは素晴らしいし、乗りやすさもこの中ではトップクラスでしょう。
しかし人気にかまけてパーツにそれほどコストをかけていません。
ではフレームにコストをかけているのか?といえば、フロントフォークにハイテン素材を使用。
これは明らかにコストダウンを図っています。
もちろん乗り心地の面では、ハイテンは悪くありません。
しかし重量がね~(汗)
フレームだけでも5万円の価値があるっていうなら見逃しますが、とてもそうは思えません・・・
次にTREKですが・・・
今さら自転車界のレクサスに期待するユーザーってどれほどいるのでしょうか?
ブランド名にあぐらをかいているだけの自転車に魅力は感じません。
どれだけ偉そうに言ってもフォークはハイテンですからね(笑)
重量の重さがその意味を語っています。
特筆すべきポイントはリアディレーラーをアリビオにして、「他よりもコストをかけてますよ!」的なアピールをぶちかましている辺りでしょうか?
なかなか小賢しいですね(笑)
しかし今時そんな姑息なカムフラージュに騙される消費者なんて・・・
これが結構いたりするんだな(笑)
余談ではありますが、大抵の自転車屋さんに行くと、「同じ値段ならこっちの自転車の方が、よりハイグレードなパーツを使っているからお買い得だよ!」って説明を、あたかも当然のようにするもんだが・・・
そんな罠にひっかからないで下さい!
そんなお店はどうせ自転車の事なんて、まるで解ってないモグリなんですから(笑)
って、そこまで言っちゃってもいいくらいの話なんですよ実際。
やはり自転車も車も・・・何でもそうなんですけど、どこにどれだけのコストをかけているとか、そのバランスって大事なんです。
自転車はまずフレームが資本ですから!
ベースになるフレームがただの鉄屑だったら、買った人は浮かばれません。
メーカーや職人の想いやコンセプトをどこまで踏襲しているのか?
そこに価値があるのです。
ただ「売れる自転車だったら何でも一緒!」そんなポリシーやプライドのかけらも無い自転車は売って欲しくないんです。
自転車につぎ込む予算は夢を購入する為の対価です。
ただ有名ブランドで、お洒落で・・・って言うだけでその対価を払う価値はありません。
そこまで言うと「10万円以下やそこらの自転車にプライドもコンセプトもあるか!何寝言を言うとんねん!その程度しか買えない客が悪いんちゃうの?文句があるなら30万円以上出してみぃ!」って反論する自転車屋さんもいる事でしょう?
そういうお店は自転車屋として、人に夢を販売する職業として、基本的な概念というものを是非見直して下さい。
一貫したコンセプトを持っているブランドは、価格帯に関係なく筋の通ったモノをちゃんと作っていますよ。
ところで本題に戻ります。
次にビアンキですが・・・
これねぇ、デザインは最高なんですよ。
見た目で惚れちゃう人が多いのも頷けます。
ビアンキはどのモデルも比較的コストパフォーマンスが高めで、バランスのいいブランドです。
しかしフレームの出来、不出来が激しいブランドでもあるので、試乗する必要を求められますね。
このローマ3に関してはオールシマノパーツで固めているあたり・・・
さすが堅実だな~と感じてしまうのは僕だけでしょうか?
でもね・・・
今やどこでも走っているビアンキに6万円払うなら、他にも良い自転車はあります。
ただ・・・このローマ3は比較の基準としては、紛れも無く最高の自転車なんです。
とにかく可も無く不可も無い!(笑)
飛び抜けた個性は無いけど、よく出来た自転車という意味です。
それでは次にジャイアント!!
「俺のものは俺のもの!お前のものも俺のもの!」と言ったのはジャイアンですが・・・
さてこのエスケープ。
誰もが知るロングセラーバイクですね!
ビアンキやルイガノ同様、あちこちで見かけます。
この自転車はまたバランスがいいんですよ!
ジャイアントのアルミフレームは硬いです。
しかしクロモリ製のフロントフォークが、絶妙な乗り味を演出している!
オーソドックスではありますが、楽しくサイクリングをする為の、まさに基本的な走りを醸し出す構造です。
ただ問題は・・・
スピンフォースってホイールは、トラブルが多いみたいなんですね。
いや・・・ホイールの性格さえ解っていればなんでもない事なんですよ。
要するにクロスバイクって乗り物は、スポーツバイク入門者が購入する自転車で・・・
ママチャリから移行した人って、結構歩道の段差やスロープを正面からガンガン突っ込む人多いでしょ?
慣れてきたら段差の瞬間だけひざの力を抜いて、上手く衝撃を逃す走りをしたり・・・
スロープも斜めに侵入して、出来るだけタイヤやホイールへの衝撃を、緩和する走りをするもんなんです。
でも初心者の人はひざやひじの関節を、上手く屈伸させる乗り方って知らない人が多いから、よくホイールが振れたり・・・
パンクは大抵リム打ちのスネークバイトだったりするんですね。
そこにきてスピンフォースはリムが硬くて丈夫なんですが、そのせいで乗り心地を損なう為、ジャイアントはスポークテンションをソフトにして組んでいる訳ですよ。
結果的に硬いリムが細かい振動までまともに拾い・・・
スポークがねじれまくって、ホイールが振れる原因になっているんですね。
そしてそれを防止しようとスポークテンションを上げると、たちまちホイール剛性が大幅に上るので、乗り心地が悪くなり、更にスポークが折れやすくなるというのが、この自転車に多いトラブル。
フレームの剛性も高いので余計になんでしょうね。
そしてクロスバイクユーザーのレベルでは、ホイールを新調して走りの変化を楽しむ・・・なんて考えは毛頭無いものですから、ホイールの破損=廃車といった結論に陥るのである。
最後にエスケープR3は、2013年モデルから2014年モデルになって、価格が10500円値上がりしました。
スペックが大差無いのに、この大幅な値上げはマイナスなんじゃないかと、僕は睨んでおります。
それではジオスの紹介ですが・・・
ジオス・ミストラルこれはいいですね!
当店でも1台だけ販売実績がありますが・・・
この自転車の素晴らしいところは5万円未満の完成車に前後セットで12000円するホイールを装着している事。
シマノのR501ってホイールは、僕なんかだと正直物足りなく感じるホイールですが、程よい剛性と乗り心地に、そこそこ良い回転である事が特筆物で・・・
さすがシマノ!と言いたくなるレベルのものなんです。
装備も他の自転車から見劣りするものが無いのにこの低価格・・・
フレームも決して悪くありません。
難があるとしたら塗装が雑で、所々にムラがある可能性が高いことくらいかなぁ~。
トップチューブとか目立つところにまでエクボがあったりしますが、何ぶん価格が安いので勘弁して下さいっていうのが、この自転車の欠点ですね。
あとは言う事無しなんじゃないでしょうか。
あっ!それと入荷に時間を要する上に仕入れ値が高いので、自転車屋的には手間と神経を使う割りに儲からない自転車なのも欠点ですね(笑)
そして最後に・・・
そうですコーダブルームです。
この自転車も当店では販売実績があり、特に満足度の高い自転車の一つなんですが・・・
この自転車のスペックは10万円以上の自転車に匹敵します!
まず変速ですが、同じアルタスでも他と違って、この自転車だけ9速仕様にしている事!
次にチェーンやスプロケなどの駆動部分に妥協した部品を使っていない事!
特にすごいのがホイール!
5万円台の自転車にノバテックのハブを使ったホイールですよ?
組んでいて目を疑いましたよ。
回してビックリ!いつまでも回り続けます。
9000系デュラエースのホイールと回し比べた結果、デュラの3倍以上回り続けました。
当店でデュラエースのホイールを買った人に申し訳ないので、本当は伏せておきたかったのですが、これは疑いたくなるような・・・でも事実なんです。
サイズによってクランク長を変えてくれる心遣いもさながら、フレームの作りは間違いなく本物です。
ジャイアントの工場で、ジャイアントよりクオリティの高いフレームを作るっていうのが、このブランドの真骨頂です。
重量の軽さと、乗った軽さはこの表に書き連ねた自転車の中でもずば抜けています。
確かにキャノンデール・CAAD8は素晴らしいですが、コストの差を考えたら・・・やっぱりね(笑)
まあトドノツマリがコーダブルームを宣伝したかった・・・っていうオチになってしまいましたが、別にコーダに関わらず、当店はこだわって自転車を作っているブランドが好きなので・・・
是非お客様の好みなんかも交えて、色々とお話を聞かせて頂けるなら、きっとお気に召すであろう自転車をプロデュース致します!
なぜキャノンデールは「CAAD8 FLAT BAR 7」なのですか?クロスバイクならQUICK 4があります(当然、2014年モデルも発売されています)。
返信削除>むしろ10万円出せるなら、もっといい自転車ありますから(笑)
その自転車を書いて下さい。もちろん良いという理由も付けて
GIANTも比較するなら「ESCAPE AIR」だと思います。
スピンフォースの理解も間違っています。真っ当なショップならスポークテンションを緩めるように調整を致します(工場出荷状態は張り過ぎです)。通常、ホイールは張る方向で調整をし、緩める方向へはあまり調整幅はありません。スピンフォースは逆です。
ルイガノの自転車に対して
>しかし人気にかまけてパーツにそれほどコストをかけていません。
どうかけていませんか?ちなみにKMCはシマノ製チェーンのOEM先ではありません。
TREKのクロスバイクに関して、乗った事ありますか?
コンセプトはしっかりしていますが?
>余談ではありますが、大抵の自転車屋さんに行くと、「同じ値段ならこっちの自転車の方が、よりハイグレードなパーツを使っているからお買い得だよ!」って説明を、あたかも当然のようにするもんだが・・・
そっくりそのままの事をされていますね。安全性を無視したパーツを使用しているコーダーブルームのRail 700を薦めるのはなぜですか?そして、その事を書かないのはなぜですか?
コーダーブルームのホイールベースやチェーンステイをどう考えますか?
コンセプトにあっているものでしょうか?ちなみにチェーンは妥協した選択ですよ
>そんなお店はどうせ自転車の事なんて、まるで解ってないモグリなんですから(笑)
そっくりそのままのお店なんですね
あまりにもひどいのでコメントさせて頂きました。意に反する書込みでしょうから反証が出来ないのであれば削除して頂いて結構です。以上です。失礼致します。
sap*o*o_y*ru様
返信削除ガッツリとメッセージを頂きありがとうございます。
そうですね。僕は言葉足らずな上口が悪いので、人によってはお気に召さない表現があった事をお詫びすると同時に、貴重なご意見ありがとうございます。
さて、まずはCAAD8についてですが、なぜこれを比較対象に入れたかですよね?
本来は5万円台の製品をメインにしたかったんです。
それをあえてCAAD8を入れたのは、今回のコンセプトとして、本当はロードが欲しいけど高い!って人や、ドロップハンドルに慣れるのかが不安って人がクロスバイクを選ぶ場合・・・という意味合いが込められています。
その場合QUICK4は明らかにコンセプトがフィットネスバイクなので、ロードには直結しにくいですよね?
逆にCAADシリーズは元々ロードバイクのフレームですから、いずれロードに乗りたいって人なら、気になるモデルだと思うんですよ。
それにCAADシリーズこそ本来のキャノンデールらしい乗り味だと思うので、実は僕も個人的に好きな自転車なんですね。
ただ、CAAD8のフラットなんて乗ってしまったら、すぐにドロップハンドル仕様にしたくなってしまうのが欠点なんです(笑)
ただでさえ高い(CAADシリーズだと考えたら安いのだけど、初心者にはそれが解らない)のに、ドロップハンドル化するとなると、それこそ安いクロスバイクがもう1台買えるくらいの追加コストがかかります。
なので10万円出せるなら最初からドロップハンドルのロードを購入して、十分慣れてお金を貯めてからCAAD10でもSUPER-SIXでも買った方が、恐らく将来的にかかるコストとしては安くあがるのではないかと思うんですね。
ジャイアントをエスケープAIRにしなかったのは、単純にコストの問題でR3の方が安かった事と、AIRよりも知名度が高く、乗った事や見た事があるって人が多いので、比較にしやすかった・・・
単純にそんなところです。
スピンフォースの件についてはよく振れるとか、スポークが折れるといった話をよく聞きますが、それについてはクロスバイクのスタンスとして、一般車から入門する人が多いのでよくある話なんですよ!って意味合いの話なんですね。
実際エスケープは間違いの無い自転車の代名詞だと思うので、僕としても否定をしているつもりはありません。
次にルイガノについては…逆に質問になってしまいますが、特筆するポイントはありますか?
TREKにしてもそうなんですけど、正直自転車が優等生過ぎるんですよ。
普通に「いい自転車を作ってます!」的な…
僕はそういうのをつまらないと感じるだけなんですよ。あくまで個人的なレベルですが。
TREKのクロスバイクはお客様の自転車がメインにはなりますが、修理や調整でお越しの際に乗る機会があります。
いい自転車ですが、人によっては何がどういいのか解らない方もおられますし、正直TREKだから間違いないって思い込んでいる人も多いです。
コンセプトがしっかりしてるかどうかについても、僕が乗って感じた限りではバラバラです。
例えば同じマドンでも7シリーズと2シリーズでは何もかにもが違いますよね?
マドンというフレームに対して、コンセプトの一貫性は無いように思えるんですよ。
グレードによって走りのステージを変えているっていうなら、もはやそれはマドンじゃなくてもいいんじゃない?みたいな話になると思いませんか。
その辺があくまで個人的に納得いかない部分でして…
僕はTREKがMTBでYフレームを作っていた頃が一番好きでした。
ロードもOCLVが進化して、初めてマドンが登場した頃までが好きでした。
別にTREKというブランドが嫌いな訳ではなくて、キャノンデールに負けないくらい攻めのフレーム開発をしていた、あの頃のTREKを知っているから、それだけに最近のは好きになれない。
まあそんな個人的な感情が、多少なりとも僕の評価に影響しているのは間違いありません。
コーダブルームのRAIL700を薦める理由は、単純に当店で扱えるブランドだから!って開き直って言ってもいいところなんですが…(笑)
一応ちゃんと薦めるだけの理由があります。
まずこれにおいても本気で薦めるならRAIL-SLがあるじゃないか?って話なんですけど、あくまで5万円クラスの自転車ってところに照準を合わせてます。
ホイールベースが長いって話ですが、ホイールベースが長いとどんなデメリットがありますか?
小回りが利かないくらいですよね?
逆に直進安定性は高くなるので、初めてのスポーツバイクにはピッタリなんですよ!
そしてトップチューブが長めに設定している事に関しては、BMCのロードバイクみたいにハンドルが遠く感じるとかではありませんよね?フラットバーですから。
フラットバー自体は、上体を起こした姿勢で乗れるから呼吸も操縦も楽…そういう考え方もできるのですが、逆に言い換えればスピードを追求した走りには不向きなんですね。
しかしRAILはトップチューブが長いおかげで、自然と前傾姿勢を作ってくれる為、乗っているうちにロードバイクへの乗換えを意識しやすいんですよ。
乗り味も踏み出しが軽くて小気味いいですし。
実際、今回紹介した中でRAILの軽い踏み出しに負けない自転車はCAAD8くらいで、あとはそれに次いでミストラル、ローマ、シャッセ…といった感じでしょうか。
まあこれも僕が乗って感じた順番なんで、身長や体重、乗ったサイズのバランスによって多少の誤差はあるかも知れません。
最後に安全性について触れてましたが、そこは自転車屋としても抑えておきたいポイントですね。
RAILのフレームに欠陥があるなんて話はまだ耳にしたことが無いので、むしろご存知なのでしたら教えて頂きたいものです。
あとパーツをどうこう言うのであれば、CAAD8とローマ以外の自転車は全てイエローカードって事になりますね。
まあ強いていえばブレーキがテクトロっていうのがねぇ~。
そこが一番ネックだとは思います。でも価格的には安い部品ですから、あとからバージョンアップすればいいところでもありますよね。
尚、スプロケとかチェーンといったドライブトレインに関しては、レース主体の自転車ではないので、そこまでシビアに考えなくても、自転車屋の腕である程度スムーズにシフトチェンジのできる自転車にはなります。
まあ…とりあえずそういったところでしょうか。
僕のブログについては、以前「エゴに満ちています」と言ったとおりですから、「アホがまた何かほざいてるわ~!」くらいに留めといて下さい(笑)
それよりは貴重な情報交換ができる事の方がプラスですので、是非またご協力下さいませ!!
記事からは少しズレますがRail700のDやA,SLはノーマルのものとどのような違いがあるのでしょうか?
返信削除ご質問ありがとうございます。
削除まず700Aについてですが、AとはAffordable(手に入れやすい)の意という事で、通常の700より若干パーツのグレードを落として、約10000円のコストダウンを実現している訳です。
一番顕著なのがホイールのクオリティーで、ハブの玉押し部分の作りを見れば、お金の掛け方が違うっていうのが一目瞭然です。
それでも十分過ぎるくらいよく回るホイールですので、R501なんかよりも乗って爽快感を味わえますね!
重量は約1kg重くなっているのですが、それでも一番大きい480mmサイズで10.9kgしかないので十分軽量モデルに入ると思います。
次に700Dですが、これは単純にディスクブレーキ仕様という意味です。
もちろんこの価格帯なので機械式のディスクブレーキにはなりますが、油圧ディスクよりもメンテナンスが楽なので、初心者には断然こちらでしょう。
このモデルも480mmサイズで公表重量が11.1kgと、装備と価格を考えたら恐ろしく軽いです。
最後に700SLですが・・・これは別格です。
まず他のモデルがMTBベースのパーツ構成なのに対して、SLはロードコンポーネントのSORAを採用!
しかもカーボンフロントフォークにカーボンシートピラーと、完成車価格85000円(税別)とは思えないくらいのコストパフォーマンスです。
一番驚いたのはペダルがVP製ではあるものの、中空アクスルの軽量モデルで、ペア重量が僅か180g程度しかなかった件ですね。
480mmサイズで8.7kgなんて重量を実現する為、あれこれこだわっているモデルでした。
フレーム自体は全て共通で、ジオメトリーも同じ・・・
一つ問題があるとすれば、カタログ上のサイズ別ジオメトリーが一部間違っている事・・・
トップチューブはカタログ値よりも短いとご理解下さい。
メーカーにはその旨を指摘済みですので、ご不明な点はまたご質問下さい。
見た目と金額で選べば間違いないと思います。そんなにヤバイチャリはこの中にはないわけで、、比較してもって、よく思います。だいたい、リアが何速かによって、シマノのグレードが決まるとか、どうでもいいことで、自分が7速でよければ、フロントリヤ、ターニーでいいと思うんです。鉄製でガッチリ変速してくれて、ALTUSなんかよりよほどいいですよ。
返信削除貴重なご意見ありがとうございます。おっしゃるとおり、初めてスポーツバイクをはじめる人にとっては、見た目と金額が第一でしょう。コンポーネントの優劣よりもフレームが資本ですから、後からどうにでもできます。実際ターニーもかなり進化しましたしね。ただ問題はメーカーの本気度を見るという意味では、この比較表は意味があると思います。変速が多かろうが少なかろうが、初心者には2の次かも知れません。しかし使えるギアの枚数が多いという事は、乗りなれてきた時にあって良かったと思えるものなので、同じ価格帯で買うのなら例え1万円余分に払っても、ギアが1枚多い自転車を買った方が、有意義だと思うんですよ。少なくとも自転車を良く乗っている人なら、それは当然の事だと感じるはずです。そもそも5~6万円クラスの自転車を買う層のお客様というのは、後からチューニングしてコンポを換装するようなヘビーユーザーが皆無に近い層ですので、初期段階から装備が整っている自転車の方が、間違いなく長く楽しめます。更に言えば上に挙げた自転車のホイールを手で回して頂いたら、メーカーの本気度が更に如実に現れます。試してみて下さい。シマノのR501の前輪はある程度慣らし運転したものでさえ、2分と回りません。RS20で実験しても2分前後で完全に止まりました。ボントレガーのホイールも、マドン4シリーズで使っているグレードのホイールでさえ3分前後で止まります。コーダブルームのレイル700に使っているホイールは新品で慣らしもしていない状態で7分以上止まりません。(回転5分以上、振り子状態2分弱)少しでも自転車を知っているという人なら、まさかホイールの回転の滑らかさが走りにどう影響するか・・・解らないとは言いませんよね?ハブ内のシールドベアリングの耐久性が如何ほどのものなのか、まだまだ検証する必要性はあるものの、この価格帯の自転車では有り得ないスペックですよ。特にレイル700SLに関して言えば、ホイールの前後セットの重量が1700g(実測)でした。コンポがSORAで、シートピラーはカーボン。フロントフォークはパナのシクロクロスバイクにも採用されているカーボンフォーク。ペダルもペアで180gあるかないかの超軽量ペダル。そこまでの装備で完成車価格85000円(別)って考えたらその本気度は十分解るんじゃないでしょうか?フレームも良く進み反応も素直でいいです。それでも見た目や金額を気にする方は、別にそれでいいのではないでしょうか?それに当店では、別にコーダブルームだけを売っている訳ではないので、他のメーカーの商品でも良いと思えるものはドンドン薦めています。大切なのは乗り手の方が愛着を持って大切に乗ってくれる事だと思っているので、当店ではよりお客様のニーズを掘り下げてお伺いしています。
削除はじめまして、クロスバイクを初めてかおうとしている者です。
返信削除こちらのブログでコーダーブルームというメーカーを初めて知り、いろいろ自分なりに調べた結果Rail700(2015モデル)を買おうかと思っています。
ジャイアントのR3、Air、RX3(2015モデル)と迷いましたが、スペックと価格を考えてきめました。
そこでいくつかお聞きしたいのですが、他のサイトやブログを見ているとコーダーブルームは故障が多いということをよく目にします。スポークが折れやすい、ギアやBB(?)に二流部品を、つかっているなど…
また、詳しくわからないのですがフレームの剛性や乗り心地、走り出しの推進力などもよくないと目にしました。
ここらへんの点についてどうなのでしょうか。
もし間違っている点があれば教えていただきたいです。
また、R3、Air、RX3ではなくRail700に決めたことに関してはどうお考えでしょうか。
じっさいに乗ってみるのが一番いいとは思いますが、なかなか試乗会などにもいけないためこちらでお聞きします。
翔太古屋様、お返事が遅くなり大変失礼いたしました。もうご購入のクロスバイク(Rail700)は納車されたのでしょうか?
削除あまり詳しく書くと業界の悪口になるので控えたいのですが、ジャイアントの工場のラインを使っている大手ブランドはたくさんある訳なんですが・・・
その大半は工場に任せっきりらしいんですよね。
台湾工場ならばまだ従業員さんの仕事もきっちりしてくれているらしいのですが、中国工場の場合は監督する人間がいないと・・・な感じらしいのです。
ホダカさんは自社の社員を監督に送っているので、その方々が目を光らせている分には下手な仕事をしないので、まだ安心ができると考えています。
それでも組みつけの際にホイールの振れなどを確認すると、やはり日本製と比べれば雑ですね。
その辺に関しては当店みたいに組み直しているショップさんで購入すれば大丈夫ですよ!
故障が多いなんて意見は寝耳に水です。クロスバイクはスポーツバイク入門車なので、ママチャリの延長で乗っているような人だと、まずリム打ちパンクやチェーン脱落、リアブレーキの使い過ぎはもちろん、右側へ落車(転倒)してディレーラーハンガーが曲がってしまった事にも気付かずに乗って、やれ変速が入りにくくなった!って勘違いしている人が多いのであります。
それはどんな自転車であっても言える話なので気にしないで下さい!
あとギアやBBについてですが、ギアはコンポーネントのグレードに順ずるものを使ってますし、BBはコッタレスタイプのシールドベアリングを採用しているので、まあ極普通のスペックでしょう。
剛性を上げたければSORA以上のコンポーネントにすればホローテックBBになるので、剛性も上がり、更にペダリングのダイレクト感が向上します。Rail700SLは最初からSORAなので、後からいじる必要もありませんし、それで85000円(別)は相当コストパフォーマンスが高いです。
Rail700以上のモデルに採用しているホイールは、ノバテックのハブだけで通常定価が10000円以上するものなので、そこだけ見てもコストのかけ方が本気だっていう事を理解していただけるかと思います。
実際によく回転します。Rail700の前輪は手で軽く回しても7分くらい回り続けます。R501の3倍以上と考えて頂ければ結構です。
なので是非自信を持ってご購入下さい!