2014年2月13日木曜日

第6回『TEAM EURO』走行会!雪⇒雨のため中止!無念・・・

前夜の雪は酷かった・・・

僕が仕事を終えて帰る夜中の1時半頃、浜手バイパスは吹雪でした。

ほとんどの車がノーマルタイヤでスローダウンして・・・

いやね、別にノーマルタイヤでもいいんだけど、神戸の人って余りにも雪慣れしてなさ過ぎ!

ぶっちゃけ長野や岐阜の人が雪道の運転が上手いのか?って言えば、これが想像以上に下手な人が多いんですけど、神戸っ子はそれ以前の問題ですね。

お陰様で帰って寝たのは相変わらずの2時過ぎ・・・

寝坊するか心配だったんですけど、雨音で目が覚めてしまいました。

「マジかぁ~。」

というのも、雪だったら僕は走る気でいました。

ジロ・デ・イタリアなんかだと、5月でもチマ・コッピ(レース期間中の最高地点)は雪が降っているし、ドロミテの積雪量もハンパ無い!

そういうの考えたら、雪の日に山を走るなんていうのも、貴重なトレーニングなんです。

しかし 2月 8日(土)の朝は、雪の予報が一転して雨・・・

「これは・・・走ったら確実に風邪ひくなぁ~。」

春から秋の期間中なら、僕も常日頃から「少々の雨なら走りますよ!」って言っている手前、サボらずに走ります。

しかし気温が気温で雨・・・

とりあえず7時前に来て、走るか走るまいか、めちゃくちゃ葛藤しました。

しかしうちの中富君とか、基本的に常識的過ぎるので、きっと走ったなんて話をしたら・・・

僕は当たり前の事を当然だという考え方が、あまり好きではないんですね。

イレギュラーもこなせて一人前じゃないの?

ずっとそういう考え方で生きているので、こんな悪天候でも「メンタルから体調管理に至るまで、走りのマネジメント次第で十分なパフォーマンスが出せるんだ!」と言ってやりたい気持ちでいっぱい。

しかしねぇ・・・

僕がそんなチャレンジしたところで、感化されて「僕も賛同します!」なんていう人がいないんですね、現状においては・・・。

いずれプロロードレーサーを目指すような本気のメンバーが加わった時には、少なくともそのメンバーに限っては、僕は鬼になってでも「レースの世界をなめんな!こんな天気くらいで走れないようなら自転車なんてやめちまえ!」って罵っていると思うんです。

でもそんな話が通じないって解ってるだけに、きっと僕が1人で走ったとして・・・

「えっ?店長走ったんですか?頭おかしいんちゃいます?」って言われる事が目に見えているので・・・

そんな結果だけは見たくなくて、苦渋の選択で出走を諦めました。

今となってはその判断を後悔しています。

レーサーを目指す者にとって、悪天候なんて関係ないですから。

そんなぬるい事を言っているうちは一流にはなれない。

「別に一流になんてなれなくたって・・・」って言う人もいるかも知れませんが、その考え方自体が問題です。

一流とは誰よりも速くなる事ばかりではないからです。

努力した結果、ナンバーワンになれなかったとしてもいいじゃないですか!

それまでの努力の過程が、何よりもその人の人間性をより価値あるものにするんじゃないですか。

僕はショップの経営者として、そこまでストイックな事を大切なお客様に強要する訳にはいきませんから、あくまで建前と本音を使い分けています。

しかし今後当店が発展して、店舗が増え法人化・・・となっていった際、各店や新しく加わるであろうスタッフを引っ張っていくべき人間には、せめてそのくらいの覚悟や気迫を備えて欲しいと切に願うのであります。

世の中なんて理屈だけで片付く事ばかりではありません。

イレギュラーは常に潜んでいます。

イレギュラーにこそ闘志が燃えるくらいの人材・・・

僕が求めるのはそんな仲間です。

それを彼に伝える意味でも、僕はこの時・・・例えどれだけバカにされようとも、やはり走るべきだったんです。

なんか心の奥がモヤモヤする中、開店時間まで開き直ってランエボをいじってました。

次回がまた雨だったら・・・

僕は走りますよ。

身体がぶっ壊れたっていい!信念を貫きます!

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