出発前にアキラ君から僕にプレゼントがありました。
昨年槍ヶ岳の下山時に滝谷でカーボンストックを折ってしまった僕の為に、頑丈なアルミシャフトのコンパクトなストックをプレゼントしてくれたのです!
これ3つに分割できて長さの調整までできるのに想像以上に軽くて優れものです。
連結するワイヤーは若干微調整が必要でしたが、これなら僕のように大きなザックを持たない人でも収納がスッキリします。
まあ使うとしたら唐松岳から八方尾根までの下山ルートくらいかも知れませんが、これがあるだけでも心強いです。
7月25日(日)は早朝4時に起きて、5時過ぎの出発でした!
留美さんが久々に実家に帰りたいと言うので名古屋まで同乗し、そこから特急しなので帰郷する。
五輪応援組は富士の風穴で有名な駒門工業団地でシャトルバスに乗り換えなので、伊勢湾岸道~新東名道~と走っております。
これは新富士IC手前から撮影した富士山方面。
完全に雲に覆われております。
新東名道を利用するのは初めてなんですけど、東名道が由比の薩埵(さった)峠付近から東海道五十三次の絵画の如く富士山を拝めるように、清水PA付近から富士山が見えていないとおかしいのですが、全然見えないな~って思っていたらこの雲です。
今富士山に登っている人はきっと大変な気象状況の中の登山じゃないかと思いつつ・・・
そして正面には箱根・・・と言いたいところですが、手前に愛鷹(あしたか)連峰がどっしりと構えています。
向かって左手の一番標高の高い越前岳は1504mの山です。
箱根山は標高1438mなので、この位置からだと隠れてしまうのでまだ見えません。
東名道で慣れている身としたら、つい箱根山とその外輪山に見えてしまう勘違いポイントです。
ちなみに愛鷹連峰を右側から回り込んだ所が沼津と御殿場の間である駒門です。
しかしここで凡ミス!
駒門PAのスマートICから出る予定が・・・
「そうか!駒門PAって東名道やったわ!」(汗)
そのまま致し方なく御殿場で降りて裾野バイパスを沼津方面へ急ぐ。
予約していたシャトルバスは12:45だったが、何とか駐車場には12:30に到着。
バスで35分間揺られる事『富士スピードウェイ』に到着しました。
到着するなり検温と消毒。
次に空港張りの手荷物検査!
登山時のクマ対策に用意している武器類は車に置いて来たので良かったが、一瞬ヒヤッとしました。(もし全部荷物を持って来ていたら絶対に没収されて・・・その上取り調べで応援どころじゃなかったかも・・・。)
バスを降りてからあのテントの中を抜けて検温~消毒~手荷物検査となっている。
ギリギリまで五輪反対を掲げる人がいましたので、中には過激な妨害を決行する人がいてもおかしくないって話で厳戒態勢。
そういう意味では今回の五輪は無事平和に開催できて良かったなぁ~って改めて思いました。
コロナだなんだと言うけれど、やはり自国開催のオリンピックに興奮しないはずはない!
お昼ご飯を食べてないのでフード関係の屋台を探してから観客席に入ります。
富士スピードウェイは鈴鹿サーキットより1周の距離は短いけれど、ホームストレートは長いのです。
A席なので丁度ゴールの瞬間を拝める特等席!
午後だったので徐々に日陰も増えてきて、爽やかな風と共に選手たちの到着を待てそうな予感がします。
この日僕が観戦したのは自転車競技の女子ロードレースです。
出場日本人選手は全日本チャンプの与那嶺選手と、全日本2位の金子選手の2人ですが、金子選手は当店のお客様が長野県在住時にお世話になったチームの女性エースでもあるので、個人的には金子選手を応援するつもりで来ていました。
彼女はヒルクライムが強い選手なので、今回のような起伏の多いコースなら活躍してくれそうな期待もありつつ。
場内の大型スクリーンで現在地と戦況を観ながらゴールを待つことになりました。
まさかこの女子ロードレースで既にとんでもないドラマが生まれようとしていたなんて、この時点では知る由もありませんでした。
では次回レースの臨場感を味わった感想を書きたいと思います。
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