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2018年4月24日火曜日
2017年11月・・・その3『困ったちゃん』
プジョーの折り畳み自転車の安全整備点検が入ってきました。
しばらく乗っていなかったそうですが綺麗なので、オーバーホールまでは必要ないかなぁ~って思ってよく見たら・・・
ステムの締め付け部の溶接個所が完全にひび割れ!
これはさすがに乗り続ける事が出来ないので・・・
ハンドル及びステムの互換部品が手に入らないと、この自転車を乗れる状態に戻すのは難しいです。
全く同じ部品を新品で見つけるのはさすがに骨が折れるので、こういうのはさすがに安請け合いができないのです。
これは当店で買って頂いたベルトドライブの高級ママチャリです。
定価が6万円以上する高級車でも、乗り方がアグレッシブだと1年程度で既にこのようにスポークが折れます。
今回だけでも14本も折れていました。
これまでで累計17本もスポークを折っています。
お客様は北欧出身のお兄さんなんですけど、やはりヨーロッパの方はパワフルでアグレッシブなんでしょうね。
簡単に折れないようにステンレスのスポークに交換して差し上げました。
次に・・・お馴染み『フル電動自転車』の持ち込み整備と防犯登録です。
アジア系の外国人さんで、すごく真面目そうな方で可哀想だったのですが、丁寧に理由を説明した上でお断りさせて頂きました。
最近のHAT神戸周辺では、この違法な乗り物で走り回っている人が徐々に増えてきています。
この自転車は原付と同じ扱いの乗り物なので、保安部品の不備は整備不良車にあたり、免許も必要であれば、自賠責保険や税金の支払いも必要になります。
ヘルメットも被って下さい!
それを確認できない場合は一切整備をお断りしないとなりませんので、どうかご了承下さいませ。
あとこれも当店の永遠のテーマ的問題なんですが、軒下を自転車で暴走する人が、注意してもなかなかやめてくれなくて、注意書きを増やさざるを得ない状態になっています。
ここまでやらないとダメなの?
ところが実際には、ここまでやってもまだ、軒下を猛スピードで走る人がいます。
中には再三注意をしても「何どいや!わしの何が悪いんじゃ!ぶつかって相手が怪我しようが事故しようがわしの知ったこっちゃないわ!どこをどう走ろうがわしの勝手やろうが!」と喚き散らすオジサンとかいたりして・・・
自転車を並べていた山ちゃんがいきなりいちゃもんをつけられたり、丁寧に説明した留美さんが、上記のように怒鳴られた事があって、駆けつけた警察官の中にも法律に基づいた話しかしない人がいて、まったく話にもならなくて・・・
その時ばかりはさすがに僕も激しく怒りが込み上げて、怒鳴り散らしてしまったのですが、本来ならこんな注意書きをしなくてもモラルとして解る事じゃないですか?
それを解っていない人がなかなか減らないから、こういう手段で訴えるしかない訳で・・・
「注意の文章が限定的だ!」とか「何様のつもりだ!」とか、そんなクレームを直接ではなく管理局へ申告する人も多いので、僕も管理会社としょっちゅうこの件でもめなければならず、実に困っている訳でございます。
あと相変わらず『二人乗り』とか『ながら運転』とか『無灯火』野郎が減らなくて・・・
一度徹底的に取り締まりしたいものだと思うのです。
二人乗りは事故をした場合、相手を怪我させたり死亡させた場合は100%賠償責任が発生しますし、保険会社も助けてくれません。
逆に二人乗りしていた側が怪我や死亡した場合も、原則として保険金はおりませんし、加害者側の過失が100%だったとしても、二人乗りの事を突っ込まれたら無理に請求できなくなります。
信号無視なども併せて行なった場合などは、確実に自転車の負けです。
音楽プレーヤーやスマホのながら運転、傘さし運転による事故も、世間で散々騒いでいても、未だに他人事だと思っている人が多い現状、厳しく取り締まりたいと強く感じます。
現行犯の場合は常人逮捕ができるって事も、もっとマスコミで騒いでもらいたいというか・・・
本当に困ったちゃんが多いです。
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