M籏君が久々に走行会参加!
最近どうしていたかというと・・・
以前、住吉山手9町目の壁で、急激なシフトチェンジが原因でディレーラーハンガーを根元から折ってしまって以来、外で全然走ってなかったそうです。
一応新しいハンガーに付け替えて、変形したリアディレーラーも僕のハンドパワー(単なる力技)で使用できるレベルまで修復したのですが、ハンガーが折れた瞬間にディレーラーが変形するくらいの勢いで、シートステーにヒットしたのも事実で・・・
フレームの損傷は塗装の割れに留まらず、カーボン繊維までクラックが及んでいた模様。
TREKストアーでは「もうこのフレームは使わない方がいいですよ。」という診断結果を下されて、泣く泣くローラー台の練習でしか乗れない状況になっていたそうです。
「最近は外で走っていないのか?」
「はい・・・全然走れていません。」
「ご両親に診断結果を伝えたリアクションは?」
「あ・・・あぁ~。って溜息をつかれました。」
「そりゃそうなるわなぁ~。高い買い物やった訳やし・・・。」
「はい・・・。」
「これからどうするつもりなんや?」
「お金を貯めて新しいフレームを買いたいのですが・・・。エヴァディオとかだったらどのくらいで購入して乗れるようになるのでしょうか?」
「今のTREKの部品を流用する考えでいけば15~20万円くらいでいけるんじゃない?その代わり自分で組立てろよ~。」
「えっ?そのくらいでも可能なんですか?」
「バイトを頑張って早く手に入れるだけの資金を貯めなよ!それまではI藤さんから譲り受けたTREKを貸して差し上げようじゃないか!だから走行会もそれで参加するといいよ。」
「本当にお借りしてもいいんですか?」
「おう!その代わり仕事を頑張って貯金をする事。そしてI藤さんに感謝する事。最後に自転車を丁寧に扱い、消耗部品などは自費でこうかんする事。以上守るんやで!」
「はい!ありがとうございます!」
そういった経緯でロードバイクを貸す事になったので、M籏君はそれで参加。
I藤様が乗っていたTREKは52サイズのステッカーが貼っていますが、実際のところこれはTREKのミスで、本当は50サイズのフレームだったという曰く付きの自転車なんです。
初めてI藤さんがこの自転車に乗っている時に・・・
「その自転車小さくないですか?」
「えっ?そうなんですか?TREKストアーでこれがピッタリのサイズだと言われて買ったんですよ。」
トップチューブ長(水平換算)を計ったら520mm!
「これはTREKでいうところの50サイズになるんじゃないの?」
I藤様の身長と体格なら530~535mmが適正なので、本来はTREKのサイズでいうところの52サイズであれば、トップチューブ長534mmでドンピシャのはずでした。
しかしステッカーの貼り間違いと、実際にスタッフが組み付け時にサイズの相違がないか確認していなかったのが原因で・・・
I藤様がロード初心者で、当時はサイズの事がまだ解かっていなかった事と、更には紳士的で真面目な性格だったことからトラブルに発展しなかっただけ。
まあそういったフレームではあるのですが・・・
M籏君の身長(162cm)だとトップチューブ長515~520mmが適正なので、この自転車がサイズ的に合うのであります。
「よかったね!ピッタリの自転車で。」
一時期留美さんが使用していた事もあって、ステムは60mmが付いていたのですが、それをM籏
君に合わせて80mmに交換してあげました。
それで向かった先は再度山ドライブウェイ!
また最初のピークまでを重複で3本~5本くらい上ろうか?なんて思ったりもしたのですが・・・
たまにはもう少し変化があって、活性化する練習もいいかな?って結論に至り、最初のピークまでウォーミングアップで1本上って、そこから外人墓地のバス停までのアップダウンの区間を2往復走ることにしました。
2本目はK田様が本気で走って、M籏君の猛追を引き離す。
それを追うトミーさん2号を僕が徐々に追い詰める。
意外とこの区間はペース配分が難しく、下ってからの上りで、どこまで惰力を使えるかが体力を温存するポイントになっています。
そういう意味では僕も無駄に本数は走っていないので、ペース配分だけは賢く走れます。
そして2本目の復路・・・
往路で出し切ったK田様とM籏君が出遅れる形で、先行はトミーさん2号。
僕は絶妙な距離感でトミーさんにプレッシャーを与え・・・
ラストの上りに差し掛かるところで、あえてトミーさんをリードさせる。
タイミングを遅らせて加速し、勢いを殺さないまま一気に追い上げるが、先にコーナーを曲がったトミーさんには、僕の接近するスピードが判断できない。
ゴール間近で安心したのか、トミーさん2号のスピードが落ちる。
その失速したタイミングに合わせて背後に接近する。
この瞬間、先行している人は反応するのを躊躇してしまうもので・・・
一気に抜き去る快感を楽しめる。
以前再度山ドライブウェイをスタートから関の茶屋まで、ピナイさんと勝負した時と同じ作戦。
そういう駆け引きを楽しめるのも自転車の醍醐味です。
K田様が珍しく座り込んでしまいました。
M籏君までもが座り込んでしまい、如何に出し切ったのかが伺えます。
H川様も不調なりに頑張りました。
短い区間ですが、再度山ドライブウェイの中でも、最もペース配分やテクニックを試される区間なので、ここでのトレーニングはスキルアップに役立ちます。
「もう1本行っときます?」って言ったものの・・・
ヘロヘロになって帰る姿がまぶたに浮かんで、「やっぱりやめて軽く流して帰りましょう!」って流れになってしまいました。(笑)
ハートが弱くて申し訳ございません!
営業時間中・・・
M籏君に対して「しんどいからって寝るなよ~!」と言いつつ・・・
実は僕も・・・眠くて眠くて堪らないのを我慢して働くのでした!
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