実は思うところあって・・・
というか、元々危険っていわれる事にチャレンジするのが好きなんですよね。
ちなみに僕は高所恐怖症なんですけど、高い所に登るのが大好きなんです。
おかしなもので。
今北アルプスですごく行ってみたい所があって・・・
奥穂高岳の『ジャンダルム』と呼ばれる絶壁の岩の上(標高3163m)ですね。
そこに到達するまでに・・・
まずは『馬の背』を越えて・・・
更に『ロバの耳』と呼ばれる痩せ尾根を越えてジャンダルムに挑む北側稜線ルート。
ここにロマンを感じてならない。
馬の背の岩は動く所もあるそうで、崩れたらえらいことになります。
両脇には限りなく垂直の断崖絶壁、足を踏み外したら命は無い。
こういうのにロマンを感じるとかバカじゃないのか?と言われる事もありますが、子供の頃から山岳カメラマンに憧れていた事もあって、いつか趣味でやってみたいと思っているんですね。
世界で1枚の写真を撮るために命を懸けるって、やっぱりロマンですよね。
このジャンダルムは360度のパノラマが見渡せるポイントなので、目を回しさえしなければ最高の絶景を楽しめるそうです。
あと・・・
ここ『不帰ノ嶮(かえらずのつるぎ)』ですかねぇ~。
名前が素敵でしょ?
行ったら帰れなくなるかも知れないんですよ?
ワクワクしますよね!
こんなの当たり前だそうです。
ここも岩場の絶壁を登る箇所があるそうで・・・
下なんて見ようものなら足がすくんでしまいそうです。
まあそんな感じで行きたい所は色々あるのですが、今回最も行ってみたいと思った場所はまさに秘境と呼ばれるような場所なんです。
一応今回のルートとしては・・・
白馬から八方尾根を登ります。
そのまま八方池の逆さアルプスなど楽しみつつ・・・
唐松岳に登ります。
唐松岳のすぐ北側には・・・
不帰ノ嶮が見えています。
つい行きたくなる気持ちを抑えて目的地へと・・・
唐松山荘の向こうが八方尾根で・・・
右下に下るルートを進めば、餓鬼山を経て祖母谷温泉~欅平の方へ下山できます。
歩く距離としては20km弱といったところではありますが、標高も高いので六甲山系全山縦走のように簡単にはいかないと思います。
急峻なルートですが、クマもよく出没するそうなので、バッタリ出会ったら格闘ができるようにイメージトレーニングが必要です!(笑)
欅平からトロッコ鉄道に乗って、初日は宇奈月温泉で宿泊!
翌日は再度トロッコ鉄道で欅平へ戻り・・・
要するにこのルートを歩くのが今回のメインです。
『日電歩道&水平歩道』(欅平~黒部ダム)の約30kmを歩くルートです。
別名『下ノ廊下』とも呼ばれ、知る人ぞ知る難関ルートです。
~歩道なんて言うくらいだから、ハイキングのロングバージョンか?と思われがちですが・・・
とんでもない!
黒部渓谷の険しい山道です。
道幅70cmの断崖絶壁の道をひたすら歩くといった感じ。
落ちたらひとたまりもありません。
水平歩道の由来は標高1000mの等高線に沿ってほぼ水平に進むから・・・なんだとか。
8月の時点で現地はこの通りらしい。
これでも今年は雪が少ないそうで・・・
多い時だとこんな感じになるそうです。
手作り感満載の組木や通路も多く・・・
本来はこんな感じで歩く手作りの通路も、黒部渓谷の厳しい自然環境によって・・・
毎年雪解けが始まると、こんな風に通路がなくなっていたりする。
それを6月~9月中頃くらいまでの期間で、関西電力の方々が毎年数千万円ものコストをかけて、通路を整備しているらしい。
そして9月下旬頃~10月末前後までの、1年の内僅か1ヶ月前後しか実質歩く事ができないという幻のルートなんです。
先日つがいけ出場の際、久々に行った黒部ダムで、このルートの存在を知り、無性に行きたくなってウズウズしていました。
滑落死と隣り合わせなので、決して気楽に楽しめるルートではございませんが・・・
9月某日チャレンジして参ります。
もう宿も取って日程は決めていますが、リアル火曜サスペンスになってしまう可能性もあるかも知れないので、詳細は伏せて望みたいと思います。
いや~っ!ワクワクが止まらない感じです!
昨日は安全点検ありがとうございました。
返信削除八方から祖母谷、良いルートですね。
自分は下ノ廊下2回歩きましたがIN/OUTが離れているので
交通に苦労しました。
安全第一で頑張って来てください。
最後の最後、眼前にそびえる黒部ダムが見えたときは感動ものですよ。
先日は当店をご利用頂きありがとうございます!
削除そうですか2度も歩きに行かれたんですね。
今週中に整備が終わると聞いていたのですが、この悪天候で道の整備がまだ完全ではないそうです。
所々危険が伴うように思えますが、大自然を満喫してきます!
そうですね、最後に黒部ダムを見上げる瞬間の感動を想像するだけでワクワクします。
またのご来店お待ちしています!