2016年10月10日月曜日

9月の展示会・・・シマノとその他etc・・・

シマノさんのブースに行ったら既にスクリーンを使った説明会の時間に入っていて、照明のほとんどが落とされている状態でした。


暗い中で撮影したので鮮明度の低さは許して下さい!

新型『ソラ』も『ティアグラ』に続いて4本アームのクランクになりました。

僕は以前のカンパニョーロが、『レコード』のみ4本アームで『コーラス』以下は5本とかだったように、シマノ製品でももう少し明確な、グレード毎の格差を作った方がいいんじゃないかと思うんですよね。

重量が違うっていうだけでは『デュラエース』20万円、『アルテグラ』10万円、『105』7万円の理屈が合わないと言うか・・・

結局現状のところ『105』でも、スプロケさえ『デュラエース』にしておけば、性能的にレースでも事足りている訳で、『デュラエース』と『105』の800gの重量差を重いと見るか否か・・・

しかし最近のロードバイクはアルミフレームでも超軽量な製品が増えており、エヴァディオのバッカスSLを『105』で組み上げても、普通に7kg台前半の超軽量バイクに仕上がる。

UCIの規定とか考えると、6.8kg以下の自転車を作る事に、そこまでムキになる人もいない。

むしろ耐久性や剛性バランスを気にする人の方が、近年は増えているようにさえ思える。

なので完成車総重量で4kg台とか5kg台なんていう、異次元の軽さを求める人はかなりの少数派で、乗鞍の軽量バイクコンテストで目立ちたい人か、自己満足の極みで組んでいる人くらいです。

そうすると他に格差をつけるポイントがあるとすれば、素材や変速性能、ブレーキの制動力やコントロール性といったところじゃないかと思いますが・・・

現状ブレーキに関しては『105』までは同じ構造のキャリパーを使用しています。

制動力という面で言えば『デュラエース』よりも、『アルテグラ』や『105』の方が剛性が高い分ガツンと効く訳で・・・


コンポーネントに20万円も突っ込む意義を、最近感じないなぁ~って思えてくるのが寂しいですね。


そしてこれが間も無く登場する『9100型デュラエース』を装着したテストバイクです。

仕上がりの美しさという意味ではまだ9000型の方が綺麗だと思います。

個人的には7700や7800の『デュラエース』が一番カッコ良かったと思っているので、なかなか馴染めないデザインでもあります。

スチールフレームなどの線の細い自転車には、全く似合わないデザインだと思いませんか?


そうは言っても、僕が次の自転車として用意しているフレームには、この9100を装着する予定で考えていますが・・・

リアディレーラーのデザイン・・・好きになれないです。(苦笑)

いま一度、造形美を意識したデザインに回帰してもらいたいなぁ~って思うのは、果たして僕だけでしょうか?




これは今まで僕が見た事のないブランドが来ていました。


なかなかお洒落なロードバイクです。


こちらはシンプル路線ですね。


そして最近の流行を意識したデザインのロードバイク。

こういうラインナップは観る人を楽しませてくれますね。

ガチガチのレーシングバイクばかり見ていたら結構疲れてきますしね。

僕はファッション感覚でロードバイクに乗る人って基本的には嫌いなんですよ。

軟派な感じがして。

「本気で命燃やして走れよ!」って言いたくなるじゃないですか。

でも自転車を楽しむって角度から観た場合に、肩の力を抜いてロードバイクに乗るのも悪くないよね?って思える事があります。

そんな時にカジュアルな乗りこなしが出来る自転車も悪くないし、ピュアレーシングバイクであっても、それをカジュアルに乗りこなせる人はカッコいいって思えるんですね。


そういう意味でもこういうのってカッコよくないですか?

『フェスカ』というチェコのブランドらしいです。

やはりチタンバイクはオールマイティでいいですね!

軽くてしなやかで、速度も伸びるからレース機材としても素晴らしいし、ロングライドも楽に走れて、カジュアルに乗りこなすのも違和感が無い!



パーツ類でお洒落に演出するのも、ライダーのセンスが光るポイントです。

当店も基本的にはお客様の個性や、秘めた感性を引き出すお手伝いがしたい!という考えがございますが・・・

正直現状、できるだけ目立たず当たり障りの無いデザイン・・・とおっしゃる方のニーズが多いので、最近パーツ類に関しては、攻めた色やデザインの製品はラインナップしていません。

お客様にとって唯一無二の自転車作り・・・

是非お手伝いさせて下さい!

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