2018年2月23日金曜日

2017年 9月前半・・・8月から9月前半にかけて問い合わせの多かったミニベロについて・・・


手前はコーダーブルームのレイル20です。

2018年モデルのレイル20の変更点ですが、塗装が若干変わりました。

以前のマジョーラカラー(アンドロメダ1)はすごく人気で良かったのですが、恐らくコストもかかるので・・・

今回のブルーカラーは光の当たり方によってはグリーンっぽくも見えますが、限りなく普通のメタリックです。

ただねぇ~、やっぱりこの自転車のすごい所は、恐るべき軽さでしょうね。

6万円っていうのが高いか?安いか?

そんな低レベルな問答が不要な自転車です。

サイズの大きい方で8.3kgしかありません!

持って軽く、そしてノバテックのハブを採用しているので走りも軽い!

低コストで超高性能のミニベロです。

この自転車を知らずして他のメーカーのミニベロを、見た目やネームバリューだけで購入してしまった人は可哀想だなぁ~って思えてしまうほど、次元の違うミニベロです。



そして向こうに見える白いのは、車いすメーカーで知られている美和商事が取扱いしているリヴァージュという名前のシティミニです。

この自転車はフレームがアルミとスチールと2種類あって、いずれかを選択できます。

この写真のは快適性重視のスチールフレームの方ですが、基本設計がBSの人気車種『マークローザ』と限りなく近い自転車なんです。

ほぼOEMじゃないか?って思える程。

この自転車のメリットは最初からカゴを装備しているところ!

それ以外はオートライトも装備していて、変速も付いているので装備的には本家と大差がない!

強いて言えばマークローザなら7段変速のところが6段変速って事と、リング錠はBSが盗難防止の頑丈な物に対して一般的なシリンダー錠って事くらい。

ハンドルはアルミで、ステムもアルミ&ステンレスと錆びにくいので、個人的にはポイントが高い!

それでいて価格はマークローザの3分の2なので、かなりリーズナブル!

BAA規格合格シールの有無にこだわらなければ、これはかなりお買い得です!

次に・・・


これは客注で入荷したタウンミニですが、やはりオートライトに6段変速、大型のワイヤーカゴが付いて定価が3万円代という、コストパフォーマンスの高い自転車です。

阪急電車と同じマルーンレッドはお洒落で、老若男女問わず人気色です。


さてここで本題なんですけど・・・

身長によって適正なサイズを用意しているコーダーブルームさんのようなスポーツバイクメーカーならともかく、ミニベロってそもそも身長の制限ってどうだと思いますか?



見た目が可愛いとかお洒落とかって理由でミニベロを探している人や、乗っている人って多いですよね?

その動機は別に問題ないのですが・・・

問題は適正身長ですね~。

身長180cmの人がミニベロ?

明らかに違和感の塊ですよね?

サーカスのクマみたいなビジュアルですよ。

20インチタイヤ(規格は複数あるけど)のミニベロってだけでも様々なデザインがございますが、概ね適正身長は145cm~170cmあたりです。

これでも目一杯許容範囲を広めに取った場合の話です。



170cm以上の人が乗った場合、実際にどうなると思いますか?

サドルとハンドルが近いんですよ?

当然見た目とは裏腹に小回りが利かないというか・・・

ハンドルを切ったらハンドルの先端や握っている手が太ももに当たって・・・「おっとっと!」ってなるはずです。(サドルの高さを適正値にした場合)

そうでなくても小径ゆえに、元々ホイールベースも全長も短い訳で・・・



ふらつきやすいです!

直進安定性が低いです!

長くて急勾配の下り坂は恐怖です!

小さな小石も段差も大きなギャップになります!



それがミニベロって乗り物の特徴なんです。

イメージして頂けましたでしょうか?



それでもミニベロに乗りたい!っていう170cm以上の人には、サイズ設定のある本格的なスポーツバイクメーカーのミニベロをまず真っ先にオススメします。

しかし値段が・・・っていう、3万円クラスまでのミニじゃないと買えない!っておっしゃる方にオススメなのがドッペルギャンガーの330(ロードヨット)ですね。

ちなみに世間のドッペルギャンガーに対する評価は様々ですが、安いからってネット販売で買って素人の組み立てで組んだ自転車で、事故しただの破損しただのって話は、鵜呑みにするだけヤボなB級ネタです。

箱には80~90%組み立て済みと書いていますが、あんなのを何の根拠があって信じているのか、むしろそっちの神経を疑うってレベルの事だとご理解下さい。

実際には前後ホイールのセンター出しや振れ取りが必要な個体が多く、フレーム(フォーク)のセンターも狂っている場合があって、調整や加工を必要とします。

ヘッドの締め付けもベアリングがゴリゴリにしまっている場合もあります。

そういうのもキッチリ組み直して、フレームの溶接個所の仕上がりなども点検して、納車しても大丈夫だと言える車体の例でいうと、このドッペルギャンガー330の走りは実に痛快で気持ち良い!

低重心設計なので、コーナーリングの切れ味が恐ろしく鋭い!

この車種限定でレースとかしたら面白いんじゃないか?って思える程。

そもそもフレーム本体が大きなカゴになっており、その分のスペース確保の為にサドルとハンドルの距離を長めに取っている事もあるので、安定感があって操作がしやすいのであります。

他に同じくサドルとハンドルの距離が長くて、しかも低重心で面白かったのが、以前サイクルベースあさひさんがヴェスパ(イタリアのスクーター)の商標で売っていたミニ・・・


ちなみに当店でもレンタサイクル兼、留美さんの買い物用として置いています。

あと堺のアサヒサイクルさんが出しているガーネットっていう3人乗り可能なミニがオススメですね。


ガーネットは当店でも販売しており、定価は4万5千円くらいしますが、それを3万円台前半で販売しております。

尚、ドッペルギャンガー330は現在、メーカーも在庫切れで・・・

次にいつ生産かも不明の状態です。

興味のある方はいつでもお問い合わせ下さい。

その時点で判る範囲の情報をお答え致します!

正直当店でのミニベロのニーズは低めです。

それでも置いていない時に限って、問い合わせが多いのも事実。

2017年8~9月は、まさに問い合わせが相次いだ時期でした。

今日あったら今日買いたいってお客様がいた時に在庫が無いと、それも勿体ない話になってしまいます。

でも下手に在庫を抱えると、他の車種を在庫として置けなくなるので、バランスを考えて置くのって結構悩みどころなんですよね。

ベースは僕が「この自転車は自信を持ってオススメできる!」って自転車じゃないと在庫に持ちたくない!っていうのが根底にあります。

そこに本来なら僕の好みとは違いますけど、スタンダードで且つお求めやすい価格帯の物も混ぜておかないと、何でもかんでも変わり種や高性能の自転車ばかりだと、あらゆるニーズには対応できない訳なんです。

例えばBSのマークローザなどは、定価が5万円超になりますので、いくら人気商品であっても、下手に在庫として置けないというか・・・

むしろ長い年月在庫に抱えている状態の自転車よりも、仕入れたてのフレッシュな車両を、キッチリと精度を出して組み直した物をお渡しする方が、高価な自転車をお買い求めになるお客様にとっても嬉しいはずなんですよね。

なので、できれば今日明日欲しい!では無くて、1~2週間くらいのゆとりを持って自転車をお探し頂けますと非常に助かります。

対応の早いメーカーでしたら、在庫さえあれば翌日~翌々日までには商品が当店に届きます!

そこから組み立てたり、一度ばらして精度を出して組み直すと考えても、届いたその日か翌日までにはお渡しが可能なので、最短で2~3日見て頂ければ大丈夫です。

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