2018年12月5日水曜日

最近の山行・・・前編


これは11月 5日(月)の朝 6:27頃に見た日の出。

丁度菊水山の電波塔の前くらいにいます。


そしてこれは菊水山の山頂から。(6:29)


実はこのタイミングに市章山から同じ空を見ていた人がいました。


M籏君です。

彼はテスト明けで前夜の23時頃から、友人と8名ほどで妙法寺を出発し、須磨アルプス~高取山~菊水山と、深夜の登山を初体験。

菊水山の山頂で晩御飯を作って食べ・・・

まだ暗いうちに出発して鍋蓋山~大龍寺~市章山と歩いて、この同じタイミングで同じ空を見ていたそうです。

面白い偶然です。


ここでM籏君たちはどんなご飯を食べていたんでしょうね?


深夜の菊水山にはイノシシも出てくるので、場所によっては危険です。


M籏君たちは市章山より諏訪山公園へ下山し、平野で湊山温泉に浸かって帰ったそうです。


時間帯的に僕はM籏君たちが歩いた次の登山者になるのだろうか?

菊水山山頂を後にして鍋蓋山を目指します。


菊水山(中里町)のモルゲンロート。(笑)


そして立ち入り禁止のテープまみれな区間が続きます。

ここって六甲山系全山縦走の縦走路なんですけど、いつ崩落してもおかしくないほどに菊水山の東斜面は台風による地滑りの影響が広がっています。


歩いている時に崩れたらえらいこっちゃですね。


この辺りで標高は400m近くあるはずなので、有馬街道まで崩落に巻き込まれたら180mくらいの落差を落ちる事になるので・・・結構やばいですよね。


こんな岩場を見たら西穂高岳~奥穂高岳ルートの逆走スラブを歩きたくなります。


これって歩けるの?


今までのルートはこの通り歩けません。

突き当りに別ルートが作られていたのでそこに入ってみる。


この辺りは木の根っこを頼りに歩かないと滑ります。

無理矢理ルートを作った感がすごいです。


岩がゴツゴツしている場所に来るとワクワクするのは子供の頃からなので、ある意味穂高岳に登ったのは運命だったのかも知れません。


ただ、今年2度も穂高に登った立場から言うと、もはや縦走路の岩場では物足りな過ぎて基礎練習にすらならない・・・そういった現実がある。


六甲山系は比較的整備がきっちりされている道が多いので致し方ないのですが。


伐採された木の切り口が、まるで岩稜帯のペイントマークみたいに見えたので思わず撮影してしまいました。


所々落差のある岩場も存在するのですが・・・


もう穂高岳で味わう命の危険を感じるレベルと比較したら・・・可愛いものです。


天王谷まで降りてきたらちょっと道が荒れていました。


吊り橋の手前にある池が珍しく、透明度が高く澄んでいたので撮影。


いつもは何かヤバイ生物でも棲んでいそうな、そんな雰囲気を醸し出した汚い池なんですが・・・(笑)


そして吊り橋に到着。


紅葉はまだまだですが落ち葉が増えています。

この吊り橋で標高約265m程度。


時間は7:14と通勤時間帯なので、有馬街道は既に混雑しています。


鍋蓋山の登りは確かにきついけど・・・北穂高岳の登りを味わった後では一瞬過ぎて逆に驚いてしまった。


この先の鉄塔付近で標高390m程。


まあ標高差約130mを一瞬で登るって考えたら、やはり鍋蓋山の登りは急登だと思えます。


ここまで来たらほぼ登ったも同然。


最近岩場を歩く時は・・・つい岩を撫でるように触って引っ掛かりを探ったり、グリップを確かめたりする癖が身についてしまいました。


ここで標高は約460m。

ほぼ菊水山の山頂と同じか少し高い位置です。


向こうに見える赤松林が鍋蓋山の山頂付近です。


赤松があるならマツタケがそろそろ採れるんじゃないか?って思考についなってしまいますが、マツタケはそうそう見つかりませんし、少なくともこの六甲山系は国定公園ですから、勝手にマツタケ狩りをしたら逮捕されますので・・・見つけたとしてもそっとしておいて下さい。


そして三角点が見えてきました。


鍋蓋山の山頂です。


いつも通過するだけなので、たまには展望台の方へ行ってみたいと思います。


兵庫区~長田区を一望。


菊水山の向こうに明石海峡大橋と淡路島が見えます。

その左手に見える鉢伏山が六甲山系全山縦走の最初に登る山です。

須磨浦公園から宝塚まで歩くイベントですが、久々に僕も縦走してみたいなぁ。

もう以前のように8時間(休憩時間込み)とかで歩く自信は無いけど、またそのくらいのタイムで歩けるようには戻したいです。


スモッグなのか判りませんが、大阪湾に低層の雲のようなものが拡がって、その雲海の上に紀伊山地が覗いて見えます。

「なんだ、地元の山でもそこそこ綺麗な景色を楽しめるんだなぁ~。」と改めて感動!


この日はこの後学習の森方面へ下って下山。


所々台風の傷跡が残っています。


北側斜面は少し寒いからなのか、やや紅葉が進んでいました。

そして僕が穂高連峰にホームシックになっていると、北穂高岳~穂高岳山荘までの縦走路で一緒に歩いたN村さんから素晴らしい情報を教えて頂きました。

芦屋のブラックフェースという壁をフリーで登ると面白いらしいです。

芦屋ロックガーデンの荒地山にあるそうなんですが、指定ルートにない裏ルートの一つらしいので、探すのが大変かも・・・と思いつつ、後日一人で行ってみる事にしました。

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