ずっと雨や台風で自転車に乗れなくてフラストレーションが溜まっている人が多かったと思います。
それだけにこの3連休はしっかりと憂さ晴らしをして頂きたいところです。
しかし中には僕のように2~3週間まともに走らなかっただけで、走るという感覚を忘れてしまった方も少なからずいらっしゃると思います。
ここ最近走る度に遅くなっている感じが顕著に解るので、実は台風で走行会が中止になる度に「よしっ!」ってガッツポーズを決めている僕がいたり。
先週またまた引越しをしました。
マンションの上の階の住民が部屋の中をドンドン歩いたり、DIYなのか早朝から電動ドライバーを使用していたり、3人いる子供たちが全員走り回ったり、プロレスごっこを始めるしで、あまりにもうるさ過ぎるもので、何度も管理会社を通して注意をしてもらったのですが直らないので、最終的にこっちの精神が参ってしまいました。
今度の新居は階段を降りてまた上るという変な建物です。
台車が使えないので、道路脇から家まで荷物をピストンで運ぶのですが、その際に階段を走っていて・・・
周りの住居に響かないように足音を立てず、限りなく振動も立てないように走っていたのですが、それって結構フォームとかを綺麗に意識して、腹筋を使って走ったりするので、久々に陸上部のトレーニングを思い出しながら走れたりして、自分自身にとっては良い刺激になったと思います。
久々に腹の底から湧き上がるパワーとか、一気に加速したくなる衝動が湧いてきて・・・
そういうのって何年ぶりの感覚だろう?
そう思うとここ2~3年の間に、角が取れて牙を抜かれたような走り方に変わってきて、「ああ、俺ってつまんねぇ走り方してるよなぁ~。」って感じる様になってきていました。
そのうえ体重も増えてパフォーマンスも落ちる一方で・・・
32~33歳頃までは湧き上がる衝動って、まだ普通にあったんですよね。
それどころか恐らくこの店を開業して、2年目くらいまでは辛うじてそんな感覚が、多少は残っていたはずなんですけど・・・
誰かに抜かれたら絶対に抜き返してやろう!って気持ちだったり、目の前を走っている奴を圧倒的な速度差でぶち抜いてひねり潰してやりたいって衝動とか・・・
なんで無くなったんだろう?
本当に謎。
そんな僕は先日引越しの最終仕上げの際、シーリングライトを取り外ししていて突如足場の脚立がバキッと折れてしまい、落下して腰と背中、後頭部を、壊れた脚立に叩きつけられる様にして転倒。
しばらく声も出せないくらいに悶絶して、今もその痛みとあざがクッキリと残っています。
ここ数日その怪我のお陰で、寝ていても痛みで目が覚めるくらいで、作業中も中腰とかが辛くてできない状況です。
今朝の走行会も本音を言うとサボりたかった!(笑)
しかし解ってはいたのですが、腰痛だからって自転車に乗る分には問題ないんですよね。
たまにヘルニア持ちの方から相談を受ける事もあったりしますが、「むしろ自転車だけじゃなく軽く筋トレも含めて腰椎を守る筋肉を強化した方が良いですよ!」って話をします。
主に腸腰筋や大臀筋なんですけど、これって自転車や陸上でも大切な筋肉なので、ここを鍛えるって事はとてもメリットのある事なんですよ。
リハビリの意味も含めても自転車でのトレーニングの方がランニングに比べても振動が少ないですので、安全でオススメなんですよ。
僕がフィットネスでインストラクターをしていた頃でも、既にリハビリと言えば水泳か自転車が理想的だと言われていて。
水泳だと長時間プール内に浸かっている事で体温が低下する為、それを防ぐ為に皮下脂肪が付きやすい体質になる場合がある。
それもあって僕の中でのリハビリに適したトレーニング(運動)と言えば、自転車の優位性が揺るがない訳です。
フォームやぺダリングさえ意識して走れば、まず腰の痛みが発症する事はありませんし、激坂を無理なダンシングでガシガシ上らない限りは大きなダメージは出にくいというのが結論です。
勿論腰痛にも色々と原因があり、人によっても微妙に症状が違うと思いますので、一概に100%安心ですとは言えませんが、あらゆるスポーツの中でも自転車が最もリハビリに適している事は間違いのない事実ですので、腰が痛いとかって理由で自転車に乗ってない方がいらっしゃいましたら、重い腰を上げて是非乗るように勧めたいと思っています。
腸腰筋と大臀筋で腰椎を支えていますので、そこをキッチリと意識して走ってみませんか?
ちなみに今日は須磨まで海沿いにポタリング。
正直53T×15Tのギアが重くて回すどころか踏むのもしんどいってくらい不調でしたが、須磨寺~離宮公園の上りを53T×19Tで上ってからようやく調子が戻って来たみたいで、その後板宿から育英高校前の坂道を53T×20Tで上り、神鉄長田駅までの上りも53T×19T、そこから先はずっと53T×17Tをキープして走り切りました。
アウター縛りでしたが腰には一切の負担がかかっていません!
むしろ気持ちよく走れるようにケイデンス(回転数)よりも、リズムを刻みながら楽しく走る意識をしました。
是非ご心配な方はカウンセリングを受けにご来店下さいませ!
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