2014年12月10日水曜日

中部・北陸サイクリングツアー~その1~旅の始まり、そして悪夢の予感・・・

今回はこういった催しに初参加って人から参加したいって話が多かったのですが・・・

やはり初参加っていうのは色々と勇気がいるんですねぇ。

何名かはなかなかハッキリと行きます!って返事をもらえないままギリギリまで待っていたんですけど、結局キャンセルが相次ぎ4名で行くことになりました。

まあ実際のところギリギリどころか前日まで粘っていたので、宿泊費に影響が出ないか心配したくらいでしたが・・・

なんというか・・・

サイクリングって結局のところ自分自身の力で走る訳なので、体調管理とかリタイヤしなくてもいいように走りきる為の覚悟とか、予算とか時間とか・・・

色々と調整が必要な訳ですよ。

僕にしても店を2日間も空ける訳なので、残ったメンバーに業務を任せて大丈夫なのか?とか、売上の心配とか色々あるんですね。

そういう覚悟を決めて開催するものですから、どうせ行くなら気持ちよく走りたいじゃないですか。

当然、一緒に行くお客様には絶対に参加してよかった!って感じてもらいたい訳じゃないですか。

だから期限を決めてハッキリとした意見を求めていたはずなのに、僕はギリギリまで待ってしまったんですね。

まあ今回は直前に色々あって、本当に行っても大丈夫なの?って話にもなって・・・

正直常連のお客様方には余計なご心配をお掛け致しました。



まあ僕としては天候が大荒れになったりとか、何かしら中止をする為の大義名分が無いようなら、基本的に予定を実行したい性格なので、中止なんて事にだけはしたくありませんでした。



一応僕がサイクリングイベントを企画・開催することに関して、どんな意図があるのかを、この際改めて解りやすく説明しましょう。


①サイクルスポーツ活性化に少しでも貢献する為。
 実は僕、自身が選手として走る事を断念し、一時は自転車を見るのも嫌な時期がありましたが、どんな業界で仕事をしようとも、いずれ自転車業界に戻り、関わりを持つ気持ちがございました。
 それにはちょっとしたトラウマがあります。今から13年以上前までは、まだヨーロッパに渡り、本格的なレースの世界に足を踏み入れる夢を捨て切れないでいた僕ですが、当時・・・スポーツは何をしているんですか?の問いに、自転車レースをしていますって応えたら、十中八九「競輪ですか?」と返され、「いえ、ロードレースです。」ってムッとして応える事が多かったんですね。
 別に競輪がどうという話ではありません。日本人の認識の中に競輪以外に自転車競技の存在がハッキリと浮かばない・・・そんな時代背景があった訳ですよ。
 当時の時点でヨーロッパに120年以上根付いた国技としての自転車競技も、遥か極東の地では野球やサッカーはおろか、スカッシュやフットサルにも知名度において劣るのか・・・と。
 自分の青春をかけて打ち込んだスポーツに、誇りを持っちゃいけませんか?僕はいつかこのロマンに満ち溢れた偉大なスポーツへの認識を、一人でも多くの人に伝えたくて、日本での自転車競技の地位を確立するための礎を築く為、その伝道者の一人になろうと誓ったんですよ。自分が叶えられなかった夢を次代に繋げる為にも。

②自転車を通して人の力と可能性を引き出すサポートがしたい。
 生まれ持っての悪人がいないのと同じで、人に不可能とか限界なんて無いと思うんですよ。やってみないと判らない事も多いですし、限界は努力すれば引き上げる事が出来るんです。
 僕が人に可能性を感じる瞬間は、その人の意志にチャレンジ精神や、反骨精神を垣間見た時。
ポジティブな人や負けず嫌いな人は、勤勉で吸収しやすいので成長の伸び代が期待できます。

③自分自身がもっと成長したい。
 共に成長できる仲間を増やしたい!自転車はそのきっかけとしては最高です。

④一人で走るよりも大勢で。
 一緒に走る仲間が多いほど楽しく走れます。そして成長につながります。

⑤自転車一つ取っても、色々なビジネスと繋げるチャンスは多いと考えています。
 自転車でヒントを得て、新しい何かを生み出せる可能性を色々探っています。

⑥以前僕が天職だと思っていたツアープランナーの仕事をしていた時の、取引先の中でも特にお世話になった方々に恩返しをしたいという気持ち。
 自転車と旅は密接につなげる事ができます。そんな中で多少なりとも恩返しをして義理を通したい気持ちと、地方の観光地の活性化に貢献できたら・・・という想いから。

⑦参加費用で利益を取っていない件について。
 これについては利益どころか自分の参加費や人件費すらもペイできていません。
 将来的には判りませんが、スケールメリットを作れない以上は、こういった企画で儲けを考えられないのは旅行業界で従事していた者としては周知の事実なので、目先の利益よりはお客様とのコミュニケーションや、お客様に広い視野や知識を持っていただく事の為に自分の時間や予算をかけています。この件について損して得を取れ・・・とまでは思っていませんが、限りなくそれに近い考え方で企画しています。


以上が僕が主としているサイクリングイベント実施に関する意図であります。


そういう意図があるからこそ店を閉めてまでスタッフ総出でおもてなし・・・とはいかなかったりもするわけなんですけどね(苦笑)

なので参加人数が多過ぎると、僕一人では力不足な点も多くなりますので、基本的にお客様と協力しながらスケジュールを進める必要があります。よって参加費云々など、僕は参加者の皆さんと平等に条件を揃えています。

そういった事情をご理解の上、今後もお付き合いいただけると幸いです。



今回は信州サイクリングにも参加したA部様以外は初参加でした。

K南様とY崎様2号ですが・・・

K南様は元々体力もあるし走れる人なのは知っているのですが、Y崎様2号は女性ですし、ロングを走るのはかなり久しぶりらしくて・・・

「しんどかったらサポートカーやります!」って前もって宣言されてしまいました(笑)



そしてまたしても天候に泣かされました。

11月28日(金)の夜、閉店後に何名かのメンバーさんがお見送りに来て下さり、出発の準備も出来たタイミングでまさかの雨・・・。


初日は越前大野から九頭竜湖経由で白鳥~郡上八幡の区間を往復。

Y崎様2号は白鳥~郡上八幡の往復を予定していますが、同じくらいのスピードで雨雲が北東へ移動した場合、山間部は大雨になりそうで・・・

出発時から憂鬱でした。


なにしろ今回は車2台で行ったのですが、Y崎様2号のニッサン・ジュークはともかくとして、僕はレガシィの投入が間に合わなかったので、代わりにエヴリィを使用。

念の為に(越前大野~九頭竜湖付近が凍結していた場合を考えて)スタッドレスタイヤを装着していたのですが、それって言い換えればウエットコンディションはグリップしない訳で・・・

しかも軽のワンボックスは強風に弱いので、高速走行中に突風が吹いたら忙しく方向修正をしなくてはならない。

果たして一切の集中力を切らさないように目的地まで走れるだろうか?

私『ミスター睡眠不足』はありったけの集中力を振り絞って頑張りました。

とりあえず最初は集中力が持つか心配だったので、名神高速の大津SAで晩ご飯って打ち合わせで走りましたが、思った以上に元気だったので、食後すぐに再び多賀SAまで走る。

多賀でレストインに泊まる提案もありましたが、思いの他宿泊料が高くて・・・

結局レストランのベンチで仮眠。

ところが夜中の2時半頃、キャーキャー騒ぐ若い女子の声で目が覚める。

何かの部活の試合のメンバーなのか・・・

「引率の先生とかいながら騒がせるなよ!」

結局僕は1時間しか寝れなかった。

A部様とK南様は何とか寝れているようでしたが、僕は女子高生(?)の騒ぎ声が耳障りだったので車へ移動。

結局音楽を聴いていたら4時半になってしまい・・・

「あと30分で出発かぁ~!仕方ない、顔を洗いに行こう!」ってトイレに行くと、既にK南様が歯を磨いておられました。

車で寝ていたY崎様2号も既にスタンバッておられて・・・

A部様も起きてこられました。

5時頃出発。

一度は止んでいた雨ですが、彦根を過ぎてからまた降り始め・・・

長浜付近から土砂降り&突風。

木之元~南条SAまでの山間部は、風と戦いながらギリギリのグリップで走りました。

助手席のA部様が気にせず寝ていてくれた事が何より幸いでした(笑)

南条SAで朝ごはんを食べた後は、福井ICで高速道路を降りて・・・

国道158号線を越前大野方面へ向う。



本来スタートする予定の越前大野には、ほぼ予定通り朝の7時10分頃到着しましたが、やはり雨が酷いのでそのまま車で九頭竜湖まで進む事に・・・


九頭竜ダム前に着いたのが7時40分。

雨は落ち着きましたが・・・どうする?


九頭竜湖は程よく靄が立ち込めて神秘的な雰囲気であること間違いなし!

これは油坂峠から雲海を眺められそうな予感・・・

「この先の駐車場に車を停めて自転車に乗りましょうか?」

「そうですね。これならなんとか乗れそうですし・・・」

そして出発しようとした瞬間。


プスン!


「はぁ?何ですか?」

「店長・・・実は今見てはならないものを見てしまったんですけど・・・」とはA部様。

「えっ?どういう事です?」

「なんだかオイルのようなものが、結構な量漏れているような・・・」

「マジっすか?」

慌てて降りて確認する。

「うおぉ~っ!なんじゃこりゃ~っ!」

確かにオイル漏れの予兆は1週間ほど前にありました。

心配なので出発前にオイル交換していたんですね。

モービルの5W-30の100%化合オイル。

3リットルで6千円近くするオイルですよ。

当然フィルターも交換してフレッシュな状態にしていたのですが・・・

「高速道路を頑張り過ぎた上に、ここまでの峠道も結構なペースで上ったからなぁ~。」(汗)

もう一度イグニッションを回したらエンジンがかかりました。しかし・・・

まあエンジン音に異常は無いものの、エンストしたって考えたら相当量のオイルが漏れている?

「店長どうするんですか?」

「う~ん。このまま走ってもし取り返しのつかない事になったら・・・」



色々と想定してみました。

しかし自転車を積んでいる事を考えると、あまり無理はできないって事は容易に想像がつきます。

「僕、JAF会員入ってますよ!」とK南様。

「ありがとうございます。とりあえず僕の保険にロードサービスが含まれているので、そちらにあたってみます!」と電話をかける。

「これからレッカーを手配致しますが、どちらかお運びする工場はお決まりでしょうか?」

「地元じゃないので全く判りません!とりあえずそれは探してみるのでレッカーお願いします。」

さあ岐阜県の郡上方面へ運ぶが吉か、はたまた元来た道を戻って越前大野か福井市内まで戻るのが賢明なのか・・・?

旅行会社時代の取引先・・・郡上と越前それぞれの恩人に連絡し、スズキ車を扱える工場を一緒に探して欲しい旨を伝える。

そうしている間にY崎様2号とK南様だけには、「今のうちに九頭竜湖の観光をしておいて下さい!」と行ってもらう。



これは間違いなく油坂峠は雲海が・・・と思えるような天候です。


九頭竜ダムの上から撮影したものですが、この時僕とA部様は・・・


そうです、向こうにポツリと黄色い車が見えるでしょ?

そこでレッカーが来るのを寂しく待っております。

その間にY崎様&K南様は・・・


九頭竜ダムのダムカードをもらいに管理事務所に行ってこられました。

僕が事前に「管理事務所でダムカードがもらえますが・・・九頭竜ダムの担当者はすごく態度が横柄なので要注意です。腹が立っても怒らないで下さいね!」って言ってたのですが・・・

「店長の言っていた通りでしたよ!」だって・・・(汗)

担当者の特徴を聞いたら、やはり以前に僕がカードをもらった時の人と同じようでした。

面倒くさいのは解りますが・・・ダムファンの為にも、もう少し優しい対応をして下さい!



そしてその間にレッカーが到着。

レッカーのおじさんと話をした結果、越前大野のスズキなら空いているんじゃないか?との事で早速電話してみたら、修理の受け入れOKを頂きました!

Y崎様2号の車が戻って来たところで、一旦全員で越前大野へ戻る事になりました(汗)

さあ、波乱の幕開けになってしまいましたが・・・

果たして無事にこの後のスケジュールに復帰することが出来るのでしょうか?

乞うご期待です!

2014年12月6日土曜日

12月 7日(日)香川県サイクリングツアー中止と、忘年会のお知らせ

今週に入ってからの寒さといい、徳島県の吉野川沿いの積雪といい・・・

「これは小豆島に行ったところで、寒霞渓は凍結して走れないよ。」とか・・・

「こんぴらさんって三好のすぐ北やろ?そうとう寒いんじゃない?」って話になりまして。

「安全第一で考えた結果中止!って事にしましょう。」

という訳で、また気が向いたら企画したいと思います!



それはそうと来週13日(土)に忘年会で焼肉パーティーを開催します。

夜18時~18時半頃当店に集合のうえ、車にて移動(19時出発予定)。

お肉は神戸牛A3~A5相当のお肉を使用しながら、お腹一杯食べてもドリンク抜きでお一人様予算は3000円で足ります。

なので今回、お酒を飲まない方はワンドリンク込みで3000円で予定しています。飲み放題はできるかどうか確認中ですが、ビールやカクテルを飲んでも5000円もしないと思うので、満足すること間違い無しです。

出来るだけ当日の午前中までに参加表明をして下さい。

食事会場についてはまだ秘密です(笑)

2014年12月4日木曜日

11月24日ランチポタリング・・・走行距離50km超に初挑戦・・・

50kmって走行距離は初心者のライダーにとっては最初の壁ですよね。

決して不可能ではないけどしんどい距離。

多くの初心者ライダーは20~30km程度なら走れるけど・・・ってなるんじゃないでしょうか?

ちなみに50kmって距離がどのくらいかというと、当店から加古川の東岸くらいまでの距離。

或いは灘区役所からJR大阪駅までの往復の距離である。

神戸~大阪の往復を自転車で走る事を思うと、一般の初心者ライダーには大儀かも知れない。

そういう意味において、紛れもなく50kmは最初の壁なのである。

50kmを走る事に慣れて自信を持てた時、既に80kmの距離を走れる身体になっているんですよね。

そして80kmのサイクリングを1~2ヶ月の間に3回くらい走れば・・・

もう120km位の距離は走れるようになります。

次に100~120kmのサイクリングを2~3度経験すれば、180~200km程度の距離も走破できるようになれちゃうんですよ。



なので「自分はそんなに長距離を走れない!」とか、「私は体力が無いので・・・」って思ってらっしゃる方は、上記の目安を話半分でも信じ、ステップアップするチャレンジ精神を持って頂ければ幸いです。



で・・・この日は元々30km程度のポタリングで予定していたのでしたが、E藤様たっての希望で、50km以上走ってみたいとの事だった為、明石まで行く事になりました。

まあ当店から明石までとなると、通るルートによっては往復で60km近くなるので・・・

これは時間がかかるだろうなぁ~って感じでした(笑)

参加メンバーはH江様とK南様、E藤様と僕、そこに前夜のうちに奈良から戻って来られたY崎様3号が加わりました。

マサやんも参加するって言ってましたが、ちょっと来れそうもない感じなので5名で出走!

道中、長田区にお住まいのA部様にも誘いの連絡を入れたのですが、どうやらテレコになってしまい・・・

A部様はその後お店にご来店下さってました。


往路は阪神高速の柳原ランプ付近から2号線ベースで走り、新長田付近までは順調に進んだのですが・・・

さすがにこれまで30分以上を休憩無しで走った事のないE藤様には辛い状態になり・・・

それでも「まだダメです。休憩は須磨でとるので、そこまでは我慢して下さい!」と突っぱねる。


実はE藤様は、次回当店の主催する(2015年6月予定)しまなみサイクリングに参加したいって目標があるので、その為にも30分に1回の休憩を60分に1回程度に減らさなければ、長丁場でスケジュール通り走るのが難しいって話で、我慢して頂いたのです。


須磨のローソンで休憩を取る頃にはH江様も少々お疲れで、羊羹を買って食べてました。

血糖値を上げて集中力確保ってところでしょうか。

しかし須磨からが本番です!

信号の数が激減するので、その分ペダリングの維持力を試されます。

逆に考えれば、脂肪燃焼効果を高めたサイクリングを希望される方には、須磨より西側のサイクリングの方が、圧倒的に燃焼効果が高いという事も加えておきましょう。

だからこそ須磨に到達するまでにバテるようなら、ここから先は走れない!っていう思いが僕にはあったので、意地でもノンストップで須磨まで走らせたかった訳なんですよ。

E藤様には試練だったかも知れませんが、しまなみ海道を満足に走るなら、このくらいの試練はクリアして下さい!そう願いつつ走りました。

いままでのE藤様ならきっと貧血で倒れていたと思うんですが、この日は頑張りました!

信号待ちなどを含めると2時間以上かかりましたが、サイクルコンピューター上においての平均時速は18km以上だったので、十分合格のスピードでしょう。

とりあえず美味しい明石焼き(玉子焼き)が食べたいって話だったので・・・

まずは『ふなまち』を目指しましたが、行列が・・・およそ40分待ちって感じだったので諦める。

「仕方が無いので違うお店に行きましょう!」

そして僕が向かったのは『みいさん』!

西日本横断ブログ旅で有名になった、大観橋手前にある鉄板焼き屋さんであります。


ここのお店の明石焼き(玉子焼き)もかなり美味しいのですが、街の外れにあるっていうだけに、比較的空いている事が多いので、結構重宝します。

実は僕が開業する前にこのお店を訪れた際、ここのお母さんと「とりあえず2年頑張ってまだ商売を続けてたら、また食べに来るわ!」って約束していたんですよね。

多分お母さんは2年以上前の話なので忘れていたでしょうが、僕はこれで無事に約束を果たしましたよ!


ここは出汁が常温なので、アツアツの玉子焼きを冷ましながら食べることが出来ます。

上玉子焼きにしたのですが、写真の通り、1人前(1枚)20個で580円と格安です。

そのうえ皆さんも美味しいって喜んでくれていました。

そして僕らがお店に入ってから、急に来客が増えて・・・

あっと言う間に満席。

帰りに大蔵海岸に向かう道中、きむらや(玉子焼き屋)さんの前を通ったら、ここもやはり大行列でした。

きむらやさんは1枚800円だったと思いますが、味は抜群に万民受けしますからね!

地元民の多くは「きむらやなんて・・・」って言いますが、とんでもない!ここも美味しいです。

出汁に浸けずに塩をかけて食べるのも美味しくていいよ!って教えてくれたのは僕の知る限りではきむらやさんくらいのもので・・・

また食べ歩きがしたくなりました(笑)



そういえばせっかく自転車で走りに来てるのにみんなで写真を撮らないと・・・って立ち寄った大蔵海岸。


結局この後Y崎様3号にトイレへ逃げ込まれて、全員での集合写真は幻となるのでした(苦笑)


ちなみにこの日僕は正面の青いロードに乗ってました。

Y崎様3号のアルミロードバイクです。

ついでにインプレッションして欲しいと頼まれて乗ってます。

といっても既にY崎様の巨体に虐げられている自転車なので・・・(笑)

僕には程よく乗りやすい自転車だったと思います。

『a.n.design works』の自転車って言うだけでロードもどきって言う人もいますが・・・

確かにY崎様3号がデュラエースやら105やら・・・と色々なパーツをミックスして、本格的なロードバイクと同じ操作感に限りなく近づけるまでには、相当な苦労をしていました。

そのフレームにそこまでする価値があるの?って言う人もいました。

ネットで安価に買えるロードもどきって考えたら、本格的なロードに乗っている人から見れば、鼻で笑うような自転車なのかも知れません。

しかし初期費用が無くて適当に買った自転車を、ここまでいい走りが出来るように仕上げたY崎様はすごいと思います。

市販の状態だと確かにインプレッションをするまでもない・・・ものなのかも知れませんが、パーツやホイールを換えるだけでも走りは変わります。

加速も申し分なく、時速50kmを超えるまではそれ程苦労はしませんでした。

ドッペルギャンガーなんかでもそうですが、前後ホイールのセンターを出して、フレームなどの歪みなどもチェックした上で、キッチリと組み上げたものであれば、それはそれで十分良い自転車には仕上げられます。

ぶっちゃけた話、イタリアンメイドのロードフレームでさえ、芯出しがいい加減な製品が多くて、組み立て側の技術がなければまともな自転車に仕上げられないって事を考えたら、それほど変わらないでしょ?

そういう意味で考えてもY崎様3号の『a.n.design works』は努力賞を差し上げたい自転車でしたね。


久々に来た大蔵海岸。



ここに来るとなぜか懐かしい気分になります。


綺麗な景色が撮れる・・・と思ったらブレていました(涙)


そんな僕らの下ではマージャンや将棋を楽しんでいる方々が・・・

「ここだけお洒落じゃないなぁ~。」

でも憩いの場があるっていいですね!

この後向かい風が強くなる中、やはり時速30km前後のスピードで走り続ける。

「店長!ペース早くないですか?」

「脚が慣れてきたらペースを上げてみるのもいいかと・・・」

ペースって言うのはあくまで目安に過ぎません。

しんどいと感じた人はすぐに申告してくれれば対応ができます。

それが無いのなら、少しずつ限界を引き上げるっていうのが、僕のトレーニング方式です。

この日はランチポタではありますが、同時にE藤様に壁を一つ越えてもらう為のトレーニングでもあったので・・・

H江様心配かけてごめんなさい!

「店長。この後は休憩無しですか?」

「ありますよ!ただし須磨ではなく、兵庫区まで頑張ってもらいます。」


これは塩屋町2丁目の踏み切り前で撮った写真!

E藤様も時速約30kmで頑張って走っています。


ついでにせっかくなので、ピナ祭りの時に上った須磨の壁へ寄り道。


Y崎様3号はもう一台『a.n.design works』の自転車(スチールフレーム)で走っていたのですが、こっちの方が自分には走りやすいって事で、須磨の壁に果敢にチャレンジ・・・

しかけましたが、30mほど上って「やっぱり無理!」ってギブアップ。

K南様も「これは強烈ですねぇ~。」って驚いていました。

ここから須磨水族園前を過ぎた辺りで、国道2号線から外れて和田岬方面へ走る。

刈藻を過ぎて兵庫運河を越え・・・

兵庫区に入り、浜中町から運河沿いに北東へ進む。

そしてギリギリ『北の椅子と』のラストオーダーの時間に間に合った!


Y崎様3号はとにかく写真に写りたがらない。頑なに・・・


お茶しながらも顔を反らす・・・(笑)

楽しい時間を過ごしてお店に戻ったら17時を過ぎていて・・・

留美さんが半分キレてました(怖)

それでもお店にはA部様の他に、H川様もご来店なさっていたので、それはそれで賑やかな感じでした。

E藤様はこの日トータルで70km近い距離を走ることができて、少し手応えを感じたそうです。

「来年のしまなみサイクリングには絶対に参加したい!」

そうおっしゃって帰られました。

今後も祝日の日などに、今回のようなランチポタリングを開催しますので、自信の無い方は特に参加をオススメ致します!

2014年12月3日水曜日

12月 7日(日)・・・小豆島に行くかい?それとも・・・

まあ第2回オリーブサイクリングへのエントリーは手遅れなので・・・

軽い気持ちで走りに行きたいのですが・・・

さあどうしたものか?

こんぴらさん参拝と高松でうどんを食べるっちゅうのも有りなんじゃないかと・・・




【小豆島へ行く場合】

12月 7日(日)  5:30   ジャンボフェリー乗り場で集合
            6:00   神戸港を出航
            9:30   小豆島坂手港到着


                約6時間の間でサイクリングと昼食



           15:45   小豆島坂手港出航
           19:00   神戸港に到着

                          交通費(自転車代込み)    4980円





【こんぴらさんへ行く場合】
12月 6日(土) 24:30   ジャンボフェリー乗り場で集合
12月 7日(日)  1:00   神戸港を出航
            5:15   高松港に到着
            7:30   琴平に到着予定(スニーカー持参)
            8:30   金刀比羅宮参拝
           10:00   琴平を出発
           11:50   高松に到着
           12:00   うどんを食べ、市内観光
           14:00   フェリー乗り場到着
           
           14:30   高松港出航
           19:00   神戸港に到着

                          交通費(自転車代込み)    4480円


さあどうするって話ですよ。




ちなみに小豆島のサイクリングのルートが読めないって言われますよね?

言えません。

とりあえず予定している走行距離は約80kmです。



2度ほど坂道をちょろっと上って・・・最後に二十四の瞳の村へ立ち寄って帰るルートを考えてます。



中山の千枚田も見たいのですが・・・あと『こまめ食堂』でランチとか・・・


そうなるとちょろっと上る回数が1回増えちゃうんですよね。

ちょろっとをどう捉えるかは貴方次第です!




こんぴらさんへ行くルートは高松からの往復で70km弱を走り、大した峠はありません。


ただし参拝で階段を上ります!膝に堪えます(笑)


早々に参拝を終えて、高松で美味しいといわれるうどん屋さんを探してはしごするのも悪くない。


僕の好物は断然ちくたまうどんです!



まあ・・・やるかやらないかも含めて土曜のお昼12時までにお返事下さい!

2014年12月2日火曜日

11月23日(日)ポタリング・・・私、たまにしか参加していないのに・・・

この日の参加者はH川様とH江様、マサやんとE藤様、Y崎様2号の5名・・・計7名で出走となりました。

御三家の一角であるY崎様3号はと言いますと・・・

A部様と一緒に奈良県の『まほろばサイクリング』に参加されているのです。

7名なのでどこにでも行ける!

そう思っていたのですが・・・

「僕・・・まだシンズバーガーに行った事がないので・・・食べてみたいです。」

とはマサやん。

「そうか~。じゃあそろそろシンズの店長も寂しがっている頃だと思うし・・・行くかシンズ!」

ってシンズバーガーへ向かいました。

ようやく牡蠣のシーズンに入った事もあり・・・

「よっしゃ~!オイスターチャウダーや~!」

皆も目が輝く!

ところが一人だけ顔をしかめる人が・・・

そう・・・マサやんっすわ。

貝類と甲殻類が大の苦手らしく、僕が必死にマグカップの中をスプーンで掻き回しつつ、牡蠣を探している姿をみて・・・

「ありえねぇ~!」って表情をしていました。

ハッキリ言ってアレルギーでないのなら、好きになるチャンスはあると思うんですよね。

『可能性があるならチャレンジさせよう!』

つい僕のそんな悪い癖が出てきそうです。


そして話は変わりますが・・・

Y崎様2号にボソッと怒られました。

「私、たまにしか参加できないんですけど、シンズ率高過ぎませんか?」

「ああ確かに言われてみたらそうですよね。」

「違うお店にも行ってみたいんですけど・・・。」

「はい!次回はそうさせて頂きます(汗)」

「あ~あ、たまにしか参加していないのになぁ~。」

「ごめんなさい!」

だいぶいじめられてしまいました(汗)

もちろんシンズバーガーのハンバーガーが美味しい事は、十分考慮した上でのクレームでした。

ご意見ありがとうございます。

新しいお店もどんどん探して・・・開拓しないといけませんね!

第47回『TEAM EURO』走行会!・・・布引の紅葉サイクリングで油断させてからの・・・

11月22日の走行会。

I藤様とマサやんが参加というだけで全体的に緊張が走りますが・・・

そこにH川様と、O様1号が加わって5名で出走。

「今日はガチバトル禁止ですよ!」

「そんなことしませんよ!」

「いやいや、一応先に言っておかないと可能性あるでしょ?」

「で、店長はもう今日のルートって決めてます?」

「いいえ。全然(笑)」

「じゃあ今日はどうするんですか?」

「今日は久々に参加するOさんに勘を戻してもらいたいですからねぇ~。布引にしよっかな?」

「え~っ?言っている意味が解りませんけど。」

「Oさん!そういえばまだ布引は最後まで上っていませんよね?」

「はい!僕はまだ最後まで上った事がございません。」

「じゃあそこに決定という事で!」


そうです・・・そもそもガチバトル禁止って話の裏側には、ジタンのディレーラーハンガーが死んでしまって使えないって事もある訳ですよ。

じゃあこの日はどうしたのかって?

もちろんトンプソンも返却しましたし、この時点ではまだラピエールの試乗車も来ていません。

そうです!

僕だけフラットペダル&スニーカーで、留美さんのジャイアントエスケープに乗って出走!

ロードではありません。クロスバイクです!

「店長!本気でそのバイクで布引を上るんですか?」

「なんで?」

「だって無謀でしょ?ありえないですよ。」

「いやいや!これで上れたら、世間のクロスバイクユーザーに勇気を与えられるじゃない?」

「そういう問題なんですか?」

「そういう問題です。」

実際スプロケは交換済みで、一番軽いギアで23Tとくれば、これで上れたら普通のクロスバイクは更に楽に上れるって、自信を持って伝えられる。

本当にそれだけの動機です。



しかしセッティング上、サドルの高さが限界まで上げても僕のサイズより低いので、シッティングで走ると本当に疲れます。

そのうえ久々に乗ったフラットハンドルの自転車はダンシングもしにくくて、やはりロードバイクの方が数倍マシだって事を痛感できるレベルでした。

さすがにいつものようなスピードでは上れませんでしたが、H川様のペースに合わせて上りました。

今回はI藤様も疲れが溜まっているみたいで、またしてもマサやんとの勝負に負けてしまった模様。

ところが今回はマサやんにとって初めて上る峠だった事もあり、最後はさすがに心が折れかけたとかで、ピークまで上ったところで大の字になって倒れていました。

O様1号も2度足を着いてしまったそうで、すごく残念そうにしていました。

まあ同じく初めて上った頃に2度足を着いたH川様は、今では余程体調が悪くない限りは足を着かずに上れるようになりましたし・・・

僕も最初は足を着いたんで・・・

「Oさん元気出して下さい!」

ここを4~5回走れば上れるようになってますよ!


ねっ!一台だけロードじゃない自転車がいるでしょ?

大丈夫です。

クロスバイクでも全然上れます!

もしかしたら魔界も上れるかも知れません。


それにしても紅葉の茶屋周辺もようやく紅葉がピークに・・・

今回は僕だけがモーニングを頂き・・・

雑談もそこそこにスタート!



秋ですねぇ~。

こういう風景を見るとサイクリングしたくなりませんか?


それにしても日差しが暖かい!

絶好のサイクリング日和であります。

そして思わず寄り道をしちゃいました。


これどこか判りますか?

たまにこの下を人が歩いていたりするんです。


判りにくいですが、布引の滝の上付近です。

間違ってもここを歩いて、その先でダイビングしないで下さい。


ちょっとだけ紅葉&落葉散策。



ここまでノンビリやっておきながら・・・

このあと僕はまたしても青谷の魔界に行ってしまいました。

それにはさすがのマサやんも・・・

「マジッすか~?僕はもう無理です・・・。」っと失速。

逆にまだ余力を残していたI藤様の方が元気についてこられました。

この日は茶畑まで行く気はなくて、自転車で進める鉄橋の付近まで行こうと思い、ほんの1km程度の上りで終えましたが、完全にグロッキーになったO様1号は先に下山しました。

青谷の魔界も所々に20%超の登坂があるので、これも上れたって考えたら・・・

いや~っ!エスケープもなかなかやるじゃないか!って話ですよ。



でもまたエスケープで峠を上れって言われたら・・・

しんどいっすね(笑)

早くジタンを直さなくちゃ!

さらばランエボ!

今思えば、こいつを買ってから色々とトラブルが増えました。

別に悪いのは車じゃなかったのですが、この車の整備や車検を巡ったトラブルがきっかけで、裁判沙汰にまでなって1年以上も苦しんだ訳で・・・

本来必要の無かった追い込みをかけられて悔しかった分は、きっちり直して乗ってあげました。

そうです・・・

くどいようですが車には何の罪も無いのです。

長野のサイクリングにも乗って行ったし、何だかんだで多少ではございますが、思い出も作りました。

しかし配達での使い勝手の悪さや、街乗りでの燃費の悪さ・・・

実質高性能ではあっても、その性能を発揮すると途端に燃費が悪くなるなど、以前より愛機としていたインプレッサと比較しても、自分の求める車ではないと感じたので、この際手放して新たに社用車を購入しようと思ったんですね。

今回ランエボを購入して下さった業者さんは栃木県なので、陸送会社の方が引き取りに来られました。


「ああ、今から栃木まで旅立つんだね・・・」


いざお別れとなると寂しいものです。

一度くらい燃費度外視の全開走行を楽しみたかったです。

ドリフトのコントロールもしやすい車だったので、まあそれなりに楽しめる車ではあったんですよ。

まあ今更悔やんでも仕方がないので・・・改めて購入した車たちを少しでも長く乗れるように手直ししてあげたいです。

そしてランエボ君については、次に購入してくれたドライバーにとって、最高の車と思ってもらえる事を祈りつつ見送りました!



結論としては・・・やはり走りを追求した車作りに関してはスバルがダントツやなぁ~。次に挙げるとしてマツダかなって感じで・・・

で、平成15年型レガシィツーリングワゴンのSエディションと平成7年型エヴリィのワーゲンバス仕様を新たに購入したんですね。

レガシィのSエディションは標準装備としてビルシュタインのサスペンションを装着しているのと、フロントブレーキのみ、インプレッサ22B(世界限定400台の名車)と同じ赤色に塗装された4POTキャリパーを採用しているので、ノーマルのままでも十分過ぎる運動性能を期待できると踏んで購入に至りました。

店の休みの日にわざわざ愛知県の小牧まで納車しに行きましたよ!

名古屋駅から乗り慣れない名鉄で行ったので、知らずに犬山経由で行ってしまい・・・

1度の乗り換えを含めて、名古屋から1時間以上も電車に揺られて行きました!

既に14万km走行している中古車でしたが、オイルの滲みもなくて、ものすごくエンジンのコンディションが良かったです。

通常水平対向エンジンを積んだスバル車は、走行距離8万km超辺りからオイルが滲み出すってのが運命みたいなところもあるので、そういう意味ではきっちりメンテナンスされたいい車に当たったと思います。

ただ・・・一つ残念だったのが、クラッチ操作。

「えっ?レガシィのクラッチってこんなにスカスカなの?」

インプレッサ(STiバージョン)は元々がシングルタイプの強化クラッチなので、同じ感覚で踏んで肩透かしをくらったような気分でした。

なのでシフト操作は楽なんですけど、微妙な半クラッチの操作がしにくいので・・・

「えっ?こんな適当でいいの?」

お金が貯まったら・・・クラッチくらいは強化クラッチに換えようかな。

でも全体的に見れば乗り心地もいいし、加速もブレーキ性能も申し分ないし・・・

楽でいい車!さすがスバル!って感じでした。


スズキエヴリィのワーゲンバス仕様に関しては・・・

本当はスバルサンバーのマニュアルがあれば良かったのですが、なかなか無くて・・・

これについては走行距離が87000kmと、年式の割りに少なめだったので購入したのですが、年式と乗っていない期間が長い事を踏まえると、意外にも故障候補箇所が多い車かも知れません。

しばらくは探りを入れながら乗ってみます。

とりあえずワーゲンバス仕様によく見られる冷却トラブルに関しては対策済みで、ちゃんとエアロにダクトを設けている事と、4WDとはいえ、ノンターボのマニュアル車なので、エンジンやミッションへのダメージや熱量が少ない分、長距離も走れそうな感じでした。

中部北陸サイクリングで初陣を飾りますが、僕の見立てでは大丈夫そうです。

まあそんな感じでまた出張修理や配達で活躍させてもらいます!




それはそうとランエボ君とお別れする直前に、とても恐そうなライダーが来店しました。


一瞬黄金バットかと思いましたが・・・

自転車を見てマサやんのお茶目だという事が判りました(笑)


おおっ!どこかで見たポーズ!

誰かのモノマネかな?


はい、僕は知っていますけどね(笑)

この日彼はこのスタイルで街を走り、多くの通行人をギョッと驚かせたそうです。

「コンビニや銀行にだけは行かないように!」

それしか言葉が浮かびませんでした(笑)



しかし愛車と別れてちょっと感傷に浸っていた時だったので、マサやんにはたっぷりと笑わせてもらいました!ありがとう!!