2019年10月22日火曜日

6月末~7月前半の思い出・・・アキラ × 彼女 × ピンクのエヴァディオ


まずはシンズバーガーさんの11周年ビンゴパーティーに参加しました。

スタッフ一同に加えてミワさん中学生のMちゃん、そしてアキラ君の彼女。

一見賑やかで楽しそうでしょ?

いや・・・実際に楽しくはあったのですが、アキラーズカップルだけ別次元だったので、他のメンバーは特殊な楽しみ方を強いられていました。(笑)


僕はいつものクリーミーリッチを・・・


各々ハンバーガーを食べやすいように圧し潰しています。


アキラーズカップルがなぜ別次元なのかというと・・・

まずアキラ君を入口側に座らせた意味から説明しなくてはならないのですが、スタッフ内では彼が一番後輩にあたります。

しかも今回女性陣が多いのでレディファーストという意味でも、彼が率先して動かなければならない立ち位置であります。

そしてアキラ君の彼女のキャラクターに圧倒されたMちゃんをフォローするために、河野さんが真向かいに座り、動きの悪いアキラ君をフォローするために、留美さんがやはり入口側に座ることになりました。

このフォーメーションには意味があります。(笑)

そして予想通りハンバーガーやドリンクを率先して回してくれたのは留美さん。

更に河野さんとMちゃんがサポートする流れ・・・


ビンゴのカードもその3人が主軸で配布してくれました。

アキラ君は自分の分と彼女の分だけ取ったら、残りをそのまま放置・・・河野さんが睨みつけて目で合図をするも、アキラ君は一向に気付かず・・・。

僕は「あ~あ、後でどうなっても知らねぇ~。」と思いながら苦笑。

一応「ちゃんと周りの動きを見ろよ~。」って助言はしたものの・・・。

彼女がアキラ君を必要以上によいしょして庇うものですから、それ以上誰もアキラ君にアドバイスができなくなって・・・

僕の隣ではMちゃんが笑いで噴き出しそうになるのを、プルプルと震えながら堪えていました。

きっとアキラ君の彼女にとってはアキラ君があまりに最高の彼氏過ぎて、それ以外の人は全て『下々の者たち』として見られていたのではないでしょうか?(笑)

別次元の意味・・・そんな感じです。(笑)

大学でもそんなだと友達付き合いが大変じゃないかと心配しつつも、アキラ君にここまで好きって言ってくれる彼女ができて良かったなぁ~と思うので、僕はできるだけ全体の空気が凍り付かないように下々の者として、くだらない冗談を言いながら場の空気を和ませる。

そういう時に伸さんは料理を運びながらでも、程良くみんなの会話に絡んでくれるので、いつも本当に助かります。


そしてビンゴゲームが始まりましたが、今回我々のグループは全敗でした!(笑)


今回同じ女性が2度ビンゴしまして・・・

見事にミワさんが協賛した手作りバッグをゲットしていました!


そしてこの日参加した皆さんで記念撮影!


当店で協賛したビーチクルーザーはビンゴ大会最終日の景品になりました。

可愛らしいカラーリングなので、参加した女性のお客様方が欲しがる中・・・

素晴らしいご主人様に巡り合えて・・・


後日防犯登録と、点滅式リフレクターを取り付け加工するためにご来店下さいました!

フェンダー(泥除け)にドリルで穴を開けて取付完了!


そして7月 2日辺りから頻繁にセミの抜け殻や、脱皮したばかりのセミの成虫を見かけるようになる。


これは7月 5日に玄関前で脱皮したばかりの抜け殻。


歩道の上を羽がまだ出来上がっていない成虫が歩いていました。

このまま放っておくと誰かに踏まれるかも知れませんので・・・


近くの木に運んであげました。


ここからものすごいスピードで上まで登っていきます。


左の幹を登っていきます。


2分ほどであんな所まで登ってしまいました!

無事に生涯を全うして欲しいですね。


またこの頃からスタッフの筋力を鍛える為、新しいハンドグリップと・・・


ダンベルを購入して、空いている時間や休憩時間にトレーニングできるようにしました。


手首を鍛えるこんなものも導入しています。

毎日重たい電動アシスト自転車とかを持ち上げたり運んだりするので、十分鍛えられてはいるのですが・・・(笑)


僕は雪の残る春山に行きたかったのに行く暇がなく、まだまだ雪渓の残る夏山にも登りたかったのだけど、結局それも叶わず・・・

気持ちだけはいつでも山に行けるようにイメージトレーニングだけは欠かさず・・・


もう登山絡みのDVDだけでも何本購入しただろうか・・・?

今年の目標は山荘オリジナルのTシャツを購入する事と、星空を一眼レフカメラで撮影する事。

そして日本一難易度の高い縦走路である、奥穂高岳~西穂高岳の縦走である。

劔岳にも登ってみたいけど、今年は若狭へ行ったり来たりで、かなり経費も使っています。自分の休暇も返上して動いています。

そういった事情から山に行きたくても行けない日々が続いていたんですね。

フラストレーションです。(苦笑)


そんな折に制作したのがこちらの作品。

やはり登山が趣味のF谷様のヴィーナスRSです。

F谷様は先日ビクシズの試乗会にもご参加頂いていましたが、すでにニューバイクをアトリエ・キノピオさんでカスタムカラーに仕上げて頂いてました。

図面では薄いピンクですが、実際に使用した塗料はトヨタ純正の『モモタロウ』!

ピンククラウンに使われていた限定色です。


よく見たらメタリックカラーで綺麗なピンクです。


当店のロゴも塗装で入れています。


フォークの内側は黒塗装です。

ビクシズのフォークも内側だけ違う色で塗り分けていましたが、さりげなく最近のトレンドですね。


トップチューブの『ブッチ・キャシディ』とは、実在したアメリカ西部開拓時代の盗賊の名前です。

映画『明日向かって撃て!』で主人公ブッチ・キャシディを演じた、ポール・ニューマンの大ファンだというF谷様オリジナルのデザインなんですね。


組み付けで一番大変だったところがここ!

BB(ボトムブラケット)です。

エヴァディオの新型のプレスフィットBBなのですが、これがすごい逸品なのです。

何がすごいのかを説明する前にまず・・・

プレスフィットBBは主にカーボンフレームのBBハンガーに埋め込むタイプのBBです。

従来のホローテックとの違いは、ホローテックだと外付けのベアリングをねじ込む造りなので、まず金属製の芯を内蔵させなくてはいけません。

そのうえ外付けなので、左右のベアリングの厚みを考慮してフレームのBBハンガーの幅を制限(68~70mm)しないといけません。

それに対してプレスフィットはベアリングをフレーム内に埋め込んで内蔵させる構造なので、フレームのBBハンガーの幅を広くできて、その分フレームの剛性を高くできるので、より踏み出しの軽い自転車に仕上げやすく、しかも金属の部品が減るので軽量化にも貢献します。

しかし圧入作業は神経を使いますし、交換するときなどは元々ついていたBBを叩き落とさないといけない事も多く、お客様の目の前では絶対にしたくない作業の一つです。

そしてプレスフィットBBの欠点の一つには軋み音が挙げられます。

BBハンガーの左右に圧入したベアリングにクランクシャフトを貫通させる訳ですが、左右交互にトルクを掛けた時などは、どうしてもねじれの応力が掛かってしまうので、ギシギシと軋みます。

TOKENのプレスフィットBBなどは軋み音防止の為に、圧入部分のカップを樹脂ではなくゴム素材を使用しているので、軋み音が出なくてこれまでは重宝していました。

ところがこのエヴァディオのプレスフィットBBは、左右のベアリングをフレーム内部でつなぎ合わせながら圧入するシステムなので、トルクを掛けた時にねじれたり歪んだりしないようになっています。

すなわちフレームの剛性を真に活かす構造をしている訳なんです。

これでペダリングも恐ろしくダイレクトで気持ちの良いものになるでしょう!

そんな素晴らしい新型BBなのですが・・・

圧入作業が硬すぎて大変なんです。

工具を使って締め込むのですが、工具の掛かる部分が薄くて浅いので、BB本体やフレームに傷が入らないように作業するのに工夫も必要ですし、ものすごく神経を使いました。

もう当分はやりたくない作業です。(笑)


そしてこちらが完成形です!


F谷様の身長から言えばトップチューブ545mmのサイズでも問題なかったのですが、サイズが大きくなると、乗り味も大味になってしまうので、525mmのサイズで組み立てました。

シートピラーのオフセットもそこそこ後退しているので、ステムを通常使うサイズよりも10mm長いのにすれば丁度良いセッティングが出ます。

実は僕もトップチューブ545mmではなく525mmのサイズを注文しています。

両サイズを乗り比べてみたら反応の違いは明らかだったので、僕としては間違っていない選択だと信じています。


実際にF谷様も両サイズ乗って頂き、トップチューブ長525mmのサイズでビビッと感じたそうです。


今年F谷様は自転車以外にも登山や神戸マラソンなど、イベント盛り沢山でとっても充実しておられます。


登山では槍ヶ岳から大キレットを縦走して北穂高岳まで歩いたそうです。

天候が悪かったので、景色は少しだけしか楽しめなかったそうですが、そうなるとまた登りに行かないといけませんね!

僕も早く北アルプスに帰りたい心境でした。

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