2015年7月3日金曜日

永平寺~東尋坊~若狭の旅・・・その3


おはようございます。

なぜ布団があるのにマッサージチェアで朝を迎えたんだろう・・・

疲れが取れたような取れてないような・・・

むしろ風邪を引いてくしゃみが止まらない(苦笑)

朝ごはんは非常にノーマルでした。

まだ昨夜のノドグロの味が忘れられない・・・そんな感じでした。


とりあえずチェックアウトした我々は東尋坊を目指す。

芦原温泉から東尋坊へ向かう道・・・

初めてマイカーを買って最初のドライブ旅行がここだったので、「ワンダーランドってまだ残っているのかなぁ~。」等と、懐かしみながら走る。

本来は三国方面に抜けるのですが、今回はあえて芝政ワールド方面へ北上。

砲台跡と越前松島水族館前を抜けて・・・

「ん?雄島?」

雄島へ向かう看板を見つけ、「これはタイミング的に行けって事なんかなぁ~。」と寄り道。

何だか聖地巡礼みたいになってしまった。


ここ雄島は東尋坊で身投げした遺体が、必ず流れ着くと云われる神秘的な島だ。


左を向けば東尋坊が見えるが、意外と距離が離れているので不思議に思える。

それはそうと海に下りる階段があったので行ってみたら・・・


一斉に黒塗りのじゅうたんが散開した。

まだ一部の群れが、階段横に残っているので撮影。


そうですフナムシ君です。

流れ着いた遺体やゴミを清掃するのが彼らの仕事です(汗)

その動きから波止場のG(ゴキブリ)と呼ばれているそうですが・・・

どちらかといえば海老に近い感じで、見た目も綺麗です・・・そんな気がします。


とりあえず聖地巡礼なので、雄島へ渡る前にこちらへご挨拶。


よく心霊番組などで、東尋坊とともに紹介される雄島随道です。


この先には・・・


トンネル横に自然の穴が開いています。

あの柵は自殺防止でしょうか?

その向かい側には・・・


観音様の祠があります。

心霊は写っていないと思いますが、仮に写っていたとしても、嫌な気配は全くしません。

大叔母の事もあるので、奥の観音像の前で手を合わせました。


戻る道中、防波堤に飛び乗って雄島を撮影。

遺体が流れ着く島ってイメージだと恐く思えるのですが、何だか優しい雰囲気の島です。


その傍らで留美さんが突然走り出し、祖母が小走りで追いかける。

「何やってんだ?」


なるほど、降り立った鳶を撮影しに行って、そして逃げられた模様。

留美さんは鳶が大好きらしい。


駐車場に戻ってきました。


それではこれから雄島に渡ります!


「こらこら!どんだけ鳶が好きやねん!」



そして橋を渡っている道中・・・


「しかし相変わらず透明度があって綺麗な海だな~!」って見ていたら、海燕が無数に遊んでいるではないか!

何だかわからないうちにバードウォッチングになってしまった。


いよいよ上陸。

向こうの岸壁は東尋坊のそれとは向きが逆さまなんです。

海底を通して、ここと東尋坊の岸壁は繋がっているのかな?

それはそれで神秘度が増すなぁ~。


おお~っ!でかいフナムシ発見!


僕のつま先と見比べても判るとおり、4cmくらいはありそうです。


そしてこの写真を撮影していたら僕の後ろで祖母が・・・

「捕まえた!」って・・・えっ?まさか・・・


マジかぁ~!

どうやってそんなすばしっこい奴を捕まえたんだ!

しかし・・・

僕もチャレンジしてみたが、意外と簡単だった。

確かにすばやいが、追い込んで逃げ場をなくしたら、まるで観念したかのようにジッとしているのである。

捕まえてじっくり見てみたが、確かに甲殻類!決してGとは違う生き物だ。

むしろ可愛いかも・・・って思えてしまった(汗)


ここまで入って来ると微妙に空気が変わるなぁ~。

それでも嫌な雰囲気や気配は一切ない感じ。


しかしこの石段は・・・

祖母にはちょっとしんどそうだったので、今回はここまでにしました。


「さあこれから向こうに見える東尋坊まで行こう!」


そして歩いていたら・・・

「おいおい!誰がタバコのポイ捨てしてんねん!」

見渡すとあちこちにポイ捨て・・・

「さっき帰った散歩のオヤジか?」

地元の人ならこの神聖な場所でそれはないだろう。

釣り客かなぁ~。

先日うちの店でも、パンク修理待ちのお客様が、我慢できずにタバコを吸って、地面で先をこすってから空き缶入れに捨てた事があった。

いくら火を消したからといって、それはないだろう?

作業をした後で揉めたくないから怒りはしなかったけど、作業前にそれをされていたら、すぐに拾わせて追い返していただろう。

責任を持てないならタバコなんて吸うなよ!

なんだか苛立ってしまう。


そんな僕の苛立つ様子を、鳶は少し離れた場所から見ていた。

さて、気分を変えて東尋坊に行きますか・・・


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