2015年2月28日土曜日

2月21日(土)走行会・・・ズタボロの再度ドライブウェイ!

この日はH川様、ヒデさん、I藤様の3名が参加し、計4名で出走!


どんなにしんどい時でも絶好調(空元気)なI藤様が久々の参加なので、スタート前からワクワクします。

I藤様の仕事柄、このシーズンが一番大変な時期なので、別の意味で大変な時期である僕にとっては心強い味方です!

「しんどい者同士テンション上げて行きましょう!」ってノリで、お互い空元気で少々の辛いトレーニングでも楽しくこなせるのです。

「店長、今日はどうします?」

「久々に再度行きましょうか?」

「おおっ!いいっすね!賛成!」

再度ドライブウェイの上り口で、先にH川様にスタートしていただく。

それから信号を2度待って僕らもスタート。

I藤様との話し合いでスプロケを21T縛りで行く予定でいました・・・


まずこの日はまだ山の日陰は寒いので、あえてタイムを狙わずに、ペース配分などのリズムを確かめる程度で走ろうという考え。

次にI藤様との共同の作戦で、最初のピークまでは16分。関の茶屋(五辻)まで32分で、余力を残して走るのが今回の目標でした。

僕やI藤様の脚力だと、再度の登坂を21T縛りでシッティングとダンシングの比率が50:50くらいになるはず。

なので余力を残しつつバランスよく走ることが出来れば、次回はタイム更新を狙えるヒントが掴めるんじゃないか?という思惑だった訳ですよ!

ところが僕はうっかり・・・自分の自転車のチェーンと21Tの相性が悪い事を忘れていたのである。

トンネルを抜けるまで1分20秒・・・余力は十分で予定通り。

ヒデさんは既に27分で走れる状態とはいえ、やはり再度の難しさも十分知っている人なので、僕の出方が判らないうちは少しでもアドバンテージを取ろう!って感じで、スルスルって先に抜けていく。

いやいや・・・毎度期待に応えられなくて申し訳ありません(笑)

僕も今となってはどうやって25分台で走っていたのか、自分でも理解できません!

根本的に衰えてしまっています。

特にハートが・・・。

そして27分を切るか切らないかってレベルの人と、30分を切るのがやっとの人では、明らかにスピードが違います。

その速度差を見ているだけでも、モチベーションにダメージを喰らうのですが・・・



視覚的傾斜角度以上に地味で辛い最初のピークまでの登坂。

ビーナスブリッジまで4分30秒とペースを抑えて走り、タイヤが跳ねて走りにくいゼブラゾーンをI藤様と二人で、「あ~っ!走りにくいし、ここで無駄な体力を消耗するのがムカつく~っ!」と叫びながらも、何とかまだ余力はある。

しかしカーブNo.14~19の間が一番辛い箇所で・・・

「くそ~っ!16番と18番の看板が憎い!あ~っ!ちくしょ~っ!」

「って言うかI藤さん!大変申し訳ないですけど23Tに落としていいですか?さすがにチェーン飛びが酷くて走りに集中できません!」

「了解しました!」

2人で文句を言いながら走らないと、テンションが上がらない(僕に至ってはチェーン飛びのストレスでモチベーションがガタ落ち)というものアレなんですが・・・

まあこれはこれで結構楽しいんですよね。

しかしスプロケを23Tにシフトダウンしたお陰で、僕は更に調子を崩す。

23Tにすると僕の場合、再度ドライブウェイの約9割はシッティングなんですね。

ダンシングだと軽過ぎてリズムがぎこちなくなるんです。

シッティングだと結局しんどい区間では、21Tと大してしんどさが変わらない、そのくせに進まない。

だから体調が良くて、トルクをかけずに回して行ける時じゃないと23Tではタイムを短縮できないのであります。

集中力が途切れてしまったせいもありますが、リズム良くペダリングが出来ない時点で、僕の遅れは決定的となる。

最初のピークはI藤様が16分30秒で通過し、僕が16分50秒で通過。

その際H川様をようやくパス。

いくら信号を2回待ったとはいえ、確実にH川様のスピードは速くなっているようです。

最近段々と追いつくのに苦労しています。

I藤様は僕の指示に従い、下りも可能な限り速度を上げて、次の上りで惰力を活用しつつ素早く上っています。

極力離されないように僕も追いますが、なかなか差を詰める事ができません。

そして僕の怠けた心が「これ以上無理はしちゃいけない!」と囁くのです。

そうそう、無理をしないで楽に・・・少しでも効率よく速く走れたらいいのに・・・

そんなバカな事をつい本気で考えてしまう・・・そんな自分が嫌です。

I藤様は「1に努力!2に努力!3,4が無くて5に努力!」な人なので、それを思うと僕は本当に失礼な奴だと思うんですね・・・我ながら。

結局森林植物園の西門までは、射程距離範囲内でI藤様を追ったものの、最後に逃げられてしまい、結局I藤様は33分弱でゴール。

僕は約1分遅れで惨敗。

H川様は後半が伸びなくて41分近くかかったそうです。

そしてヒデさんは序盤で僕やI藤様とのアベレージを稼ぐのに頑張り過ぎて、最初のピークまででバテてしまったとかいいつつも、27分54秒でゴールしたそうで・・・

この日は結構冷えたんですけど、皆さん良く頑張って走りました。

「さすがに34分は無いやろ?」と納得できない僕は、その後西鈴蘭台から藍那方面へ抜けてアップダウンでインターバル・・・って考えたのですが、残り時間を確認して断念!

ひよどり台~長田経由で帰りましょう!って流れになりました。

それにしてもこの日は朝から週末ドライバーなのか・・・酷い運転の車が多かったです。

ひよどり台付近でUターンをしてきた対向車ですが・・・

車がいないからって躊躇無く曲がって来たのですが、あわやヒデさんとI藤様が衝突寸前で恐怖でした。

キープレフトのつもりだとしても、自転車を軽く見過ぎだと思うのですが、単に運転が下手で大回りしただけだと考えたら・・・

怒りが込み上げてきますね。

交通事故の恐さを知らないのかも知れませんが、もっと神経を尖らせて頂きたいものです。

やたらブレーキを何回も踏む人とか・・・だったら無駄に車間を詰めなければいい。

ハザードも点灯させずに急に止まる車とか・・・追突されても文句は言えないでしょ?

右左折でウインカーを出さない!又は直前で出す人・・・もはや問題外!

意思表示をちゃんとしてくれなければ、周りを走っている車両や、歩行者が判断に困るって、なぜ考えないんでしょうね?

自転車もそうですが、自己中心的な走りをする人が非を改めない限りは事故も減らないし、安心して走れる道路にはならないでしょう。

トレックやピナレロに乗って、バッチリ決まった速そうなライダーが堂々と信号無視とか・・・

是非サイクリストの立場を悪くしない為にも、ちゃんとマナーやルールを守って下さいね!

2015年2月22日日曜日

休日の過ごし方・・・

僕は基本的に休日らしい休日って、年に数える程しか取っていません。

営業時間中にできなかった作業や、注文の入った自転車の見積もりや組み立て・・・

配達や出張修理で遠方に行く場合など、ここに充てています。

あとスタッフの動きや成績に気になるポイントが多い場合も、休みの日にアドバイスを書面にしたり、目標を作ってあげたりする訳ですね。

それに僕は両親がいないので、祖母や義理の祖父などの世話というか・・・話し相手などになる役目もあったりするもので・・・



頼む!たまには羽根を伸ばさせてくれ!



切に願うが、まだこの想いが届いた試しがない。



なので、2月16日は今年に入って、初めて自由に過ごせた日なのではないだろうか?



年末に亡くなった大叔母の仏壇をどうにかする事も含めて、実は今引越しを考えています。

大叔母の家に引っ越せば早いのですが、さすがに大阪市鶴見区から通勤なんて想像したくない。

できたら職場に近くて・・・夜錬や朝錬が出来る激坂が家の裏とかにあって・・・

もちろん車庫付きの戸建てタイプが希望。

僕の性格上、秘密基地的な物件だと最高にいい!

そういう事情もあって、朝から色々資料を調べて自分の足で物件の立地を下調べ・・・



そして北区に行ったついでに、久々に菊水ゴルフクラブへ足を運ぶ。


ここのゴルフ場の一番奥に、『風舎』ってカフェレストランがある。

実はここのゴルフ場の元社長とは知り合いで、僕が学生の頃にはこの空いた土地をMTBのコースにして、レースイベントの誘致とかしましょうよ!って話で、僕がコースレイアウトを設計する案が出ていたんですが、2001年頃からMTB人気が下火になってきた事もあって、その計画は一旦白紙になったんですね。

その後ゴルフの休憩所だった建物をリフォームしてレストランにし、空いた土地をプチ牧場にして、現在は乗馬ができる施設になっています。

今は弟さんか息子さんかが社長になったとかで現役を引退したものの、ここのレストランには関わっているという噂を聞いていたので、本当に久々に会えたらいいなぁ~って感じで来てみました。


こんな感じで神戸の街を見下ろせる場所にあります。


店の中からも眺望がバッチリ!

夜は綺麗でしょうね。


「へぇ~!鯖の燻製を作っているんだ?美味しそう!」

「こちらはランチメニューにも入れてまして、とてもオススメですよ!」

「鯖はやっぱりノルウェー産なの?」

「いえ、国産の鯖なんです!」

「そうなんだ!国産の鯖なんてなかなかいいのが手に入らないでしょ?」

「意外とあるもんですよ!」

「ふ~ん。じゃあこの燻製でサラダとかってできますか?」

「料理長に確認してみますね!・・・・・・・はい。大丈夫です!」

という訳でワンオフメニューを作って頂きました。


「美味い!」

やたら燻製っぽくないんですね。

ふわ~っと香ってくる感じ!

上品で美味しい!最高!

お土産に買って帰りたいけど・・・

さすがに1本は食べきれないなぁ~って思ったので、また食べに来ます!(笑)

お店の裏に燻製を作る施設を手作りで建てたらしくて・・・

僕にはそういう知識はないので、なんかうらやましい!


そして口直しのデザート。

見た目以上にチーズケーキが濃厚で美味しかったです。

さて小腹も落ち着いたので帰ろうかと思ったら・・・

「あっ!北野さん!」

「おおっ!久しぶりじゃないですか!」

なんと元社長の北野さんが、タイミングよく戻って来られたのです。

「自転車はまだ乗ってらっしゃるんですか?」

「ああ、最近はあまり乗れてませんが、東さんに作って頂いた自転車はまだ大事に持ってますよ。」

「そうなんですね!あの自転車は是非大切にして下さい!」

実は僕がフィットネスクラブのインストラクターをしていた時の会員様で、その当時にお願いされてロードバイクを組んで差し上げたのです。

1997年~98年頃のドイチェ・テレコムチームのチームカラーを施した、ピナレロのスチールバイクです。

ミゲール・インデュラインやビャルヌ・リース、ヤン・ウルリッヒといったスーパースターの活躍により、一気に世界のトップブランドにして、トレンドヒッターの地位を固めた当時のピナレロフレームです。

ある意味今のピナレロよりも価値が高いです。

元々質実剛健な作りをモットーにしているようなブランドなので、決して重量は期待できません。

しかし乗ったらイタリアンバイクの真髄ともいえるような、ロードバイク本来のワクワクする乗り味を演出してくれるのである。

「もし不具合とかあるようでしたら、また僕に診せて下さい!」

「じゃあまた一度お店へ伺います!」

そして風舎を後にしました。

ランチポタリングでここに来るって案も出ていましたが、菊水ゴルフクラブの激坂は、走行会メンバーしかまともに走れないと思うんですね(汗)

確実に20%クラスの傾斜です。




それはそうと、車のメンテナンスがしたくてひよどり台のカインズへ・・・

クーラントとウォッシャー液を足して、リヤワイパーも新品に換えて、ふと駐車場から西の空を観たら・・・


「めっちゃ綺麗やん!」

そして明石海峡大橋とか淡路島が目に入って・・・

ちょっと西へ行きたくなりました。


そして以前のランチポタリングでは、行列が出来てて食べれなかった『ふなまち』の玉子焼(明石焼き)を頂いて、ぶらりとドライブを堪能しました。

でも結局その後夜更かししてしまい・・・

再び体調を崩してしまう。

せっかくの休日だからといって、無理は禁物ですね!

とはいえ、羽根を伸ばせて本当に良かったです(笑)

2月15日(日)ポタリング・・・久々のシンズバーガーへ

この日は留美さんが体調不良(ゲホゲホのズルズル)により、毎週楽しみにしているポタリングをお休みしました。

土曜日の夜は行く気満々で自転車のセッティングをしていただけに、きっと参加できなくて悔しいに違いない。

そして普段ポタリングではキャッチャー又は、ファーストで守備を務める彼女が不参加な事により、参加メンバーの守備範囲が大きく乱れる(笑)

僕も決して体調が完全回復した訳ではなかったので、この日はセンターかライトでぼちぼち守らせてもらおうか・・・等と思っていたのですが・・・



まず今回の参加者はY崎様3号、H江様、H川様、N尾様とS本様の5名。

計6名で出走。



Y崎様3号は年末に購入したBASSOのフレームで組んだロードバイクが完成して、早速お披露目に来ました。

「昨日までスチールバイクで来るって言っていたのに、シンズに行くってわかった上で、ここであえて予定を変えてきたって事は、本日の王子公園の上りで仕掛けてくる可能性が高い・・・って事なのかな?」



ただ・・・N尾様が上り坂にどの程度順応するのか、それがまだ未知数なだけに、あまり無茶な走りもしたくない。

っていうかこれ・・・ポタリングですから(笑)



そして初めてシンズに行くメンバーさんがいる場合に通る、おなじみのルートで王子公園へ・・・

王子公園内の駐車場の坂道で、一体誰が最初に仕掛けて出るだろうか?

H川様か、Y崎様3号か・・・



来そうで来ない・・・。



仕方がないので僕がジワジワと加速してきっかけを誘う。

さあ来るか?



やはり前には出てくれない(汗)



前回ポタリングの帰り道でのスプリント同様、僕は軽く肩透かしを食らった感じでした(笑)

散々これはポタリングだ!って言っておきながら、何故か刺激に期待してしまう。

そして無事にシンズバーガーへ到着!

N尾様・・・しんどかったと言いつつも、なかなか順調なペースで上って来られました。

思っていた以上に筋がよろしいようで。



そして席に着いたのだが・・・

やってしまった!



僕は基本的に一番手前か、一番奥に座るのですが・・・

この日に限っては、S本様とポジションを入れ替わる形で内側に座ってしまったのである。

外野手のポジションを希望していた人間が、うっかり内野についてしまった・・・(汗)


ピッチャーY崎様3号。

バッターH江様。

内野手が不在でキャッチャーも不在!

ピッチャーワイルドピッチ!

しかし誰もボールを拾わない!



H江様、ほとんど見送り三振!そして打ってもファールかピッチャーフライ!

たまにヒットで内野ゴロが来るも、外野を守りたかった僕が内野で・・・しかもファースト送球・・・

ファーストがいな~い!!



まあたまには難しい事抜きで、こんな風にとっちらかった会話もあっていいのかも知れない(苦笑)

今回唯一の女性参加者であるN尾様には、どこを守備していいか判らなかったと思いますが・・・

わざとエラーをぶちかましていただいても、大いに結構でございます!



今回は6名でしたが、また人数の多い日にシンズへ行きたいと思います。

あっ!でもS本様のシンズ率が、Y崎様2号のそれを上回ったので、そのへんはまたタイミングとメンバーを考慮して行きたいと思います・・・

伸さんまたよろしくお願い致します!



それはそうと最近また新しいものにはまってます。


いわしのパテです。


ライ麦のトーストなどでサンドにして食べたらメチャ美味!!

こんな間食を食べているから余計にダイエットできないんですね・・・きっと。

人のダイエットのトレーニングメニューとか、食事の摂取についてカウンセリングするのは得意ですが・・・

自分のはてんでダメっすね(笑)

自分のやるべきメニューは解っているけど、現実問題こなす時間が無い!って諦めてチ~ン!な感じです。

何とか生活リズムの工夫をしないといけないですね(汗)

2月14日(土)走行会・・・元チームメイトと約12年ぶりの走行会・・・

この日は待ちに待った走行会でした。

先日ブログにも書きましたが、12年前に解散した旧『TEAM EURO』のチームメイトで、当時チームでサブエースをしていただいていたヒデさんが、新メンバーとして加わりました。

ヒデさんはヒルクライムもそこそこ速かったのですが、平地もこなせるオールラウンダーとして、チームTTやエンデューロ等で活躍してくれていた人です。

一時体重増で走れなくなっていたそうですが、ダイエットに成功して今は再度ドライブウェイの8kmも普通に27分台で走れるレベルまで回復したそうで・・・

今となってはストレス太りだ!と言い張って、一向にダイエットできず、当時の集中力も気迫も戻らない僕とは、完全に立場が逆転しています(笑)

でもまあ、当時のチームメイトが、未だ当時と変わらない位のレベルを維持しているとあっては、僕も早く身体を戻さないと・・・

やはりメンバー同士が切磋琢磨して、相乗効果で強くならないといけませんよね?

最近スポーツジムに通いたいと思えてならない僕ですが・・・

課題がいくつかございまして・・・


①生活のリズムを整える。
②シャワーだけで済ませるパターンを減らす。
③ストレッチを習慣化する。
④マシントレーニングで全身の筋肉を追い込む。
⑤月に2回でもいいから1日で2~300kmくらい走り込む。

これがこなせるようになったら、半年~1年で元の自分くらいには戻せそうな気はするんですけどねぇ。

今ベンチプレスをやっても、自分の体重すらも挙げれる自信がない。

レッグプレスも当時は200kgを20回3セットは挙げていたけど、今は1回挙がるかどうかかもなぁ・・・

いつも近所の小学生の遊び相手をさせられて、ある意味筋トレになっている部分もあるけれど、当時は財布も持ち上げられなくなるくらいまで、とことん身体を追い込んでいたから・・・

それを考えたら今の僕は放牧されて伸び伸び育った豚ですな。

あかん!筋トレしたい!

誰か一緒にトレーニングしよ~っ!(一人だと寂しくて無理!って言ってる時点で僕は負けている)


そんな鈍りきった僕では、ヒデさんのお相手としては不足極まりありませんが、この日はH川様と3名で出走する事になりました。

「しかし・・・寒いっすね?」

「そうですねぇ。」

「もう既に、何か適当に激坂を上って、ゆっくりモーニングでもしたい気分なんですけど・・・」

「ああ、いいんじゃないですか?」

「本当にいいんですか?そうなるとハーブ園を目指す方向で進めますけど・・・」

「ええ、いいですよ!」

とりあえずH川様に先にスタートしてもらい、見えなくなったところで僕とヒデさんがスタート。

僕の自転車はやはりKMCのチェーンと21Tのスプロケとの相性が絶妙に悪く、ストレスしか感じない事もあって・・・

19T?いやいや、第一高校までならいいですけど、最後まで使ったら死にますよ。

結局38T×23Tのギアしか選択肢にないという・・・

お陰でスタートして300mくらいから、いきなりヒデさんに置いて行かれる(涙)

ヒデさん曰く「なんだかんだ言っても追い上げてくるんじゃないかと思って、しょっぱなからペースを上げたお陰で、後半は死ぬかと思いました。」

ハーブ園の上りは進むにつれて斜度がきつくなるレイアウトなので、序盤は温存しましょう。

そして期待に応えられなくて申し訳ございません。

当時のスピードと根性は、今の僕には備わっていません!

気を失ってもいいから目一杯出し切って走ろう!とか、よくあんな走り方できたなぁ?って、今思えば謎だらけです。

でももう一度、そんな酔狂な走りが出来る身体と精神力に戻したいですね。

はぁ・・・ひたすら筋トレしたい。吐くくらい・・・

弱虫ペダルの真波君が、身体が悲鳴をあげるくらい追い込んで、初めて生きている実感を感じている場面とか・・・すごく理解できます。

そういう状態で走ったら確実に心臓を悪くしちゃうので、本当はやっちゃいけないんですけど、そこまで追い込んでいる時って実は結構快感なんですよね(笑)

実は過去にそれで3回ほど発作で死にかけた事があるので、それも今の僕が二の足を踏んでしまう要因にはなっていますが、あの苦痛を快感だと思える感覚って、意外に悪くないというか・・・


とりあえず僕もただヒデさんに負けたのでは、この日の走行会で得るものがないので、38T×23Tのギアでシッティングのまま上り切るという枷を自分に与えました。

布引の滝くらいから普通に16%超の上りなので、特に20%前後の区間などは、シッティングだとかなり辛いんですね。

でもまあ、そのくらい追い込む要素が無いとトレーニングにはなりませんので、なんとか頑張ってシッティングで上り切りました。

お陰でタイムは12分もかかってしまいましたが、タイム以上の達成感はありました。

ヒデさんは普通に9分台で上ったそうで・・・いや、さすがです(笑)

H川様も14分近くかかったとはいえ、この指先が凍るような寒さの中でよく頑張ったと思います。

そして紅葉の茶屋についた僕は、手を握れないくらい指先の感覚が無くなっていたので、ストーブの前へまっしぐら。

黒くない犬のクロなど、犬2匹と混じって暖を取る。

そして落ち着いたところでモーニング。


おでんのタマゴを真っ先に頂き、珈琲で一息つく。

今年初めての紅葉の茶屋で、女将さんからバレンタインチョコを頂きました!


外の猫たちやクロは寒くても元気に外を走り回っています。

「下りは・・・冷えるから嫌だなぁ~。」


それでも日差しが出てくると嬉しいものです!


これから少しずつ自転車が走りやすい気候になってくれるのでしょうか?


しかし日向は暖かくて気持ちいい!

「これからどこに行きましょうか?」

「どこでもいいですよ!」

「じゃあせっかくヒデさんの初参加なので、もう1本強烈な上り・・・行っときます?」

「えっ?」(汗)

そこで向かったのは神戸電子専門学校の坂道です。

いつも再度ドライブウェイに行く時のウォーミングアップで上る坂道ですが・・・

これを最後の突き当りまで上り切るのが意外と大変なんです!

旧中国領事館の更に上まで上るのですが、まあ普通に20%を超えていると思って下さい。

僕はむしろ上り始めから潔いくらいの激坂の方が得意なので、こういう道は大好物です。

しかしただでさえ狭い道なのに、トラックやら何やら・・・

結構車に邪魔されて上りにくかったなぁ~。


それでも最後まで上ると、その先の駐車場からこれだけの景色が見渡せます!


そう、目の前に北野クラブSolaを見下ろせます。

旅行会社時代に創立5周年の記念パーティーで、ここを貸し切ってやった覚えがありますが、僕も早くそんな事ができるくらいになりたいです。(できるのか?)

しかしこの景色を見ただけでも、結構上った事が判りますね!


西側に見える『うろこの家』のような塔は『山手8番館』です。

全く同じ工法で建てられた建築物なんですね。

トーマス・マックナイト氏の絵画でも描かれていたりします。


たった2本とはいえ激坂を堪能し、帰りは海沿いに帰ってきました。

向こうに見える山の中腹のロープウェイ施設が、ハーブ園の『風の丘駅』です。

たった2kmの距離であそこまで上るって考えたら・・・

これでも十分酔狂ですかねぇ?

「次週は暖かいといいな・・・」

そう願いつつ、この日もゆる~く走行会を楽しませて頂きました。

あと最後に余談で申し訳ございませんが、バレンタインでチョコレートを下さった女性客の方々、どうもありがとうございます。

とてもおいしく頂きました!

2015年2月21日土曜日

パナソニック・クロモリオーダーフレーム入りました!


『バイシクルショップ ツチヤ』さんにお願いしてフレームをオーダーしました。


リヤエンドは形状を選択できます。

20世紀の自転車乗りならこのタイプでしょ?


って言うか、ヘッドマークのデザインが変わった?

なんかパナっぽくないなこれ・・・


しかしラグにエッジの利いたリブがついている。

こういう細かいパーツの工夫で、フレーム強度に貢献します。


BBハンガーのラグもかっこいい!

しかしBB(ボトムブラケット)を閉めこむところのネジ穴が少々入りが悪いのと、縁まで塗料が盛ってあるのが気になるので、まずは組みつけの前にフレームを整えます。


まずはタップでネジ山を整え直します。


次に縁の塗料を削る為のフェイシング作業の準備をします。


こういった工具で均等に削らないとBBが綺麗に組み込めません。


少し削って見てみたら、削れて地金が出た所と、まだ塗料が残っている所がございます。

つまりフェイシング作業をしないでBBを組み込んだら、縁の面に凹凸が有るので綺麗に締め込む事が出来ないのはこれで明白です。


綺麗に整えるとこのようになります。


おかげでBBを手で最後まで回せます。

そして最後の増し締めだけ、右の工具で仕上げます。


そしてホイールを組み立てます。

今回はホイールも当店で手組みを希望!

お馴染みのトラジオーネ(ノバテック製)ハブに、今回はアンブロッシオのフォーミュラ20クロノのリムを、DT-SWISSのスポークで組み上げます。

スポークはバテッドタイプのレボリューションを4本組みで使用。

リアのフリーボディ側のみチャンピオン(プレーンタイプ)を6本組みにしました。

写真の通りDTのスポークは首の曲がりが浅いので、そのままではホイールを組めません。

交差する2本の根本(首の近く)を指でつまんで、指圧で曲げ加工しながら組むので、なかなか手間がかかります。

あと、久々にアンブロッシオのリムを触りましたが・・・

少しクオリティ落ちた?

大幅に値上がりした割には・・・って感じです。

重量もカタログ値340gのリムは、実測380gで鯖読み過ぎ(笑)

でもデザインはさすがイタリアンブランドですね!

組み上がったらにやけちゃいました。


これはまだタイヤを完全には張り付けてません!

先にタイヤを伸ばして馴染ませる為に、装着しているだけです。

それはそうとホイールの重量ですが・・・


まず前輪は660gで・・・


後輪は・・・830gとなっていますが、この後計り直したら780~790g付近でした。

つまり前後SETで約1450gって訳で、いつものオリジナルホイールと同等の重量に仕上がった訳ですが・・・

チューブラータイヤってタイヤとチューブが一体なので軽いんですよね。

今回取り付けるTUFOのタイヤが260gで、リムセメントを塗る事を考えても300gより軽い訳ですから重量のメリットはあります。

それにチューブラータイヤの方がコーナーリングの時のタイヤの変形に強いので、安定した走りが出来ます。

リムセメントを塗る作業が面倒!という以外はメリットが多いですね。

ちなみにこのホイール・・・まだ軽量化できます。

今回は耐久性を重視で組み立てたので、ニップルは真鍮製のものにしました。

その上、一本一本ニップルにロックタイトを流して強化。

いつもみたいにアルミニップルで組んでいたら、更に軽くなっていたでしょうね!


そして面倒な作業です(笑)

リムセメントを塗ります。

それもまずは下地作りです。

半日陰干しして、その後本塗りしてタイヤを張ります!

ついでにハブの滑らかさをスマホのムービーで撮影しました。

スチールボールのわりに良く回ります!


静止するまで8分30秒!

ホイールバランスまできっちり取れば、相当な回転性能になるでしょう。



そしてリムセメントを乾かしている間に違う作業です。

今回もシマノの新型105で組みましたが・・・

1箇所難点がありました。

パナソニックのフロントフォークと新型のブレーキキャリパーの相性が悪いのです。

というより、シマノが最近のブレーキキャリパーに、スペーサーを付けていない事が問題なのかも知れません。

丁度いいスペーサーが当店にも在庫として無かったので、止むを得ずママチャリのキャリパーに付属するスペーサーを、ディスクグラインダーで研磨加工して流用する事に。


実際にはこれより厚みのあるスペーサーを使ったのですが、表面のカーブしている部分を完全にフラットにする必要があります。

ノギスで均等な厚みになるように、綺麗に研磨するのはなかなか骨が折れました。


ねっ?スペーサーが無いと、ヘッドパーツとキャリパーが干渉するっていうのが判るでしょ?

まあ色々と工夫が必要でしたが、何とか形になりました!


その気になって軽量化しようと思えば・・・出来る部分をいっぱい残しています。


それでもペダルレスでのトータル重量は8.8kg!

まあまあ軽く仕上がりました。

タンゲプレステージのフレームでこの重量なら、十分軽い方だと思います。

バーテープの色だけは悩みました。

白にしようかコルク生地にしようか・・・


まあペダルもつけてみたら、なんとか白い部分のバランスは確保できたので、コルク生地で問題なしって感じですかね?


ヘッドパーツだけデュラエースって突っ込みは抜きで・・・なかなか精悍な仕上がりです。

あとバーテープの仕上げを少し変えてみました。

実はまだお客様にお渡しをする前の画像公開となりましたが・・・

是非オーナーになるお客様が、現物を見て喜んでくれると嬉しいです!!

2015年2月18日水曜日

2月11日(祝)ランチポタリング・・・激辛麻婆に絶品杏仁・・・

11:00集合で11:30に出発予定・・・

そういっておきながら、朝から妙に忙しい、さあ出よう!って思ったら来客が重なる。

その間先に集まって頂いたメンバーさんには少々お待ちいただく事に・・・

ちなみにこの日参加されたのはH野様とH川様、A部様とS藤様。

そして朝から仕事の打ち合わせで遅れるけど、12:30くらいになら合流できるとK南様から連絡がありました。

「という訳で・・・K南さんの事を考慮すると、本日は東側へ行く方向性で考えましょう!」

H野様は朝からどこへ行くのか楽しみで仕方がないって様子。

とりあえずA部様にK南様と交信して頂きつつ、合流ポイントを山手幹線の御影交差点に決定。


この日のランチは御影に最近OPENした四川にしようという結論になったんですね。

元々は六甲道にあった店だったと記憶しますが、なかなかの人気店でいつも行列が出来ているイメージがあります。

結局出発が12:15くらいになった我々は、12:39に現地に到着!

K南様お待たせ致しました!!

そしていつも行列のお店が空いている?

「よっしゃ~!まだ行列になってへんぞ~!」って歓喜の声で近付いたら・・・

「はぁ?本日定休日?国民の祝日に休んでるんじゃな~い!」(怒)

この様子を地元女子中学生に笑われて、ちょっとかっこ悪いじゃないか・・・と思いつつ。

「どうします?ここまで来たら西側へ戻るのもしゃくに障りますよね?」(笑)

実は六甲道にも気になる洋食屋があったり・・・、久々にバーガーピットにも行ってみたい。

しかし基本的に後戻りという言葉や行為が、大嫌いな僕としては前進あるのみ。



H野様との会話の中で、JR西宮近くの淡路島バーガーって言うのも有かな?それで口直しにアローツリーでスイーツって言うのも効率的でいいんじゃないの?って話になったんですね。

ところが岡本に差し掛かって状況が一変する。

そういえば・・・なのだ。

岡本にも四川あったよなぁ~って、見たらやっぱり同じ文字じゃないか!

「これは運命ですね!ここにしましょうか?」

「いいんじゃないですか。」

そして店前に自転車を停める。


それまで誰も並んでいないので、すんなりと入って食べれそう・・・って思ったら・・・


すかさず5人連れの先客に先を越されてしまった。

鍵をかけてる間に・・・なんて事は、自転車乗りランチ(ティー)タイムあるあるだが・・・

おいおい!どうでもいいけど退いてくれない?

次の順番にサインしたくても、サインボードの前に集まって動こうともしない。

こういう場所では常に、周りへの気配りを忘れないでもらいたいものです。

隣を見たら・・・


エルドミンゴ!

ここも以前から気になっているが、まだ行った事がないのだ。

「なんだかここのハンバーガーとかタコスも気になるよね~?」

「サインする前に気付いていたら、そっちに心が傾いていましたね。」

そうです。

一度御影でケチはついたものの、姉妹店を見つけた以上は、ここで食べなきゃ納得いかない!!

有言実行、初志貫徹・・・僕の好きな言葉です。

結局30分近く待たされましたが、6人掛けの円卓に案内されました。

全員ウィークデーランチを選択し、H川様は牛肉と野菜のXO醤炒め!?をメインに選ぶ。

S藤様は白身魚のフライ甘酢ソース仕立て!?だったかな?

あとの4名は「四川料理と言えば麻婆豆腐しかあるめぇ。」ってな感じで注文完了!

まあお店の名前が『四川』っていうだけで、ここが四川料理専門店と決め付けるのはナンセンスかもしれませんが・・・

四川風の中華料理・・・なのかも知れませんし。

これは余談ですが・・・四川料理って名前はメジャーなのに、四川料理の専門店って意外に少ないんですよ。

中華料理には、広東料理、北京料理、上海料理、四川料理とあるのですが、中華料理と一括りにされるものの大半は広東料理を指しています。

実際に横浜の中華街でも、神戸の南京町でも8割以上は広東料理じゃないでしょうか。

確かに最近は四川料理のお店が増えているみたいですが・・・

僕が旅行会社の営業で横浜の中華街に料理と料金の交渉に行った際、2日間かけて飛び込み営業しまくったのですが、あれだけ広い横浜中華街においても、団体で食事の出来る四川料理のお店は重慶飯店しかありませんでした。

四川料理は辛い!とか、麻婆豆腐のイメージで誰もが知る名前ですが、そもそも田舎の郷土家庭料理って事もあり、四川料理ってカテゴリー自体が無かったというか・・・代表的なメニューを他の中華料理でも作るようになって、わざわざ四川料理と名乗る必要性が少なかった?みたいな感じ。

しかし郷土料理って響きにはロマンがあるので、一度は本場の四川料理を食べに中国の重慶へ行ってみたいものです。


まずは前菜とサラダです。

四川料理は香辛料を効かせた料理ってだけではなく、海鮮メニューも得意なんです。


ザーサイとスープ、ご飯(大盛)も登場!

そして最後にメインディッシュ!


「う~ん!なかなか辛そうやなぁ~!」

これに山椒を振りかけて食べる。

本来乾燥肌の僕は匂いもそうだが、見てるだけで全身が痒くなる!

「ここまで自転車で走って身体が温まっていなかったら、今頃悶えて死にかけていましたね。」(笑)

H野様もA部様も、K南様も辛くて「ヒーヒー」言いながら食べていました。

特にK南様はレタスとか生野菜が苦手なのに、この時ばかりは辛さを堪える意味でも、積極的にサラダを貪っていました(笑)

僕は冬場、乾燥肌のお陰で香辛料を避けていますが、本来は辛いもの大好きなので・・・


非常に美味でした!


食べ終わって尚、空腹感に満ちた顔を僕がしていたからなのか・・・S藤様に白身魚を分けて頂きました。

白身魚も美味しかったです。

辛いのが苦手な方は魚がベストかと・・・

そして愚かにも写真を撮り忘れてしまったのですが、一番最後に口直しで杏仁豆腐が出てきます。

ここの杏仁豆腐は絶品です!

今までこんな美味しい杏仁豆腐に出会った事がありません!!

そりゃ聘珍樓や萬珍樓、華正樓で食べるような超高級杏仁豆腐なら、或いはもっと美味しいのかも知れませんが、僕はこれまで食べた杏仁豆腐で「また食べてみたい!」って思えるものに出会った事がなかったので、この日は最後の最後でズキューン!とハートを打ち抜かれました。

その後食後のティータイムへと向かいたかったのですが・・・

行きたいお店が多すぎて、逆にどこに行っていいのか判らないという状態。

迷うくらいなら定番!って訳で、茶家か?ツマガリか?って話になったのです。

結果、留美さんに買って帰るお土産の事も考えたら・・・

「ケーキよりもたい焼きですね。」って結論に落ち着き、進路を苦楽園の茶家に向ける。


丁度6名席が空いていてよかったです!

この日僕は嬉野茶と、たい焼きを2尾頂きました。

定休日が被るので、最近来る機会が減った茶家ですが、僕はここの佇まいが好きなので、非常に落ち着きます。

帰りは芦屋の岩園町を抜けるアップダウンを経て、山手幹線を逆戻りで帰りました。

思ったんですけど・・・

S藤様がメッチャ速くなっていませんか?

以前は坂道が苦手で、バイクコントロールにも覚束無いところがあって、ずっと心配していたのですが、岩園の10%の上りも普通に、足を着く事無く上って来られました!

こういうメンバーさんの進歩していく姿を見れるのって、本当に嬉しいものですね!

でも嬉しさのあまり、ちょっとハイペースで走り過ぎたみたいで・・・

帰着後H川様に「先日の走行会よりきつかったですねぇ~。」と、ご指摘を頂きました(苦笑)

次回の走行会は極力・・・手抜きをしないように気をつけます(笑)