2021年10月14日木曜日

後立山連峰縦走の旅7月27日(火) ~その6~ 喪失感と安堵感・・・さらば北アルプス!また逢う日まで


 鑓温泉へ登る分岐(現在は通行止)を通過して間も無く猿倉の石碑が現れる。



その先にまた分岐が現れてどちらでも下山できるのだが、猿倉荘に立ち寄るなら看板右の脇道へ入った方が近道である。



森の向こうに猿倉荘が見えてきた!



ゴールが見えた瞬間この遠回しに歩く道が憎らしく思えてくる。


緊張感から解放されただけで既に全身が筋肉痛になっている。


特に大雪渓で何度もバランスを崩して手を突いているので、両腕の張りが半端無い!


もう缶ジュースも開栓できないんじゃないか?ってくらい両手の握力が死んでいる。



11:20に猿倉荘ゴール!


オヤジさんは猿倉荘に車のキーを預けているそうなので、その間にオヤジさんの重たいザックを担いで駐車場まで運ぶ。


車はプリウスだった。


何があっても口が裂けても自分が『アンチトヨタ』『アンチプリウス』である事は出さないように振舞う。(苦笑)


オヤジさんは燃費の良さで選んだそうだ。


それだけ聞けたらもう何も言う事はない。


でもアンチゆえに最新のプリウスに乗った事も無かったので・・・


さり気なく「こんな内装なんだ?意外と中はカッコいい・・・。」とか思いつつ、オヤジさんの一期一会への想いに感銘を受けながら八方第二駐車場まで送って頂いた。


僕は敢えて名乗らなかったしオヤジさんの名前も聞かなかった。


また北アルプスのどこかで出会えたなら今度は名乗ろうと思う。


でも今回は一期一会だから素晴らしい出会いに対する感謝の気持ちだけ忘れずに、いつか今度は自分が同じように誰かの助けになってあげられたら、それでオヤジさんへの恩返しになる・・・それでいいじゃない!


オヤジさんのプリウスを見送ったあと観光組と合流。


時間は11:40でした。


僕の見た目が相当ヤバかったらしく・・・(笑)


駐車場脇にある『八方の湯』でひとっ風呂浴びてきたら?って勧められたのだが、ただでさえ待機してもらって随分と待たせたはずなので、これ以上お待たせする訳にもいかず・・・


「今夜は温泉に泊まるし、もう行きましょう!」



下界は雨こそ降っていないものの曇天です。


白馬岳~唐松岳も先ほどの強烈な落雷から考えて稜線は荒れているのでしょうが、この雲を見る限り唐松岳~五竜岳の稜線も荒れ狂っていますねきっと。


更に南のG5や八峰キレット付近は強風が吹き荒れて歩けたものじゃないだろうなぁ。


台風並みの突風が吹き荒れる事で知られている烏帽子岳周辺なんて、言うまでもなく稜線にいたら確実に吹き飛ばされているだろう。


結局台風8号は温帯低気圧に変わって、進路を太平洋側の東北海岸沿いに北上してから北西に流れて行ったので、長野県にいて直撃を食らう事はなかったのだが、東北地方のこの温帯低気圧による雨の被害は相当酷かったそうだ。


それにしても僕はもう下界に降り立ったんだ・・・毎度この感覚・・・ホッとしたというよりも・・・


寂しいなぁ~。


やっぱり山での時間っていうのは、どんなに苦しくてもかけがえのない楽しい時間なんだよねぇ~。


これで今年の北アルプスとの触れ合いは最後かと思うと寂しい。


もっと命懸けの山行がしたい!


当分アルプスなんて見たくもない!って思えるくらいに過酷な山行がしたい!


もっと身も心もボロボロになるくらいの強烈な経験をさせて欲しい。


それくらいやり込まないと毎回別れが辛くなる。


生きて無事に下山出来た事は正解だし、安堵はしている。


でも満足には到底及ばない。


喪失感・・・ひたすら喪失感。


大好きな彼女に気持ちが伝わらないまま別れるくらいの辛さなんじゃないかな・・・山との別れって。


喪失感と言えば・・・今回僕が無事に下山出来た理由の一つが僕の左手に持っているステンレス製のシャトル。


中には愛猫『小作』の遺骨が入っている。


実は今年の6月に腎臓疾患で突然体調を崩し、5日間苦しみ続けて亡くなったんです。


最期の瞬間は僕の部屋に飛び込んできて、きっと苦しかったと思うけど最後まで諦めたくないって感じで、僕に手を差し伸べ涙を流しながら絶命しました。


子猫の時に当時の取引先のお嬢さんから譲り受けて以来16年。


ずっと『クソ猫』『駄ネコ』と呼び続けていましたが、いつも仕事から帰ってきたら玄関まで迎えに来てくれて、遊びたい時や構って欲しい時は僕の部屋でもリビングでもなく、自分の部屋に来てくれ!って呼びに来るような甘えたさんで・・・



ちゃんと相手をしてあげると翌朝は玄関まで見送りに来てくれるのだけど、仕事で疲れてしんどいからって適当にあしらうと拗ねて翌朝は見送りどころか「行ってきます!」と声を掛けてもそっぽを向いて無視!(笑)


僕が残業続きの激務で熱を出して倒れた時などは、心配して朝まで添い寝してくれる優しい面もありました。


うつ伏せで寝ていたら背中に乗って肩甲骨周りを踏み踏みしてからスフインクスみたいに寛いでいたり・・・


居なくなって初めて判るんだよなぁ~


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どれほどその存在が自分にとって大切だったかって事が。


だから僕にとってのお守りを兼ねてではあるけど、『小作』に家族の中で僕だけが知っている絶景を見せてあげたくて、シャトルに入れて連れて来ていたのである。


実際のところ、もし不帰ノ嶮へ強行していたとして、雷雲に襲われたとしても・・・きっと『小作』が僕の身代わりとして避雷針になってくれていただろうなという想いはあります。



元々僕には全然懐かない猫だったのですが、近所で虐待されて死にかけていた子猫を僕が拾ってきて必死に看病し・・・結局既に手遅れだった事もあり4日後にその子猫は亡くなってしまったんだけど、その時に僕が棺を作って花とエサ、猫のオモチャなどを一緒に入れて僕の好きな地元の山へ行き、お墓を作って埋葬していたのをずっと見ていたんですよね。


それから急に変な主従関係が生まれたという・・・懐かしいなぁ。


なので今回の山行では、道中ずっと僕は『小作』に話しかけながら歩いていたんですよね。


すれ違った人からは「あの人は一体誰と話しているんだろう?」って思われた瞬間もあったかも知れません。(笑)


今年は義祖父も亡くなり『小作』もいなくなって、失うものが多い上半期でした。


そういった喪失感と下山後の喪失感は・・・どこか似通ったところがあるんですよ。


山へはまた登れるかも知れません。


でもその時の天候や気候、出会った人や自然現象は2度と同じタイミングには出逢えない。


ここにも一期一会が存在する訳ですよ。


それ故に毎度下山する時は辛い気持ちと葛藤し、得も言われぬ寂しさを味わうのだ。



大王わさび農場にやって来た。


僕はここの水車と清流の風景が好きである。



紫陽花の葉に停まっているのはカゲロウか何かの一種かと思ったら、ハグロトンボという珍しいトンボらしい。


玉虫色の身体に黒い羽根・・・ゴージャスですね!


そしてワサビ田の水も冷たくて気持ち良い。


観光組は前日に栂池自然園を満喫し過ぎて、午後はちひろ美術館しか楽しめなかったらしい。


そんな訳で僕の案内でわさび農場へ・・・とはいっても、僕はもうあんまり歩き回る気力が無いのでワサビ田の風景を見つつ・・・今年リニューアルされたばかりのレストランに立ち寄って美味しいお蕎麦を食べる事にしました。


一緒に行ったミワさんに「何で大王わさび農場って言うの?」って質問されたんだけど、松本~安曇野には八面大王という8人の首領が率いる盗賊の伝説があって、ここの敷地内の大王神社には討ち取られた8人の胴体が埋められているという話から付いた名前だったはず。(首塚は松本の筑摩神社と伝えられている)


美味しいお蕎麦とワサビソフトクリームを堪能してから諏訪湖に向けて出発!




安曇野インター(旧・豊科インター)手前のデイリーヤマザキストアが、いつの間にか中古車センターになっていて何気に寂しい気持ちになる。

久々に岡谷インターチェンジから下諏訪を経由して湖岸沿いの道へと進む。



この日は間欠泉センターからも程近い上諏訪温泉の名門『ホテル紅や』に宿泊。


17:00頃チェックインと、予定よりも1時間半くらい早く着いたので、夕食の時間を早める事にしました。


ここも随分前に取引先だったホテルですが、僕の担当じゃなかったし、もう知っている従業員さんもいないかも知れないなぁ~。



『君の名は』の聖地にも近いのですが、もうそこへ行く元気も残っていません。(苦笑)



これから諏訪湖を眺めながらガーデン焼肉タイム!



ビールやドリンク類も飲み放題。


コロナ渦なのにある意味奇跡のような食事内容です。


当然会場に入るなり検温と消毒は義務ですが・・・


生ビールは自身でサーバーを使っておかわりをしてもいい(当然ながらグラスは交換する)のだけど、来ているお客さん方のビールの入れるのが思いのほか上手過ぎて驚いた!(笑)


生ビールが空気に触れないように泡を被せて、その上あわあわにならないようにゆっくり注いで・・・って言うのは居酒屋かレストランでアルバイトの経験が無かったらできない芸当なんだけどね~。

セットのお肉は予想を反してボリューム満点で、追加のお肉を注文するまでもなく満腹!


そして山帰りの僕は生ビールをジョッキ1杯飲んだだけで程良く回って来た。


もう1杯飲んでいたらきっとダウンしていたと思う。


そのくらいこの日は緊張を要される山行だったんだ。


今更のように安堵感と・・・


本来の予定とは違ったものの、達成感を得るには十分な冒険をしてきたんだ!という実感が湧いてきた。


これが山小屋だったら、全国各地から集まって来た登山者たちと、「今日はどのルートを歩いて来たんですか?」って話題で随分と盛り上がっていた事だろう。


あの山小屋の夕食時は何て表現したら良いのだろう・・・


山小屋では皆が同志なんですよね。


同じ炭鉱で働く工夫が「今日の獲物はこんなに大きくてさぁ~。」って自慢し合う感じ?


お互いに命懸けの環境で働く者同士の連帯感や親近感からか、何一つ嫌味も無くリスペクトし合えるあの空気感っていうのか・・・


その空気感に近いものが山小屋にはある。


だからまた山に帰りたくなるのかもなぁ。


下界に帰って来て登山の話をしたところで、「山は眺めるものであって登るものじゃない!」って言われたり、「うわ~、聞いてるだけでしんどそう!」って反応がほとんどなので、何か違うんだよなぁ~って思う事が多い。


しかし山の上ではしんどさも恐ろしさも、美しさも楽しさもそれらすべての素晴らしさを共有・共感できる者同士が集まって来るので、初めて出会った者同士であっても随分とディープな話ができて、あの充実した時間は酒を美味くするには十分過ぎるものなのだ。


例えばしまなみ海道の美しい景色の中でたまたま声を掛けたサイクリストと自転車談議をするとしよう。


想像しただけで楽しい時間だと思いませんか?


しかし自転車は苦しさよりも爽快感やグルメ、観光の要素が強いのでやや軽薄に感じる事もあったりする。


山は違う。


皆想いはそれぞれだが、何かを背負ったものも少なくない。


危険なルートにチャレンジして一歩間違えば死ぬかも知れない場所に来ている。


それでも夕日や星空、朝日、季節の織り成す山々の風景・・・


絶景の中で自分のちっぽけさを思い知らされて、生きている事の実感を味わされるのだから誰もが晴れ晴れとしている。


そこで嘘や誤魔化しなんて通用しない。


誰でも気軽にできるサイクリングなんかより、数十倍も登山の方が充実する。


そんな事を自転車屋の僕が言ってしまうのはどうかと思うけれど、最近の自転車業界やサイクリストを見ていて・・・全くと言っても良いほど熱意が湧いてこないのだ。


僕だって距離を走る事や速く走る事に命を燃やしていた時代はある。


例えツール・ド・のとや琵琶湖一周サイクルマラソンのようなセンチュリーライドであっても、そこに参加する人々がみんな仲間(同志)のように思えたのは遥か昔の話。


そこに真剣勝負は有りますか?そこに挑戦(冒険)心は有りますか?


僕の追い求めてきた自転車に軽薄なレジャーなんて感覚は不要なんです。


もちろん多様性が必要な事も解かってはいるし、自分だって興味はあるけれど、グルメありきのサイクリングとかミーハーな謳い方が気持ち悪いと感じる時がある。


それも必要だけどそれがメインじゃない!


体力の限界に挑戦して有名な峠を越え、自分の知らない道や土地を求めて走るサイクリングだからこそ、一緒に走る同志との時間が充実するし、道中で出会ったサイクリストとの会話も美しい記憶となるのである。


そこで出会ったグルメや現地の人の温かみも最高のスパイスになる。


レースも然り。


25年前まではロードバイクもバラで組むのが当たり前だったので、最低でも予算は20万円以上。


だから本気のサイクリングは誰でも始められるスポーツじゃなかった。


本気で乗ってみたい人じゃないとそんな予算を捻出できないからだ。


当時は完成車なんてものはド素人が乗るオモチャか、逆に超高価なメーカーのアニバーサリーモデルにしか存在しなくて、少なくともロードはフレームからパーツのアッセンブルまで、乗る本人の好みやショップのセンスが影響する乗り物だったので、国道ですれ違う時も挨拶を交わすだけではなく、お互いのバイクをリスペクトし合う文化があった。


目に見えない小さな部品一つに至るまでこだわって作るからこそ至高の喜びがそこにあったのである。


今となっては10万円前後の完成車に始まって、ヤフオクやメルカリで容易く往年の名車を中古で安価に仕入れる事ができる時代になっている。


しかしネットの個人売買ではクラックの入ったフレーム(ゴミ)を平然と黙って売りつける詐欺も横行しており、商品知識もなく素人が手を出したら大火傷を負うような案件も少なくはない。


それにそもそも中古車に対する概念がずれている。


僕にとって価値ある作品こそ、当時は高価過ぎて手が届かなかった中古車として購入するに値する自転車であり、或いはこれから更に価値の上がる作品こそ手に入るチャンスがあるうちに購入する訳であり、ゴミ捨て場に放置されていたような使い捨てのそれは天地がひっくり返ってもイコールになるはずがない。


しかし中古車を求めて来る客層は大半が「乗れたら何でもいい!」なのである。


ママチャリにしろロードバイクにしろ、自転車の価値なんて欠片も解かっちゃいない。


「ブランドの自転車ならなんでもいい!」


「安い自転車は置いてない?」って臆面もなく言ってのけるのである。


もうその動機が既に僕には何があっても受け入れられないし、およそ虫唾が走るような話なのである。


こだわりや愛着の無い自転車ほど無機質で悲しい乗り物はない。


「今乗れたら何でもいいから3~5千円くらいでないの?」等と言う人に乗られる自転車の運命って・・・考えただけで悲劇じゃないか。


誰にでも気軽に手軽に始められるようになった自転車(ロードバイク)。


いくら多様性を認めろと言ってもあまりに風紀が乱れ過ぎている。


それ故に未だ自転車よりも体力的にハードルの高いとされる登山は、価値観のギャップも少ないので素直に幸せを感じられるスポーツだと思っている。


完成車が当たり前の時代。


ネット販売の粗悪品が横行する時代。


ネットオークションで手軽に自転車の中古車が手に入る時代。


サイクリストの民度が下る要素が多過ぎて・・・


そこに加えてメーカーやショップのスタンスの変化・・・油圧ディスクとか、新しい風を吹き込ませてロードバイクの売上を回復させたいのは理解できなくもないが・・・


ユーザーの安全は無視なのか?


油圧ディスク・・・すぐにエアーが噛んでスカスカになるし、メンテナンスも手間がかかるので工賃も高くなる。


そんなものを当たり前のように売りつける業界って何様なの?


本当に嘘つきばかりの業界だと思うよ。


外注でフレームを作らせるようになってから自転車メーカーの考え方も随分と変わったと思う。


大きなメーカーや名門メーカーほど設計図を丸投げで品質管理も適当。


倒産してよその会社に買い取られて、自転車も乗らないような経営陣に支配されたメーカーなんざ社員の扱いも酷いだろうから、そりゃ社員に裏切られて情報だって洩れるだろう。


そうやって中華カーボンフレームなどという粗悪品の横行にもつながっている。


そしてそんな見た目だけのコピー品は意外にも需要が高い。


予算もないのに見栄っ張りな人にとっては中華カーボンは救世主だろう。


果たしてそんな自転車に価値なんてあるのか?


業界そのものが腐って来たんだから仕方が無いのか?


ロードバイクに乗っていて「それって競輪用の自転車かい?」って声を掛けられるのが当たり前だった時代に、「いつかロードバイクの素晴らしさや、ヨーロッパでの自転車競技の伝統や人気を、この日本にもこれでもか!って思い知らせてやる!」そう思っていた若き日の僕の想いとは裏腹に、ポンコツ化していく自転車業界に嫌気すら感じる事がある。


サイクリングや自転車競技の本質を忘れないで欲しい。


大切なのは『走る事自体のロマン』である!


そしてパーツアッセンブルからセッティングまで、自分の体格や走りに合わせて仕上げた相棒(自転車)と共に走る事が至極の喜びなのである。


だからミーハーなサイドメニューなんてものはどこまで行っても二の次(オマケ)なのだ。


ましてや自転車のメーカーや価格、装備でマウンティングするような一部の風習も、第三者的に見ていて見苦しい。(大して走れない人ほど自分の能力を棚に上げて自転車でものをいわせる人が少なくない・・・これは今に始まった事じゃないけれど)


何でも高級車はカーボンじゃなかったらダメだ!みたいな噓クソの感覚を世間に植え付けたメーカーや情報誌は、今度はロードバイクの油圧ディスクブレーキ化の正当性を前面に出すような風潮を作り出している。


若き日の僕が目指した未来からは大幅に脱線しているんだよねぇ。


ああ・・・いけない。


またくだらない個人的価値観をダラダラと語ってしまったわ。(笑)


僕の自転車に対する美学はちょっと硬派なんで、まあ軽く聞き流してもらえると幸いです。



「パ~ン!パパパ~ン!」


部屋の窓から外を見たら花火が・・・


そんなサプライズは聞いて無かったので驚きました。


勿論有名な『諏訪湖祭湖上花火大会』でもなければ、毎年新作花火の発表会になっている『諏訪湖オータム花火』でもない。


でも諏訪湖で花火が観れるなんて例え小規模なものであっても大きなサプライズである。



窓を開け乗り出すように見物!


それこそ立石公園から見下ろしたら綺麗だったろうなぁ~。



しばし現実を忘れてリラックスできる時間でした。


翌朝は翌朝でまた、とんでもなく早起きして出発なんだよね。


ホテルの用意する朝食を食べている暇がないくらい。



ミワさんからは「それこそ石和温泉か河口湖周辺で泊まった方が宿で朝食も頂けてゆっくり寝れたんじゃないの?」とお叱りを受けてシュンとしていた僕ですが・・・



「そしたらこの花火は観れなかったじゃないか!」って大義名分が、後出しながらに言い訳できて「よっしゃ~!」とガッツポーズ。(笑)


翌日はいよいよ僕にとっての夏休み最終日。


それでは再び次回に続きます!

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