2020年3月11日水曜日

2020年1月の思い出・・・その③    レイル700新型  ×  最近の日常  ×  久々のユーザー車検


2020年モデルのコーダーブルーム・レイル700

スペック的には重量が9.8kg(480サイズ)と400g程重くなった訳です。


それって原価が上がった分をデチューンしてコストを抑えたんじゃないか?って思われがちですが、コーダーブルームに限ってはそれは無いです。

敢えてコストが下がったポイントを言えば・・・まずタイヤ。

タイヤは時代の流れに合わせたというか・・・マキシスのデトネーターは軽くてレイルの軽量化には随分と良い仕事をしていたと思うのですが・・・

マキシスのタイヤは28cサイズでも見た目は25c並みに細く、しなやかで剛性が低めだったので、パワーを掛けると腰砕け・・・という意見もあるにはあったけど、僕はそこまで気にならなかったので逆にビックリ。

コンチネンタルのタイヤは確かにしっかりしているし、毎日通勤や通学で乗る人にだったら長持ちもするので重宝する。



しかし僕は個人的にコンチネンタルは好みじゃありません。

ロードバイクのタイヤがチューブラー全盛期の頃は、時々コンペティション19または22を使用していましたが、1本1万円以上する割にグリップやコントロール性はそれほどでも無くて・・・(あくまで僕個人の意見ですが)

欲しいタイヤが品切れで手に入らない時だけ、間に合わせで使っていた感じ。

コンチネンタルの良さは真円度というか精度というか、タイヤを張った時にムラが少ないので走った時に回転が滑らかに感じる点。

そこには信頼できるものがあって、タイヤの精度の良さで間違いないメーカーと言うのであればコンチネンタルとベロフレックス、TUFOのタイヤはハズレが少ないのでオススメです。

という訳でコンチネンタルはコンチネンタルでもチューブラータイヤなら、僕も使おうとは思いますが、クリンチャー(WO)タイヤの場合は・・・ん~っ、コメントに困る。

重量も走りも重いから絶対に使わない!って感じでしょうか。



一時期やたらとコンチネンタルのタイヤをつけたがる人が多かったですよね?

あれ・・・気持ち悪かったんですよねぇ~。

何だか新しい宗教でも始まったのか?っていう具合に。

まあ何も知らずに周りがみんな使っているから自分も使ってみよう!っていう人や、試してみよう!って人は多かったと思うのですが・・・

僕の考え方は自転車屋としてはある意味失格なのかも知れないけど、流行りに流されるスタンスは好きじゃないのでハッキリと言わせて頂きます。

また今回レイル700に採用されたウルトラスポーツってタイヤは公表280g(28cサイズ)らしいのですが、実測340g以上あります。

つまり今回レイル700が重くなった原因の半分以上はタイヤによるものだといえますので、購入後タイヤを換えれば本来の軽さは戻せます。

あとプラスになった点としては、空気圧のMAXが8気圧となっていましたが、28cと言いながら実測直径が29mmあり、6.5~7気圧でも十分なタイヤだと思えるので、7.5気圧以上入れないと腰砕けになるデトネーターよりは空気圧管理が楽になったと言えますね。


タイヤ以外でコストダウンしたと思える部品がスプロケ。

同じ9速ですがやはりクリアーポリッシュの方が高級感があったように感じます。

で、結果的にそれでも僕がレイル700をデチューンしていないと言い切る根拠はハブ!

敢えて写真は載せません。

そしてハブにはコーダーブルームのロゴが入っているので、一見すると「オリジナルのよく判んねぇハブに変わってんじゃねぇか!」って驚くかも知れません。

実際これまではノバテックのハブが高性能過ぎて、6万円そこそこのクロスバイクにこんなホイールを導入していいのか?って思わせる所に決定的な強みがあったレイル700です。

しかしとうとうノバテックのハブを供給しなくなった今・・・大丈夫?って思うじゃないですか?

僕は新型のハブの正体を知っていますが、こればかりはさすがに公言できません。

ただ、羊の皮を被った狼である事だけは間違いありませんので、現在レイル700を購入するか否かで迷ってらっしゃる方がいるようなら、迷う意味が解らない!とハッキリ申し上げます。

他社のクロスバイクと比較・・・する意味がどこにあるの~?

それでもG社(台湾)とかG社(イタリア)とかT社とかのクロスバイクを購入して・・・わざわざ「新しいクロスバイクを買ったんです~!」ってお披露目に来てくれる人もいたりするのですが・・・

「いい根性してんじゃねぇか!」ってなりますよね?(笑)

まあ特に何の相談も無く、他所で購入した自転車を堂々と持ってくる人の心理についてはともかくとして・・・

新形のレイル700は更にハブの回転が滑らかになった(正確にはグリスが馴染んだら滑らかさが大幅にUPする)という朗報でした。

ちょっと余計な事を書き過ぎた点については、『いつものボヤき』だと思って軽く流して下さい。




これは兵庫区役所に行く用事があって久々に『たつや』さんに行った時の写真です。

毎日これを食べていたら僕もあっという間に100kg超の巨漢になってしまいそうですが、たまに・・・無性に食べたくなってしまうのです。

前々回のブログで僕は幼少期を北区で暮らし、六甲山系の山の中で遊んで育ったと書きましたが、幼稚園は3年保育で毎日1人で神戸電鉄に乗って兵庫区まで通っていましたし・・・

小学5年生から兵庫区で一人暮らしをしていた事もあって、下町っ子気質も併せ持ったハイブリッドなんです。

そんな僕がたまに休みを満喫する時は、自然豊かな場所やお洒落でJAZZとか流れているようなお店以外だと、下町情緒のある場所(お店)になってしまいます。

やはりお店のスタッフさんが気さくで、接客の明るいお店が一番ホッとしますよね!


そして新庁舎ができたので、元々あった兵庫区役所はこれから解体されます。

北区の区役所もそうですが、子供の頃から馴染みのある建物が解体されるのって寂しいですよね。


そしてある平日の朝・・・

タチ交換の電動アシスト自転車に・・・


スポーク折れの子乗せ専用の電動アシスト自転車等が一斉に4台も修理に入ってきました。

スポーク折れが3台です。

しかもこの日以外にもスポーク折れの自転車が多過ぎて・・・

「一体何があったんですか?」って思うくらい、スポーク折れの修理が連日続いた1月~2月でした。


「可愛いキーホルダーですね~!」って・・・そうじゃなくて!

中にはこういったキーホルダーがホイールに巻き込まれてスポークが折れた件もあるので、どうか自転車に乗る前に自分の自転車は大丈夫かどうかを確認して頂ければ・・・と思います。

下手をすれば大事故になってしまう可能性もあるので、くれぐれもご注意下さいませ!


そしてこれは近所の保育園の子供たちが散歩の帰りに店の前を歩き去っていく際の写真です。

いつも挨拶してくれて手を振ってくれる子供たち。

可愛いですよね!

しかしここには危険が潜んでいます・・・

最近また新規で引っ越してきた住民が増えています。

ここのところ毎日のように知らない顔の人が自転車でこの屋根の下を猛スピードで走り抜けて行きます。

塾の子供たちも時々やらかしますし、中には何度お願いしても聞いてくれずにここを走り抜ける自分勝手な人もいます。

しかし当店の目の前を南向きに走り抜ければマンションの角です。

反対側から来てもブラインドコーナーであることには変わりありません。

そこを猛スピードで走り抜けたり侵入してくる輩っていったいどんな神経をしているのでしょうね?

当店の営業時間中にそういう正面衝突的な事故は、幸いな事に今のところは起きていません。

しかし何度かギリギリでぶつからなかった・・・

或いはぶつかったけどお互い怪我が無かっただけ・・・というケースはございました。

その件で警察を呼んでも警察官の中には「店頭に自転車を並べているのが悪い。」等と論点を違えて言う人もいるもので、「法律が無かったらしばいてんぞお前!」って思う事もある。

「確実に法律を犯した場合でなかったら我々は立件できないから・・・。」って。

根本こういう構造の立地なのだから、誰もが気遣いや思いやり、譲り合いの精神を持てば良いだけと違うんか?って思うのですが・・・

警察って治安や庶民の安全を守る事も仕事じゃないの?

とりあえず店としては商品に傷をつけられても嫌ですし、店の前で事故を起こされても困ります。っていうのが本音ですが・・・

やはり小さいお子さんやお年寄りの往来も多いので、無茶な走り抜けは本当にやめて頂きたいと思っています。

そういえば今朝も携帯電話で話しながら自転車に乗り、走り抜けていった男の人がいた。

軒下を走り抜けた事にも文句は言いたかったが、それ以上に携帯ながらの片手運転で電動アシスト自転車で走っていたので・・・

「危ないからながら運転しないで!」って注意したのに、一切聞かないでながらのままブルメール方面へ走って行った。

現行犯で常人逮捕できるって事を知らない人が多過ぎです。

僕も他のスタッフもそういう輩を見る度に、飛び蹴りをぶちかましたい気持ちを押し殺しています。

何が腹立つって、ながら運転の自転車や二人乗りの自転車とすれ違っても注意しないパトカーが多い事!

「あれは完全に法に触れとるやないかい!どこ見てんねん?ちゃんと仕事せんかいポリ~っ!」ってなるじゃない?

ながら運転で反則金(自転車の場合は罰金)も徴収できるんだから、パトカーはもっと真剣に仕事をしてもらいたい。


そして1月末にギリギリの滑り込みで車検に行ってきました。

配達用の軽自動車ですが、そんなにハードな使い方はしていないので、久々のユーザー車検です。

車屋さんみたいに慣れていないから、たまに行くと緊張してドキドキしますね。

しかもせっかく無事に合格・・・って思ったら最後の最後で左のブレーキランプが切れました。

「えっ?さっきまで点いていましたよね?」

そこからまた店に戻って工具を取って・・・

コーナンでブレーキランプを購入して、そのままコーナンの駐車場で交換して点灯するかテスト。

無事車検を合格。

思えば昨年夏に色々ございまして・・・

一番腹立たしいのは配当金をくれるどころか、650万円以上もマイナスを作ってくれた投資会社の担当営業マンなんですけど、その他にもネットでカード情報が流出したそうで、僕もその被害者となってしまい・・・

銀行に十分な残高を入れていたはずなのに引き落としがされていなくて・・・

でカード会社から残高不足の連絡・・・

身に覚えのない高額な請求だったので調査したら、カード情報の流出による不正利用が発覚となり・・・

おかげさまで信用保証協会に▲が付いてしまい・・・(銀行の融資が向こう半年は受けられなくなる)

更に昨年秋に開業予定でいた若狭の新規事業が、協同組合を作った際のメンバーの経歴書など、助成金の申請に必要な書類が期限内に集まらなかったことから、申請期日に間に合わなくなって次の申請可能日まで半年も待たなくてはいけなくなり・・・

その準備などもあって既に資金が尽きそうになっていたという段階での、立て続けのトラブルでした。

なので11月頃にはかなり苦しい状況になっていて・・・

それなのに11月はRX-8の車検・・・

12月はインプレッサ(セダン)の車検・・・

しかもどちらもそれなりにガタが出ていたので想像以上の出費。

タイミングが悉く鬼過ぎて、年末にはご飯も喉を通らないくらい精神的に追い詰められていました。

1月はそういった事情もあってインプレッサ(クーペ)を手放します。

維持しておけばいずれ1000万円以上の価値はするお宝に化ける車でしたが、背に腹は代えられず・・・

そのお陰で何とか3月まで持ち堪えられたというか・・・

いやはや・・・久々の綱渡りは辛かったです。

山は越えたので、今は純粋に若狭での新規事業に専念できそうです。

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