2020年3月6日金曜日

2020年1月の思い出・・・その➀    パナソニック × えべっさん × ドアチョップPART1


自転車屋で働いている人ならパナソニックの電動アシストを好んではお客様に勧めたりしません。

そう言ったら心証が悪く取られるかも知れませんが、言いたい事を言い放つのが僕のブログなので・・・敢えて本音で書かせて頂きます。

そもそもパナソニックを買う人は、ある意味JRを国鉄と呼び、そしてNTTを電電公社と敬う昭和世代の感覚を、そのまま引き継いだような方が多い気がする。(あくまで僕の独断と偏見です)

「松下は神様だ!」と、少なくとも心の根底に根付いているように見受けられます。

電化製品も概ねパナソニックやナショナルでコンプリートしているかも知れません。

テクニクスのオーディオとか持っている人は完全に松下信者でしょう。

別にそれ自体は人の好みなのでとやかく言うつもりはありません。

しかしパナソニックの電動アシスト自転車はやめてくれ!

これも好みだから、どうしてもパナが良い!と言われれば、当店でも組み立てて販売は致します。

ではなぜ勧めないのか!

パナの電動アシスト自転車が決して悪い製品だとは思わない。

しかし剛性を出す為とはいえ、余りにも部品点数が多過ぎる!

それに鬱陶しいのがハンドルロックシステムをスタンドと連動させている事。

その他諸々・・・乗り手(消費者)が便利に使える事を意識し過ぎて、無駄に部品点数が多い為、後輪のタチ交換(タイヤ&チューブ交換の略)をするだけで、他のメーカーの倍ほど作業時間と行程がかかってしまう。

メンテナンスする人のしやすさを考えた構造からは大きくかけ離れている。

毎回パナソニックの電動アシストの修理や調整に関しては、スタッフからも「これで工賃が他の自転車と同じは納得いきません!パナだけ料金を上げましょう!」という声が上がるほど。

そうでなくてもママチャリとか電動アシストの場合、タイヤの空気を2ヶ月以上足さずに乗り続けて中のチューブがずれてしまったような自転車も多く、その中にはバルブを固定するナットが斜めにずれているものもあって、普通にスパナで回そうにも回らなくなっているケースが少なくない。

こういう場合はスパナでバルブが捻じれないように固定して、ラチェットメガネの10mmでナットを強引に回して取り外すのだが、ラチェットでやっても女性スタッフの握力だと取り外すだけで5~10分かかる場合もある。

これを当店では『妖怪斜めナット』と呼んでいるのですが、この現象もお客様の空気圧管理が杜撰な事が原因である事から、3年前から割増料金を頂くようにしています。

なので同じく手間のかかる自転車に関しては、手間のかかった時間分は割増にしましょう!という話でスタッフには指導しています。

それにパナの一般向けの電動アシストは電圧が25.2Vのまま。(eスポーツのみ36V化している)

ブリヂストンはデュアルドライブ採用時から一般車でも36Vの規格を採用している。

36Vの方が電圧が高い分トルクも強くてバッテリーも長持ちする。

最近多くのメーカーが参入してきているeスポーツも36Vが主流。

そこを敢えて25.2Vのままにしている事と、それでいて耐久性を意識するあまり鉄製フレームの車種が多い事もあって、バッテリーが空っぽになった途端に「自転車が重くなった!」と感じる事が多いのもパナの特徴。

だから敢えて勧めない。

ヤマハに至っては最近eスポーツの開発で忙しいのか、一般車には力を注いでいないし、そもそもの対応の悪さもあって論外。(うちの店からの相談を受けた営業マンがハズレだっただけの可能性もあるが)


このモデルは鉄製フレームなので、ママチャリ同様にバック拡げでタチ交換をしようと思えばできる。

しかし電動アシストに関してはそもそもの重量が重い事から、余計な応力をかけて金属疲労に拍車をかけてはいけないとする意見も多く、全外しがセオリーなのだけど・・・。

写真のとおり、フェンダーのステーは簡単に外せるけどキャリアのステーがこれ以上拡がらない。(左側をここまで開いたら右側は拡げられない)

このままだとホイールを外すのが大変である。


なぜかと言うと左右のキャリアステーに、ブリッジするようにリング錠の台座が固定されているので、ステーを左右に拡げにくい訳です。


リング錠を外しました。

次にこの台座も外します。


台座の片側を外したら、このようにステーを開くことができます。

後輪を外すためにこんな関係ない部品までいちいち外して作業をしなくてはならないのです。

パナソニックの電動アシスト・・・好きになれない理由はそういう事です。

スタンドもハンドルロックのワイヤーが繋がっているので完全に外せません。

ぶら下げるとワイヤーケーブルに癖がつくので、邪魔にならないように立てておきます。

ちなみに神戸の自転車屋さんでパナソニック電動アシスト自転車のディーラーはございません。

結局販売だけなら電気屋さんの方が強いというのが現状です。(自転車屋ではないので組み立ての精度が出ているかどうかは不明ですが)

僕らは卸業者を仲介してでないと仕入れができないので、他のメーカーの電動アシスト自転車と変わらず基本的な仕入れ価格は83%です。

そうするとアフターの対応が良くて、性能も良くて、仕入れまでのスピードも早い!という事でブリヂストン一択になってしまう訳です。

自転車屋としての本音を交えて愚痴らせて頂きました。





そして恒例の『えべっさん』参拝。

今回は9日に昨年の熊手を返納しに参拝し、11日に残り福という事で新しい熊手を買いに行きました。


アキラ君の好みのタイプが巫女さんをしていたらしい。


写真のタイミングが合わなくて残念。

アキラ君の好みは清楚系巨乳美少女だという事がリサーチ済みだけど・・・

あっ、いけねぇ!

これは言っちゃダメだったんだ!

ああ・・・え~っと・・・今の無しでお願いします!


相変わらず参拝者が多いので本殿には近づけません。

河野さんとかミワさんは小さいので、あっという間に人混みに埋もれてしまいそうです。


今回は残念ながらマグロの上にお賽銭を乗せる事ができませんでしたが、大切な一年になるのでしっかりと祈願しました!


そしてこれは厚切り牛タン串を咥えたゾンビキャストが突然現れた時の写真です!

昔は柳原のえべっさんと言えば、福海寺境内のお化け屋敷が名物でした。

最近はそういう凝った出し物がないですよね。

それにしても『ひでぇ顔』して食べているアキラ君ですが、厚切り牛タン串は美味しかったそうです。

よかったね。




最後に反射して上手く撮影できませんが、左後ろのフェンダーに2か所と、ドアの後ろに2か所と・・・計4か所ドアチョップ跡があります。

そのうち1つは新在家のコーナンプロの駐車場で、買い物をしている間につけられたものですが、あとは自宅マンションの立体駐車場でつけられたものです。

後に新しいドアチョップを追加されるとは、この時はまだ想像もしていませんでした。

左隣の車は僕みたいにコロコロと車が変わるので、乗っている人も同じかどうか判らないなど・・・正体不明で謎が多いのですが・・・

そういえばインプレッサもドアやフェンダーに大きなエクボやドアチョップをつけられて・・・

年末の車検時に板金塗装で余計な出費をしたばかり。

そろそろキレてもいいですか?

保険屋さんには警察に被害届けを出すように言われましたが、行く暇がなくて困っています。

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