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2018年1月31日水曜日
2017年 6月の色々・・・つがいけサイクル2017編
2017年 6月17日(土)
11:45栂池高原へ到着。
今回はミワさんのジュークとヒデさんのGTOでやって来ました。
2017年の新春若狭サイクリングでも活躍したGTOは、バブルの時代の超重量級和製スーパーカーですが、今も尚パワフルに走ってくれて、しかも見た目や重量とは裏腹に燃費は11km/ℓと恐ろしく低燃費だった。
それはそうと受付会場に入ったら・・・「まだ準備ができていません!」って事で、もう一度出直す事になりました。
そんな事だったらどこかで美味しいものでも食べてから来るんだった。
やむを得ず白馬のエコーランド地区まで出向く。
トミーさんがいれば、八方尾根周辺のグルメについて詳しくご存じだったのですが、トミーさんはこの日名古屋に出張で、仕事が終わり次第・・・特急しなので長野県入り予定。
僕も元々八方尾根がホームゲレンデですが、宿泊は専ら和田野の森地区だったので、地元のグルメには疎い。
なので自力で探し回るも、なかなか開いているお店が見つからなくて『 』というイタリアンのお店に入る事にしました。
ちょっと贅沢なランチでしたが、たまにはいいものです。
正直僕やヒデさん、K田様にしてみたら、まだまだ食べ足りない量ではございましたが・・・
3ヶ月ぶりに食べるパスタが美味し過ぎて、もっと食べたい!
デザートのジェラートも付いているので女性には満足できる内容だと思います。
他のお客様の車から顔を出してアピールしてきたので、つい撫でてしまいました。
この辺りはドッグランのできるカフェも多いので、ペットと旅行を楽しまれる方が多く訪れます。
再び栂池高原の体育館へ・・・
後から来るトミーさんの分も受付をします。
そしてそんな会場内に・・・
魔法の水が売っていた。
思わず食いついてしまう僕。
2016年よりも更にトレーニング不足で、脚が攣るのが心配な僕には必要かも知れない。
3月には自己最高の86.6kgまで体重が増えていた僕は、一応3ヵ月間グルテンフリーを徹底したおかげで79kg弱までは落とす事が出来たのですが、それでもまだ1年前より重いですし、全然走れるレベルには戻せていなかったので、効くか効かないかはともかく、こういうのを見てしまったら藁にもすがりたい気持ちになります。
ただし味は・・・塩素の効いたプールの水みたいな感じ。
更にこんなものまで!
「これホンマに効くの?」と聞きながら、営業さんの説明に耳を傾ける僕とK田様。
試飲や試食に興味の無いヒデさんは、ミワさんと一緒に面倒臭そうに待っている。(笑)
僕はオキシーショットに加えて、パフォーマンス向上とリカバリーの2種類のチューブを購入。
K田様はオキシーショットを買わない代わりに足攣り対策のチューブを1本。
効いたら当店でも扱います!って話でしたが、もうそろそろ取引して商品を導入しないといけませんね。
じゃあ、結果として効いたのか?
それは最後までお読み頂ければ判るシステムになっています。(例の如く文章が長いというクレームがございますが)
そしてお宿に着きました。
今回も岩岳スキー場前のリンデンバウムさんにお世話になりました。
やはりスタート地点までのルートは、国道148号線で緩やかに下って行く方が楽なので、栂池高原で宿泊するよりも、岩岳や八方で宿泊する方がオススメだったりします。
って言い方をすると小谷村の方に怒られるかも知れませんが。
ヨーロッパアルプスの山荘に宿泊するような気分になれるのも、リラックスの効果があるとかないとか。
僕もヒデさんも『GTOの燃費を伸ばすぞ走法』でクタクタ。
ベッドに横たわったらあっと言う間に爆睡。
でも僕はトミーさんのお迎えに行く予定なので20分だけ寝てすぐに出発する準備にかかる。
K田様の様子を見に行ったらやはり爆睡されていたので、僕だけミワさんの車で松本駅まで迎えに行く事に・・・
そして松本駅前の変わりようにちょっぴりショックを受ける。
昔は駅前に並んでいたお土産屋さんのほとんどが消えてしまい、コンビニ等に変わってしまっている。
地元の人にはどうでもいい話なのかも知れないけど、観光で何度も訪れている立場からすると無機質な変化である。
情緒が無くなって寂しい限りであります。
最近の松本は筑摩の付近にお店が増えて賑やかになって来たし、カタクラモールが無くなってイオンモールになってしまったし・・・
今まで田んぼしか無かった地区が新築の建売住宅だらけになったり・・・
本当に街並みが変わってきました。
でも基本的に城下町で道路の作りは悪いままなので、変に渋滞する箇所が増えて走り難くなったというか・・・
城下町の情緒を守りつつ、大型施設は郊外に作って欲しいような・・・そんな感じです。
カタクラモールのローカルな雰囲気が好きだったのに寂しいなぁ。
とりあえず無事にトミーさんと合流して・・・
「時間的にどこも混むので、たまには違うルートで行きましょう!」って話になって、国道143号線を北上して松本の市街地から脱出し、田沢の北側へ抜ける。
そこから国道19号線を北上し、明科で県道51号線へ左折する。
そのまま道なりに走れば148号線というルート。
いつもは豊科から県道306号線を走るんです。
信号が少なくて気持ちよく走れるんですが、時間帯によっては結構渋滞するんですね。
でも今回51号線ルートを走ってみて、意外とスムーズに走れる事が判明しました。
他にもルートはいくつかあるので、またあれこれ試してみたいものです。
18:00からの夕食の時間までには戻れました。
今回も1年前と同様にロハスな夕食でした。
ここで頂くような食事を毎日続けていたら、僕も健康的に痩せれそうな気がします。
いつも味の濃い肉料理をガツガツ食べている人にしてみたら物足りなく感じてしまうかも知れませんが、ここの料理は優しくて美味しいです。
この月桂樹のハーブティーがリラックス効果を出してくれるそうなのです。
結局初日は栂池のコースを試走する事も無く、ただひたすらのんびりと過ごして休暇を満喫。
そして朝がやってきました!
これがこの日の僕の秘密兵器です。
この3点だけで5000円以上しました。
少しでもトラブルなく完走する為の投資なので致し方ありません。
写真上の包みには岩塩が入っています。
1年前に参加した時は、残り3kmの所で両脚の大腿四頭筋と大腿二頭筋(ハムストリングス)が攣って動けなくなり、悶絶しながら身体を引きずるように歩いては乗り、歩いては乗りで、何とかタイムアウトにならずに完走したものの、自分の中では前代未聞のとんでもないタイムロスをしてしまったという嫌~な思い出が残りました。
今回・・・タイムはともかく、まずは脚を温存して走り切る事が目標です。
スタートしてからのマネジメントが大切です。
仕事が忙しくなって日課の夜練もできなくなっていたK田様の目標は、「せめて1年前のタイムくらいは維持して走ること。」
ヒデさんは大腿骨骨折から1年ちょっとで、ある程度走れるレベルには戻ったものの、やはり中に埋め込んでいるチタン金具のせいで違和感が残っている状態。
とりあえず今の状態でどこまでのタイムで走れるかを確かめて、自信を持っておきたいというのが課題。
僕は脚が攣らないように完走するのが目標です。
以前に比べたらメチャクチャ遅くなっていますが、1年前は脚さえ攣っていなければ1時間27分位では走れていたはずなので、今回はペースを抑えて・・・それでも1時間30分以内で完走するのが課題。
トミーさんもお仕事が忙しくなって思うように自転車に乗れていません。
1年前のタイムを更新したいけど、取りあえず1時間30分以内では走りたい!というのが目標。
早くみんなで「そろそろ1時間切りを目指しましょう!」って言えるようになりたいですね。
もうすぐ8:20なので、急いでスタート地点に向かいましょう!
国道148号線に合流する交差点から見た八方尾根(左)と岩岳(右)のスキー場です。
白馬三山はまだまだ雪がたくさん残っています。
あの雲の厚さから考えると・・・この日は暑くも無く、気持ちよく上れそうな気がします。
スタート地点です。
自分のスタート時間までの時間を計算して、既にオキシーショットは飲んできました。
今パフォーマンス向上のサプリを摂取中。
この後スタート直前に岩塩を摂取して走り出しました!
今回は僕とトミーさんが同じクラスでスタート。
その次にK田様とヒデさんのいるクラスがスタートします。
ミワさんはゴンドラ乗り場前でカメラを構えています。
まずは実業団クラスが通過します。
ここでスタートしてから間もなく3.5kmを通過するくらいの地点です。
実業団の後に女子やMTBのクラスが出走して、その後に一般男子が続きます。
まずは僕が上って来ました。
後半でペースが垂れる可能性も考えて、平均で1kmあたりを5分前後で走るペースをマネジメントする予定でいたのですが、トミーさんを意識してか・・・ここを14分25秒で通過。
それが貯金となるのか?もしくはオーバーペースとなるのか?
前に行こうとしたらMTBのお兄さんに進路を塞がれてしまい、「余計な体力使わせるなよ~。」とボヤキながら抜きにかかるところ。
少し遅れてトミーさんが15分ちょっとで通過。
ピントが合っていない件については、ミワさんから「トミーさんのウェアが地味過ぎて、気付いたらもう手遅れなんです!」というご指摘を頂いておりまして、遅れに遅れているチームジャージの作成を急がねば!と言ったところです。
その直後、2分遅れでスタートしたK田様が見えてきました!
更にK田様の後ろにヒデさんが・・・
ヒデさんは脚の金具の違和感を感じながらも、とにかくK田様を射程圏内にして走る事で、モチベーションを落とさないように頑張っていたそうです。
ここでミワさんはゴンドラに飛び乗って栂の森駅を目指しつつ、ゴンドラ内から撮影・・・
ペンション街のこの森の向こうがスキー場内に入るゲートの手前になります。
そのゲートを通過すると、スキー場の林道コースがそのままヒルクライムのコースになっているのです。
ゴンドラ中間駅はそのゲートのすぐ近くにあります。
ちなみに僕はゲートに着くまでにヒデさんとK田様にオーバーテイクされてしまいました。
そして中間駅を出発したゴンドラから僕が見えています。
この30m程前をK田様が走っているのですが、写真には収まらなかったようです。
フォームに余裕が無いのは身体が硬くなった証拠です。
ゲートまでのタイムは30分までに抑えるつもりが、25分ジャストで通過してしまい、予定よりハイペースになっているような。
丁度頭の真上を行くゴンドラにミワさんが乗っていました。
まだまだペンション街を走っている選手が見えます。
これは丁度記念用の写真撮影をしているポイントです。
中間地点の1km手前付近で僕はトミーさんに追いつかれる。
ここでリカバリー用のサプリを準備する。
何とかトミーさんを射程圏内に捉えながら追い続けたのですが、残り5kmの看板の付近から違和感が。
ちなみにここまでのタイムは59分と、1年前に比べたら更に遅いタイムでしたが、残り5kmを1kmあたり6分で走っても1時間30分を切れるって計算なので、何とか踏ん張りたいところ。
ところがここに来て右足のハムストリングスがそろそろ限界・・・
無理しなければギリギリ耐えれそうだったので、泣く泣くトミーさんを追うのを諦めてペースダウン。
必死に大腿四頭筋の負担を増やして、ハムストリングスの負担を軽減する。
だがしかし・・・
残り5km地点からの栂の森までの上り区間が一番難関なのである。
僕が難所で苦戦している頃・・・
ミワさんはとっくに栂の森駅に到着して・・・
撮影をしながら・・・
観戦ポイントまで移動。
写真左がゴンドラの栂の森駅で、右がゴール地点まで上るロープウェイの駅です。
4人の中で最初に栂の森(ゴールまで残り3.5km)地点を通過したのはヒデさん。
大腿骨の骨折からよくここまで回復できたなぁ~って思うのですが、本人は新城選手に比べたら自分はまだまだだと謙虚に頑張っておられます。
ヒデさんから遅れる事3分でK田様が通過。
トレーニング不足とはいえ、K田様もヒデさん同様ストイックな性格のお方なので、負けじと頑張っておられます。
更に11分後・・・トミーさんの通過に慌てて気付いたミワさんのショット!
やはりトミーさんのグレーのジャージは、ミワさんには見つけるのが困難であることが判明。
いつもタフで元気なトミーさんがバテてうなだれています。
本当なら抜き返すチャンスだったはずなんですが・・・
なんと僕は残り5kmのポイントから栂の森まで16分もかかってしまったのです。
途中で2度も止まりそうになってもがきながら・・・
トミーさんの約2分遅れで・・・
僕も何とか栂の森を通過。
とうとう最初にゴールした実業団の選手たちが下って来ました。
この時が一番悔しいし情けない気持ちになる瞬間です。
こんなはずじゃなかったのになぁ~って、今の自分がクズみたいに思えてしまうんです。
更にこの後、残り3kmの看板を過ぎた所で、とうとう大腿四頭筋も攣り始めて、ペダリングができなくなる。
今度こそ地に足を着かずに走り切ろうって決めていたのに・・・
ここで潔く立ち止まって、5~6分程ストレッチ。
下ってくる選手たちの視線が痛い!悔しい!辛い!
20年前なら「こんな奴らになめられてたまるか~!」って、格上の選手にも食ってかかっていたような人間が、こうも簡単に心が折れてしまうなんて・・・これほど惨めなものはない。
何とかラストは脚が攣ったままでも走り切ろう!って覚悟を決めて再び自転車にまたがる。
以前・・・余力があっても苦しかったラストの2kmは、脚が攣っていたら更に地獄の苦しみです。
ミワさんは何とかトミーさんのゴールには間に合った模様。
トミーさんもかなり苦しかったみたいですが、サービス精神は忘れません!
その約6分後僕もゴール付近へ・・・
もし立ち止まらずに走っていれば、トミーさんに追いつけたかも知れない・・・
今となっては後の祭!
攣った脚の痛みに堪えるのに必死でカメラを意識する事すらできない。
みんなで記念写真!とか言われたものの・・・
僕は「脚攣らんって言ったのに攣ったやんか~!」と、サプリメントにクレーム。
実はこの時も、下手に動くと悶絶するのが判っていたので必死に耐えています。
とりあえず僕もフリースを羽織って下る事に。
そしてここに来て・・・今更ながら脚が楽になってまだ走れそうな感じになる。
「嘘やん!リカバリー、今効いてきてんけど。これどういう事?」
みんなに笑われる。
どんなに効果のあるサプリメントも、摂取のタイミングが大切って事が、こうもシビアでいいのか?って思えた瞬間でした。
今回も虫が多かったので自然園への寄り道は諦めて、ゆっくり景色を楽しみながら下りました。
さすがに下りは寒かったのですが、今回はゴンドラに乗らずに自走で楽しみましょう!って方向性で・・・
ゆっくりのつもりが急に脚の調子が良くなってきた僕は、下山で張り切って走る。
変わってこちらはミワさんのカメラ。
ゴンドラからまたあちこち撮影を楽しんでいます。
パラグラーダーも楽しんでいます。
本当に気持ち良さそうですね!
ただこの辺りは上昇気流が発生しにくいからなのか、ゆっくりと下降を楽しむ感じに見えます。
そしてミワさんがヒデさんを見つけました!
その後ろをトミーさんが追いかけています。
K田様は少し遅れているのかな?
ちなみに僕はかなり速度を上げていたので、ヒデさんの随分前を走っています。
上りでこのくらい頑張れたら・・・ねぇ。(笑)
で下りてからK田様が何やら困った顔をされていたので聞いてみたら・・・これ。
「一体誰に刺されたんですか?」って聞きたいところでしたが、犯人はコーラ味のサプリ。
チューブに入ったジャムのようなサプリなので、摂取した後のゴミをポケットに入れたままにしていた結果がこうなったのだとか。
僕は小さなコンビニ袋をポケットに忍ばせていたので大丈夫でした。
いずれにしても、今回のサプリメント・・・多少なりとも効果は体感できたので使ってみる価値はある事が証明されました!
情けないタイムではありましたが、僕とトミーさんが仲良く並んでいます。(笑)
同じクラスで後ろはたったの5人しかいません。
それにしても以前なら、クラス別でも最低100人前後は出走していたはずなのに・・・
なんで栂池みたいに運営のしっかりしているレースが、近年こうも寂しくなっているんだろう?
そして実業団女子のレベルがまた高くなっています。
唐見さんがとうとう1時間切ってしまった!
なんて恐ろしい・・・
尚、5位に入っている小林可奈子さんはアトランタ五輪のMTB女子日本代表選手で、過去にMTBの女子でクロスカントリーとダウンヒルの両方で日本一になった事のあるすごい人です。
この2017年のMTBジャパンシリーズでは見事18年ぶり3度目のシリーズチャンピオンになったという・・・
長い間ブランクのあった選手でも、こうして第一線でまだ頑張っている事を思うと、自分の怠け方は半端無いなと、改めて反省であります。
それにしても女性は強い人が多いです。
帰りは美麻村の山品で美味しいお蕎麦を頂きました!
みんなが盛りそばを注文した中で・・・
トミーさんだけ鴨だしのつけ麺を注文するとか・・・
でもめっちゃ美味しそう!!
で僕の大好物『そばの薄焼き』をみんなで分けっこして味わいました。
帰りは中央道の工事が原因で、塩尻を過ぎた辺りから大渋滞!
マナーの悪い割り込みも多かったので、余計に進まず・・・
あんなに早く帰路について寄り道もせず、16:00には安曇野ICから高速に乗ったというのに・・・
駒ヶ岳SAに着いたのは19:30ですよ?
こんな事だったら塩尻から木曽路(国道19号線)で中津川まで帰るんだった!と思えるくらい。
余りにもお腹が空いたので・・・
ガッツリとステーキを頂きました。
もうレースも終わったし・・・食べたいものを食べるぞ!って感じですね。
いつになったら痩せれるのだろう?(苦笑)
2018年はもう少し大勢でつがいけに参加したいものです。
そして次回はサプリメントの摂取するタイミングを間違えないように気を付けよう!
今度こそ脚が攣って立ち止まらいように。(笑)
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