2020年2月8日土曜日

2019年12月14日(土)登山部

この日は紅葉観たさに山歩き。


いつも行き慣れているエリアではなく、少しずつ歩いたことのないルートをコンプリートしていきたくて・・・

六甲山系ってだけでも、とんでもない数のルートがあって、縦走路のように日常的に誰かが歩いている人気のルートもあれば、都市開発(高速道路建設)の影響でルートが変わった道や、自殺や死体遺棄の現場になって誰も通らなくなった廃道まで・・・

もちろん「昼間でも通る事はオススメできない。」ようなルートもある。

毎日のように六甲山系を歩いているからと言って、そんな人でさえ知らないルートも数多く存在している訳です。

ずっと身近に住んでいたから気にも留めなかっただけで、六甲山系は東西に縦走すると約50kmの道程があって、そこに毛細血管のように南北のルートが複雑に絡み合っているのだ。

それならルートがある程度ハッキリとしている北アルプスの方が判りやすくていい。

前穂北尾根だとか槍ヶ岳の北鎌尾根だとか、危険と言われるバリエーションルートでも、尾根にさえ出れば向かう先は見えてくる。

ただひたすらテクニカルな難所が多いっていうだけ。

でも六甲山系の毛細血管ルートの中には、踏み痕を探すのさえ困難なルートもある。

谷や沢も多く森も深い為、遭難に陥るリスクは高い。

単純に歩いている人の多くはガイドブックや、看板に表示されている一般的なルートを選んでいるから、そういった遭難件数が少ないだけ。

子供の頃花山に住んでいて、石楠花山や二子山を遊び場にしていた僕は、六甲山には怖い場所が沢山あるって事を知っている。

そういう(怖い)ところをまた歩いてみたい願望もあるけれど、意外に歩きやすいルートとか、いつでも行けそうなルートは全然歩いた事がなくて・・・

そういう(歩いた事のない)ところから徐々にコンプリートしていこうかと思ってビーナスブリッジに向かいました。

市章山より北のルートは何度か夜中に歩いた事もあるので、今回は錨山より南のエリアで歩くことにしました。


この右手に3つのルートに進める分岐があります。


諏訪山山頂を経て北へ進む道と、それを迂回して北で合流する道。


そしてもう一つは一度南(諏訪神社方面)へ下って山手女子高校の北から西へ巻いて大龍寺の参道と並走する道。

今回は後者のルートを進みました。


しっかりと整備された遊歩道になっています。


今回は僕とアキラ君の2人で歩いています。


写真右下に次の道が見えています。

あそこを右折します。


再度谷からの神戸の景色です。


朝日が暖かいです。


詩でも書きたくなるような小径です。


向こうに見える道は大龍寺の参道です。

あの二人組にはこの後に道が合流するポイントで追い付きます。


道は途中から欄干が写真のように頼りない鎖に変わったり、無くなる箇所もあるので誤って斜面に落ちないように気を付けましょう!

左手は結構な急斜面です。


再度谷の対岸のある邸宅は、庭に防空壕の入口があって・・・

大戦時に作られた壕を保存してらっしゃるのか・・・それとも今後に備えて独自に作ったシェルターなのか?

あえてはっきりとわかる写真は掲載しませんが、ここの道を歩けば必ず視界にそれが飛び込んできますので、きっと「スゲェ~!」って驚くに違いありません。


この辺りは道幅も狭く欄干も無いので、夜間歩くのは危険ですね。


防空壕に感動して、いつまでも見ていたアキラ君が走って追いかけてきました。


ここは最初の合流地点。

橋を渡った向こうが大龍寺の参道。


落葉が綺麗です。


この道自体はあと少し参道と宇治川(再度谷川)を挟んで並走します。

今回我々は右に曲がります。


大龍寺まで行ってしまうと時間がオーバーしてしまうので、今回はここまで!



この左にもう一本続く道から再度ドライブウェイ及び諏訪山方面に裏側から戻ります。


ここの道は六甲山系の道としてはそこまで整備されていません。

知る人ぞ知るマイナールートと言っても良いでしょう。


道は相変わらず狭く(幅1m~1m20cm程度)ご年輩の方には注意が必要です。


ここは良い感じで標高を稼ぐので、落ちたら無事では済みません。


「うお~っ!落ち葉の絨毯や~!」と歓喜の声を上げた瞬間「あれ?」


「なんじゃあのゴミの数?」


再度ドライブウェイの上から車に乗った人間が家庭ゴミなどを不法投棄したものが、雨で流されて斜面に蓄積して行っています。

たのむから民度の低い事はしないでくれよ。


焼きそばの殻とかが何故ここに捨てられているのだろう?


こういうのボランティアで清掃・・・って言いたいところだけど、斜面が危険なので結局長い期間放置になるんだよね。


バケツとか・・・


アキラ君とか・・・えっ?放置して帰る?(笑)


間も無く再度ドライブウェイなので、不法投棄の現場を特定しましょう!


合流地点が見えてきました。


こういう案内看板がある道はまだ迷いにくいので安心ですね。


さあ再度ドライブウェイを歩いてみましょう!


あの辺りが怪しいですね。


いやいや・・・何でこんな物まで捨てているの?


いいですか?

カーブナンバー14番ですよ!

ここに不法投棄の悪い奴が集まって来ますよ!

っていうか、ここって結構事故が多いカーブなんだけどなぁ・・・

下山する側の車がセンターラインを割って曲がり、対向車と出合頭にドカン!ってな具合に。

こんなところで路駐して不法投棄するとか、事故の誘発にもなるから余計にやめて欲しいですね。


アキラ君が眺めている辺りが投棄ポイントです。


本当に酷い奴もいたもんだ!


知ってます?

六甲山系って『瀬戸内海国立公園』なんですよ?

自然景観を保持しないといけないので・・・

廃棄物の投棄はもちろん、特別地域だと許可のない動植物の捕獲や採取も犯罪になりますから・・・

むしろそういう人を見かけたら現行犯で常人逮捕して下さい!

そう言う僕は小学1年生の頃、炭ヶ谷(二子山の登山道)に作っていた秘密基地を、先輩に壊されないように罠の落とし穴を掘っていたのですが、友達が集めて基地に隠していた木の実などを狙ってきたのか、あろうことかイノシシが落とし穴に落ちてしまい、谷上の農家にそれを伝えて助けてもらった翌日、学校でしこたま怒られるという経験をしたお陰で国立公園内でのルールっていうものを意識するようになりました。(秘密基地も撤去させられました)


さっきの合流地点より諏訪山方面には、このような歩行者用の側道があります。


紅葉を愛でながら歩きます。


そして次なる分岐ポイントがやってきました。


石段を登れば諏訪山山頂へ・・・

右は諏訪山山頂を迂回してスタート地点の分岐に戻ります。

更に・・・


道路を挟んだ向かい側には錨山への登り口があります。


我々は諏訪山山頂へ向かいました。


両脇に草木が茂っていますが、どちらも崖です。

誤って踏み外さないようにして下さい。


左手は踏み外したら下を走る道路まで転落します。


何か案内が立っています。


再度ドライブウェイまで90m?

これから山頂に上って下るまでが90m?

嘘です。

直線距離ならあながち間違いではありませんが・・・

逆方向から来た場合、確かにここから90m戻れば道路です。

向きを考えて書いて欲しい内容です。


ここから山頂まではこんな階段が100mくらい続きます。

そしてアキラ君と山頂まで競争!

山を走り慣れてないアキラ君は置いて行かれる。(笑)


そうは言っても、僕も一息で山頂まで走ったらハアハアゼエゼエ・・・。

これでも26歳くらいまでは、オフのトレーニングで新神戸駅から紅葉茶屋まで全力疾走で5本とか10本とか走って、たまにチームメイトを驚かすために「今日はちょっとだけ距離を延ばすで~!」って言いながら、ちょっとどころか六甲山のカンツリーハウスまで休まずにハイペースで走って・・・

全員で死にかけて・・・歩けなくなったメンバーの肩を担ぎながら、ロープウェイで有馬へ下山し、神鉄では本当に死んだように爆睡して新開地まで帰る・・・なんていう荒行もしていました。(笑)

お陰で六甲山系全山縦走もペースを抑えれば、須磨浦公園からカンツリーハウスくらいまでなら走って行けていたので、宝塚まで8時間を切るか切らんか・・・くらいで走破できていた訳です。

それが今ではここの100m程の登りで息切れって・・・(笑)

我ながら情けない体力になったものだと思う。


そして負けたアキラ君が、何故勝ち誇ったように万歳をしているんだ?


北を向くと錨山が見えました。

その向こうに市章山が隠れています。



そして山頂から一気に階段を下りましょう。


相変わらず道は狭いので慌てないように落ち着いて歩きましょう。

とか言いながら僕らはほぼ走っていますが。

ここを下れば今回のスタート地点であるビーナスブリッジに到着です!

お疲れさまでした。

2020年2月6日木曜日

モチベーションの源

僕も7年半近く自営業を続けて、時々昔を振り返ってみて気付く事があります。
少なくとも開業当初の1年間は渚中学校側を歩いている歩行者にまで挨拶していたし、歩道橋の上を歩いている人には「これから美術館ですか?帰りにお時間がございましたら寄って行って下さいね!」と声掛けをしていました。
泉君が入社するまでは、僕一人で店を切り盛りしながら声掛けもやっていました。 泉君が加わってからは二人で大声出して挨拶していました。
その成果が出てようやく売上につながるようになったのは開業から半年後・・・。
利益を作るっていうのは何でも努力や意識の積み重ねだって解っていた当時。
それが数年もするとストレスでモチベーションが維持できなくなってしまっていました。
来店客の中には「この野郎!」って思う人も当然いましたが、そういう事はどこの店にだってある話で、僕も高校生の頃から接客業は散々やってきているので、今更そんなことでストレスを感じるなんて話にはなりません。
まあ高校生の頃みたいに職場で「俺は客やど!俺が誰か判っとんのかい?」と凄んでやりたい放題のヤクザを、半殺しにして警察沙汰になっても許されていた当時とでは、今は随分と時代も自分の置かれている立場も変わってしまい、色々とやり難くなってしまいましたが・・・。
じゃあ何でストレスが溜まったのか?って話になりますが、やはりスタッフ間のチームワークとか信頼関係がギクシャクしていたっていうのが一番大きかったかなぁ。
僕は10年先20年先のビジョンを常に考えながら生きていますが、スタッフにとってはそんな事他人事じゃないですか? いくら僕の夢や目標を語ったところで、打っても響かない人が多かった。(全員ではなかったけど)
少なくとも僕がバイトを始めた高校生の頃は、ばあちゃんからも「あんたアルバイトだからってダラダラと適当な仕事なんてしてたらあかんからね!他の人に迷惑を懸けないように、アルバイトでも正社員に負けないくらい仕事ができるようにならないと恥ずかしいで!プロ意識を持って頑張りや!」って激励されつつ、プロ意識とは何なのかを自分なりに追求して働いたと思う。
僕の接客業の原点のひとつに高校時代にお世話になったガソリンスタンドでのエピソードですが・・・ 丁寧に仕事をしても時間がかかったら「いつまでお客様を待たせとんじゃ!人様の貴重な時間を何やと思ってんねん!」と、店長の鉄拳が飛んで来るし・・・。
ミスをしても報告しなかったら「馬鹿野郎!ミスをしてしまったもんは仕方ないやろ!それを黙って隠してしまったら、それで店の信用もお前への信頼も全て無くなってしまうやんけ?失った信用はもう戻ってこないんやぞ!お前はその落とし前どうつけるつもりやねん?」って怒鳴られたり・・・。
そういう経験の積み重ねで責任感とかプロ意識とか、背負うものが身につく訳で・・・。
中二病じゃないけど「俺にできへん仕事なんてあらへんわ!」って自分に言い聞かせながら、どんどん新しい業務を自ら進んで覚えていって・・・。
当時まだ16歳でしたが、ガソリンスタンドも入社して2週間後には一人で店開け(早番)や店閉め(遅番)もやっていました。
ある日の閉店時・・・これから店を閉めようと思って鎖を張り始めた瞬間に、駆け込みでガソリンを入れに来た車が9台も押し寄せて来ました。 当時軽油の需要も多かったのでレギュラーとハイオクは5台ある機械のうち3台だけで、やってきた車は1台を除き8台がガソリン車。
当時の店は窓拭きやごみ捨て以外にも、ホイール磨きやタイヤワックス塗りまで無料サービスで行なっていたのが売りの店だったので、できる限り無駄のない動きで作業しつつ、入口に並んで待っている車にも、極力間を置かないように「間も無く1台終わりますので、もう少々お待ち下さ~い!」って声掛けしながら・・・
一人で作業しているので物理的に同時3台の会計とか無理なのは誰が見ても明確なのに、「おい!いつまで待たせよんじゃ!ええ加減にせぇよ!」って怒鳴ってくる人もいて・・・
それでも笑顔で「申し訳ございません!急ぎますのでご了承下さ~い!」って言いながら作業していたら、最後尾の車が散々クラクションを鳴らして「いつまで待たせる気じゃボケぇ!こんな店2度と来るか!」って叫んで出発したので、「2度と来て頂かなくて結構で~す!ありがとうございました~!」って大声で見送ってやったら、既に閉店した向かいのライバルガソリンスタンドのスタッフが「いいぞ~!大ちゃん頑張れ~!」って応援してくれて、実際に窓拭き作業とかも手伝いに来てくれたり。 同じタイミングで僕一人で遅番をしている事を知っていた先輩が、大学の帰りに駆けつけてくれて助けてくれたり・・・。
神戸駅と新開地駅の間でそもそも治安は悪かったのですが、周りにそういう人たちがいてくれたので、何気に楽しく仕事ができていたと思います。 当時所属していたガソリンスタンドは兵庫県でも1~2を争うくらいの売上のお店だったので、当然休む暇もないくらい忙しいし、常連客はヤクザばかりだし、普通の神経だったら続かない職場だったかも知れませんが、上記の通りチームワークの素晴らしい職場だったので、不思議としんどいとか辛いとか思った事は無かったです。 店長のMさんはクールで厳しい人でしたが、自身がどうしようもない不良だった時に拾ってくれた上司への恩返しで店の売上に貢献し、その上司の出世の為に命を懸けて頑張ろう!っていうのがモチベーションになっていると聞かされて、とても心を突き動かされた覚えがあります。 普段何を考えているのか判らない、恐~い上司の本音を知ったギャップもありましたが、誰かの為に頑張るっていうのもやり甲斐があって楽しいなぁ~って。 後に店の経営者の息子さんが大学を卒業して、修行の為に僕のいた店舗に配属されてきたのですが、その彼が車の移動をしようとした際に、歩く目の前を横切られたのが気に入らない!って、一方的にへそを曲げた酔っぱらいの土木作業員に絡まれる事件が勃発。 ボンネットの上に乗られたり、店の前で大声で喚き散らすなど・・・ それでお客様も委縮してしまって、営業妨害甚だしい状況になった訳です。 で社長の息子さんも委縮して車から降りて来る事もできず・・・ 僕は委縮した女性のお客様をこれから誘導してお見送りしないとならないっていうのに、その土木作業員に行く手を塞がれている状況。 仕方がないので「すみません!お客様が怖がっていますので、お店の前で大声で怒鳴るのをやめて頂けませんか?」ってお願いしに行ったのですが、「何ぃ?お前誰に口聞いとんじゃ!なめとったらしばくぞボケ~!」と殴り掛かってきたので、咄嗟にカウンターパンチをお見舞いしてしまったんですね。 で、くるっと左を向いて笑顔で「お客様ご安心下さいませ!もう大丈夫ですので、どうぞこちらへお進み下さい!」と誘導してお見送り。 女性客は完全に顔面蒼白のまま慌てて走り去って行きました。 そりゃまあそうなる訳なんですけど、さすがに原因を作ったとはいえ社長の息子さんを責める訳にもいかず、「あぁ~。これで俺は人生初めてのクビを体験する事になるのかぁ~。」って、これまでの楽しかった思い出を思い返しながら店内へ戻る。 その時、歩道で伸びていた土木作業員が起き上がって「お前!何さらすんじゃこらぁ!」って、懲りずにまたかかってきたので・・・すべての怒りを込めて殴り飛ばし、再び伸してしまったのですが・・・ しばらくして土木作業員が警察官を引き連れ再び現れる。 「お巡りさん!あいつや!あいつが殴って来たんや!今すぐ逮捕してくれ!」 「君がこの人を殴ったのは間違いないのか?」 「ええ、店の前で暴れたり喚かれたりしたもので、一度は制止しようとしたのですが。」 「何を~!お前いきなり殴って来たやないかい!」 すると副店長のYさんが間に割って入り・・・ 「ちょっと待て!お前さっき何で殴られたんや?」 「何でって何や?わしはただここを普通に歩いとっただけやろうが!」 「だからお前が殴られた理由は何や?って聞いてんねん。普通に歩いていただけの人間が理由もなく殴られるんかい?」 「何ぃ?それはやなぁ、そもそもあの車が俺の目の前を横切って進路を邪魔したからやなぁ・・・。」 「それで店の前であないに大声で喚いたり暴れたりしてもええんかい?お前のやった事は立派な営業妨害とちゃうんか?」 「だったら殴ってもいいんか?おぅこら?」 「この子は先にお願いしたやろ?ここで大声を出さないで下さいって?それをやかましい!って殴り掛かったのはおのれの方とちゃうんかい?それでカウンター食らって勝手に道端で寝転んどっただけやないかい!」 「何やと!しばくぞこら!」 「やってみんかい!グチャグチャしょうもない事を抜かしとったら、今度は俺がお前をしばくぞ!」 その時の副店長の迫力に土木作業員も警察官もビビる。 更に副店長は社長の息子さんを呼びつけ・・・ 「大体誰が原因作ってこんな騒ぎになったと思ってねん?お前がさっさと車から出てきてこいつに謝っとったら済んだ話とちゃうんかい?何でそれを関係ない大ちゃんに任せて知らん顔しとんねん?しっかりせんかい!」って更にヒートアップ。 それで警察官が慌てて「いや、事情はよく解りましたので、とりあえず落ち着いて下さい。今回の件は殴った方も未成年ですし、こちらの方(土木作業員)にももう一度よくお話をして納得させておきますので・・・。」と帰って行きました。 僕は「理由はどうあれ、スタッフとしてお客様の目の前で人を殴ってしまったのは事実なので、どう処分されても文句は言えません。」と伝えたら・・・ 副店長に「今回の件は本社にも報告せんとあかんし、始末書&会議ものになるやろう。でもな、何があっても大ちゃんの処分については俺が守ってやるから。例え俺がクビになっても大ちゃんだけは絶対にクビにさせへんから・・・だから何も心配するな!」と言われ、「俺・・・この人の為なら死ねる!」って感激してしまいました。 そういう経験もあって僕は、男気のある上司とか仕事仲間に対しては並々ならぬリスペクトをするけども、自分の事しか考えていない、それどころか手柄は自分の物にして、他人を踏み台にしたり自分のミスを擦り付けたりする道具にしか考えない輩、ある事ない事を言って他人を貶めたり、都合が悪くなったらシラを切って逃げるような輩を心から許せない体質になってしまい・・・。 会社勤めをしていても、社内遊泳術に長けているとは言えない・・・たとえ相手が社長であっても、社員との約束を反故にしたり、責任を押し付けるような行為は絶対に許せなくて、それが原因で出世街道から外された事もあります。 自分よりも営業成績の低い奴が上司になった時ほど悔しくて、はらわたが煮えくり返る事はありませんよね? 僕はアルバイトだろうが社員だろうが、役職に関わらずリスペクトし合える職場に憧れて、それが無いから自分で事業を立ち上げた訳です。 でも若かりし日の僕のように、誰かの為に頑張れるって思えるスタッフってなかなか出会えなくて。 泉君に帰ってきて欲しいとか思う事もあるし、「お客様に喜んでもらうにはどうすればいいか?」って事を考えられるようにまで成長してくれたM籏君の卒業も未だに残念で・・・ 結局何度も振り出しに戻って、ずっとスタート地点を燻っている現状にストレスなんですよね。 そりゃモチベーションも下がる一方です。 今はスタッフ間の関係は良好だと思っています。 後はアキラ君の技術力の向上次第でスタッフを何人くらい増員するか・・・ いずれにしてもこの2月中、遅くても3月には僕は次の動きに専念しないとなりません。 早くスタート地点を後にしたくて強引にそういう状況に持って行きました。 ずっと完璧を求めていた僕でしたが、実はそうじゃなくて・・・心意気というか、気持ちの上で繋がれる仲間とか、信頼し合える仲間を欲していたんだなぁ~って、改めて思い知らされた今日この頃です。 心からそういう職場環境を求めてくれる人っていないものでしょうか? スタッフみんなが同じベクトルに向かって、夢や熱意を抱いてくれたなら・・・ きっと死にかけた僕のモチベーションも、20代の頃くらいには復活するだろうと思っています。 僕はスタッフの夢も叶えさせてあげたいですし、是非皆さんに満足のいく人生を歩んで欲しいと願っています。

2020年2月2日日曜日

新コーナー『今日のアキラ語録』を作ります。

スタッフのアキラ君の名言とか迷言とか???なワード集。

日頃アキラ君の何気ない一言にジワジワっと笑わされることが多いので・・・

ちょっと箸休め的なコーナーとして、文章が長いと苦情が多い僕の記事の合間に入れさせて頂きたいと思います。





『最後のワンフィニッシュ!』





何気なく聞いていると意味が解らないので、ついそのまま聞き流してしまいそうな迷言が誕生しました。

後でどういう意味なのかアキラ君に聞いてみたのですが・・・



「いや・・・特に意味は無くて・・・あれ?そんな事、僕言いました?」



どうやら本人も自転車の修理作業中に、適当に口にした言葉らしいです。

ただどういう意味なのか?って解釈しようと思えば思うほど、地味に後からジワっと笑いが込み上げてきた言葉です。