2013年12月19日木曜日

第42回『TEAM EURO』走行会!父の威厳・・・

12月14日(土)

風が強く寒い日でした・・・。

僕と中富君の他、O様親子とI井様、K様、H川様の計7名でスタートした今回の走行会。

僕以外全員がシューズカバー装着!

「店長!シューズカバーしないんですか?」

「えっ?あっ!みんなしてるやん!・・・いや、このくらいの気温なら僕はシューズカバーなんていりません!」

「シューズカバーを売っている人がそんな暴言を吐いていいんですか?」(中富)

「いいんです!僕はいつも悪い見本なんで!(笑)」

そして皆が気にしているのは、こんな寒い日にやはり山へ上るんですか?という疑問。

「え~っ。今日は上りません!今朝方北区は気温がマイナス4℃だそうで、六甲山系なんて上ったら死にます!(笑)という訳で・・・今日は平地練です!」

そう・・・『ラルプデュエズ』なんて店名の走行会だから、上り無しなんて有り得ないと思われがちですが、何気に僕は平地のスピードにも自信があって・・・

というか、あったんですが・・・最近あまりの自分の鈍りっぷりに、些か怒りを抱いておりまして、ちょっと真剣に本来のスピードを戻したいと思っていたんです。

以前の僕なら時速65kmまでは軽く引っ張れた道でも、最近は55km少々しか出せません(汗)

いい加減38歳にもなれば当然だと言われますが、僕はちっとも納得できません。

まだトレーニングすれば、100m走を10秒台で走れる身体に戻せると信じています。

まあまともにトレーニングをしなくなってから、12年のブランクを経て新生TEAM EUROを結成した訳で・・・

12年のブランクって本当に重いですね。

身体のあちこちが錆びついています。

それでもまだ大丈夫だと信じる根拠は、筋力が一切低下していないからなんです。

心肺機能なら努力すればまだ何とか回復できるかも知れませんが、一度落ちた筋肉は元通りには戻せません。

僕は筋トレで身につけた筋肉ではなく、スポーツ(競技)で身につけた筋肉なので、幸い目立つ劣化が無かったのでしょう。

それを活かす為にも、何とか眠った潜在能力を呼び起こしたいと考えています。

そして40歳になっても50歳になっても、衰える事のない体力と肉体を維持する事で、世の中の多くの人たちに、諦めないでスポーツを続けてもらう勇気を与えるのが、実は僕の目標の1つなんですよ。

だから個人的にこれからのオフシーズンは、陸上競技のトレーニングをベースに全身の筋肉を追い込もうと思っています。

そんな秘めた想いもあって、今回は平地錬とした次第です。

風も強いしポートアイランドや空港島に行けば、きっとまともに走れない状況だろう・・・と思い、先導しました。

しかも全員アウターの17Tにギアを固定です。

僕以外は全員コンパクトドライブなので、50T×17Tのギア設定になります。

僕は当然53T×17Tです。頑張って苦しみます(笑)

神戸大橋の上りが心配でしたが、普段から上り坂ばかり走らされているメンバーなので、皆さん余裕で上ってきます。

小学6年生のM嬢も大人と同じギア設定で走ってます。

ギアを固定にした理由の主たる部分は、ケイデンスだけでどこまでスピードを出せるか・・・という事なんですが、それ以外にも寒いから回す事に集中して、脚を温めようって意図もあった訳ですよ。

ところが寒過ぎて一向に温まらないんですよこれが!

「すいません。さっきは強がり言っちゃいましたけど・・・つま先の神経が無くなりつつあります。シューズカバー欲しいです!」

思わず漏らしちゃいました(笑)

しかも所々にある水たまりを見たら、どこも氷が張っているではありませんか!

「げぇ~っ!おっそろし~!」

誰もがそう言って驚いていました。

そして空港島へ入り・・・

ここではサーキット走行をする予定で来ました。

ちょうど空港前にUターンできるポイントがあり、そこからラヴィマーナ神戸(結婚式場)までの区間を往復するコースを3周!

ただし1周目はルートを覚えてもらう為のデモ走行なので、2~3周目で全力勝負をするという内容にしました。

西向きはとにかく向かい風がひどくて、僕が53T×17Tのギアを全力で踏んでも、時速約32~36km程度しか出せない状況で、復路の東向きは若干風が巻くものの、追い風なので頑張れば時速50km弱までは引っ張れる感じでした。

トライアスリートのI井様あたりが本領発揮するのでは・・・と思っていましたが、I井様曰く平地はそれほど得意ではないらしく・・・少し遅れ気味。

逆に頑張って走ったのはK様!

やはりエヴァディオのヴィーナスに乗って走るからには遅れる訳にはいかない!といったところ。

振り返るとK様が僕を射程圏内に入れようと、必死に追いかけてきます。

こういう時に僕ってすごく冷静なんです。

あえてペースを維持して、後方がどのくらいのペースで差を詰めてくるのか?とか、相対速度を計って自分のペースをコントロールするのです。

必要であれば一度追いつかせておいて、残りの距離が程よくなったあたりでカウンターを仕掛けるっていうのが平地の真骨頂なんです。

2周目で僕は余力を残しながらリードします。

そしてH川様がI井様にピッタリとついて行ってます。

前回の上りでもそうでしたが、H川様はオールラウンドに走れる方なので、かなり頼もしいです!

最後尾ではO様親子と中富君が・・・

そういえばM嬢は先日の播磨中央のエンデューロ、ジュニアの部で惨敗だったそうですが、女子の参加者で括ったら、なかなかいい線で走れていた模様。

1周3kmの周回コースを2時間で15周したとかで・・・

僕がアドバイスした通り18周の目標を達成していれば、あわや女子でトップになっていたかも・・・

そう思うと彼女にももっとスピードをつけるメニューを考えたい今日この頃です。

そして一番頑張って欲しいのがO様1号です!

「いや~。Mの後ろは楽でいい!」とか言って(多分冗談だと思うが・・・)、M嬢を風除けに利用して走る姿を確認。

特に中富君が3周目の初めに釣り針を踏んでパンクしたあたりからは、その愛娘を風除けにする行為が顕著に・・・。

O様1号はラピエール・ゼリウスに乗ってレベルアップすると、誰もが思っていたのに・・・

最近どうにも鈍っているようにしか見えません!(苦笑)

「まだビアンキに乗られていた時の方がいい走りしてましたよ。」(中富談)

まさかゼリウスが楽過ぎて手を抜いて走っているのでしょうか?

冬場のトレーニングで気合を入れなおして、是非父の威厳を見せて欲しいものです(笑)

次回はM嬢の風除けになって引っ張ってあげて下さい!

そしてK様お疲れ様です!

3周目ではかなりバテてしまったそうでしたが、さすがはクロカンスキーヤー!

体重が軽くても持ち前のバネで粘りのある走りを見せてくれました。

単独の逃げは一番苦しいのですが、僕も楽しく走らせて(逃げさせて)頂きました。

残念なのが中富君のパンク・・・

野外でのパンク修理で身体を冷やしたらしく、翌日えらい事に・・・(汗)

ちなみに僕は帰る頃には脚も温まり・・・

「やっぱシューズカバーは、まだ無くてもいいや!」って感じでした。

尚僕の薄着については・・・皆さん真似しないで下さいね!

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