この日はH川様が昨夜飲み過ぎたからなのか・・・
「今日は調子が悪いですね~。」
「僕も走りたくない病なんですけど。」
って話になって、回復走にする事にしました。
H川様的には「回復走って言うけれど、いつもどこが回復走なんだ!」という気持ちがあるに違いない。
回復走は決して坂道の無い道を、ゆっくり走るばかりが回復走ではない。
これは必ずしも真似して欲しくはない事ですが、僕も若い頃・・・チーム走行会の朝、熱が39.6度とかって日や、風邪もひいてフラフラの時ってあったんですね。
だからといって、それで休んだ事って一度も無いんですよ。
僕がキャプテンだったので、その責任感もありましたが、走れない事の方が辛かったので思い切って参加して、最初のうちは必死に集中力を保って、自分の不調と闘いながら走るのですが、100~200kmも走ればいつの間にか熱も風邪も吹き飛んでいたりするのです。
帰って熱を計ったら36.0度と平熱になって、今朝までの不調はなんだったんだろう?って。
震災の時も僕はインフルエンザで床に伏していましたが、それどころではなくなって、気がついたらインフルエンザが治っていたって事もあります。
だから調子が悪くても・・・身体を動かす必要性があって、身体に至急回復しなくてはならないって暗示をかけりゃ治ってしまうのか、或いは一気に体温を上昇させるから体内の菌が死んで回復するのか、または集中し過ぎて本来の体調の事をすっかり忘れてしまうのか・・・
そういった効果は多少なりともあるのかも知れません。
いずれにしても体調が悪いからといって、じっとしているばかりが必ずしも良いとは限らないのです。
僕は頭痛持ちで、頭痛の時だけは集中力が維持できないので、走る気力も殺げてしまうのですが、それ以外の体調不良であれば走ります。
H川様の体調不良が酒によるものであるなら、今日はジワジワと坂道を上るメニューにしよう!
そう思って、六甲登山口の交差点から上り、神戸大学に沿ってバス道を上る。
走行会でここの道を上るのは初めてですが、5~13%程度の緩やかな上りが続く感じで・・・
ずっとシッティングで、一定ペースのまま上ります。
H川様がギリギリ頑張ってついてこれるペースで・・・
「あ~っ!疲れた~!」とはマサやん。
上りも速い彼が何故?って思ったのですが。
どうも筋トレでいうネガティブトレーニングと同じで、重たい負荷をゆっくりジワジワと持ち上げて、同じくジワジワを戻すような・・・そんなトレーニングに思えたそうです。
「こんなにジワジワと走られたら妙に効きますよ!」
マサやんは苦しみたくないから・・・苦しみから1秒でも早く解放されたいから、上りを速く走ろうって考え方なんですね。
それはある意味ヒルクライムでも速くなる為の要素ですから、あながち間違いではないのですが、うちのチームの若い子は落ち着きのない走りをする子が多いので、自分の調子や周りの調子を伺いながら、冷静にペースを作って走るって感覚も身につけてもらいたいのです。
僕も20~23歳頃はイケイケな走り方をしていたので、ヒルクライムレースに出た場合、スタート後に先頭から自分までの人数を数えて、自分の現在の順位を把握しておいて、「表彰台まであと●人・・・」って数えながら、自分のモチベーションを上げて走っていましたが、結局17~22kmも上り続けるレースにおいては、序盤で頑張り過ぎると後半で伸びなくなり、逆に順位とかこだわらずに、頑張るところは頑張って、回復させるところは抑えて・・・ってコースレイアウトを把握して、自分に合った走り方をしている人の方が、最終的には後半追い上げてきて、順位を稼いでいたはずの僕がドンドン抜き返され、ゴールしたら13位だったり、17位だったりして「ちくしょ~!」ってなる事が多かったんですね。
だからいい意味で我慢する走りも大切だと思うんですよ。
解りやすい例で言えば、アワイチ(淡路島一周)するにあたって、時計回りの場合・・・
岩屋から洲本までは飛ばすな!ってよく言われるでしょ?
一番走りやすくて平均時速50kmなんて数字も、もしかしたら夢じゃないんじゃないか?って、勘違いするほど恐ろしく速度に乗る区間なので、つい中二病みたいに飛ばしたくなる場所なんですよ。
でもそこで調子に乗って走ると、南あわじのアップダウンと、向かい風で止めを刺されて・・・
福良についた頃にはもう歩く事も出来ないくらいガタガタになっているっていうセオリー。
僕も含めて多くの方が経験してらっしゃいます(笑)
まあそれも経験なので、色々失敗もしてみないと解らないのですが・・・
僕の中ではそろそろメンバーの意識の持ち方を変えていきたいな~って思惑があります。
いい加減『ショップ主催の走行会』とか『店長が先頭を引かないと道が判らない。』とかいう、人任せな感覚を、間違っている事なんだと知ってもらいたい。
チームとして本格的な活動を将来的に目指しているので、チームの1員としての自覚を持ってもらいたい。
僕の以前のチームには、その人任せ感覚から抜けられないメンバーが何人かいて、それがチーム崩壊へとつながりました。
1人1人が責任を持ち、各々の役割や立場を把握すること。
それがなければ強いチームにはなりません。
1人、2人速い選手がいたぐらいでは、それはチームじゃなくただの烏合の衆なのです。
速かろうが遅かろうが、チームのメンバー1人1人の意識が高いチームの方が、まとまりもあってメンバー同士が成長するのである。
うちのメンバーには育てれば全国に通用するメンバーが数人います。
トライアスリートの八尾さんみたいに、監督である僕が最前線で走れる力があれば、僕1人で先頭を引き続けてもいいのですが、恥ずかしながら体重も落とせない、疲れも溜まる一方で、走行会を始めた当初より遅くなっている僕には、先頭を引き続ける資格がない。
経験だけはあるので、指示やアドバイスならいくらでもできる。
レースの戦い方もあれこれシミュレーションできる。
メンバーに合った走り方も、一緒に考えてあげられると思う。
逆に僕も自分の落ちたレベルを取り戻したいと思う。
そんな思惑を一つずつ実現させていきたいので、そろそろ走行会の趣向を変えていきたいと思っています。
今度は鶴甲を下ってから変電所までの上りを走る。
上り始めの激坂で女子高生の黄色い声を聞いて、マサやんは大興奮!
ここの坂道は先ほど上った坂道よりも登坂が厳しく辛い。
でもジワジワと調子を戻すには外せないルート。
ここでメンバーの様子を見てもう一段階、登坂レベルを上げようと思い・・・
御影山手を下った後、深田池から甲南病院まで上る。
ここでH川様の調子が上向いていれば更に上るつもりでした。
「だいぶ良くなってきました。」
「本当ですか?それならこのまま行っちゃいますよ!」
鴨子ヶ原~渦森台の激坂を上る。
ここはさすがに強烈でしたが、O様2号のアタック・・・素晴らしかったです。
マサやんもヒデさんに負けじとよく頑張っていました。
そして住吉へ下るついでに・・・
壁も上っておきました(笑)
H川様は完全復活できたそうです!
逆に鴨子ヶ原で頑張ったO様2号は、ここで一度足を着いてしまう。
それにしてもここではトミーさん2号が強かった。
前輪が浮くくらいの壁なんですけど、ちゃんと僕にピッタリマークしてました。
最近加わったメンバーはすごいアラフォーばかりで、本当に驚きます(笑)
帰りは国道43号線で時速50kmオーバーで、マサやんと平地勝負がしたかったのですが・・・
意地悪なトラックに幅寄せされまくって、ゆっくり走っているのに進路を塞がれ、普通に走るのもままならなくて・・・
フラストレーションがスーパー溜まりました。
平地は違う機会に発散しますか・・・
HAT神戸にある自転車屋さんです! 自転車の事はもちろん、趣味の情報を幅広くご紹介させて頂きます!! ホームページ:http://www.l-alpe-d-huez-kobe.com/
2015年7月9日木曜日
2015年7月8日水曜日
新しい風を吹かせよう!
何か変わったと思いませんか?
相変わらず在庫は増やしてもすぐに無くなるので、最近自転車の台数が追いついていません。
しかもブリヂストンの代行納入車が増えて・・・店内は配達待ちの自転車だらけで、在庫を負やすと片付けができない状況。
メーカー在庫の無くなる夏に向けて在庫の確保はしておきたいものの・・・
いや・・・そうではなくて、店内の照明・・・綺麗になっていませんか?
最近スポットは徐々に切れて数が半減するわ、ダウンライトは2ヶ月持たずに切れて交換するわで、これまで非常に経済的じゃない状況でした。
もう開業して3年を迎えるし、ここは思い切って・・・
全てLED照明に交換しました!!
商品が照明焼けしないので、安心してスポットも使えます。
あれ、誰かまた人の自転車の後輪を逆回転させてくれたな?
話は逸れますが、後輪を逆回転させる人って何なんですかね?
チェーンのテンションが高い自転車だったらチェーン脱落の原因にもなるし、基本的に後輪を逆回転させるなんていうのは、失礼な行為じゃないかと思うんですけどね。
クランクの位置が狂っているから、誰かが触った事は明確です。
展示車両のクランクの位置は決まっているので、狂っていると気持ち悪いです。
撮影してから気付いて、ついモヤモヤしてしまいました。(笑)
なにはともあれ店内の雰囲気が変わりました。
前の蛍光灯の方が優しい灯りでしたが、今回LEDに換えて店内が更に明るくなって良かったです。
そして先日東尋坊で買ってきたTシャツを全員で着用してみました。
僕の立場上いい加減な事を言ってはいけないのですが・・・『なんとかなる』!
留美さんは・・・『勇者』・・・なんで?
右にいるのはハリー・ポッターでもダニエル・ラドクリフでもありませんが、『弱気』なタケやん!
手前は毎度お騒がせユル原こと『ある意味 神』!
そして背中を向けると・・・
『なんとかなる』・・・その心は『根拠のない大丈夫』だということ。
そして『勇者』はまだ『レベル。1』だったという衝撃的な事実!武器はヒノキの棒か?
タケやんの口癖「いやぁ、僕は『ヘタレ』ですから。」本当にヘタレだったら言えないセリフだ。
そして『神』は何をしてるんだ?
何だか気を溜めているみたいだが・・・
あっ!羽根が生えた・・・
最近こんな感じで楽しく仕事をさせてもらっています!
2015年7月4日土曜日
永平寺~東尋坊~若狭の旅・・・その5
去年東尋坊に来た時、僕とI藤様はここで10分悩みました。
「買いたい!でも自転車やし・・・ああ悔しい!」
なので、今年こそは買って帰るぞ!って、性懲りもなくTシャツショップに立ち寄るのでした。
去年の今頃は完全に病んでいました。店のOPEN直前から色々なアクシデントやトラブル、不運が度重なり、去年は春に止めを刺されかけて・・・この中で着るとしたら・・・『病んでます』しかなかったんですね。
そんな感じでした。
実際、その後更に『危機感ゼロ』で『給料泥棒』なスタッフを入れてしまい、ストレスで心療内科に通う羽目になるわ、私生活は頓挫しかけるわで、それを思えば今は良くぞここまで持ち直した!って感じで・・・
今いるタケやんは、若くてまだまだ経験も浅いのですが、自分の目標やスケジュールが明確に出来ている人間なので、こちらとしても道を指し示しやすい。
やはりホウレンソウが出来るスタッフは、信頼関係を構築しやすいですね。
それにデビュー1ヶ月足らずのまだまだ研修期間中でありながら、既にママチャリからロードバイクまで、車種を問わずに4台のご成約を取る事ができました。
就業時間中にスマホをいじるような事もなければ、休憩時間も上手く使い分けてくれています。
間違っても1時間ならキッチリ1時間、店内がどれだけ忙しくなっても気付く事無く爆睡し、時々寝過ごして余分に休憩時間をとっては・・・まるで何事も無かったかのように業務に戻る・・・なんて事もありません。
当然の事ながら、当日欠勤や無断欠勤もありません。
工具や部品の無断持ち出しもやりません。
月間の目標も、リアルタイムの売上の積算もちゃんとチェックして頭に入っています。
更には時々アシスタントに入るユル原君も、高校生ながら積極的に接客をし、スポーツ車の成約も取ってくれています。
そんな訳で今いるスタッフはみんな頑張ってくれているので、スタッフ用にTシャツを買って帰ることにしました!
僕はキッチリと期待に応えようと努力してくれるスタッフには、プラスアルファの待遇で感謝の意を示します。
そもそも売るものも売らなければ、給料の基になる運転資金だって作れないのは当然であり、そんな事は小学生でも解る話である。
世の中には、僅かな資本を食い潰すだけ食い潰し、最後は連日無断欠勤の末に「本日限りで・・・」って退職する無責任なアラフォーもいたりするので、彼らには決してそんな薄っぺらな大人にはなって欲しくないと、心からそう願う。
それにしてもI藤様やマサやんにも何か買って行きたい!
I藤様には『酒しか信じない!』ってTシャツが似合いそう。
マサやんは当然『ドM』でしょ?
しかしそうなると親方やH川様、トミーさん等、外せない人も増えてくるので・・・
「あかん!キリが無い!今回はスタッフ限定や!」
こんな缶バッジもあって、何度心が揺さぶられた事だろうか。
敏感とかモテモテとかマサやんに着けさせたいなぁ~。
食いしん坊って、トミーさんにピッタリ!
う●こって・・・当てはまる人、意外と多いよなぁ~。等々・・・
でも思いの他出費がかさんだので、今回・・・皆さんは羽二重餅だけで許して下さい!
そしてこのシーズンに越前に来たのなら・・・
岩ガキでしょ?
生で頂きます!
正直僕1人で軽く5個は食べれます。
しかし1個800円~なので・・・1個で我慢します(笑)
ん?『いかすみソフト』?それって美味しいの?
僕も食べてみたけど、イカ墨っぽくない味でした。
とりあえずお土産も買ったところで、東尋坊を後にします!
そして三国の町へ・・・
そう・・・この向こうに見えるのは・・・
三国湊座ですよ!三国バーガーっすよ!
『羊毛とおはな』も来ていたんですね。
もうあの歌声が聴けないのかと思うと寂しいです。
去年と同じ席に座りました(笑)
やはりこれはこれで、相変わらず美味いのである。
三国駅といえば越前そばも食べたいのですが・・・
三国バーガーには毎回、その誘惑に負けている。
そしてこんなレトロな町角には・・・
美味しいジェラート屋もあったりするのだが・・・
「しまった!こんな事だったら・・・いかすみソフト買うんじゃなかった!」
とりあえずこの後は、去年4人でサイクリングした復路のコースを車で走るのでした。
越前海岸のドライブはやっぱり気持ちいい!
本当はアイジャケット(サングラス)の仕入れを本格的に進める旨を伝えに、越前めがねの里に寄りたかったのだが、内陸部はどうやら雨模様。
越前海岸はあまり雨が降らないので、そのまま海岸線を走る気持ちよさにかまけて敦賀入り!
帰りに去年のサイクリングで色々と食事場所や、車の保管場所の件でお世話になった、やべ清の元部長が今いるであろう、小牧かまぼこに立ち寄りしようかと思ったが、何か様子が変だ・・・
「バスが1台も入っていないし、開いてない・・・どうしたの?」
結局昆布館にも寄り道しないまま、美浜の千鳥苑に行く。
そこで千鳥苑の社長に聞いて、初めて小牧の倒産を知る。
一応新会社を立ち上げる方向で、今も頑張っているそうだが・・・
旅行会社時代に色々お世話になった会社の一つだけに、他人事とは思えなくて胸が痛い。
原発の影響があるかどうかは不明だが、敦賀の観光業界がかなり苦しいらしい。
何か救う手立てはないものか・・・
そんな話のついでに社長から「お前、次の事業はやらんのか?」と言われ・・・
「そりゃしたいですけど、まだたかだか個人商店の1店舗ですらギリギリで持ち堪えているような状況なんでねぇ。3店舗目くらい出して落ち着いたら、いよいよ次を・・・って考えてます。」
「そんなん言うとったらあかん!そんなもん同時進行せえ!」
「はあ?相変わらず無茶苦茶いいますね!(笑)」
「アホ!お前~!そんなもん何とでも出来るっちゅうねん!」
そしてあれこれ話を伺ってみたところ・・・
何だか色々と希望が湧いてきたなぁ~!
もしかしたらこの1年以内に、何か奇跡を起こせるかも知れない!
「しかし社長の本業って何ですの?ただのドライブインの社長じゃない事は知ってるけど・・・。」
「俺は新しいことをあれこれ考えて、チャンスと思ったらすぐに実行するだけや。それをするのが本業やなぁ。失敗してもダメージが最小限で済むようなやり方はいくらでもある!」
この『若狭の親父』のポジティブさには、毎回驚かされる。
「わかりました!社長・・・俺、その件は一度銀行に相談して、事業計画書を練ってみます!また具体的になったら相談に乗って下さい!」
「おう!またいつでも来いよ!」
この何かしら新しい事を考えて、実行に向けて動くっていうのは・・・
実に楽しくてワクワクするものである。
亡くなった信楽の親父もそうやったけど・・・
ポジティブな親父は大好きやなぁ~。
頑張ろ・・・俺。
そしてレアな3Lサイズは売り切れて無かったものの、運よく2Lは残っていたので買いました!
大好物の千鳥苑のへしこです!
帰りは三方五湖を時計回りに周って・・・
国道162号線を走って、若狭湾の情緒溢れる風景に心洗われるのであった。
空模様は怪しいが、結局雨にはぶつからなかった。
この後小浜から舞鶴道に入るまで、一度も雨は降らず。
しかし癒される風景だ。
舞鶴道を南下中、三田西IC~吉川JCTまでの区間でのみ、叩きつけるような豪雨に襲われるが、比較的平穏無事に神戸へ帰還できたのでありました。
有意義な2日間でした。
その間連休という形で、お店を休ませて頂きまして誠にありがとうございました!
舞鶴道を南下中、三田西IC~吉川JCTまでの区間でのみ、叩きつけるような豪雨に襲われるが、比較的平穏無事に神戸へ帰還できたのでありました。
有意義な2日間でした。
その間連休という形で、お店を休ませて頂きまして誠にありがとうございました!
2015年7月3日金曜日
永平寺~東尋坊~若狭の旅・・・その4
先ほどまでいた雄島が向こうに見えます。
ここはもう東尋坊です。
天気が悪くみえますが、実際にこの時は西日本全体的に悪かった時で・・・
神戸は土砂降りだったタイミングです。
そう思うとこんな空ですが、今回はまだ雨に降られていません!
1年前はここでI藤様、H川様、O様2号と記念撮影をしました。
この写真で見ると閑散としていますが、実はそこそこ賑わっていました。
29年振りに東尋坊の遊覧船に乗ろう!って話になって、チケット購入後・・・
遊覧船を目指します。
うちの祖母は還暦を過ぎた頃に、自転車に突っ込まれて、一時期歩けなくなった経歴があるので、こういった所は一緒に歩かないと危険です。
北海道の大沼国立公園での事故でしたが、加害者は中学生で・・・
その時の対応が悪過ぎてものすごく頭にきた覚えがあります。
すべて保険会社に丸投げで、両親から謝罪の電話も無かった。
今の僕だったら徹底的に責めていたかも知れません。
そのお陰で僕とよく山歩きを楽しんでくれた祖母が、それ以来一切山歩きが出来なくなったんです。
言葉は悪くなりますが、当時の僕の知識では何をどうしていいのか判らなくて、ただただ加害者を絞め殺してやりたい気持ちでいっぱいでした。
だからこそ皆さん、せめて保険だけは加入しておいて下さい!
そして信号無視やながら運転、2人乗りなどが事故を起こしても、その場合は保険金が下りないって事も併せて覚えておいて下さい。
事故は起こさないに越したことはありません!
出航時間が迫っています。
放送では「慌てないでゆっくりお越し下さい!」と言ってくれてはいるものの、先に乗り込んで待っている観光客がいたら、白い目で見られてしまうので、祖母を焦らさない程度に歩く速度を上げる。
最後はかなり急な階段だ!
係りのお兄さんが祖母を親切にサポートしてくれたので助かりました!
そして思った以上に観光客が乗っていた。
一番前の席・・・童心に帰ります(笑)
都合よくミニスカのおねえさんは立っていたりはしない・・・
代わりにおっちゃんが岩場の先端で、恐る恐る歩いているが・・・
これはミニのひらひらスカートのおねえさん以外は、一切絵にならないと感じるのでした(笑)
入れ替わりに次の遊覧船が入っていく。
少しの間だが・・・さらば東尋坊!
ここからはスピードを上げるって事もあるのだが、少々波でうねる可能性があるので・・・
各シートの手すりにはゲロ袋が用意されていた!
お世話になるのは嫌ですね(笑)
確かに揺れるが、波と海風が気持ちいい!
雄島に近づいてきました。
こうしてみると更に存在感を感じる島ですね。
島の中央にある大きな枯れ木から、妙に惹きつける何かを感じます。
こんな霊的な島でも磯釣りしている釣り客はいます。
タバコやゴミのポイ捨てはしないでね!
そして灯台の右手に見える小屋は、不法密入国者を見張る為の小屋だそうです。
ジャッキーチェン主演の『新宿インシデント』という映画では、確かに福井県に上陸とあったような。
ちなみにその映画は、新宿・・・といいながら、ロケの大半は神戸で撮影しています。
確かに、夜中にこっそり上陸するにはよさげな場所ですな(苦笑)
そしてここでUターン!
先ほどは遠くて確認できなかったけど、あんなところに鳥居が見える。
ここの神社はかなり古くからあるそうですが、信長が朝倉攻めの時に焼き払ったそうで、現在のものはそれ以降に再建されたものだそうです。
ひょうたん島・・・見る角度によっては全くひょうたんには見えないという・・・
近くで見ると侵食された地形が美しく見える。
洞窟もいっぱい!
しかしどれも奥行きは無いそうです(笑)
一度東尋坊の入り江に入ります。
以前ここで飛び込みのパフォーマンスを見せていた人がいませんでした?
『ドリャーおじさん』とかいう・・・元気なんでしょうか?
ちなみに東尋坊という名前の由来ですが・・・
その昔・・・勝山の平泉寺に東尋坊という名の豪傑無双の悪僧がいたんだそうです。
実力は武蔵坊弁慶にも引けをとらないとか・・・
そしてその東尋坊と女性を巡って対立をしていた、同じ平泉寺の真柄覚念という僧によって騙まし討ちに遭い、この断崖絶壁から突き落されて死んだという・・・
名称の由来がすでに『火曜サスペンス』だったという逸話です。
ちなみに真柄覚念もその後、東尋坊の怨念に引きずり込まれて、この東尋坊の海に亡くなったそうです。
そういった暗い伝承があるから、尚更観光地としても冴えない東尋坊ですが、この独特の地形と岩石は世界で3ヶ所しか確認されていなくて、そのうちの1つだと思えば希少なんですよ!
再び入り江を出て南側へ移動します!
だいぶ回り込んでからUターン。
丁度写真の中央付近が、昨年サイクリングのメンバーで記念撮影をしていたら、僕の足元に花束が供えてあったというポイントです。
僕は物心ついた時から死というものを意識していて、ずっと自分の死に方とか死に場所、タイミングを考えていたような人間なので、こういった場所で人の死に触れたりすると、ついその人がなぜ死んだのだろう?生前何があったんだろう?生き抜く手段は本当に無かったのだろうか?って、つい色々と・・・面識も無い人の人生に想いを馳せてしまうのです。
なので悩みのある時はよく、夜中に1人で六甲山の登山道を歩いたり・・・
地縛霊がウヨウヨいるような所を選んで行くのは、肌でそういう切羽詰った空気に触れて、自分の今後を見つめ直す手段にしているんですね。
自殺ではありませんが、肺炎で無くなった大叔母にも、遣り残した事がたくさんあったはずです。
そういう人々の想いを感じて、その分を自分が頑張って、生きているうちに成し遂げようって気持ちになるというか・・・
誤った判断をしないように、自分自身に戒めたりするのです。
人を好きになる時も同じで、やはりその人の外見や人格だけでなく、その人の出生や人生がどうだったか・・・そういった深いところを好きになる事が多いので、つい幸の薄い人や、人に言えないような過去を持った人に惹かれてしまったり、逆にものすごくポジティブでパワーに満ちた人に、僕自身が励まされる事があります。
生きるって素晴らしい事ですね。
人対人なので誤解や間違いも多いですが、お互いの気持ちを大切にし合えたら、誰もが更に幸せになるんですけどね。
僕は基本的に身勝手で自己中心的な所があるので、それを無理して直す事よりは、人に譲歩したり、ギブ&テイクになるような考え方を心掛けています。
帰ってきました。
30分はあっと言う間だなぁ~。
そして再びデトマソ・パンテーラを期待するが、誰もいない!(笑)
後部座席もなかなか楽しそうな雰囲気。
こう見るとうちの祖母はまだまだ元気である。
いや~っ!たまにこういった遊覧船に乗るのも悪くないね!
大変気持ちよかったです!!
さすがに祖母は例え上りであっても、岩のゴツゴツしたところは、歩く自信が無いそうです。
祖母と一緒に東尋坊に来たのは29年振り!
その当時は大叔母も一緒で、3人でやはり曽祖父の13回忌で永平寺へ参った帰りの事でした。
僕はまだ小学5年生になったばかりでしたが・・・
大叔母に「私が死んだら、同じように永平寺に骨を納めてよ!」って言われ、「そんな事まだまだ先の事やし、考えたくないわぁ~。」って返したのを覚えています。
とうとう現実になってしまったなぁ。
大叔母とももう少し思い出・・・作っておきたかったなぁ~。
祖父も死に、両親も死に、大叔母もみんないなくなって・・・
儀祖父も色々と寂しい人なので、本当は構ってあげたいけど・・・わがまま過ぎてすごく苦手。
だからせめて祖母だけは・・・
今まで散々心配や迷惑をかけた分、元気なうちに孝行して恩返ししておきたい。
あと5年・・・せめて3年は元気でいて下さい!
僕はまだまだ半人前です。
自分で一人前になったって自覚が出来るまでは、恩返しだなんて差し出がましい事は偉そうにできません!
心から願います!
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