HAT神戸にある自転車屋さんです! 自転車の事はもちろん、趣味の情報を幅広くご紹介させて頂きます!! ホームページ:http://www.l-alpe-d-huez-kobe.com/
2016年10月27日木曜日
北アルプスチャレンジ!・・・その9 『初めての水平歩道・・・脚の限界』
水平歩道・・・黒部ダム側よりスタート!
しばらくはこんな感じで川沿いを歩く感じ。
流れは速いけど川に落ちさえしなければ、危険でも何でもない。(笑)
向こう岸の山の中腹に道らしきものが見えるのは、前回『旧日電歩道方面』という案内板があった分岐点を紹介しましたが、そこを真っ直ぐ進んだ進入禁止地区の道です。
正面の山は黒部別山の南峰(標高2300m)。
あの山の手前が『内蔵助谷(くらのすけだに)』で、水平歩道はそこの分岐で右へ迂回・・・
そこから徐々に道が険しくなっていくはず。
ちなみに現在歩いている道は概ね標高1250m前後。
これは赤沢という黒部川へ流れ込む支流の一つ。
後で聞いたという『3日前にクマが目撃された地点』が、どうやらここの近くらしい。
進入禁止地区の道から下った場所です。
この角度で見れば進入禁止の道と赤沢の位置関係が判ります。
ちなみに僕が歩いてきた道は・・・
こんな感じで茂みも多く、向こう岸からクマが川を渡って来たりしたら、至近距離まで接近に気付かないでしょう。
途中クマが隠れたりできそうな岩室みたいな所もあって、一人で歩くのは結構スリリング!
ここは岩の出っ張りからポタポタと地下水が滴り落ちてくる箇所。
雫の落ちる瞬間を撮影したのですが・・・判らないですよね?(苦笑)
反対側からもう一度チャレンジしましたが、雫の撮影って難しい・・・
実際にはあちこち雫が落ちている感じだったんですけどね。
その岩場を抜けて左手を向くと・・・
ここは上に登って行けそうですね!
時間があって2~3日ここに滞在できるのだったら、登ってどこまで行けるか・・・きっとやるだろうな。
高いところが好きな高所恐怖症って厄介な性格です。(笑)
それにしても一向に黒部別山の南峰が近付いてくる感じがしません。
当然と言えばそれまでなんですが、黒部川が小刻みにうねっているので、直線的には近付けません!
そしてそれなりにアップダウンが出てきました。
更に向こう・・・ようやく水平歩道らしい道と、滝のようなものが見えてきました!
ここで岩場を一度、川の近くまで下ります。
向こうの道・・・道幅は1mも無い感じなので、ようやくこの辺から水平歩道が徐々に本領を発揮する感じです。
滝の付近は飛沫がかかりそうで・・・楽しみです。(笑)
川に近い茂みを歩いていると、蜂に付きまとわれる・・・(汗)
地蜂とかだと刺されたらかなりヤバイです。
飛び方を見てるとそれほど攻撃的ではないので、刺激を与えないように・・・
そしてまた岩場を登ってこの高さまで来ました!
これは今歩いて来た方を振り向いて撮影。
あの真ん中ら辺から蜂が・・・
撮影中、爪先を歩いていました。(汗)
刺激を与えないように振り切るって・・・難しい。
このまま真っ直ぐ進むように見えるでしょ?
ところがここで左へ90度曲がります。
すると最初の滝が現れます!
ここのお水・・・帰りに飲んだんですけど、すごく美味しかったです!
手作り感満載の橋を渡って向こうに行きます。
右を振り向いたら・・・
対岸の岸壁が・・・
崩れ落ちていました。
まだ新しいです。
きっと頻発している地震の影響でしょうね。(汗)
あんな落石があったら、プロテクターを着けていても無意味ですね。
恐ろしい・・・
また滝のポイントが近付いて参りました!
更に向こうにも滝があります。
これは3つ目の滝。
飛沫が冷たくて気持ちよかったです!
黒部ダムを出発してもうすぐ60分が経過します。
ダムはもうここからじゃ見えません!
脚がガタガタの割にはいいペースで歩いています。
川を渡った辺りからここまで40分。
『水を得た魚状態』で、てってけと歩いています。
「おっ!ようやく・・・らしくなってきたなぁ~。」
これが歩道の補修用にストックしている建材です。
ここからほぼ崖のような岩場を下って行きます。
するとまた滝です。
ここのは少し大きくて勢いもあります!
道は向こうのはしごを上ったら、また鬱蒼とした茂みの中を歩く模様。
あ~っ!しかし気持ちいい!
やはり山は最高です!!
水も綺麗で美味しそう。
ここの水も飲めばよかったと後悔・・・
吸い込まれそうな勢いです。
そしてここで蜂ではない別の虫に刺される。(汗)
まさか手すりの裏にくっ付いてるなんて・・・反則じゃないか!
相変わらず蜂君もしつこく付きまとっています。
「こいつらの縄張りって広範囲なんやなぁ~。」
そろそろ脚の痛みが限界を超える痛さになってきました。
ももを上げるのが辛いです・・・
はしごがこんなにしんどいなんて・・・
そしてここが分岐点!
『内蔵助谷出合い』という場所です。
ここまで1時間15分で来ました。
まあ今回のコンディションと写真撮影をしながら・・・って考えたらまずまずのペースです。
ここは右へ下るのが水平歩道のルートですが・・・
看板には恐い事が書いています。(笑)
滑りやすい岩場も多いので、この辺りは岩盤にワイヤーを打ち付けて手すり代わりに使えるようになっています。
靴の裏はツルツルですが、このくらいなら僕はまだまだ余裕です。
でも膝の疲労は余裕ではございません!(笑)
そしてこんなところに出てきました。
左を見ると・・・
また茂みの中に入るのか・・・
そう思うと少し面倒に思えてきて、何よりも帰りにダムまで登る余力を考えると、そろそろここら辺りで中断した方が良さそうかなぁ~?って。
そして僕の大好物の岩場が・・・
ここで撮影して帰る事に決めました。
この先は本格的な水平歩道(断崖絶壁の道)が待ち受けているはずでしたが、そこへはまた来年以降で改めてチャレンジする事にします。
という訳で次回最終回!お楽しみに。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿